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 朝日新聞デジタル 2021年12月3日 10時30分
「五重の壁」「地球にやさしい」 原発広報たどるパネル展

【福島】原発は大きな地震や津波に耐えられ、原子炉は放射性物質を閉じ込める五重の壁で守られている――。東京電力福島第一原発の事故前、こうした原発の安全性ばかりを強調する教育や広報により、国民の原発に対する判断力が減らされてきたという造語「減思力(げんしりょく)」の教訓を紹介するパネル展が福島市といわき市で始まる。国が原発や原子力をどう広報し、事故後はどう変わったのかを振り返り、原発事故前に発信されていた情報を見つめ直す狙いだ。入場無料。

 展示を主催するのは、福島大の共生システム理工学類環境計画研究室。パネル展では、国が原子力や放射線をテーマにした作品を募集し表彰していた「原子力ポスターコンクール」も紹介。応募要項では原発について「地球にやさしい」「大切な電気をつくる」とプラス面を示す一方、高レベル放射性廃棄物の処分地は決まっていないのに「地下深くへきちんと処分」と書いていた。

 国が発行し、学校に配られた放射線教育の副読本の変遷もたどる。主催する研究室の後藤忍准教授によると、原発事故前の中学生の副読本は、原発を「原子炉は五重の壁で守られている」「大きな地震や津波に耐えられる」と説明。小学生の副読本には発電所のイラストがあり、火力発電所から出る本来は無色透明の二酸化炭素を黒い煙で描き、原発は「二酸化炭素が出ない」とした。

 一方、2014年版の副読本には福島での住民避難や除染の記述が加わり、水素爆発した原子炉建屋の写真も載った。だが18年版では写真がなくなり、放射性セシウムによる汚染範囲の地図や避難指示区域の図も削除されたという。

 後藤さんが副読本によく登場する単語を調べると、18年版は14年版に比べて「汚染」「深刻」といった事故の被害を伝える言葉があまり登場しない。後藤さんは「事故前の情報にどんな偏りがあり、事故後はどう変わったのか、移り変わりを知ってほしい」。

 パネル展は3日~5日に福島市の「コラッセふくしま」1階アトリウムで、10日~12日はいわき市の「いわき・ら・ら・ミュウ」2階の「ライブいわきミュウじあむ」で開く。】