ピア二スト 石井楓子のブログ 〜彼方の音を見つめて〜
2020年

2月2日15時
滋賀県立芸術劇場
びわ湖ホール名曲コンサート
日本センチュリー交響楽団
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 "皇帝"
指揮 阪哲郎氏


2月7日18時
スイス・バーゼル
Mischeli Konzert シリーズ
Reformierte Kirche Reinach
ソロ リサイタル
ベートーヴェン ソナタ22番
        バリエーション作品34
ブラームス 作品119
ラヴェル 夜のガスパール

2月23日
ドイツ Bochum
Thürmer Hall Recital
20時開演
ベートーヴェン ソナタ22番
        バリエーション作品34
ブラームス 作品119
リスト 巡礼の年 スイスより「オーベルマンの谷」
ラヴェル 夜のガスパール

3月14日
フランス パリ Radio France 出演



5月23日
ウクライナ Iso-lviv orchester ベートーヴェン生誕250周年記念演奏会
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37


6月7日 ドイツ Corvey Kaisersaal 17時
Detmold Kammerorchester共演
Bach Konzert no.5 f-moll
Haydn Piano Sonata XVI:42 D-dur
Schostakovich Piano Concerto No.1 c-moll

6月10日
Schluss Konzert
バーゼル ミュージカルテアター
バーゼル交響楽団
ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調


6月12日 ドイツ Corditz Schloss 20時
ソロ リサイタル

6月13日 ドイツ ライプツィヒ 20時
ブリュートナーサロン
ソロリサイタル


6月28日14時 (延期)
ブラームス協会コンサート
銀座ヤマハ &Fサロン
ブラームス ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
カルテット・インテグラ共演
磯村和英氏 特別出演

7月4日
音楽ネットワーク「えん」リサイタル出演


2019年
3月17日(日)14時開演
医家管弦楽団第29回定期演奏会
場所 東京オペラシティコンサートホール

グリンカ 序曲"ルスランとリュドミラ"
ラフマニノフピアノ協奏曲第2番
ドヴォルザーク 交響曲9番 "新世界より"
指揮 曽我大介氏


5月3日 18時
スイス Reinach
Mischelikonzerteシリーズ
ソロ・リサイタル
ベートーヴェン ピアノソナタ第21番"ワルトシュタイン"作品53
シューマン 交響的練習曲作品13
ラフマニノフ プレリュードより


11月2日  14時
東京 北沢区民会館 北沢タウンホール
グローイング・アップ コンサート vol.3
ソロ・リサイタル
ブラームス作品116
バッハ 平均律クラヴィーア曲集より第14番 BWV883

ショパン ノクターン第2番 変ホ長調作品9-2
ガーシュイン/ワイルド 7つの練習曲より第2曲"Somebody loves me"
ショパン ピアノソナタ第3番ロ短調 作品58


11月15日
Schenk Stiftung Jahres Konzert
スイス アールガウ交響楽団 argovia philharmonic orchestra共演
指揮 Marc Kissóczy
ベートーヴェン協奏曲第1番 作品15


12月1日
チューリッヒ 室内楽ピアノトリオ演奏会
ベートーヴェン ピアノトリオ第7番"大公"作品97
フランク・マルタン ピアノトリオ
Vc. Domitille Jordan
Vn. Inés Morin




敬称略


お問い合わせ・ご連絡は
fukoishiipiano@gmail.com
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  • 31Jul
    • vitu(al)oso competition

