組織活性デザイナーを目指す「道のり」と「ライフスタイル」 -2ページ目

『自分にとって大切なことは何か』

自分の人生で大切にしているものは何か

何に一番価値を置いているのか

を明確にし、その価値基準に違わない生き方をすべく努力する。

人生で大切なものは何か、自分の拠って立つものは何かが明確でなければ、自尊心も確立できず、効果的な決断などできるはずがない。

「結論を出すのが難しい」と思えた経験があるのなら、「その状況下で何が最も重要か」を明確にしていなかったからだ。


意志決定とは、すなわち、「価値観の明確化だ」

『人が仕事や会社を選ぶときの4つのポイント』

①一緒に働く人、楽しさ、安心感

②ミッション

③給与などの報酬

④自分のキャリアの成長余地。

ザ・モデルより。

④ですよね、そしてこのバランス。

『途中の失敗は、一歩前進した証拠』

当たり前のことだが、絶対に誤った決断をしない人など存在しない。誰でも判断を誤ることがある。

大切なのは客観的に結果をみて柔軟に対応し、間違っていたなら素直に非を認め、同じ誤ちを繰り返さないことである。

成功は適切な判断のたまものである。

適切な判断は経験のたまものである。

経験は間違えた判断のたまものであることも少なくない。

失敗すれば、その原因をよく考え、よりよい人生を手に入れるための、新しい知恵を手にできる。

『充実した人生を送るひと』

充実した人生を送っている人は、過ぎてしまったことをクヨクヨと考えて、現在をムダにしているという後ろめたさも感じないし、そもそも悩むこともない。もちろん、彼らも間違いを犯すし、それを認めて二度とくり返すまいとするが、いたずらに悩んで時間を浪費することはない。

前に自分がやったことが気に入らないからといって、自暴自棄になり、現在という時間を無意味に過ごしてしまうことはない。


自分の心の中に後ろめたい気持ちが全くないということは、健全な人間である紛れもない証拠のひとつだ。

『本当の感情を明確にする』

切羽つまった人間は自分の「本当の感情」が見えなくなることがある。わかっているのは、否定的な感情に「襲われている」ということだけだ。そういう時は、思い詰めずに、一歩下がって自分に問いかけてみよう。

 

「今、自分は本当にどう感じているのだろうか」

 

もし、一番初めに怒っていると思ったら、

「自分は本当に怒っているのだろうか。それとも何か別のことを感じてるのではないだろうか。本当は傷ついたり、何かをしくじったと感じていたりするのではないでしょうか」

 

と自問し、本当に「自分の感情」を探っていくこと。

 

傷ついたり、失敗したときの気持ちは、怒りほど激しくないはずだ。少し時間をかけて、自分の本当の気持ちを明確にすれば、激情に足もとをすくわれることなく、より冷静にその場の状況に対応できる。


運命を動かすより

『自己実現を理解する』

~自己実現を理解するにはシャドーを理解すること~

僕がいう「自己実現」とは、

ユング心理学でいう「自己実現」のこと
なのですが、

それをひと言でいうならば、

「自分の内なる可能性を最大限に発揮し、
真の自分らしさを体現すること」

です。

しかし、これは
ずいぶん簡略化した説明です。

そこで、もう少し丁寧に説明しますね。

僕流の説明になりますが、
自己実現とは次の3つの意味から成る
言葉なのです。

1.潜在的な可能性を実現して、
より自分らしい自分になっていくこと。

2.それまで無意識下に抑圧してきた
部分を統合して、
それらが調和的に働くようにしていくこと。

3.自分の中の対立する要素を統合して、
より成熟した人間になっていくこと。
(対立する要素とは、静と動、陰と陽、
女性性と男性性など……)

