筋トレから学んだ人生哲学
&
ボディメイクお役立ち情報

慶應義塾大学留年中に
筋トレに出会いボディビルを開始
筋トレがしたすぎて大学院まで通い、
今はサラリーマンとの両立に勤しむ

静岡/浜松
鈴木裕太郎


みなさん、こんにちは。
たろやんです。


みなさんは今、いくつのストレス源を
抱えていますか?


人間関係によるものや
身体的な疲労など
ストレスには精神的なものもあれば
肉体的なものもあります。


僕はストレスについて
多すぎるのもダメだけど
全くないのも良くないと考えています。




考えてみてください。


あらゆるストレスがかかっている状態は
確かに精神衛生上良くなさそうです。


かと言って全くストレスがない状態では
努力するモチベーションさえ
起こらないのではないでしょうか。


そこで今回は
◼️ ストレス源は1つまで
という話をしていきます。






1. 筋トレ的アプローチ


トレーニングをすることで
筋肉がストレッチされたり、
疲労物質が溜まったりして
筋肉にストレスがかかります。


トレーニングというストレスがなければ
筋肥大は起こりませんが、
トレーニング以外にも
栄養や睡眠が足りていないという
ストレスが加わると
成長しにくくなってしまいます。


その他にも、
筋肥大には精神的なストレスも
良くないです。


そのため、
効率的な筋肥大には
トレーニング以外のストレスを
なるべく排除した形が望まれます。






2. 心理学的アプローチ


心理学の分野では
マズローの三角形というのが有名です。


↓マズローの三角形


この図は人の欲求を段階的に表した図です。


ざっくり上と下で分けると、
下の方が、動物としての本能に近い欲求
上の方が、人間として崇高な欲求
となります。


例えば
• カッコいい身体になりたい
• 何かの分野で成功したい
などの目標は高次の目標と言えます。


ここでのポイントは
低次の欲求が満たされていないと、
高次の欲求を求める気力が
湧いてこない点です。


例えば
僕は大学生時代に留年しているので
成績発表の日はとてつもないストレスを
感じていました。


流石にその日には
筋トレをやってもなかなか
集中できなかったり、追い込めなかったり
するものです。


「無事に進級したい」という安全の欲求が
満たされていなかったために
「筋トレをしていい身体になりたい」
という自己実現の欲求が邪魔されて
努力しきれなかった経験があります。






3. 「ストレスは良くない」
と考えるのも良くない


多くのトレーニーの認識では
「精神的なストレスがかかると
コルチゾールが分泌されて
筋肉が分解されるから余計に良くない」
と考えてしまいます。


しかし、ある研究では
被験者がストレスを感じても
筋肉の分解は見られませんでした。


実際に筋肉の分解が起こったのは
「ストレスによって筋肉が分解される」
と信じていた人たちでした。


つまり、
「ストレスは体に良くない、やだ!」
と考えてしまうことそれ自体が
新たなストレスとなって
二重に苦しめられてしまうのです。


ストレスを避けるあまり、
ストレスに反応してイライラしてしまうなど
自分でストレスを作り出さないように
気をつけましょう!






まとめると


ストレスは1つが望ましい。


高次の欲求に向かって努力するためには
生理的欲求や安全の欲求といった
低次の欲求を、
できるだけ満たしてあげること。