      夏本番となってまいりました。皆様いかがお過ごしですか?8月3日朝6時(現地時間2日19時)よりPiano Cleveland主催のvirtu(al)oso piano competitionで演奏した動画が配信されます。コンクールリンク自粛期間中、ふとした紹介で存在を知ったコンクール、ハンブルグのスタインウェイスタジオで録音をしていただき、思いがけず、大変貴重な経験をさせていただきました!技師さんとだけで録音したものが後日オンライン放送される形のコンクールです。(バーゼルから片道8時間はきつかったけれども、、)もしよろしければぜひご覧ください!!!新しくはじめたホームページに慣れないながらせっせと取り組みつつ、ブログはほとんど更新できていませんが、夏も私は非常に元気にしています。バーゼルでは、コンサートの他、バレエピアニストの代役をつとめたり、またはオルガニストの代役ををつとめたり、ある意味この時期だからこそのような予期せぬ演奏機会があったりして、新しい事柄を必死に学んだりもしています。9月には15歳のものすごく優秀なバイオリニストのリサイタルのピアニストをつとめますが、みずみずしい次世代の若者の感性に触れるのも冗談でなく勉強になります。。。今は酷暑の中、8月に延期になったバーゼル音楽院ソリストコースの卒業試験に向けて、ベートーベン論文を書いています!!!ソナタの28番という実に書きがいのある作品ではあります(笑)先日はスイスでも三浦春馬さんの訃報に心を痛めていました。どんなに才能のある、また成功している方でも、心まで幸せであると早合点してはいけないと思わされる出来事でした。本当に好きな俳優さんでした。とてもストイックな方だったことがわかりますね。。。才能豊かすぎるのも辛いことなのかもしれません。。。こちらの教会でお祈りを捧げました。

  • 19Jun
    • コンサート配信

      今日のコンサートですが、ライブ配信の予定です。はじめての試みです。ライプツィヒ時間なので日本だと深夜2時半開始になってしまうのですが、、、、もしよろしければぜひご覧ください!!!リンク先動画配信先久しぶりのドイツ、懐かしい自然体の空気に囲まれています。ゆっくり休んで明日は一生懸命臨めればと思っています

  • 16Jun
    • ホームページ開設

      さて、バーゼルでは梅雨に突入、冴えない曇り空が続いております。この度心機一転重い腰をあげてホームページを開設しました。2012年からこのアメーバブログをやっていますが、今後はホームページの方にすこしずつ以降できたらと思っています。今まで外国の方に見ていただけるオフィシャルページがなかったのが主なきっかけです。自分であーでもないこーでもないと作っていくのは大変ですが、おもしろくもあります!!😁 wix.comというホームページ作成ツール、なかなかよいですよ!いつもご覧いただいている方にはお手数ですが、よろしければ今後ホームページリンクの方もぜひご覧ください!そちらに記事も書いていこうと思っていますし、音源や映像もアップしていきたいと思っています。大変ささやかながらホームページ作成記念で、ベートーヴェンソナタ22番の動画とブラームス作品119の動画をアップしました。きいていただけましたら嬉しいです。

  • 02Jun
    • 6月新しい演奏リンク

      皆様こんにちは。スイスではついにコロナがあけ、徐々に演奏会が再開になりました。もろもろコンチェルトの演奏会も3つもなくなってしまい、泣きに泣ききれない日々でしたが、私の再開あけ一段はドイツのライプツィヒでこちらの演奏会です。https://www.mediencampus-villa-ida.de/de/konzerte/konzertuebersicht/bl%C3%BCthner-classics-fuko-ishii-jp/昨年のブラームスコンクールから決まっていた演奏会で、シューマンやバッハゆかりの地、ライプツィヒに5年ぶりに行けることを心から楽しみにしています❤︎またyoutubeで公開リンク&いくつか限定公開リンクを作りました。お時間ある時にでもぜひお聴きください!!!ブラームスピアノソナタ3番ソナタ3番ブラームスピアノ協奏曲第2番パート1パート26月もどうぞ健康に留意してお過ごしください!!!

