和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ -22ページ目

YMOがiTunesに登場だそうです

こんにちは、マーシィです。


YMOがiTunesに登場したそうです。

iTunesへのリンク


最近妙に仲のいい三人組、坂本隆一、細野晴臣、高橋幸宏によるテクノポップバンドYMOです。

本当に流行ってた頃というのは、小学生ぐらいの時分だったんですが、

何を思ったか高校生の頃、CDをレンタルしてみて、驚きましたね。


すごいすごい、全然古くない、むしろ新しいって思いました。

とくにBGMっていうアルバムに感銘を受けました。

ハイポジのカセットに録音して、擦り切れるまで聞いたのもいい思い出です。


iTunesに登場したし、又聞いてみようかなと思います。

INTEL次世代Coreiシリーズのチップセットリコール

こんにちは、マーシィです。

Intel、6シリーズチップセットに不具合、リコールへ

朝起きたら、すでにこのニュースが出回ってて、僕は非常に驚いたわけなんですが、
コンピュータ大好きっていう人以外は、あまり普段からなじみのないような事柄ですので、
軽く解説させていただきます。

インテルが次世代Core iシリーズっていう最新のCPUを発売したのが今年のお正月明けてすぐのことでした。
このCPUはインテルが、現在の普及型CPUであるCore2Duoを置き換えるために開発したものです。
これからの普及型パソコンや、オフィス用の薄型パソコンなどに続々搭載され、今年末までには市場を塗り替えてしまうために作りだされました。
このCPUはとにかく省エネでありつつ、グラフィックを内蔵し、システム全体を低コストで完成させることができるのです。

そのCPUをサポートするチップ群をチップセットと呼ぶのですが、これに今回不具合が見つかり、リコールされるということになりました。
CPU自体に問題があるわけではありません。
しかし、かわりになるチップセットが現在ない状態なので、インテルが現在製造してる最新バージョンのチップが出荷されるのを待たねばなりません。

この出荷が2月下旬からとなり、普及台数出荷され始めるのが4月以降となる見込みです。

メーカーPCなどでも春ごろまでには次世代Core iシリーズの普及型機が出荷されるようになると考えていただけに、このスケジュールの遅延はインテルにとって、大きな機会損失になると思われます。

新型PCへの次世代Core iシリーズの採用は大いに遅れることとなる見込みです。
春モデルの新型PC出たら買うというつもりにしてた方はこのニュースにご注意ください。

TwitterとAmebloの連携(Feedburner)

こんにちは、マーシィです。
先ほどの投稿、無事Twitterに投稿されていたので、ほっと一安心。

やり方を忘れないうちに書いておこうと思います。
FeedBurner

英語です。
日本語化は一切されないような感じです。
GoogleのサービスなんでGoogleアカウント必要です。
僕は普段使ってるGmailアカウントでログインしました。


Burn a feed right this instant. Type your blog or feed address here:
というテキストボックスに、Blogアドレスを入力してNextを押してください。

次の画面でブログタイトルが取得できていたら大丈夫。
Nextで次に進んでください。

Congrats!と出れば成功です。FeedBurnerがRSSフィードを取得する準備は整いました。

それからNext、Nextともう一画面スキップして、メニュー画面へ。
ここでPublicizeタブをクリック、サイドバーからSocializeをクリック。

ここのSelectaccountでTwitterアカウントのひも付けをするんですが、
他のTwitter認証アプリと同じような感じで認証します。

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こんな感じで設定して、画面下のSaveボタンをクリックすれば大丈夫です。

TwitterとAmebloの連携

こんにちは、マーシィです。
昨日、アメブロとFacebookの連携は出来てたのですが、どうもTwitterとの連携がうまくいってないようでしたので、テストを兼ねて記事を書いてます。
昨日設定したのはFriendFeedというサイトでの連携だったのですが、うまくTwitterに投稿してくれないようでしたので、他のサービスを探すことにしました。
今回選んだのはFeedBurnerというサービスです。これがうまく投稿できてるようでしたら、またやり方について書いてみたいと思います。