以上、3つのことを進めていく過程が
自己実現であり、

ユング博士は、

自己実現こそが人生の究極の目的だ、

と言っています。

ですが、上記の説明だけでは、
理解しづらいかもしれないですね。

「特に2番の意味がわかりづらい」と
言われることがよくあります。

「無意識下に抑圧してきた部分って
何のこと?」
と思った方も
おられるのではないでしょうか。

そこを詳しく説明しますね。

僕たちは、
自分にとって好ましくないと思える
感情や欲求を

自分でも気づかないうちに
抑圧して生きているんです。

この抑圧された感情や欲求のことを、
シャドー(影)と呼びます。

抑圧された感情や欲求は
消えるわけではなく、
表に出てこないシャドー(影)として、
無意識下から僕たちを振り回してきます。

たとえば、
「自分は強くあるべきだ」
という価値観で生きている人は、

自分の中の弱さ(悲しみ、不安、孤独感など)
を感じないよう、
それらを無意識下に抑圧しています。

そして、
このように自分の弱さを抑圧している人は、

身近な人が弱さを見せたときに、
それをなかなか受け入れることができません。

相手の悲しみや不安や孤独感に
共感できないのです。

そればかりか、
弱音を吐く相手に対してイライラしたり、

あるいはムリヤリ元気を出させようとして
結果的に相手のことを傷つけてしまうことも
あります。

弱音を吐く相手に対して、
「いつまでもめそめそするな!」と
衝動的に言ってしまうケースもあります。

このようなとき、抑圧されたシャドーが、
無意識下から、
振り回してきているのです。

このようなケースでは、
自分の中の弱さ(悲しみ、不安、孤独感)に
気づいて、

それを自分の一部として
大切にできるようになると、

それまで抑圧されていたものが
徐々に統合されていき、

他者の悲しみや不安や孤独感に
共感できるようになり、

より厚みと深みのある人間へと
成熟していきます。

ユング博士が、
「シャドーの中に黄金がある」
と言っています。

シャドーと向き合い、
それを自分の一部として統合していく
ことによって、

僕たちは、
清濁(せいだく)合わせ飲むような、
大きな器の人間へと成熟していくのです。

一方、
あまりにも強くシャドーを抑圧している
場合は、

その人のシャドーを、
その人の家族や身近な人が
代わりに表出する場合もあります。

本人が自らのシャドーを抑圧したまま、
その統合に取り組まないでいると、

その人に代わって、その人の家族が、
シャドーを表出する役割を担うわけです。

心理学者の河合隼雄先生は、

たとえば教育者や医師など、
社会的地位が高く、
なおかつ周りから立派な人だと
思われている人の子どもに、
問題行動を起こす子どもが多い
という事実を挙げて、

これを「シャドーの肩代わり」と
呼んでおられます。

親が、立派な善人として
振る舞おうとするあまりに、

自分の中のフラストレーションや
ネガティブな感情を
強く抑圧していると、

代わりに子どもが、
フラストレーションやネガティブな感情を
発散する役割を引き受けて、

問題行動を起こしたりするわけです。

これがシャドーの肩代わりです。

親が自分のシャドーと向き合って、
抑えてきた欲求や感情に気づき、
それを認めて、上手に満たしながら
統合していけばいいのですが、

本人がそれをやらない場合、
家族の誰かが肩代わりをするわけです。

そのとき家族は、その肩代わりを
無自覚に(無意識のうちに)
やってしまうので、
あまり建設的でない形に
なってしまいがちです。

シャドーの肩代わりが起きるのは、
家族の中だけではありません。

たとえば、
「不可能はない! やればできる!
我々が向かうところ、勝利しかない!」
という姿勢の超ポジティブ型経営者
の場合を考えてみましょう。

この経営者は、
自分の中の怖れや心配や不安を
抑圧していますね。

つまり、怖れや心配や不安を
シャドー化させているわけです。

このような場合、
経営幹部の誰かが、
「失敗する可能性があるなら、
やめておきましょう。
リスクをしっかり考慮して、
もっと慎重になるべきです」
と主張する慎重派になったりします。

これもシャドーの肩代わりですね。

こうして組織のバランスが
保たれるのです。

つまり、

経営幹部の誰かが
心配性になってネガティブな主張をし、

超ポジティブ型の社長に対する
ブレーキ役を担うことによって、

組織のバランスが保たれるわけです。

ところが、中小企業の場合は、

ワンマン社長が、自分の周りに
イエスマンばかりを置くことがあるため、

社長に対してブレーキ役となるタイプの
幹部が排除されるケースもあります。

この場合は、
やがて社内に大きなミスを連発する社員が
現れたり、
あるいは社内で不祥事が続いたり、
あるいは、社長の奥さんがウツ病になったり、
社長の子どもが引きこもりになったり……、

