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DIN 41524 to XLR Cables

さて、先日一生モノの買い物をしてからというもの、友人バンドのレコーディングに早速投入してみたMD421II GOLD。

ここ何年か一人の女性Voばかりをほぼ専属で(お互いアマチュアですが)録り続けていたので、男Voというのはちょっと新鮮。
男と言っても高めの声質。現行の現行MD421IIとMD421II GOLD、C414B-ULSを並べて何時間ながら歌入れ前にマイク選びを。

どれも良い!
良い意味でどれでも良い!!

となればここではMD421N GOLDを投入してみたい衝動に駆られる場面ながら、僅差でC414B-ULSに。やっぱり、414(笑)
所詮とか言うとマイクに失礼だけど、マイクはマイク、出来上がった音源の歌やら楽器やらに何のマイクが立てられたかは、リスナーにとって差ほど重要じゃない。差ほど、どころか、全く。でもここを録る側はとことん気にして拘らなければ。だがそこに、マイクとの運命的な出会いやら事情なんぞ関係ない。

マイクの選定中、気になったのはMD421IIのケーブルのこと。
DIN 41524 仕様なのでXLRに変換するわけですが、ジョイントしたオス・メスのXLRが宙に浮いている状態というのは精神衛生上かなり不安であって、マイク本体へのテンションがすごく心配。特に、その重みで使用中に角度が変わったりしちゃうかも知れないということ。
当然の事ながら金属接点も増えるわけで、違う種類のケーブル同士の組み合わせによるキャラの変化も無視できない。それ以外に気にするところたくさんあるでしょ?という突っ込みは置いといて。

本来ならばコネクタとケーブルをそれぞれ入手するか、手元の変換ケーブルのピン配列をメモってからバラして好みケーブルで作り替えるところなのに、前者の場合だと「41524」というDINがまた曲者、日本屈指のパーツ街、秋葉原にもないことは前々から知っていましたが、今までの自分には必要なかったし、必要になるなんて夢にも思っていなかったので、正に不測の事態。

ただ何分古いマイクなので、保存状態諸々の事情でまだ実戦投入出来るか不明ながら、マイクがNGでもパーツは貴重なので今後のストックにもなり得るし、MD421NとMD409Nを同じギターアンプに立ててみたりしたく、その ために同じ仕様のケーブルが必要かなと。手持ちの短い変換ケーブルを作り替えるのは念のためやめておきました。

さて、円高の昨今...個人輸入を。

今回お世話になったのはHITON INSTRUMENTS
Vintage Microphone Information Table 」というコンテンツがなかなか興味深い。XLRではないビンテージ物のマイクとその対応表。

  ちなみにこのショップでは、もっと古いスイッチなし421に採用されているBig Tuchel仕様のケーブルも購入できるようです。


10月12日にオーダー確認のメールが届いて、意外にも早く20日に無事手元へ。

KT Studio Works

はるばる海の向こうからやって参りました的な風貌。

KT Studio Works

ばっちり。

KT Studio Works  KT Studio Works

ジャストフィットです。
当たり前か (^ ^;)


KT Studio Works  KT Studio Works

ケーブルは青。ブーツの色は2本オーダーした内1本を青、もう1本を赤にしてみました。ケーブルの種類までは流石に選べないのですが、「届いてからのお楽しみ」とばかりに、実際に届いたケーブルをチェック。

日本国内では見かけないながらもちゃんと取り扱い はある模様。
「SOMMER CABLE THE SOURCE」
値段だけで判断出来かねるものの、MOGAMI 2534とBELDEN 8412の間と言ったところ?

こうして無事に手に入れたケーブル、ブーツの色を分けてはみたがあまり意味がないということに気づく。
41524側は色がついていないので、結局区別難しいということ。値段には影響なかったのでいいんですがね。

さて、いつ活躍してくれるのやら...

Old SENNHEISER "GOLD" Mics

さて、唐突ですがまずはこちらから。

KT Studio Works

何と言うことでしょう...(劇的)
先日またとない出会いに遭遇しました。今日はその時のお話。
左から、ドイツはSENNHEISER社のマイク、MD421N、MD421II、MD409N
ゴールドですよ、ゴールド!!