AmebaブログとTwitterとFacebookファンページを連携しました。

みなさんこんにちは、マーシィです。

Facebookにファンページを開設したのを記念に、TwitterとFacebookそしてこのブログを連携してみました。


いまは各サイトに認証の仕組みがきっちりあるので、簡単に行えました。

RSSもこういうときには非常に便利。


これでFacebookも作ったきりにならずに、情報を流せそうです。


Facebookアカウントを持ってるあなたは、右のサイドバー→からいますぐいいね!をぽちっとお願いいたします。

iPadとはなにか

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 一時期の熱狂も一段落した感のあるiPadですが、潤沢に出回りだしたようで、大型電気店などでは当日店頭在庫があったりと、手に入りやすい状況となっています。
 私はiPadを毎日使用していて、すっかり無くてはならないアイテムとなっています。
 しかしながら、iPadを買ってみたが使わなくなった、とか、使いどころが無かった、という評判をネット上で見かけることも多くなりました。
 iPadとはいったいどんなデバイスなのか、その実体をつかめないと、なかなかiPadをどう使っていいのか分らなくなるかもしれません。
 
 iPadとは、大きくなったiPodTouchなどと揶揄されることもありますが、私としては、制限解除されたiPhoneという捉え方が一番しっくりときます。
 iPhoneに対してプラスアルファを求める端末として、iPadは完成されているということです。iPadを使ってからiPhoneを使うと、画面の表示領域の小ささを強く感じさせられることになりますが、それはまさに携帯電話であると言う制限から来る物です。

 iPadではXGAサイズのディスプレイを備え、9.7インチのディスプレイは画面へのタッチもしやすく、WEBのブラウズも快適に出来ます。iPhoneでは何度もスクロールさせないと読めないWEBサイトも、縦に持てば一覧できるのです。
 またWEB上のアプリケーションへのアクセスのしやすさも抜群の物です。入力のしやすさがiPadのいちばんiPhoneとの違いとなるでしょう。(iPhoneでフリック入力に特に慣れているという人にはフルキーボードは使いにくいのかもしれませんが…)

 もちろんNetbookと呼ばれるPCとの違い、制限はあります。NetbookとよばれるPCとiPadはプロセッサの力がそもそも違います。大概のNetBookはフルサイズのWindowsを動かす必要があるので、より強力なプロセッサを必要とします。フルサイズのWindowsが動作するため、汎用性は高くなります。Windowsのアプリケーションが動くというのは大きなことです。

 iPadはフルサイズのMacOSXをあえて搭載せず、携帯端末であるiPhoneとおなじiOSを搭載しています。iOSはMacOSXから色々な機能を削った物です。それはより省電力なプロセッサで動作するように作られています。ですからMacのアプリケーションは動作しません。あくまでiPhone、iPadのために作られたアプリケーションのみ動作します。

 AppleがiPadに対して、このような制限を設けたのは、iPhoneの成功とノウハウの積み上げから来る自信があったからではないかと思います。多くのユーザーはフルサイズのPCの機能を常に必要としていないと言うことがiPhoneで分ったので、つぎのステップとしてiPhoneのサイズを大きくしてみる、という段階を踏んだのではないでしょうか。

 で、やはりiPadのサイズのコンピュータにフルサイズのPCの機能を誰もが求めるということになれば、iPadは失敗し、やがて製品ラインから消えていくことでしょう。
 しかし、そうはならないのではないでしょうか。フルサイズのOSを搭載したコンピュータと携帯電話、その中間点のデバイスは必要とされるという空気がいまiPadによって形作られているように感じます。
 
 軽量で、直感的で使い勝手がよく、キーボードが無い分、より「近しい」コンピュータ。それがiPadなのです。

iPhoneの別バージョン

現在、日本ではiPhoneはソフトバンクモバイルからの独占販売の形式をとっています。
アメリカでもAT&Tという通信会社からの独占販売の形式をとっています。


ソフトバンクモバイルとAT&Tは同じ通信方式(W-CDMA)を採用しています。そのために同じ本体で、使用することができます。
このW-CDMAはdocomoも採用している通信形式で、auはCDMA2000というW-CDMAと互換性のない企画を採用しています。
iPhoneからSIMロックが解除されれば、docomoでも使用可能といわれるのは、主にこの通信方式の互換のためです。


