放出するトリチウムの量を、事故前の福島第1原発で設定していた目安を下回るようにすると、全量放出に30年程度かかると、東電。
トリチウムの半減期12・3年の二倍の時間をかけて、わざわざ海を汚す必要があるのだろうか?
「1日平均で約140トン(放射能汚染水が)増える状況が続き、2022年秋にも計画する保管量(137万トン)の限界に達する」そうだが・・
それならばなぜ?凍土壁と言う役立たずの虚大施設でお茶を濁し、福島原発に押し寄せる地下水脈を遮断する抜本策=地下ダムを建設しなかったのか?
泥棒に追い銭!「凍土壁・ALPSⅡ」受注は東電JV、支払いは国の「廃炉研究費」
原発事故から8年 「汚染水」が今も大きな課題。東電が、地下ダム建設費を惜しんだばかりに・・
国・東電・原子力ムラの汚染水対策には、最初から真剣さが欠けていた。
なぜなら、最初から海洋投棄することが前提だったから?
だから、ポンコツALPSで除去し損なっても超高濃度汚染状態で放置、トリチウムの分離も困難だから?と、各方面からの提案にも聞く耳持たず。
原発処理水のトリチウム「分離はそんなに難しい技術じゃない」・・朝日新聞、原子力ムラに挑戦的記事
【政府は「放出に必要な準備工事に約2年かかることから、今夏ごろが判断時期に」と、
トリチウム以外も未浄化の放射能汚染水を、海洋投棄する気満々だが・・】
彼ら原子力ムラ人の理想?は、目障りな汚染水タンクを消し去り、二度と汚染水を貯められなくして、
ストレートに汚染水を海洋投棄すること?なのでは?
原子力ムラの低レベル技術陣は、トリチウム水の分離は無理? だから、安全なレベル? まで薄めて海に捨てるというが・・
トリチウム水を流すなら東京湾に! それがいやなら、原子力ムラ未公認の完全分離法が・・
超簡単!「トリチウム水」を一瞬で分離できる方法。
朝日新聞 2021年4月13日 18時30分
村井・宮城県知事「海洋放出以外も検討を」
【政府が東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を明らかにしたことについて、宮城県の村井嘉浩知事は13日夕、報道陣の取材に「風評被害が起きないよう、政府は万全の対策を取ってほしい」と強調した。
村井知事はこの日、県庁を訪れた経済産業省の審議官に対し、菅義偉首相宛ての緊急要望書を渡したと明らかにした。
要望書では「今回の決定は、国民の理解が得られている状況にあるとは受け止められない」と指摘。「海洋放出が実施されれば、震災から立ち直りつつある宮城県の水産業に深刻な影響が発生することが危惧される」とした。その上で、「海洋放出以外の処分方法も引き続き検討」することを要望。安全性に対する理解の醸成や厳格なモニタリング体制を政府に求めた。】一部抜粋
毎日新聞・政治プレミア 2021年4月13日
福島第1原発の処理水は長期保管を
【東京電力福島第1原発のタンクに保管されている処理水の海洋放出には反対だ。
東電は2019年8月に政府に提出した資料で、「22年夏ごろに貯留水タンクがいっぱいになる」と主張している。しかしそのうえで、19年12月に政府の廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議が決定したロードマップには「必要な溶接型タンク等の敷地確保を進めていくことが求められる」「今後、敷地の制約も踏まえ、必要なタンク容量を計画的に確保する」という文言が盛り込まれている。ロードマップに従ってタンクのための敷地を確保し、処理水は長期保管すべきだ。
東電は処理水を保管すれば、「廃炉事業に必要と考えられる施設が設置できない、もしくは遅れる」と主張する。しかし、その根拠は明確でない。
福島第1原発の敷地内には使われていない建物もたくさんある。建物の処理の計画を立て、敷地をもっと有効に利用できるはずだ。
まず汚染水を止めよ
重要なのは、まず汚染水の発生を食い止めることだ。
地下水の流入を防ぐための凍土壁が完成したのに、いまだ毎日140立方メートルもの汚染水が発生している。凍土壁を造った鹿島建設は、地下水の流入を防いでいるとホームページでPRしているが、東電は地下水が流入しているという。