  • 23Apr
    • とびら

      コロナという名前のホテルや製品には本当に気の毒なことです。さて、スイスでは外出自粛も月末には少しづつ緩和されるかもしれないということで、以前以上に人の行き来が増えているように感じられます。スーパーと公園のスペシャリストになってしまいそうです。実際私の家には大きな窓があり、しかも四季の変化豊かな大きな木が視界にあるので、大きく心を和ませることができますが、例えば窓からさしてなにも見えないようなおうちだったらさぞかしつらいだろうなと思います。5月に予定していたウクライナでの演奏会がキャンセルになってしまいました。楽しみにしていたので残念です。コンサートでもオーケストラとのコンサートがなくなってしまうのは非常につらいですね。。いろいろ私なりに経験してきましたが、感じるのは、一つの扉が閉じたら他の扉があく(または気づいていないがどこかで開いている)、ということです。なにかが閉じることは、何かがあくことでもある。それは簡単に言ってしまえば楽あれば苦ありともいえるかもしれません。捨てる神あれば拾う神あり。先日ある哲学の本を読んでいたら、ナシーム・ニコラス・タレブという人の「反脆弱性」という定義について書いてありました。これは「外的な圧力やストレスがパフォーマンスの質を向上させること、衝撃を糧に強くなる人やモノ」に関してのものです。このことは私はずっと考えていたのですが、それをあらわす言葉があったことに驚きました。舞台上では、演奏前というのは多大なる精神的、肉体的負荷がかかりますが、それはあくまで、パフォーマンスのために必要なものでもあるのです。むしろ、その負荷を感じていなければ、緊張感のない演奏になってしまうこともあります。つまり、ここでは一見精神や体にはマイナスな現象が、実は意味を持っているという解釈ができます。表現者は不幸でなければならない、とまでいうつもりはありませんが、一方でなにか欠けているときのほうが、精神状態がハングリーになり、精神がなにかとぎすまされる傾向はあると思います。ある程度年を重なれば自然と深い表現になっていくと思いますが、、、たとえば孤独がさみしいと思った時があるとして、それが新しいアイディアを生む可能性もなきにしもあらずですね。現在コロナのために起こっていることは、まったく理解の範疇を超えていますし、大きな影響を受けている人がほとんどでしょう。ただ、なんとか今を有意義にさせたい、その気持ちはあります。人間の脳は不思議で同じ曲で2週間まったく弾いていなくても、勝手に頭の中で熟成されて、時間とともに音楽が深まっていることもあります。演奏会がなくても発展させられるものはあると信じて、(怠惰な自分に鞭打って!)音楽に向かいたいなと思います。ストレスが多いと思いますが皆様どうぞご自愛ください。

  • 25Mar
    • 今週のスイス

      すさて、以前の投稿からスイスの様子も様変わりし、演奏会どころかお店も飲食店も全部閉まってしまい、問題なく楽しめるのは日光のみという状況になってしまいました。ただ、フランスやイタリアとは違い、外出制限はでていないので、散歩なり運動はかなりの人がしています。かくいう私もどうしたものか頭を悩ませていましたが、バーゼルに残ることを決め、オンラインレッスンなどを始めました。スイス在住の日本人はぞくぞく日本に帰っていますが、、、ヨーロッパでは、まるで現実のこととは思えないくらい、大事になってしまいました!文字通り常に2メートルの間をあけ、人に近寄らない。これがかなり徹底しています。ただしマスクはしないようですね。電車も感染が恐れられていてかなり人が少なくなっています。ただ食料の買占め問題などは基本的に人口が少ないせいもあり、まったく大丈夫です。在宅ワークで、子供の世話、と、どの家も大変なのはスイスも同じです。インターネットがある今は家でもすることを見つけることができますが、100年前はさぞかし大変だったろうと思わずにはいられません。スイス人は徹底して用心していて、外出禁止のフランス人の友人は文字通り家に釘付けにされていますが、日本の皆様もどうぞ油断せずにお過ごしください。家に楽器のある方は、思いがけず楽器の練習が捗るかもしれませんね!

  • 08Mar
    • スイスのコロナの画像

      スイスのコロナ

      スイスのコロナもどんどん深刻になってきて、演奏会がキャンセルになっています。先月23日のドイツの演奏会の頃はまだそこまでではなく、無事に開催することができました。2月は毎週末本番があったので、すこし大変でしたが、今はかなりリフレッシュ、今は来週末のパリの演奏会の準備をしています。ただこれも心配ですね。。。スイスはファスナハトという毎年恒例のカーニバルも中止で、街はすこしさみしい感じですが、その分、譜読みを着々とすすめています✨✨Bochumの街は昔勉強していたケルンからも近く、懐かしい雰囲気がしました。観光の時間はありませんでしたが、主催の方がお食事に連れて行ってくださり、すこしだけ現地のお料理を楽しみました!12月は東京での協奏曲の演奏会が決まり、冬にも日本で演奏できることになりました。とても楽しみです。いろいろな行事がキャンセルになってしまっていますが、どうぞ皆様も体調にお気をつけてお過ごしください!!!

