皆さん、こんにちは。新型コロナワクチンの接種が大規模に開始され始めましたね。ただ、公平に行う事は困難で、後回しにされた人達からの不平不満は連日ニュースとなっていて、またシステムにも問題が認められたり、準備する側の問題も指摘されています。人類で初めての経験なので、知恵を絞って、協調しながらいざこざなく進むことを願っています。
さて、そんな中、今回の院長ブログは、GWは仕事を行い、次の週に休暇をいただき、公共交通機関やホテルなどの宿泊を回避するキャンピングカーでの山口・広島の田舎への旅行に行ってきたので、そのご報告です。
今回はこの車、トヨタハイエースがベース車で、後方に部屋を積んでいるタイプです。横幅は192センチ、長さは480センチ、高さは269センチです。大きく見えますが、コインパーキングなどの一般的な駐車場の2メートル×5メートルには収まるサイズです。
高松経由で瀬戸大橋をわたり、岡山県から広島県を高速で走り、山口県を目指します。途中のサービスエリアで牡蠣の串焼きをいただきました。瀬戸内海にも牡蠣の養殖筏らしきものがいっぱい見えました。
まずは、山口県民は必ず一度は行くと言う「いろり山賊」というお店で昼食となりました。
自然の中での食事で、豪快に焼き鳥をかぶりつきますが、私はフォークとナイフで切り分けました。
天気も良くさわやかでした。
次は、日本酒 獺祭で有名な旭酒造の本社へ行きました。
混雑も無く、貸し切り状態で、店員さんの丁寧な説明を聞けました。
お米を磨いてどんどん小さくしていくと、お米らしい味から少しづつ変化してフルーティーになっていくそうです。試飲もできますが、私は運転で飲めずに香りだけでしたが、とても香りが素敵でした。夜に飲むために炭酸入りのスパークリング獺祭を購入しました。お酒から造った石鹸や化粧品、ケーキや消毒薬なども展示販売していました。山口出身の安倍晋三首相が各国首脳との晩餐会にだして有名になったお酒です。
獺祭を後にして、最寄りのスーパーによって夕食の食材を購入し、本州の西の端にある、道の駅 北浦街道 豊北
に停車して、車内で夕食を取りました。お風呂は車で15分ほどの川棚温泉へ行って、銭湯に浸かって旅の疲れをいやしました。道の駅もすいていてぐっすり朝まで寝ることができました。
2日目は朝6時ごろに起きて、パンやヨーグルトやフルーツ、コーヒーなどの朝食を車内でとり、すぐに観光地へGoです。ホテルなどと違って好きな時間に出発できるのが魅力です。観光地が混雑する前に到着してすいた状態で回れます。まず角島大橋へ向かいました。
朝早いのでここもほとんど誰もいない、車もほとんど走っていません。無料の橋としては日本一長い橋らしいです。海の上を滑っているような感覚で走れました。美しい橋の風景に満足でした。
次は、すぐ近くの元乃隅神社へ行きました。赤い鳥居で有名な観光スポットです。
8時ごろなのでほとんど人もいません。崖に造られたんですね。とても目に鮮やかな鳥居です。とりあえず写真撮影しておきました。
次は港のすぐ横にある道の駅で夜の食材を探しました。
やはり、ふぐは多かったですね。徳島には出回らない食材でした。あれもこれも買いたくなりますが、厳選して購入しました。
次は、小学校6年生で修学旅行に行った秋芳洞へ車を走らせました。
ここは観光客が多いかと思っていましたが、月曜の平日とはいえ、午後2時ごろでがらがらです。洞内往復で2キロほど歩きますが、5組ぐらいとすれ違っただけです。ほぼ貸し切りみたいなもんです。やはり鍾乳洞は地球の長い年月に想いを馳せて、素晴らしいものでしたが、観光客がいないことが信じられないのに驚きました。もちろんお土産物屋さんもほとんどシャッター降りていました。観光地も苦しいんだなと感じました。
秋芳洞を後にして向かったのは、石灰岩の台地の秋吉台です。
昔サンゴが堆積した海底が移動、隆起してできた大地です。石灰岩なので木が根を張れないので、草ばかりです。風化している石灰岩の景色は不思議な光景です。ところどころに窪みがあり、そこに酸性の雨水が集中して、石灰岩がどんどん溶かされて、下に鍾乳洞が出来ると言う理屈です。天気も良く、道もすいていて窓を開けて走れば気分は最高でした。
夜は道の駅 おふく で宿泊です。
こんな感じでほとんど駐車場は貸し切り状態。できるだけフラットな場所に駐車します。夜は、ウニ、ふぐ皮、イカの刺身などに、インスタントみそ汁、レトルトパックのご飯で、夕ご飯でした。この道の駅はお風呂もある道の駅なので、移動無しでした。
3日目は、岩国市の錦帯橋へ向かいました。
私は錦帯橋初めてです。ここもご覧のようにがらがらです。観光地の観光での密は気をつけようと心掛けていましたが、杞憂でした。
山を背景に、美しい橋ですね。のんびり周辺も散策しました。
その後は、宮島の厳島神社へ向かいました。私はここも初めてでした。
フェリーに乗って宮島へ。残念ながら改修中で鳥居は幕で覆われていました。
引き潮で水の無い厳島神社でしたが、むかしむかし平清盛がここで能舞台を観賞していたのか、などと想像しながら観光しました。ここもがらがらとはいいませんが、かなりすいていました。
その後、高速をまた来た道を戻って徳島へ帰りました。天気も良くて、気ままにのんびり歴史と自然を満喫するリフレッシュ休暇となりました。
また頑張って診療に全力投球したいと思います。それでは皆様もお元気にお過ごしください。