私は自民党の資源・エネルギー戦略調査会長を長年務めたが、凍土壁に予算をつけた際には、賛成・反対、いろいろな意見があった。私は山側に遮水板を造る案を主張したが却下された。凍土壁を造るのに国費約345億円を投じ、維持するのに年間数億円がかかっている。
汚染水が止まるのならと思っていたが、完成してもまだ水が漏れているのなら話が違う。いったいどういうことなのか。東電はきちんと説明してほしい。
雨水の流入も指摘されている。しかし、1号機の建屋に屋根カバーをかけ、周囲のがれきも撤去して地面を舗装すれば、雨水の浸透は防げるはずだ。
22年夏にタンクがいっぱいになるという東電の主張は、毎日150立方メートルの汚染水が発生するというのが前提だ。ゼロにするのは難しいかもしれないが、ゼロに近づけることはできるはず…】
読売新聞オンライン 2021/04/13 12:13
福島第一原発の処理水、海洋放出方針を政府正式決定…風評被害への損害賠償は無期限対応
【東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ「処理水」を巡り、政府は13日午前、関係閣僚会議を開き、海洋放出する方針を正式に決めた。大量の海水で希釈し、放射性物質の濃度を国の基準値以下にしたうえで、約2年後をめどに放出を始める。原発事故から10年が経過し、懸案だった処理水への対応が動き出す。
菅首相は会議で「基準をはるかに上回る安全性を確保し、政府を挙げて風評対策を徹底することを前提に、海洋放出が現実的と判断した」と述べた。会議では処理水の処分に関する基本方針を決定し、水産物などへの風評被害が生じた場合、東電が賠償に応じることなどを明記した。
東京電力福島第一原発の敷地内に並ぶ処理水のタンク(2月16日)
基本方針では海洋放出を選んだ理由について、国内の他の原発で排水実績があることから「確実かつ安定的に実施可能」と説明した。必要な配管や関連設備の設置などには約2年かかる。原子力規制委員会の認可を前提に、東電が30年程度かけて放出を行う。
処理水はすでに放射性物質の大半を取り除いているが、放出前に海水で100~1700倍の量に薄め、取り除くことの難しい放射性物質トリチウムを希釈する。世界保健機関(WHO)が示す飲料水の基準の7分の1程度にする。
現在、福島第一原発の敷地内には東京ドーム1個分の容積に相当する約125万トン(タンク約1000基分)の処理水がある。1日平均で約140トン増える状況が続くと、2022年秋にも計画する保管量(137万トン)の限界に達するとみられている。】一部抜粋
日本経済新聞 2021年4月13日 9:42更新
原発処理水の海洋放出決定 2年後めど、100倍以上に希釈

【政府は13日、東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水を海洋放出の形で処分すると決めた。2年後をめどに実施する。大量のタンクが廃炉作業の妨げになりかねない状況だった。海水のモニタリングや農水産業の風評被害対策を強化する。
同日朝に首相官邸で開いた廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚会議で決めた。菅義偉首相は「廃炉を進めるにあたり避けては通れない課題だ。処理水の安全性を確実に確保するとともに、風評払拭に向けてあらゆる対策を行う」と述べた。
福島第1原発は2011年3月の東日本大震災の津波で炉心溶融事故を起こし、高濃度の放射性物質に汚染された水が発生している。東電が専用装置で主な放射性物質を取り除いてタンクにためる。処理水は装置で除去できない放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む。
トリチウムを含む水の海洋放出は国内外の原発でも実施している。基本方針によると、放出前に処理水を海水で100倍以上に希釈し、国の基準値の40分の1程度、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインの7分の1程度にトリチウムの濃度を薄める。1年間に放出するトリチウムの量が事故前の福島第1原発で設定していた目安を下回るようにする。】一部抜粋
トリチウムの半減期12・3年の二倍の時間をかけて、わざわざ海を汚す必要があるのだろうか?
