ダイソンの羽根のない扇風機には驚かされましたが、電気で羽根を回すことなく風を起せるのなら、
羽根のない?風力発電もあり?と思い知らべてみると、ホントに有りました。

 なんとダイソンはファンヒーター切り替え型も販売しています。
常識は破るためにあり、その先に進歩がある。何時までも常識に囚われていてはいけませんね。 

関連記事 「人工光合成システム」で、地球温暖化とエネルギー問題を同時に解決
       「温泉発電」事業化 国が支援:温泉や工場排水で発電できる熱発電チューブも
       2020年までに「原発20基分」!?"海洋発電"無限の可能性!?
       ~無限の電力を生み出す“マグネシウムによるエネルギー循環社会”実現へ~
       原発から、環境にやさしくコスト1/2の石炭火力へ!日豪でCO2ゼロへ実験
       コロンブスの卵?画期的「樹木型」太陽光発電モデル、13歳の少年が発表
       電力使わず冷媒循環:従来比2・3倍 省エネに貢献「ループヒートパイプ」を開発
       原発も化石燃料も不要に!厄介者の“藻”から「緑の石油」:アメリカでプラント稼動
       CO2からメタンガスを生み出す微生物「アーキア」
       重力と浮力のみde 「夢のエネルギー製造装置」
       <スゴ技Q 家庭でもできる! 新エネルギー大革命>

 greenz.jpより
効率2倍でコストは半分!?鳥にもお財布にも優しい”羽根なし”風力発電「The Saphonian」

$げんぱつニュース-1


【「風力発電」と言えば、3本の羽根を思い浮かべる方も多いと思います。実は現在の風車のメカニズムは、400年前の技術のままだということをご存知でしたでしょうか?今ある風車の技術を改良するのではなく、まったく新しいテクノロジーの風力発電機をつくりたい!そんな思いから生まれたのが、今回ご紹介する羽根がない風力発電機「The Saphonian」です。

こちらの風力発電機、今の風車には当たり前の羽根やハブ、変速装置がまったく必要のない機構になっています。なのでコストもほぼ半分ですむそうです。開発したのはチュニジアのSaphon Energyという会社。CEOのHassine Labaiedさん曰く、羽根のないデザインはヨットのメカニズムからヒントをもらったらしいですよ。

 中 略

従来の風力発電では、騒音で周りの住民の悩まされたり、回り続ける羽根に鳥がぶつかって亡くなるという”バードストライク”が課題になっていました。それらの課題は”羽根なし”にすることで、一気に解決することができるのです。

化石燃料や原発に頼らずに暮らすためには、自然エネルギーを中心とした社会を急いでつくる必要があります。しかし、風力のさまざまな問題や太陽光パネルの製造過程における土壌汚染問題など、「自然エネルギーだから何でもOK!」というわけにはいかないのもっじつ。すべての生産から廃棄までのライフサイクルでどれだけ負担を少なくすることができるのか、しっかりと見極めることが大切です。

今回の”羽根なし”のような画期的なテクノロジーによって、ひとや生態系にスッとなじむ、新しいエネルギーのデザインが生まれていくといいですね。

(Text:緒方康浩)
[via Treehugger]

こんな風力発電機もあります。

$げんぱつニュース-3

ふわふわ浮きながら、しっかり発電。空飛ぶ風力発電機「Airborne Wind Turbine」】 一部抜粋



 ゼナシステムHPより
風力発電の常識を変えた、まったく新しい概念の“風洞発電”
風力発電は「風まかせ」。変動率が高く、稼働効率の悪い従来の風力発電

風力発電の歴史は紀元前1,000年(エジプト)まで遡り、また風のエネルギーは半永久的な非枯渇性エネルギー資源として昔から貴重なエネルギーとして考えられてきました。近年、特に風力エネルギーはその生成過程で物質変換を一切行わず、廃棄物も出さないクリーンなエネルギー資源として大きな期待がされています。

しかしながら、これまでの風力発電技術はいずれも「あるポイント」を設定し、そこに風が吹くことを期待したものであり、常時依存型の「風まかせ風車」からの脱皮ができない方向性のまま進化してきました。そのため「風力発電=エネルギー密度が低く、変動性が高いために稼働率が悪く、電源としての活用に難点がある」というレッテルを貼られてきたのも事実です

これまでとはまったく違う新しい概念「風洞発電」とは?

$げんぱつニュース-2


 風は実に気ままなものです。右から吹いた風が今度は左から、猛烈な風が来たかと思えば、ぴたりとやんでしまう・・・・そんな気ままな風をどのようにあつめることができるのか・・・。弊社の開発テーマはこの「風の集め方」でした。そして導き出した結論は「どこから吹いても、いつ吹いても、風の強弱に関係なくすべてを受け止める仕組み」=(風洞理論)でした。

 弊社のウインドタワー(WIND TOWER)は六面体の立方形です。どの方面からでも、どの高さからでも、風の強弱に関係なくすべてを捉えます。そして一度捉えた各々の小さな風は3点圧縮により、集合体となり、更に風の抜け道に向かって風洞内にて再度力を集合して出口に向かいながら加速していきます。排出側に気圧を変える装置が備えられ、強い風流体を生み、これまで考えつかなかった風エネルギーを作り出すのです。

 これまでの風の流体力学やBetz限界値等の理論では考えられない新しい視点と発想にて風を捉える事に成功したからこそ発見された新しいエネルギーのシステムなのです。】一部抜粋