政府・東電・原子力ムラが、トリチウム以外の放射性物質を取り除いた “処理水”と嘯く(うそぶく)ナンチャッテ処理水の72%が、2次処理が必要な浄化不全汚染水。
未だスタートラインにさえ立っていないのが現状だ。

福島原発のトリチウム入り〝処理水〟72%は 未浄化汚染水。未だスタートラインにも立っていない。

政府・東電は急遽、再浄化試験を実施、しかし、ポンコツALPSでナンチャッテ処理水を再浄化しても、トリチウム以外の放射性物質を基準値基準内に収めることは粗(ほぼ)不可能。

ナンチャッテ処理水放出は「不誠実」ー浄化不全のALPS処理水、捨てる前に出来る事が・・

しかも、政府・東電の目論見通りに事が進んでも、ナンチャッテ処理水を海洋投棄しても・・減らせるタンクは、年間で0基~9基のみ

福島原発のナンチャッテ処理水、30年程度かけ海洋投棄する方針を決定。

更に言えば、トリチウム水の分離が困難なんて大嘘。
やる気ゼロの、原子力ムラ・低レベル技術陣には不可能かも知れないが・・

原発処理水のトリチウム「分離はそんなに難しい技術じゃない」・・朝日新聞、原子力ムラに挑戦的記事

原子力ムラの低レベル技術陣には、トリチウムの分離は困難かも知れませんが・・
福島原発の不完全処理水ー捨てずに減らす画期的方法。風評被害も起きません。

超簡単!「トリチウム水」を一瞬で分離できる方法。


 産経ニュース 2021.5.10 21:47
〈独自〉処理水放出、沖合1キロ地点を検討 直近への排水案も 2案が有力
【東京電力福島第1原発の汚染水を浄化した処理水の海洋放出をめぐり、東電が海底に配管を通した上で沖合約1キロの海中に排水する計画を検討していることが10日、関係者への取材で分かった。今後、漁業関係者らに説明した上で海底のボーリング調査を実施する予定。並行して原発東側の直近の海中に排水する案も検討しており、2つの案が有力な状況となっている。放出方法の具体案が明らかになったのは初めて。

 処理水の放出は、汚染水の浄化施設で取り除けない放射性物質であるトリチウムの濃度を国が定める基準値の40分の1程度にまで希釈した上で実施される。

 関係者によると、海底に配管を通して沖合に排水する案では、海底の状況を把握するためにボーリング調査が必要となる。ただ、処理水の処分方法に関する政府の方針決定が遅れたことを受け、調査予定時期がずれ込んでいるという。それに伴い、必要な作業船の確保にも支障をきたしており、敷地に接する沿岸海域への排水案を並行して検討することになった。

 処理水の希釈に使う海水をくみ上げる設備の取水口は、敷地北側にある5、6号機前の海域に設置する計画という。

 放出にあたり、東電は必要な設備の設計や手順などをまとめた実施計画を原子力規制委員会に申請し、認可を受ける必要がある。審査や工事など準備期間は通常で2年程度を要するとされる。

 敷地内に設置された処理水の貯蔵タンクは来年秋以降に満杯となる見込み。東電は処理水のもとになる汚染水の発生量を抑制して満杯になる時期を遅らせたり、放出までの準備期間を短縮したりできるよう努めるほか、それでも間に合わない場合、タンクの増設も視野に作業を進める。】