iPhoneの別バージョン
現在、日本ではiPhoneはソフトバンクモバイルからの独占販売の形式をとっています。
アメリカでもAT&Tという通信会社からの独占販売の形式をとっています。
ソフトバンクモバイルとAT&Tは同じ通信方式(W-CDMA)を採用しています。そのために同じ本体で、使用することができます。
このW-CDMAはdocomoも採用している通信形式で、auはCDMA2000というW-CDMAと互換性のない企画を採用しています。
iPhoneからSIMロックが解除されれば、docomoでも使用可能といわれるのは、主にこの通信方式の互換のためです。
現在かなり確かな噂として、CDMA2000形式のiPhoneの開発がApple社内で行われているというものがあります。
これはアメリカでAT&T専売をやめて、大手通信会社であるVerisonWirelessからもiPhoneを発売するための準備ともとれるものです。
実際iPhone4のアンテナ問題の質疑応答の中でVerison形式のiPhoneの存在は公表されており、これが市場に投入される可能性も十分あります。
とはいえ、Appleはしたたかであり、MacOSXの開発においても、過去にPowerPCというCPUを採用していましたが、当初よりINTELのPentiumでも同時に開発を進めていた経緯があります。
他の可能性は常に追求したうえで、最終的に取捨選択するタイミングまでは実態を明らかにしないことがAppleのこれまで通りのやり方です。
ですからCDMA2000版のiPhoneは製品にならない可能性もあります。
ただ現在、米国市場で、AndroidやRIMとのスマートフォンのシェア争いをしていくうえで、AT&T専売というのがAppleにとって足かせになりつつあるのは確かです。
よりシェアを大きくしようとするのであれば、VerisonWireless形式のiPhoneを出すことは、大きな一手となります。
そうなると日本でau版iPhoneという可能性も十分出てくるのですが、それはまた改めての話とさせていただきたいところです。