海底トンネル建設に巨費を投じ、トリチウムの半減期12年の倍以上をかけ、ナンチャッテ処理水を海洋投棄する意味が解らない。

なぜ?彼らは、最も安く?最も早い??解決法として、“薄めて海洋投棄” という手法を選択したのだろうか?
最も早く、低コスト」 は、どう贔屓目に見ても、真っ赤な嘘なのは明らかだが・・
 
処理水投棄、海底トンネル掘削に巨費・・薄めて海に「最も早く、低コスト」ではなかった??
【処理水と言う名の トリチウム以外にも 最大基準値の2万倍の放射性物質が含まれる超高濃度汚染水を、政府・東電・原子力ムラは、「最も早く、低コスト」??と云う理由で、薄めて海に放出すると決めたが・・

岩盤を掘り進めて造る海底トンネルには、巨費と それ相当の工期が・・

トリチウム以外の超高濃度放射性物質の再浄化も、ポンコツALPSに拠る実証?試験が始まったばかり。

その上、甘利に古い話で忘れていたが、福島原発のナンチャッテ処理水には、ALPSでの除去を想定していない、ゴキブリの駆除剤にも使われる有害物質が・・

ナンチャッテ処理水を海洋投棄しても・・減らせるタンクは、年間で0基~9基のみ

そもそも、ドケチ東電が、地下ダム建設費を惜しまなければ・・
原発事故から8年 「汚染水」が今も大きな課題。東電が、地下ダム建設費を惜しんだばかりに・・

原発処理水放出設備の設置計画了承 福島県と原発立地2町 漁業者は置き去りでいいの?


 東京新聞 2022年8月3日 06時00分
住民理解十分でないのに進む準備 福島第一原発の処理水放出、地元自治体が同意 漁業者「納得していない」

【東京電力福島第一原発の処理水海洋放出計画で2日、地元自治体が工事の着手に同意した。しかし、実際に放出できるかはまだ分からない。地元住民の「理解」が必要だからだ。政府と東電は、理解が得られなければ放出はしないとする。ただ、どのように「理解」を判断するのか手続きを明らかにしておらず、住民からは、なし崩し的に手続きが進むことに懸念の声が上がる。

わずか15分で決まった同意

 福島県が同日会議を開き、同意を決めた。時間はわずか15分ほど。内堀雅雄知事は東電の小早川智明社長に同意を伝えた後、「県民や国民の理解は十分ではない」と述べ、「(放出の是非ではなく)技術的な確認をした」と説明した。
 小早川社長は「丁寧に説明し不安や懸念を解消していく」と話した。
 政府と東電は2015年、福島県漁連に対して「関係者の理解なしにいかなる処分(海洋放出)もしない」と文書で約束。全国漁業協同組合連合会(全漁連)は「断固反対」との姿勢を貫き、今のままでは設備が完成しても放出はできないはずだ。
 しかし、東電は海底トンネルの掘削機「シールドマシン」を発進場所に置くなど、本格的な工事に向けた準備を着々と進め、自治体の同意を得たことで着工への手続きが整った。その一方、放出開始に必要な「理解を得た状態」がどのようなものなのかは見えない。】一部抜粋