  • 20Feb
    • ベルリン記の画像

      ベルリン記

      先日はアンドラス シフがバーゼルにやってきて平均律第2巻を全部弾いてくれました。大入り満員でしたが、途中脱落者や爆睡モードの人もかなり、、、なかなか一気に聴くのは集中力も必要で大変でした!!!でも明晰なタッチで美しいフーガを24種類もきけて私は大満足でした。先週末はオーディションでベルリンへ。オーディション後フィルハーモニーで聴いたMarkus Grohのブラームスの四重奏も非常に良かったのですが、翌日はじめて行ったkomische operの魔笛!!!これとっても良かったです。ホームページではピンクの象が飛んでいたので、すさまじい現代演出なのかと警戒していたのですが(笑),なんのことはない、キレイに受け止められる洗練された現代演出で、すこしチャップリン風の古典要素もミックスした、素晴らしいものでした。解釈もおもしろく、かといって、心にも響いて大満足でした。ただし、その日は子供の芸術鑑賞会を兼ねていたらしく、子供たちが大騒ぎ。私たちが能を子供の時に学校行事で見たように、ドイツの子供たちが魔笛に親しむのはまったくもって素晴らしいのですが、問題は先生方が静かにするようまったく注意しないこと。おかげでなにかと興奮した子供がいちいち大騒ぎして、静かなシーンや緊張感のあるシーンはぶち壊されてしまいました。思い切ってマナーについて劇場の人に話してみましたが子供はそんなものだと意に介さず。"静かにする"という概念に根本的に差があるのですね〜ベルリンフィルハーモニーの室内楽コンサートでも、お客さんは、ブラームスの四重奏で楽章ごとに拍手。クラシック本拠地ベルリンフィルハーモニーでこれは!!!と思いましたが、、あらゆる人が気軽にききにきているベルリンだからこそ鑑賞マナーとかはあまり気にされてないのかなとかそんなことを思いました。でもベルリンの街そのものは私は大好きです。おしゃれで、モダンで、外国人にも開かれていて、洗練されていて、なにか用事があってベルリンに行ける時は本当にワクワクです。大人気というお寿司屋さんに立ち寄ってからバーゼルに帰りました。コロナ騒動もなんのその、ベルリンのお寿司屋さんは100席近いキャパが満席、おまけに待ち行列が出来ていました!ちなみにベルリンのテーゲル空港はWi-Fiが使えません(少なくとも私の携帯では)。これはいたい!!!弾丸でのベルリンでしたが、クラシックシャワーんたくさん浴びることができて幸せでした。今週末はドイツのBochumという街でリサイタルです。体調整えてまた頑張りたいと思います

