「代々木上原の家」現場レポート~蓄熱配管敷設しました。
今日は久々の良いお天気でしたね。気持ちの良い青空の下現場に向かうのは、ちょっとしたうきうき、お散歩気分?・・というのも、たちまちの問題が無い現場に行くのは、ちょっと幸せな気分なのでした。
「代々木上原の家 」は夜間蓄熱式床冷暖房システムの蓄熱配管が完了しました。
コンクリートの中に埋められてしまうので、2度とこの姿を見ることはできないので、コンクリートを打つ前に必ず現場を見ることにしています。
さて、今日の発見。配管がシューズクロゼットと浴室の中には配管が敷設してありません。
忘れてるのかしら?と思い、配管屋さんに電話してみました。すると、クロゼットの中は配管しないほうが良い、という経験上の結論だそうです。
この蓄熱床暖房、夜間に8時間くらい通電することで、家全体の熱量を土間にため込む仕組みです。その大容量の熱が、クロゼットの中の小さい空間の中に閉じ込められると、過剰に熱くなったり、冷えすぎたりして、結露を引き起こすこともあるらしいのです。
なるほど。できるだけたくさん敷設すればよい、というものでもないらしい。
一方、浴室やトイレ、洗面所は、敷設したほうが良いそうです。人がよく出入りする空間は、狭くても大丈夫だとか。浴室のコンクリートにも後から温水管を敷設する予定だそうです。
家の中全体を、ローコストで均質に暖かく、という建築の技には、ちょっとした工夫がひそんでいるようです。
キッズタウン東十条保育園 竣工して一年がたちました。
今日、キッズタウン東十条に行ってきました。昨年3月の竣工以来、一年がたちました。
初めての卒園記念のパンフレットの中に、建築家の文章を寄稿してください、というありがたいお話をいただき、園の子供たちの様子を拝見しようと、ひさびさにお邪魔したのです。
夕方4時はお母さんが迎えに来る時刻。1階の玄関は大賑わいです。
玄関を見下ろす窓には子供がのぞいています。いつ来ても、この窓から子どもがのぞく姿を見られるので、おなじみの光景。
階段を大騒ぎで駆け上る子供たち。
保育園にこんなに階段が多いことは、長年キャリアんのある園長先生も初めての建築だったそうですが、この一年、子供たちは誰一人けがをすることもなく、階段が遊び場としてにぎわっているそうです。
見ると、2階の年少さんの幼児室の窓に子供がはまっています。
子供にちょうどいい大きさ、高さで町を眺める窓がいろいろあいているのです。
保育園はオープンして初年度は赤字になるといわれていますが、この保育園は、初年度からかなり黒字になったらしく、経済的な余裕もあってか園長先生はいつも大満足の様子で、子供たちの日々の様子をうれしそうに語ってくださいました。いろいろ追加工事も頼まれて、設計者としては一安心の保育園風景でした。
みなさんに愛されて使いたおされている建築を見るのは、私の一番の幸せです。
「代々木上原の家」 基礎の配筋検査を行いました。
すっかりブログを書く時間があいてしまいました。もう2月末日ですね。今日の大雪、みなさんご無事でしたか?
さて、代々木上原の家は、基礎の土間コンクリートの配筋と型枠の検査が完了し、昨日はコンクリート打設でした。今日の雪の前に完了してよかったです。
現場の技術レベル、工務店の現場監督のレベルを測るのは、基礎の配筋を見るのととてもよくわかります。
コンクリートの中に入ってしまうと見えなくなってしまう、基礎の中の鉄筋ですが、本当に大切な部分です。この配筋を、きちっと収めていると、その後の工事も安心して任せられる、という観があります。基礎で、何かだらしない感じや、乱雑さ、手抜きなどの要素が見れる場合、そういう現場は、上に行って、必ずと言っていいほど問題が発生します。何事も、やはり最初が肝心なのです。
そういう意味で、この現場はとても優秀。配筋の心意気が感じられます。
さらに、基礎の立ち上がりコンクリートを一回で打てるように、浮かし型枠を採用してくれたところもすばらしい。
複雑な形の場合、土間と立ち上がりをそれぞれ分けて打つ、という場合もありますが、そうすると継ぎ目のところから、どうしても水が入ってくるリスクが出てきます。一回で密実なコンクリートを打つのが理想です。
良い仕事を見ると、現場を監理する立場の私も元気をもらいます。まだまだ寒い中大変ですが、職人さん、どうかがんばってください。












