本日更新のYoutube!
題して「早稲田世界史2020 徹底検証!注目すべきテーマは「日本」!」
この動画の続きですね~。
2022年度設置予定の「歴史総合」。
「歴史総合」の準備期間としての2020年度入試だったのでは?っていう事を喋ってます。
日本史A的(近現代日本)な出題が増加しているっていう話。
① 2019年度入試と2020年度入試の比較
日本史関連(近現代以降を中心)の問題がどれだけ出題されたかの比較です。
2019年度入試 早稲田世界史 日本史関連の問題(近現代以降)
2020年度入試 早稲田世界史 日本史関連の問題(近現代以降)
全体 1.97%→4.73%
法学部 0→1
商学部 0→1
教育 3→3
社学 0→5
政経 0→7
※政治経済学部は2021年度入試以降、世界史の独自問題はございません。
1点2点を争う大学入試において、この増加傾向は無視できないですよね。
② 2020年度入試メインテーマ
大日本帝国の「地下資源の補給経路」と言ったところ。
時代は大きく分けて2つ!
(1)1928年~1939年:東北地方を中心に北進しよう!という時期:仮想敵国はソ連
(2)1940年~1942年:南シナ海・マラッカ海峡に南進しようという時期:仮想敵国はアメリカ・イギリス
明治政府時代には「征韓論」がありましたね。
ロシアの南下政策に対して、朝鮮半島を海外領土にしようという対外政策。
日露戦争はそのクライマックスでした。
それ以降、日本の最大の仮想敵国はロシア帝国→ソビエト連邦。
現代でもそうですけど、日本海に面しているのは中国ではなくロシアですからね。
ウラジヴォストーク建設は、なかなかの強烈な一手すね。
(受験生に日本海に面した国を列挙してみ~と言っても、なぜかロシアは挙がらない現象に名前をつけたい(笑))
満州国建設は、明治政府以降の対外政策の継承路線!
という解釈でいいんじゃないか。少なくとも暗記するうえではそんな感じで。
満州国の地理→「朝鮮半島の北、ソ連国境。ソ連の衛星国モンゴルの国境」
そして満州国には大きな拾い物があった。
それが「地下資源」です。
石炭・鉄鉱石、ガシガシ取れますね。
あとはメシ。戦争には兵站が欠かせないですね。
(最近のキングダムがそんなお話でしたね。)
事実、1931年以降、日本の工業生産高は伸びていきます。1931年は満州事変の年代です。
国内の話をすると、1930年以降、新興財閥が増加します。恐慌で倒産した会社を買収しまくるんですね。さらに彼らは、軍部と密接な関係にあったわけです。
しかし、思ったように工業生産高は伸びませんね~。
1937年に日中戦争も始まっていて、日本はもっともっと資源が欲しい。
1939年独ソ不可侵条約とノモンハンでのソ連に敗北によって、「北進論」の熱は徐々に冷え冷えだ。うーん。
ルート変更!南進論!
転換点は1940年のドイツのパリ占領、続いて日独伊三国同盟。要はフランスの弱体化と、フランスの敵国化。(ドイツの敵は日本の敵理論ね)
同年、日本は仏領インドシナ(ベトナム北部)を
進駐していくわけです。これが南進の始まり。
これ、一次大戦中に、日英同盟を口実に中国のドイツ権益を奪っていくのと似てるよね。日本のやり口は変わらない(笑)これぞ極東スタイル。
もう一つの大きな転換点は1940年。
日ソ中立条約。
仮想敵国の変更を対外的に発信したようなものだよね。
すかさず、アメリカ・イギリスは、
中国とオランダとABCD包囲網を形成。
包囲網という言葉がノイズになってるけど
これは経済制裁ね。
日本に石油輸出させんな!政策。
(アメリカは中立国だから、
日本に真珠湾攻撃されるまで軍を動かさない。)
日本はABCD知らんがな~モードですので、
猪突南進を繰り返す。
フランスもオランダもイギリスも
ドイツ戦に忙しいだろうよ~という見込みで、
攻め続けていくわけですね。
本日はここまで!
ついったー
世界史論述用語集更新中!