  • 10Feb
    • アジア

      マーラーの交響曲4番を今勉強中なのですが、麻薬のように、毒薬のように頭の中に染み込んで、マーラーの作品はなんというか、どんどん狂ってしまいそうな毒性があります。韓国の映画 パラサイトがアカデミー賞作品賞をとったそうです。話題になった映画はひととおりに見てきたのではないかと思う映画好きの私ですが、このニュースにはおおー!となりました。ドイツ映画やフランス映画ですら作品賞はとったことはないのですからこれは大快挙です。まだ見てはいませんが、人の闇に焦点をあてている作品の予感がぷんぷんします。ヨーロッパで勉強していて、中国人や韓国人の方と関わることも多くありますが、見た目はこれだけ近いものがあるにも関わらず、中にあるメンタリティはおそろしく違います。歴史がひとを変えるのか食生活がその差を生むのかわかりませんが、、、いい悪い以前の問題です。物事の捉え方も全然違います。スイスで知り合う中国人の方々は、驚くほど優秀です。きりりとして礼儀もきちんとしていますし、手紙の字も習字のように恐ろしくきれいですし、とても仕事ができます。なにか物差しがかなり違うと感じることもあります。予想ができません。韓国人の方は残念ながらそこまで近い関係のひとはいないのですが、親切にしてくださる時の距離感や、感情の振り幅が、クッションなくダイレクトにこちらに感じられるような気がします。いずれにしても、日本人同士が自然にとる距離感や、バックグラウンドの共有がないので、なにかと細かいタイミングでおっ?と発見があることが多いです。日本のよさが心にしみた2月でしたが、せっかくヨーロッパにいるからには、そういった、自分の常識を???っとつついてくれるようなアジア間の交流も大事にしたいです。パラサイト、ぜひ観に行きたいです😊

  • 08Feb
    • スイス  2回目のリサイタルの画像

      スイス 2回目のリサイタル

      昨日はスイス2回目のリサイタルでした。100名ほどのお客様にいらしていただき、とても素敵なコンサートになったと思います。先日日本で勉強したことを積極的に取り入れ、常にいろんな方々が近くにいることを感じながらオープンマインドで温かく弾こうとしました。本番が続いていることで、指と体のコンディションもよく、久しぶりに思うように弾くことができました。力が入るとまったく音色が変わらなくなってしまうので、スピード感で音色を作ることを試みました。まったく予期していなかったことに、スタンディングオーベーションの温かい反応をいただき、その時その時考えたり試みたりしていることは、ちゃんと聴き手の方にダイレクトに伝わるものなのだな、と感激しました。ヨーロッパでのスタンディングオーベーションは初めてでした、、、!主催の方も温かく、人とのつながりでこういったコンサートを経験できること、そのありがたみを感じました。お花もたくさんいただいて珍しく(!)心の中はほっこり来週からはまた新しい本番の準備ですが、また元気に頑張りたいと思います!

  • 05Feb
    • 今回の演奏会で思ったことの画像

      今回の演奏会で思ったこと

      普段はスイスでの日常生活に追われてなかなかゆっくりブログを書いたりできていないのですが、今回の滞在では非常に大きな体験をすることができたのでちょっと書きたいと思います。2日 びわ湖ホールまでいらしていただいた方々、本当にありがとうございました!!!!アンコールで弾かせていただいた曲はベートーヴェンのバガテル作品126より第6曲目でした。ピアニストとして演奏をきいていただくのはうれしいことであると同時に、とても大変なことです。演奏会を良いものにしなければならないという思いは時にプレッシャーになってしまい、演奏会が自分で楽しみなのか嫌なのかわからなくなってしまうほどです。失敗してしまった時のがっかり感は、とても言葉に出来ないほどです。でも今回のコンサートはとても楽しみにしていました。私の大好きなベートーヴェンですし、2年前ロビーコンサートで弾かせていただいた時のお客様の温かい雰囲気、また会場の温かい雰囲気もとても好きだったからです。ベートーヴェンの協奏曲は楽譜を見ただけではよくわからないことも多く、音として舞台で鳴って初めて、その息吹が羽ばたきはじめます。見落としてしまうくらい小さなニュアンスが、限りない意味を持っていることに舞台上で気づいたとき、ベートーヴェンの偉大さに改めて感嘆するのです。シンプル イズ ベスト でありながら、 神は細部に宿る  そういったものが同時存在するベートーヴェンの音楽。今回も本当に素晴らしい勉強になりました。知り合いのまったくいない外国でコンサートをするさみしさを感じることもあるので、ホームである日本でのコンサートに本当に温かい気持ちになりました。指揮の阪哲郎さん。本当に一流の音楽家であり、2日間ご一緒しただけですが、多くのことを教えていただきました。私なんかは本当に弱虫ですぐに弱音を吐いたりべそをかきそうになるのですが、黙々とプロフェッショナルをこなされる阪先生や、また多くの音楽家の方に今回の滞在でお会いして、たとえひとりに見えても、自分はひとりじゃないんだ、と感じました。日本センチュリー交響楽団の皆様も大変親切で、びわ湖ホールで数年ぶりにお会いした方も覚えてくださっていて、とても感謝しています。新しく知り合う方々も多い日々ですが、長年ずっとつながっている方々との絆の大切さ、そういったものを強く感じました。今年はドイツでの演奏会が多く、ひとりで旅をすることもありますが、その瞬間だけを見るのではなく、遠くても応援してくださっている方がいること、見守ってくれている方がいること、それを感じて、自分を強くもちたいなと思っています。空元気でもなく、卑下するでもなく、ちょうどいい塩梅で負荷をかけながら頑張る、まだまだバランスをつかむまでには少し時間がかかりそうです。さて、金曜日はバーゼルでのリサイタルがあり、ふだん交流のある方々も多くききに来てくださる予定です。さっそく今回学んだことを音にできるように、明日からまた頑張りたいと思います。関西の皆様、またお会いできる日を心から楽しみにしています!!!!!!