つまり、
社長の猪突猛進にブレーキをかける役を、
誰かが担うことになる、
というケースがよくあります。

これもシャドーの肩代わりです。

先ほども述べましたが、

肩代わりをする人は、
それを無自覚にやってしまうため、
建設的でない形になってしまいがちです。

誰かに肩代わりさせるのではなく、

自分で自分のシャドーに気づき、
それらを建設的な形で統合していきたい
ものですよね。

それをすることで僕たちは、

より厚みのある、
より深みのある、
より大きな器の人間に

成熟していきます。

そして、そのプロセスこそが
自己実現なのです。

つまり、シャドーは
自己実現を進めていくうえでの
必須要素なのであり、

そういう意味で、
ユング博士は、

「シャドーの中に黄金がある」

と言っているのです。

さらに、ご参考までに、

ディーパック・チョプラや
マリアン・ウィリアムソンらの共著書
『シャドウ・エフェクト』の中から、

シャドーについて語っている言葉を、
以下にいくつか紹介します。

「誰もがシャドーを持っている。
シャドーを否定すると、
シャドーに人生を奪われる。
しかし、その存在を認め、
光を当てた瞬間、
人生を一変させる恩恵と変容が
もたらされる」

「シャドーこそ、
本来の力強さや幸福感、夢実現の
キーそのもの」

「シャドーは人生の『先生』であり
『ガイド』である」

「完全なる私になるための、
もう一つのピース。
それがシャドー」

以上、今回は、
シャドーという切り口から
自己実現についてお話ししました。

『前に進む』

不安を拭い去るもっとも強力名な武器は、自分の人生において、前に進もうというみずからの決意なのだ。

今を生きること、そして、今、この瞬間を、過去や未来に対する考えに縛られて、ムダに過ごしている自分と向き合うのだ。生きるべき瞬間は、今をおいて他にないのだ。

今をおいて他にない。

『謙虚さ、素直さ』

謙虚さと、素直さ。

これが仕事を進めていく上で大事だと思う。

「相手を信じられない」という気持ちは、謙虚になるための道をふさいでしまいます。他人に認めてもらいたいがために、過剰に自分を飾ろうとしますよね?「もっと見てもらいたい!」という気持ちがふくらみ、それが傲慢につながっていくのです。 わざわざ口に出してアピールしなくとも、こちらと同じように相手もあなたをしっかりと見ています。謙虚になるためのとても重要な要素は、「相手を信じている」と、どっしり構えていられる姿勢にあるのです。

素直になるために、耳を傾ける

1人でなんでも成し遂げようとするのは、傲慢である以前に不可能です。順調であっても決してうぬぼれず、逆境であっても乗り越えていく。それは確かに素晴らしいですし、とても大事でもあります。 しかし、それでも1人で全てをこなるというのは、やはり間違っています。人間は、1人の考えだけではとても偏ってしまうのものですし、何よりも間違っていたとしても、1人では気づけません。それを自覚し、素直に他人の意見を受け入れていかなければ、成長するのは難しいでしょう。


全てに学ぶ、こころ

「全てを受け入れる」という言葉の意味を間違ってはいけません。無条件に受け入れてしまうイエスマンになるのではなく、「他人の意見から学ぼう」という意味です。ひとつの考え方に捉われず、素直に他人の考え方から学び、取り入れていけるようになりましょう。 全てに学ぼうとする姿勢を持っていると、卑屈でもなく傲慢でもない「謙虚な人間」になれるのです。

価値を知る

「価値を知る」とは、他人からもらった新しい価値観の「意味」を汲み取ることを指します。「余計なお世話だが、参考程度に」という受け入れ方をするようでは、先に述べた学ぶ心を理解していない証拠。 「意見をくれてありがとう」という、感謝の気持ちを必ず持つようにしましょう。他人が口に出した意見にも、必ず意図があるからです。 誰からの意見、価値観でも、「良いものは良い」と感じる心も必要ですよ。

つまりは、そういうことだ。



『一瞬で気分を変えるシンプルな方法』

一瞬で気分を変え、効率を上げるためにできること。  

鼻から息を深く吸い、口から勢いよく吐き出す。にっこり笑って、子どもたちに笑いかける。

心の底から人生を変えたいと思うなら、今日から7日間、一日に5回。一分ずつ、鏡の前で、これでもか、というくらいニッコリ笑うことに全身全霊で取り組むこと。


『常にチャレンジ』

青山学院 原監督コメント

本音の部分では5連覇を逃した悔しい気持ちを抑えることができず、ひとしきり「甘えがあった。50歳を過ぎて<優しく>なってしまった。<こだわり><しつこさ>がなくなった。私自身、もっと心を鍛えないといけない。連覇を重ねるごとに<進化>を恐れてしまった。現状維持は<退化>でしかありません。常にチャレンジ精神がないと勝ち続けられません」などとコメントした後で「これ以上(話していると)グチになってしまう。もうやめましょうよ」と報道陣の質問を制する場面もあった。