世界史専門塾クロニクル@sekaishi_2020#世界史論述用語集 台湾出兵(1874年) 日本初の海外派兵。契機は琉球の漁民が台湾の先住民に殺害されたことによる。先住民は統治範囲外と主張した清朝に対して、琉球人は日本国民であり、先住民は日本の手で討伐すべき!と日本は強硬路線。… https://t.co/bMKQVdITDI
2020年06月22日 23:18
最新記事はこちらです!!
[ 世界史論述 添削 講座 ] 2021年度 難関国大学世界史論述対策 始動!!!
論述の授業の様子はこちら授業録から
【東京大学】
【一橋大学】
【大阪大学】
授業について(双方向通信サービスZOOMを利用します)
☆対策校一覧☆
大阪大学/京都大学/京都府立大学/千葉大学/筑波大学/東京大学
東京外国語大学/東京学芸大学/名古屋大学/一橋大学
実施日・授業時間
① 5月〜受験直前期まで
② 曜日・時間は応相談
③ 90分の個別講座です。
料金に関して (入会金10,000円 税込 11,000円)
① 受講数は月2回コース・月4回コースのいずれかです。
② 授業の料金は1回あたり11,250円(税込12,375円)です。
③ ただし、月4回コースの方は2割引いたします。
(2回=22500(税込 24,740円) 4回=36000(税込39,600))
③ 12月以降の受講は割引適応外です。ただし入会金は頂戴しません。
授業内容
① 400字論述の添削を基本に授業を行います。1日2題が基本です。1問追加しているのが通例です。
② 授業の中で以下の事項を確認します。
(1)論述解答に据えるべき主題が明確になっているか
(2)主題に沿った歴史的事象を記述しているか
(3)歴史的事実および事実関係の精査
(4)不足している周辺知識の解説
※マンツーマンなので随時質疑応答が可能です。
※授業日の1週間前に論述課題を配布します。通例、授業日の2日前までに解答を提出していただいております。
添削レポートのサンプルは別紙にて(添削例 解説の例)
よくある質問
Q 授業は全何回で完成しますか?
A 個人差があります。志望する大学の合格点に達するまでが受講数の目安です。
その意味で早めの受講をお勧めします。早めの受講であれば、授業でカバーできる範囲が必然的に多くなります。受験直前の受講になってしまうと志望校の過去問に準じた予想問題もしくは志望校の過去問の添削を行うのが限界になってしまいます。
例 4月〜受験直前までの期間の受講 50回程度の講義 古代史〜現代史を詳細にできます。おおよそ100テーマを徹底的に授業できます。
例 10月〜受験直前期までの受講 20回程度の講義 (大学別の傾向を踏まえながら)頻出事項の整理を中心
例 共通テスト〜受験直前期までの受講 8回程度 志望大学の過去問の添削と受験本番におけるアドバイス
Q 論述問題をある程度解ける状態にしたほうがよいでしょうか?
A どのレベルであっても問題ございません。受講生の大半は論述初心者から始まっています。むしろ手遅れになる前に早めのご相談を。
Q 何か用意したほうがいい教材ありますか?
A 世界史詳覧(浜島書店)をお勧めしています。
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世界史専門塾クロニクルについて
これまで【世界史論述専門ちゃんねる】というブログ媒体で
①世界史論述で「逆転」は可能か。
②合格奪取をする論述力はどう生まれるのか。
③過去、どんなテーマから出題されているのか。
④受験生の解答作成能力の実際はどの程度なのか。
以上のテーマを中心に、
受験世界史に関する情報を発信して参りました。
また、これまでの3年間の活動の中で、
着実に合格実績を積み重ねてきました。
コロナ禍で双方向通信サービスが
全国の学習塾に定着してきましたが、
それ以前より、ZOOM指導での実績を
地道に積み重ねてきてまいりました。
合格体験談はこちら↓↓
東京外国語大学!合格体験談! 国際社会学部 国際社会学科 (イベリア/ラテンアメリカ)
京都府立大学!合格体験記をいただきました!(文学部 欧米言語文化学科)
【過去3年の合格実績】
東京外国語大学 国際社会科学部
京都府立大学 文学部
大阪大学 外国語学部
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