  • 01Feb
    • びわ湖ホール名曲コンサート

      今日は日本センチュリー交響楽団の皆様と初合わせでした!事務局の方もホールの方も調律の方も皆さんに大変親切にしていただき、関西をほとんどわからないための心細い思いを吹き飛ばしていただきとても嬉しかったです。(外国で1人だといよいよ寂しい)オケのリハーサルもきかせていただきましたがベートーヴェンの7番の交響曲、阪哲郎さんの指揮で、とても素晴らしいです!!!明日は15時開演、場所はびわ湖ホール、私が演奏しますのはベートーヴェンの皇帝です。各地でのベートーヴェンイヤーコンサート、もれなく私も参加します!ワクワクよろしければぜひいらしてくださいませ!!!

  • 29Jan
    • 日本帰国  &  ドイツリサイタルの画像

      日本帰国 & ドイツリサイタル

      2月23日、ドイツ BochumのThürmer Saalでの演奏会です。演奏会リンクこの1週間は日本にいます。久しぶりの日本食を涙が出るほど楽しんでいます!日曜日びわ湖ホールでの演奏会にむけてがんばります!!!

  • 05Jan
    • あけましておめでとうございます。

      皆様、あけましておめでとうございます。3年住んでいながらバーゼルではじめての新年を迎えました。12月からずっと雨や曇り空が続いていましたが、クリスマスが年末年始は気持ちよく晴れ、大変美しい新年の朝日を見ることができました。年末ははじめてリヒテンシュタインでのお仕事があり、ヨーロッパでも屈指のお金持ち国リヒテンシュタインでの5つ星ホテルでのジルベスター演奏会で、ヨーロッパの若手の弦楽器奏者と共演しました。どの国でも音楽の世界では同じようなことが行われており、若者も皆切磋琢磨しており、遠い異国ながらほっこりした年末でした。年越しそばやお雑煮を食べたり、B級映画を見たり、(笑)、意外と日本らしい年末年始を過ごしました笑2月2日の演奏会に向けて1月も頑張りたいと思います。大好きなベートーヴェンの生誕200年です。たくさん演奏出来たらいいなと思っています。気を引き締めて頑張りたいと思います!皆さまにとってどうぞ実りある良い1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