「1日平均で約140トン(放射能汚染水が)増える状況が続き、2022年秋にも計画する保管量(137万トン)の限界に達する」そうだが・・
それならばなぜ?凍土壁と言う役立たずの虚大施設でお茶を濁し、福島原発に押し寄せる地下水脈を遮断する抜本策=地下ダムを建設しなかったのか?
泥棒に追い銭!「凍土壁・ALPSⅡ」受注は東電JV、支払いは国の「廃炉研究費」
原発事故から8年 「汚染水」が今も大きな課題。東電が、地下ダム建設費を惜しんだばかりに・・
国・東電・原子力ムラの汚染水対策には、最初から真剣さが欠けていた。
なぜなら、最初から海洋投棄することが前提だったから?
だから、ポンコツALPSで除去し損なっても超高濃度汚染状態で放置、トリチウムの分離も困難だから?と、各方面からの提案にも聞く耳持たず。
原発処理水のトリチウム「分離はそんなに難しい技術じゃない」・・朝日新聞、原子力ムラに挑戦的記事
【政府は「放出に必要な準備工事に約2年かかることから、今夏ごろが判断時期に」と、
トリチウム以外も未浄化の放射能汚染水を、海洋投棄する気満々だが・・】
彼ら原子力ムラ人の理想?は、目障りな汚染水タンクを消し去り、二度と汚染水を貯められなくして、
ストレートに汚染水を海洋投棄すること?なのでは?
原子力ムラの低レベル技術陣は、トリチウム水の分離は無理? だから、安全なレベル? まで薄めて海に捨てるというが・・
トリチウム水を流すなら東京湾に! それがいやなら、原子力ムラ未公認の完全分離法が・・
超簡単!「トリチウム水」を一瞬で分離できる方法。
朝日新聞 2021年4月13日 18時30分
村井・宮城県知事「海洋放出以外も検討を」
【政府が東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を明らかにしたことについて、宮城県の村井嘉浩知事は13日夕、報道陣の取材に「風評被害が起きないよう、政府は万全の対策を取ってほしい」と強調した。
村井知事はこの日、県庁を訪れた経済産業省の審議官に対し、菅義偉首相宛ての緊急要望書を渡したと明らかにした。
要望書では「今回の決定は、国民の理解が得られている状況にあるとは受け止められない」と指摘。「海洋放出が実施されれば、震災から立ち直りつつある宮城県の水産業に深刻な影響が発生することが危惧される」とした。その上で、「海洋放出以外の処分方法も引き続き検討」することを要望。安全性に対する理解の醸成や厳格なモニタリング体制を政府に求めた。】一部抜粋
毎日新聞・政治プレミア 2021年4月13日
福島第1原発の処理水は長期保管を
【東京電力福島第1原発のタンクに保管されている処理水の海洋放出には反対だ。
東電は2019年8月に政府に提出した資料で、「22年夏ごろに貯留水タンクがいっぱいになる」と主張している。しかしそのうえで、19年12月に政府の廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議が決定したロードマップには「必要な溶接型タンク等の敷地確保を進めていくことが求められる」「今後、敷地の制約も踏まえ、必要なタンク容量を計画的に確保する」という文言が盛り込まれている。ロードマップに従ってタンクのための敷地を確保し、処理水は長期保管すべきだ。
東電は処理水を保管すれば、「廃炉事業に必要と考えられる施設が設置できない、もしくは遅れる」と主張する。しかし、その根拠は明確でない。
福島第1原発の敷地内には使われていない建物もたくさんある。建物の処理の計画を立て、敷地をもっと有効に利用できるはずだ。
まず汚染水を止めよ
重要なのは、まず汚染水の発生を食い止めることだ。
地下水の流入を防ぐための凍土壁が完成したのに、いまだ毎日140立方メートルもの汚染水が発生している。凍土壁を造った鹿島建設は、地下水の流入を防いでいるとホームページでPRしているが、東電は地下水が流入しているという。
私は自民党の資源・エネルギー戦略調査会長を長年務めたが、凍土壁に予算をつけた際には、賛成・反対、いろいろな意見があった。私は山側に遮水板を造る案を主張したが却下された。凍土壁を造るのに国費約345億円を投じ、維持するのに年間数億円がかかっている。