現在かなり確かな噂として、CDMA2000形式のiPhoneの開発がApple社内で行われているというものがあります。
これはアメリカでAT&T専売をやめて、大手通信会社であるVerisonWirelessからもiPhoneを発売するための準備ともとれるものです。

実際iPhone4のアンテナ問題の質疑応答の中でVerison形式のiPhoneの存在は公表されており、これが市場に投入される可能性も十分あります。

とはいえ、Appleはしたたかであり、MacOSXの開発においても、過去にPowerPCというCPUを採用していましたが、当初よりINTELのPentiumでも同時に開発を進めていた経緯があります。

他の可能性は常に追求したうえで、最終的に取捨選択するタイミングまでは実態を明らかにしないことがAppleのこれまで通りのやり方です。

ですからCDMA2000版のiPhoneは製品にならない可能性もあります。


ただ現在、米国市場で、AndroidやRIMとのスマートフォンのシェア争いをしていくうえで、AT&T専売というのがAppleにとって足かせになりつつあるのは確かです。
よりシェアを大きくしようとするのであれば、VerisonWireless形式のiPhoneを出すことは、大きな一手となります。


そうなると日本でau版iPhoneという可能性も十分出てくるのですが、それはまた改めての話とさせていただきたいところです。

WindowsXPをお使いの皆様へ

WindowsXPのサービスパック2(以下SP2)は先日、マイクロソフトが正式にサポートを終了しました。
今後WindowsXPを使い続けていくためには、サービスパック3を適用しなければなりません。
SP3を適用すれば、今後も正式なサポートが続きますので、特にネットワークにつなげて使用されている方は、必ずSP3の適用を行ってください。


2001年にリリースされたWindowsXPですが、いまだに企業ユースなどを主に、使われ続けているのは、サポートされているソフトウェア、ハードウェアの幅が広いことが一つの原因でしょう。
マイクロソフト社は後方互換性ということを大事に、Windowsのリリースを重ねてきた歴史があります。
古くはWindows3.1などの16bitシステムから、Windows95シリーズ、Windows2000の資産をできるだけ引き継ぐことを目的に、多くの努力と蓄積を行ってきました。


近年リリースされたVISTAはこの後方互換性をある程度断ち切ることから、新しいパフォーマンスと安全性を引き出す目的で開発されましたが、これは一部受け入れがたい現場も多く、普及は思うように広まりませんでした。
Windows7になって後方互換のためにXPモードを用意したり、周辺機器のドライバなども整備されてきたため、リリース10年目を迎えるXPからWindows7への移行を考える方も多いのかもしれません。


このVISTAが行ったような大胆なアップデートとして、WindowsXPのSP2がありました。
これは古くから使われているOSの様々な部分が今日的なセキュリティーとマッチせず、今後次々と脆弱性を攻撃され続けることを脅威と考え、OSの様々な部分に全面的な改訂をくわえたものでした。
そのため、古くから使っているアプリケーションや周辺機器はSP2を適用すると動かなくなるというような事態が数多く発生しました。

これはXPの新バージョンとして、有償で配布することもできるぐらいの大規模なバージョンアップです。しかしマイクロソフトはこれを無償のサービスパックとしてリリースしました。


当時の背景として、XPの次世代バージョンといわれたコード名Longhornの開発が大幅に遅れていたということがあります。結局LonghornはVISTAという形で落ち着くのですが、そこに至るまでXPを使い続けてもらう必要性をマイクロソフトも感じていたのでしょう。
SP2以降、セキュリティーセンターが作られ、ファイアウォール、アンチウィルス、定期セキュリティーアップデートが必須となりました。
これはMSBlasterワーム事件などで、Windowsが使い続けられなくなる(=信用に足りなくなる)可能性を大きく減らしました。
Windowsの脆弱性はいまでも修正され続けていますが、今のところそれを利用した大規模な攻撃は起こりにくくなっています。


その結果、WindowsXPは発売開始から10年たっても利用者数がダントツに多いOSとして君臨し続けることとなりました。
OSのメジャーバージョンがこれだけ長く生き続けるのも、他のOSではなかなか珍しい事態となりました。
SP2というメジャーバージョンアップ並みのテコ入れが、結果VISTAの普及を遅らせるという因果を生んだのは、なかなか複雑にかみ合った条件の結果なのです。