  • 28Nov
    • 12月に向けての画像

      12月に向けて

      極寒のスイスの一週間からいまは少しマシな気温になってきました。いよいよ週末からクリスマスマーケットも始まります。11月頭から全然咳が収まらず、少し大変です。私のもとに来てくれる生徒さんは年齢は様々ですが、特にお子さんは宿題といって渡した曲を一生懸命練習してきてくれ、次はどんな新しいことを教えてくれるのだろうと、毎回目を輝かせています。息子と一緒にぜひ習いたいという親御さんや、2歳だけどすでになにか習わせたいという親御さんや、今まで弾く一方だった私には、考えたこともないような質問があったりして、その都度、教師歴の長い両親にヘルプの電話をしています笑今まで勉学に目の色を変えていた時期は生徒さんの問い合わせなどそもそもなかったので、海外生活に少しだけゆとりが出てきたときにこういった場に恵まれるというのはうまくできているものなのだなと思います。今週末はフランスのパリに行き、radio franceの収録にソプラノの高山順子さんと参加します。Dominic Vellardさんというバーゼル音楽院の教授をされていた方の作品の初演という珍しいプログラムで20分ほどのプログラムです。また日曜日にはこちらもはじめてチューリッヒでの演奏会があり、ハードな週末になりそうです。今週はスイス歴の長いバイオリニスト、福田廉之助さんとの共演機会もあり、大変すばらしい演奏に感銘を受けました!私も少しでも良い演奏がしたいと思います。目がまわりそうになったらバナナスムージーを作り、最近はまっているキウイを食べます。食材をかき集めて作る日本食もとてもリフレッシュになります。演奏には心の準備がなにより大事なのでココアタイムなどがとても重要なのです。一週間の間に君は19歳か?と40歳か?を両方言われ、いらいらを通り越して、こちらの人々による年齢コメントに関してはとにかく気にしないが一番という結論に至りました。笑皆様もどうぞよい週末をお過ごしください!11月15日のコンサートの写真。

  • 25Oct
    • 選択するということ

      バーゼルでは週末から秋祭りが始まります。街の中心地には巨大な観覧車が聳え立っており、秋祭り以外のときはどこにしまってあるのか謎です笑日本帰国も週末に迫りました。ソロ、室内楽奏者、また先生としてもバーゼルで新しい生活が始まっています。 秋からバーゼルに来られた日本人のご家族が何組かいらして、ぜひピアノのレッスンをということでいらしています。中には4歳のお子さんもいらっしゃり、まさに未知との遭遇という感じで頑張っております。 中国人、スイス人など国籍様々ですが、みなさん熱心に取り組んでくださっています。先生宿題は?と言われると、ついこちらの背筋が伸びてしまいます。バーゼルでの期間が長くなるにつれて、今までのように、なんの気兼ねなしにバーゼルを長く留守にするというのも難しくなってきました。ドイツのコンクールのこともあり、ドイツ方面からのコンサートのオファーも頂いていますが、こちらはもうプロフェッショナルとしての扱いですから、文面、プログラムの相談なども大変です。今後のコンクール参加のことについても考えなければいけない時期です。ピアニストというのは基本フリーランスですから、どこからどのようなお話がいただけるかまったく読めません。そんな中で、ありがたいことではあるのですが、ヨーロッパでのお話と、日本でのお話がかぶってしまう、そんなこともあります。せっかく頂いた演奏のお話なのに、お断りしなければいけない、そんなことがあると、その分、選択したほうのお仕事に大きな思い入れがはいることになります。あちらをあきらめた分だけこちらをなんとしても無駄にはできない、そんな気持ちになるのです。これは、日常でもそうです。ソロの演奏会があってもそれだけの準備をしているわけにはいかず、直前まで他の合わせがあったり、深夜になるまで練習の時間が取れないこともあります。でも、だからといって練習の効率が悪いとは限らないのがおもしろいところなのですが。人生とは選択の連続という言葉は、25歳を過ぎた頃から身にしみるようになってきました。どこにもレールがないという、、、、、、音楽家というのは特にひとりひとりが異なる人生を歩んでいらっしゃると思いますし、思いがけないこともありますし、かなり大きな選択を迫られることがあります。でもその選択の重みが、人生の重みにつながっていくんだなと思うと、下手なことはできないな、ひとつひとつを大事にしないとな、と本当に思います。特に暇なときは本当に暇で、忙しい時は本当に忙しいというのがこの世界の困ったところです笑今週は日本への準備で大変なのに、新しいメンバーとの室内楽が3つも新しく始まり、それぞれが冬にきちんとした本番があるので大事で、大変神経を使いました。特にベートーヴェンの大公は、スイスでプロのオーケストラ奏者として働く方々との公演なのですが、おふたりともフランス人で、これまでになかったような独特の雰囲気で大変新鮮です。 11月にはパリでの公演もあるのですが、フランス事情というのは、ドイツ・スイスとは全く異なるもので全然わからないのでちょっと緊張しています。冒険できるときはするし、絶対に個性のある演奏をしたいけど、でも絶対にお客さんに納得していただける演奏がしたい、いろんな想いがぐるぐるうずまきながら最近日々を過ごしています。先日はある演奏会でショパンのノクターンを数分だけ演奏したのですが、それでも大変喜んでいただけて、長さは関係ないということも実感したばかりです。相変わらず失敗成功を繰り返しながら過ごしています笑日本での演奏会では、ブラームス、リスト、ショパン、またガーシュインのアレンジものを演奏しますが、久しぶりの日本での演奏、楽しんでいただけるように本当に頑張りたいと思っています。会場でお会いできますのを楽しみにしております。

