建築家 田口知子の日常をつづったブログ -58ページ目

「代々木上原の家」 現場レポート~屋根の防水が完了しました。


桜も満開で、気持ちのよいお天気ですね。

さて、今日、代々木上原の家の現場に行ってきました。


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間口は狭いので道路からの見え方はこんな感じですが、中は意外なほどの広さがあります。
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外壁の断熱材、サッシの取り付けがほぼ完了し、屋根の防水が完了しています。

建築家 田口知子の日常をつづったブログ 子供室のロフト。2階につながっています。

 床のレベルも、平面の形状も一筋縄ではないので、現場の職人さんの腕によっては大変な現場になるところですが、大工さんの棟梁の長竹さんと現場監督の渡辺さん。

 二人とも仕事に対するプライドの高い、優秀な仕事人です。ある種の在り方、自信というか仕事への情熱か、何かが体にしみこんだ人というのは、とてもすがすがしいものです。
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屋根の上にたたずむ姿もなにかを語っているような。

今日のポイントは、屋根と壁の防水納まり。


風が吹いて雨が吹き上げても水か躯体に入らないよう、防水の継ぎ目部分には十分な処理をしています。


建築家 田口知子の日常をつづったブログ 屋根の端部の防水シート納まり


 壁の防水紙は、端部で水切りとどう納まるか、屋根の防水との納まりはどちらが上か?サッシまわりもチェック。屋根は板金を張りますが、アスファルトシートより、釘穴シール性が高い、というガムロンシートを使用しています。

 

 下地の防水の仕舞方が、耐久性の高い家づくりのための、現場の要です。

 

  

ピナ・バウシュのドキュメンタリー映画「夢の教室」


この映画、ずっと見たくて、やっと先週日曜日に見てきました。


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バレエや演劇には、それほど詳しくない自分ですが、ピナ・バウシュの舞台は10年以上前から見始めて、日本公演のたびに何度も見ました。彼女の舞踏には、人間存在を豊かに浮かび上がらせる表現と、驚きにあふれた舞台芸術で稀代の作品を世に送り出した芸術家です。

2009年にピナが突然他界して、その作品にはもう出会えないのかと思っていたら、こんなふうに映画化されて、身近に見ることができるとは、なんという幸せ。


この映画は、ピナ・バウシュが、ダンス経験の無いティーン・エイジャー40人を集めて、ピナの名作「コンタクトホーフ」を10か月の訓練を経て躍らせる過程を描いたドキュメンタリーです。



ピナの名前も知らない、国籍も背景もさまざまな10代後半の子供たちが、ダンスの指導を受けるうち、自分と他者を発見し、自信にあふれた大人の存在に成長していく様は、とても美しい、奇跡のような映像だと感じました。


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私たちの生きている、この世界は、美しく、残酷で、ときに望まないことが起き、翻弄される、そのままの現実を、他者を受容していく強さを持つことが、人間として成長することであり、大人になることである。

「踊るうちに、老人が子供に、子どもは大人になる。」という浅田彰氏の言葉が、そのことを端的に表していると思いました。「怖がらないで踊ってごらん。」というピナの言葉も泣けます。


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上映期間はまだ続いていると思います。

http://www.pina-yume.com/index.html


まだ見ておられない方は、ぜひ!

「代々木上原の家」現場レポート ~上棟しました。

昨日、「代々木上原の家」が上棟しました。


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建て主のTさんが、お子様と一緒にお見えになり上棟式を行いました。 家の4隅にお神酒とお米、お塩をまいてまわります。小学校に上がるY君、きちんとお神酒をあげてくれました。




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「建物は、基礎のときには小さく見えるけれど、立ち上がると広くなるのが不思議ですね。」と、Tさん。空間が立ち上がった生活空間を体感されながら、とてもうれしそうです。


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 敷地が奥行があり、変形していることや、北側斜線が厳しいことなどもあり、屋根の形に特徴があります。折れ曲がりながら重なる屋根が、大工さんの手できちっと納まっている様子を見て、大工さんをはじめ、施工するみなさんの確かな技術を感じました。



建築家 田口知子の日常をつづったブログ 2階のリビングの屋根の梁



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大工さん、ご苦労様でした。そして、Tさん、上棟おめでとうございました。