 本当は左のMD421Nだけ買うつもりでしたが、話の分かるスタッフさんとの出会いが幸運でした。
「MD421」という型番のマイクは厳密には存在しなくて(確か)、末尾に見たことあるものだけでもN、U、U-4、U-5、HL、などなどが付き、ロゴもSENNHEISER以外にTELEFUNKENだったり、SENNHEISERでも筆記体だったり、色も現行の黒ではなく「白クジラ」と呼ばれるものがあったり、XLRコネクタではなくてDINや、名前忘れましたがもっと昔のものはまた違う形状だったり、この辺の違いや年代を完璧に説明できる人っているの?ってくらい、モデルチェンジを繰り返しているマイク。そもそも長い歴史を持つ老舗中の老舗メーカーを代表するマイクですからね。

今回のMD421は、グリルの部分だけがゴールド仕様の個体。
SENNHEISER社は何年かに1回、過去の仕様を復刻したSpecial Editionなる421を限定生産していて、自分自身は2003年の楽器フェアで、まだゼネラル通商さんが同社製品を取り扱っていた頃のSEを間近に見たことがあります。

これが当時の写真

KT Studio Works

でもこれより遥かに昔の個体だというのです。

現代ではオールド421がDINだと使いにくいと言うことで、XLR仕様に改造する例も時折見かけますが、今回入手した内の1本も、その可能性もあるとのことでした。
そのコネクタや年代にまつわる話を親身に対応いただいていたところ、「ワケあって店頭に出せない421があるのですが」と話をいただいたのでした。
それが真ん中と右の個体。
その「ワケ」とは、コネクタがDIN端子のために動作確認が出来ないとの理由でした。
販売するとしてもジャンク、ここではその価格を伏せますが、考えられない価格で譲っていただけることになりました。

スタッフさん、
「お客様、きっとお好きなんだろうなと思って」
「そうでなかったらボク、コネクタの話なんてしなかったと思いますから、巡り合わせなんだと思います」
って。

過去、MD421の入手においては他にも運命的な出会い がありました。
その時に入手したDIN to XLRの変換ケーブルでチェックしたところ、出音に問題なし!ロー抜けの様な印象もありませんでした。実際には歌なり何なり録ってみてですが。

ちなみにロータリースイッチは5段階、もう一方のDIN仕様の個体は2段階で、手元にあるMD421HLと同じです。

KT Studio Works  KT Studio Works

更には当時のスタッフさん
「SENNHEISERお好きでしたら...」
と、出してきていただいたのが何と!

MD409N
はい、知りませんこんな型番 (^^;)A しかもゴールド。
形からして、同社evolutionシリーズのe609とかあの辺の製品はこの頃のモデルを踏襲しているのかな? と想像してしまいます。いや、きっと少なからずそうだと思います。
前出MD421IIと同様に、こちらもDIN仕様、動確出来ずでこれまた譲っていただきました。

ただ、このMD409Nには若干の問題が。
そのことはこのブログでは珍しく後日に引っ張っちゃう(笑)

安室奈美恵 - Fight Together

いつまで続くんだ?と毎日鬱陶しかった猛暑も徐々に落ち着いてきそうな予感。
営業じゃないんですが外回りの身としては、毎日の暑さに体力を奪われてヘトヘトで、それでブログの更新もサボりがちでした、という毎回のいい訳から。

とても過ごしやすかった今週末に、横浜・八景島シーパラダイスで開催されていた「花火シンフォニア~がんばろう 日本~ 」 を観に行ってきました!v(^-^)v

上がっている間に曲が流れていて、驚くべき事にちゃんと花火とコラボしてるんですね!
曲が終われば花火も止まるし、控えめな曲には、それに合う上がり方をする、どうやってんだうって、花火の美しさもさることながら、ずっとそんなことばっかり考えていて。バカです(- -;)
花火を上げる技術に対してド素人との身としては、順番に花火師さんが導火線に点火していくのか?って考えつつも、いや、曲とコラボしている訳だから、事前に曲の尺や展開に合わせてプログラミング的なことをしてるに違いない!とか(笑)きっとそうです、多分...

流れていた曲もまた良かった!
でも花火が上がっている最中は誰のなんという曲なのか分からず、家に帰って調べて見たところ、その日の模様が曲別にYouTubeにΣ(゚д゚;)
動画貼るのはなんだかアレなので、曲名だけ。

安室奈美恵 - Fight Together
ゆず - Hey和
ゆず - LOVE & PEACH
RESTART JAPAN with TUBE - RESTART

だったそうです。
安室ちゃんの曲は、ONE PIECEの主題歌らしい。アニメ全く観ないしテレビも持ってないので、疎いんです。
Fight Togetherは一番インパクトに残って、花火の事を抜きにしても、1回聴いただけではなかなか印象に残らない自分にとっても、久々にガツン!と残ってくれました。更に調べると、楽曲を手がけたNao'ymt氏は、HIP HOP出身の方だそう。すごいな、このセンスと機転の利き!


花火を観に行きつつも、敢えて「流れていた曲が最高だった」というネタでした。
自分はこう、常にこういうことしか考えていなくて、話題も偏ってんなと。それはどうやら、ブログの中だけにしておいた方がよいみたい。


NAKED/ Fight Together/Tempest
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安室奈美恵
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