再エネの本命?「洋上風力発電」が、日本でも本格化するタイミングでの生産撤退、
「運営・保守」は拡大というが・・
1回転で家庭1日分を発電! 世界最大の巨大な洋上風力タービンから、欧州の再生可能エネルギー事情が見えた



原発に拘るあまり、風力発電など再エネを軽視した国策の結果、
三菱重工、日本製鋼、日立と、日本勢はコスト競争に破れ、全社が生産から撤退。
<原発のない国へ 福島からの風>に逆風、原発「予約席」で送電線に空きなし!?
瀕死の東芝しり目に・・独シーメンスと米GE、「脱原発」業績けん引
未利用のエネルギーは無尽蔵。目に見えずとも、そこにエネルギーは存在する。

日立が、他国製発電機で勝負できる案件は、政治力を発揮できる?国内市場のみ、
前途洋々の風力発電で、ただ一国後ろ向きの日本、滅び行く原発との心中?は
御免蒙りたい。

原発事故に学んだ中国は"再エネ"で世界市場をリード、一方学ばない日本は・・
【福島原発事故を起こした日本は原発に拘り、陰湿な"再エネ"イジメ。

一方中国は「福島原発のような事故が起これば、国家破綻を起こしかねない」と、
"再エネ"に舵を切り、世界市場をリードするまでに・・

スウェーデンでは6円の風力発電、UAEの太陽光発電は3円、
再生可能エネルギーが「高くつく」というのは、ウソか誤解でしかない。】

九州電力、13日に太陽光発電抑制 国内初。 海外では立場が逆転、高コストの原発が廃炉に・・
原発は不要、安全性でも採算性でも。イギリスでもトルコでも・・


「原発再稼働どんどんやるべき」 福島事故後停止で経団連会長
経団連会長の原発「大ブレ発言」で判った廃炉ビジネス時代の到来

 日本経済新聞より
日立、風力発電機の生産撤退 運営・保守は拡大へ
【日立製作所は25日、風力発電機の生産から撤退すると発表した。提携する独大手エネルコンからの調達を拡大し、自社は風力発電所の保守運営や蓄電池と組み合わせた次世代サービスなどに注力する。風力を含む再生可能エネルギー事業は今後も注力し、2018年度見通しで800億円の売上高を大幅に拡大する計画だ。

風力発電機は埠頭工場(茨城県日立市)で発電容量200…】

 日経ビジネスより
洋上風力、本格普及への追い風 
【沖合に複数の大型風車を設置する「洋上風力発電」が日本でも本格化しそうだ。一般海域の利用ルールを定めた新法が11月30日に成立し、政府が参入を促す。事業リスクは軽減するが、法整備前から計画してきた事業者には一抹の不安もある。

 大型風車を海上に複数設置する洋上風力発電は、発電効率がよく、欧州では再生エネの主力と位置づけられている。騒音問題が少なく大型化しやすいうえ、陸上と比べて強い風が安定的に吹くからだ。水深の浅い海が広がり北海油田の掘削技術を転用できた欧州では、2000年ごろから普及。既に日本のすべての風力発電の4倍以上に当たる1600万kW(キロワット)の発電所が稼働している。

 四方を海に囲まれた日本の洋上風力のポテンシャルは高い。県条例などを活用し複数の電力事業者などが数年前から準備を進めてきた。環境アセスメントや地元の漁業者との交渉など既に投資が始まっている計画も、港湾内を入れれば全国で10カ所以上ある。】一部抜粋

 日経ビジネスより
スクープ 日立、風力発電機生産から撤退へ
【日立製作所が風力発電機の生産から撤退することが、日経ビジネスの取材で25日、明らかになった。すでに新規の受注活動を停止しており、契約済みの製品の生産が終わり次第、埠頭工場(茨城県日立市)での風力発電機の生産を止める見通しだ。日立は子会社が提携する独メーカーの風力発電機の販売と、保守や運転支援などのサービス事業に軸足を移す考えだ。

 国内の風力発電機メーカーは、三菱重工業と日本製鋼所が事実上生産から手を引いている。日立の撤退で、風力発電機を生産する国内企業はなくなる。日立は英原発計画も凍結しており、エネルギー事業の再構築を急ぐ。

 日本市場は、世界に比べて圧倒的に小さい。2017年に世界で稼働を始めた風力発電所の出力は計5250万kW だったのに対し、日本はたったの16万2000kW。18年も19万2000kWにとどまる。日立の製品は「価格が高い」(業界関係者)といわれてきたが、主力の国内市場がなかなか育たない中では、規模の拡大によるコスト削減効果も引き出しにくい。

 日立はアジア市場に進出し、規模を拡大する戦略を練っていたが、独シーメンスや米ゼネラル・エレクトリック(GE)などとの競争は激しい。このまま国内で自社製品を製造し続けても対抗するのは難しいと判断したようだ。】一部抜粋