汚染水が止まるのならと思っていたが、完成してもまだ水が漏れているのなら話が違う。いったいどういうことなのか。東電はきちんと説明してほしい。
雨水の流入も指摘されている。しかし、1号機の建屋に屋根カバーをかけ、周囲のがれきも撤去して地面を舗装すれば、雨水の浸透は防げるはずだ。
22年夏にタンクがいっぱいになるという東電の主張は、毎日150立方メートルの汚染水が発生するというのが前提だ。ゼロにするのは難しいかもしれないが、ゼロに近づけることはできるはず…】
読売新聞オンライン 2021/04/13 12:13
福島第一原発の処理水、海洋放出方針を政府正式決定…風評被害への損害賠償は無期限対応
【東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ「処理水」を巡り、政府は13日午前、関係閣僚会議を開き、海洋放出する方針を正式に決めた。大量の海水で希釈し、放射性物質の濃度を国の基準値以下にしたうえで、約2年後をめどに放出を始める。原発事故から10年が経過し、懸案だった処理水への対応が動き出す。
菅首相は会議で「基準をはるかに上回る安全性を確保し、政府を挙げて風評対策を徹底することを前提に、海洋放出が現実的と判断した」と述べた。会議では処理水の処分に関する基本方針を決定し、水産物などへの風評被害が生じた場合、東電が賠償に応じることなどを明記した。
東京電力福島第一原発の敷地内に並ぶ処理水のタンク(2月16日)
基本方針では海洋放出を選んだ理由について、国内の他の原発で排水実績があることから「確実かつ安定的に実施可能」と説明した。必要な配管や関連設備の設置などには約2年かかる。原子力規制委員会の認可を前提に、東電が30年程度かけて放出を行う。
処理水はすでに放射性物質の大半を取り除いているが、放出前に海水で100~1700倍の量に薄め、取り除くことの難しい放射性物質トリチウムを希釈する。世界保健機関(WHO)が示す飲料水の基準の7分の1程度にする。
現在、福島第一原発の敷地内には東京ドーム1個分の容積に相当する約125万トン(タンク約1000基分)の処理水がある。1日平均で約140トン増える状況が続くと、2022年秋にも計画する保管量(137万トン)の限界に達するとみられている。】一部抜粋
日本経済新聞 2021年4月13日 9:42更新
原発処理水の海洋放出決定 2年後めど、100倍以上に希釈

【政府は13日、東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水を海洋放出の形で処分すると決めた。2年後をめどに実施する。大量のタンクが廃炉作業の妨げになりかねない状況だった。海水のモニタリングや農水産業の風評被害対策を強化する。
同日朝に首相官邸で開いた廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚会議で決めた。菅義偉首相は「廃炉を進めるにあたり避けては通れない課題だ。処理水の安全性を確実に確保するとともに、風評払拭に向けてあらゆる対策を行う」と述べた。
福島第1原発は2011年3月の東日本大震災の津波で炉心溶融事故を起こし、高濃度の放射性物質に汚染された水が発生している。東電が専用装置で主な放射性物質を取り除いてタンクにためる。処理水は装置で除去できない放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む。
トリチウムを含む水の海洋放出は国内外の原発でも実施している。基本方針によると、放出前に処理水を海水で100倍以上に希釈し、国の基準値の40分の1程度、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインの7分の1程度にトリチウムの濃度を薄める。1年間に放出するトリチウムの量が事故前の福島第1原発で設定していた目安を下回るようにする。】一部抜粋