そのSP2のサポートも終了ということで、ある意味ひと時代の区切りになるのではないかと思います。
XPをお使いの方はかならずSP3を適用して、定期セキュリティーリリースも必ず適用するようにしてください。

Internet Explorer6が撲滅されない理由

InternetExplorer6(IE6)は使わないで、という流れがWEB系業界にあります。流れというか、魂の叫びに近いものです。

しかしながらIE6のシェアは0にはなりません。むしろいまだ20%代という高い水準を維持しています。

Microsoft自身もIE6は10年前の腐った牛乳で賞味期限切れ、というコメントを出しさえしています。

ここまでIE6のシェアが高いのは、Windows2000とWindowsXPがあまりにも長い期間君臨し続けていたことが原因でしょう。

またIE6が最先端ブラウザであった当時、MicrosoftがActiveXという技術を前面に打ち出したことが、捨てられない原因の一つとなっています。

Microsoftには大々的にテクノロジーを売りだして、結局別のテクノロジーを新たに押し出して乗り換えたり、縮小して、なくしてしまったりという悪癖を持っています。
ActiveXは今でも使われていますが、新たに作りだされるWEBサービスでActiveXが必須というプロジェクトはもはや無いのではないでしょうか。
しかしActiveXを基盤としたシステムというものは残っているもので、これがIE7やIE8であると互換性がなかったりすることもありえます。

そんなシステム捨ててしまえばいい、とWEBエンジニアは叫ぶかもしれませんが、大枚をつぎ込んで作ったプロジェクトであったり、べつなシステムにリプレースする予算がなかったりするということは十分あり得る話です。

そういった背景があったりするため、WindowsUpdateですべてのIE6を根こそぎアンインストールして、IE8に置き換えてしまうという方法はとれないようです。業務に支障が出たというクレームは避けたいものです。

ほとんどの人がブラウザにこだわりがないというのも、原因の一つでしょう。

いままでどおり、インターネットができていればいい、別に新しいやり方を試す必要がないという意見で、かつ、WindowsXPを使っているユーザーの数はかなりの数に上るのではないでしょうか。
そういう人にIE6を使わないことで得られるメリットを説明するのは難しいことかもしれません。
IE6は欠陥がある、セキュリティーリスクである、というやり方で啓蒙する方もおられます。でも実際のところ、IE6をFirefoxに置き換えることにリスクを感じるユーザーがいることも同じくです。
javascriptやCSSの実装の程度の差がIE6を使わないでほしい理由である場合は、セキュリティーなどを引き合いに出してIE6からの脱却を促すのは難しいことかもしれません。
FirefoxやChromeにセキュリティーリスクがないわけではありませんし、頻繁にアップデートもかかっています。

セキュリティーの問題でいえば、IE6についてはリスクを検討済み、その他ブラウザについてはリスクを未知としてインストールを制限しているような職場もあるかもしれません。
特にセキュリティー監査ソフトなどを入れているような現場で、フリーウェアのブラウザをインストール可にしているところは思っている以上に少ない気がします。

個人ならいいんですが、企業にFirefoxやChromeを標準ブラウザにさせる試みはかなりハードルが高いです。なんだかんだでMicrosoftのネームバリューは大きいのです。
IE6の脆弱性をついた大規模な0Day攻撃(MSBlaster級のでかいの)とかがあれば、ブラウザシェアは一変することでしょう。いまどきあそこまでの脆弱性が残されていないとは思いますが。

IE6が撲滅されないのは、こんな理由が考えられると思います。

ガラパゴス携帯

日本メーカー製の携帯電話は、時にガラパゴスケータイ、あるいはガラケーと呼ばれることもあります。

ガラパゴスと呼ばれる理由として、ガラパゴス諸島のように、島の中だけ他の世界の生態系とは独立して、独自の進化を遂げた様から来ているようです。

日本製携帯に対する蔑称としても用いられることが多いガラパゴス携帯ですが、世界の携帯、あるいはスマートフォンと比較してどう違うのか、どう独自的なのか、ということを考えてみたいと思います。

