NHKあさイチより
【最近、注目度が高まっている「新エネルギー」。そこで、家庭でも取り入れられる新たなエネルギーについてご紹介しました。暑い夏でも地中熱を利用した空調システムを取り入れることで、エアコンなしで快適に過ごせているというお宅や、太陽光発電の初期費用を0円にすることで普及を広めた長野県飯田市の事例、さらに藻類から作ったオイルを作り、エネルギーに利用する研究など、新たなエネルギーの最新情報をお伝えしました。

地中熱利用の空調システム

地中の温度を利用して、エアコンいらずの生活を送る家庭の様子をご紹介しました。地中の温度は、1年を通して16度と安定しています。地下5メートルの穴を掘りそこに空気を通すことで、夏の熱い空気は地中で冷やされ、冬の冷たい空気は地中で暖められます。自然の空調システムを利用して、エアコンの利用を減らしたり、人によってはエアコンを使わなくても過ごせます。このシステムは、全国どこでも導入可能です。これまで900棟以上の一般家庭に加え、100棟以上の保育園や介護施設などが導入しています。

【株式会社 ジオパワーシステム】
ホームページ:http://www.geo-power.co.jp
電話:0837-65-3511

初期費用0円の太陽光発電パネル

長野県飯田市で、ファンドを利用して太陽光発電パネルの普及を進めている取り組みをご紹介しました。日本有数の日照時間を誇る飯田市は、太陽光発電の普及を進めていましたが、およそ200万円と言われる初期費用の高さが普及の壁になっていました。そこで、市が中心となって『お日様0円システム』というファンドを設立。出資を受けることで初期費用を0円にする仕組みを考案しました。今は、民間の株式会社がファンドの運営を委託されています。

【おひさまエネルギーファンド株式会社】
ホームページ:http://www.ohisama-fund.jp/index.html
電話:0265-56-3710

床発電(振動力発電)

Jリーグヴィッセル神戸がホームスタジアムの観客席に取り付けている『床発電』についてお伝えしました。サポーターがジャンプするときに起こる振動を利用して発電しています。今シーズンは44席に導入。電気は、蓄電式の単三電池に充電され、警備用の誘導灯に利用されています。

【ヴィッセル神戸】
ホームページ:http://www.vissel-kobe.co.jp

色々な発電方法を開発

床を踏む振動を電気エネルギーに利用する『発電靴』や『発電杖』、声から電気を生み出す『音声発電機』など、生活の中にあるさまざまなエネルギーを発電に役立てようとする企業の取り組みを紹介しました。

【音力発電】
ホームページ:http://www.soundpower.co.jp

オイルを生み出す藻

川や海に生息する藻が生み出すオイルを、燃料などのエネルギーに利用しようという、最新の研究についてお伝えしました。筑波大学大学院の渡邉信教授は、去年、『オーランチオキトリウム』という抜群の産油能力を持つ藻を発見しました。高い産油能力がある藻を使ったエネルギーには、世界各国が関心を持ち、実用化をめざしています。

【筑波大学大学院 環境・生物多様性研究室】
ホームページ:http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~makoto/index.html

スタジオでご紹介した物

ソーラーパネル付きかばん

【オーディオキューブズ株式会社】
電話:06-6253-5595
(※インターネット通販でも販売されています)
価格:28300円(リュック)、18900円(ショルダーバッグ)

巻き取り式太陽光発電ユニット

【株式会社オーエス】
電話:0120-380-495
ホームページ:http://jp.os-worldwide.com
価格:29800円

ペダル式発電機

【マリン商事株式会社】
電話:058-247-6977
価格:15540円
※現在品切れ中で、再入荷は9月末の予定です。

コーラ発電・太陽光発電のランプ

【SONY株式会社】
ホームページ:http://www.sony.co.jp
※試作品で、商品化はされていません。

エコ達人

東京稲城市にお住まいの“エコ達人”高野達夫さんをご紹介しました。高野さんは、太陽の熱を使うさまざまな道具を開発しています。番組では、太陽熱を利用して水を温め、お風呂のお湯に利用する『太陽熱温水器』や、太陽熱でホットケーキをつくる『温箱(おんばこ)』をご紹介しました。】

地中熱エアコン、200万円が100万円になれば、爆発的にヒットする!!
使うのはファンを回す分の電気だけ、究極の節電。

おひさまエネルギーファンドで初期費用ゼロ円。
太陽光発電の普及のネック、初期費用がゼロ円、電気の地産地消が気軽に出来る!!

節電、創電のアイデア満載、ぜひ参考にして下さい。