まず一つはシェアです。日本の携帯メーカー(NECやPanasonicや東芝など)を合計しても、世界市場の中で一割に満たないシェアしか持ちません。
携帯電話大手、ノキア、サムスンなどは全世界市場の中で3~2割以上のシェアを単体で持っています。

日本国内ではどう頑張っても数千万台のマーケットですが、世界市場を相手にするならば、ユーザー数が億を超える市場が待っています。
同じ開発費をかけるのであれば、たくさん売れたほうが、当然利益になります。日本製携帯ももっと大きな市場を狙っていけばいいのではないでしょうか?

それを阻むのは日本携帯の独自性です。あるいは世界基準との差、というべきでしょうか。

たとえば、DOCOMOからノキアは撤退しています。そのノキアがDOCOMO向け携帯として最後に出した機種が下記URLにあるNM706iです。

http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/product/nm706i/index.html

「主な対応サービス・機能」のところをご覧いただけばわかるように、DOCOMOの他の端末に当然付いているような機能はなく、ほとんどが使用不可となっています。

たとえば、着うた、GPS、おサイフケータイ、ワンセグ、デコメ、これらの機能はこの機種では使えません。かろうじてiModeとiModeメールが使用できますが、画面の解像度は少なく、使いにくいものです。

しかしながら、これが世界標準の携帯電話の機能です。電話、ショートメール、電話帳、これだけの機能があれば、携帯電話としては十分とされています。

それに比べれば日本製携帯は機能が大盛り、特盛りです。その分、携帯電話の端末価格は高価です。どれぐらい高価かといえば、定価ベースでは安価なパソコンが購入できる程度の価格になります。
加えることに、音声通話費、データ通信費が月々必要となってきます。

ですから日本以外の国では固定の通信回線と、安価なパソコンを利用して、インターネットに接続し、持ち運びのできる音声電話として携帯電話を選ぶという形が主になっています。

日本製携帯電話のような機能のありすぎて高価な通信端末は必要とされていませんでした。
そこに登場したのがスマートフォン。BlackberryやiPhone、Androidです。
日本製携帯電話の高機能性を知っている人にとっては、いったいどこが目新しいのか分からないぐらいの性能です。

たとえば、iPhone3G、3GSの画面解像度は480x320ピクセルと、日本製携帯電話に比べればはるかに低いものでした。国産ではWVGA(800x480)の高解像度を持つ携帯も普通に存在しました。

スマートフォンと呼ばれるものが、この程度の表示解像度で、十分な情報を表示できるのだろうか。そう思われた方も少なからずいるはずです。

しかし、ほぼ通話単機能の携帯電話を持っている世界の人にとっては、驚くべき高性能でした。
パソコンを使ってしかできないようなことが、何もかもiPhoneでできてしまう。しかも各通信キャリアの販売奨励金(インセンティブ)をつかって、かなり買い求めやすい価格での発売となりました。

世界中でスマートフォンはブームとなりました。日本国内ではスマートフォンと呼ばれる端末よりも高性能な携帯電話を持っている人も少なくなかったため、大きなうねりが起こるまではかなりの時間を要しました。

そんななかで生まれた言葉がガラパゴス携帯なのです。

日本の通信事業者は利用者を囲い込み、追加的な情報に対する課金を行うシステムをそれぞれが持っています。
iPhoneのように、携帯電話メーカーが好き放題集金するシステムを持つものは、受け入れがたい土台がありました。
そのため、iPhoneは最も後発でコンテンツ課金よりも契約者増加数がほしいソフトバンクから発売されることになりました。

今後、すくなくとも日本国内で、国産携帯の普及率をスマートフォンが覆してしまうことはないでしょう。
ただ国内でもAndroidを採用して、国際市場に向けて参入の意思を示すメーカーが徐々に増えてきています。

ひたすら高性能を目指してきた国産携帯が今後世界市場に出回ることになるのか、国産携帯並みの高性能を備えたスマートフォンが国内市場を侵食していくことになるのか。

携帯電話をめぐるビジネスは今後もめまぐるしく変化していくことになるはずです。