  • 09Oct
    • デトモルト第2回ブラームスコンクールの画像

      デトモルト第2回ブラームスコンクール

      先日9月30日から10月6日までドイツのデトモルトで行われた第2回ブラームスコンクールで1位をいただくことができました!長い道のりでした。。。リサイタルやCD制作、室内オーケストラとの共演などドイツでの様々な機会をいただけることになり、こういったソロで本格的にいただく演奏会はドイツで初めてなので本当に感謝しています。本選はLutz Rademacher氏指揮デトモルトのテアターオーケストラとブラームスの協奏曲2番でした。ドイツのプロオーケストラとのはじめての共演は文字通り武者震いし、感動しました。オーストリアのブラームスコンクールと違い日本での知名度は残念ながらまだありませんが、まだ2回目で新しいこともありますし、優勝者サポートの充実、またテープ審査から本格的に5ラウンドというシリアスなコンクールで、ヨーロッパで勉強する人であれば存在は知っているコンクールです。デトモルトはブラームスが3年住んだ街で、秋の美しい、侘しいようなでも温かい独特の雰囲気のデトモルトの公園の中を毎日通って演奏しに行っていました。これは演奏前に実はすごい重要なことでした!ブラームスが好きで好きで、今年は2つのブラームスコンクールに挑戦し、いまだに未熟さを経験する瞬間もありますが、この感謝と喜びを忘れずまたがんばりたいと思います☺振り返ってみると小さな歩みなのですがそれが本当に大変なのですよね。さすがに昨日はバーゼルに帰ってからお寿司を食べまくりました笑応援くださった皆様、本当にありがとうございました!コンクールリンク

  • 25Sep
  • 17Sep
    • 11月2日下北沢リサイタルの画像

      11月2日下北沢リサイタル

      11月2日14時より東京世田谷の北沢タウンホールにてリサイタルをさせていただきます!Glowing up concert Volume. 3 です。プログラムは表記のものからすこし変わりまして、ブラームス 幻想曲作品116リスト 巡礼の年第1年スイスより「オーベルマンの谷」ガーシュイン/ワイルド 7つのエチュードより第2曲"Somebody loves me"ショパン ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2ショパン ピアノソナタ第3番 ロ短調 作品58です。ご来場いただけましたら嬉しいです。がんばりたいと思います!!!

  • 12Sep
    • 人生のコマ

      昨日スイスで演奏会のソリストオーディションが行われ、ありがたくベートーヴェンの1番の協奏曲でソリストに選んでいただくことができました。schenk Stiftung という財団が主催でスイスの演奏家課程に在籍する12名の演奏者がオーディションにきていました。11月15日argovia philharmonic orchestraとの共演で、スイスのプロオーケストラとの初共演で本当に嬉しいです。人生の中で自分がどの位置にいてどの方向を向いているかということはなかなかわかりません。先日のブラームスコンクールの疲れがまだ取れない中でのオーディションでしたのでうまくいってよかったです。千里の道も一歩からということで、今回の共演も、演奏家課程の入試合格→中間試験の成績→オーディションノミネート→オーディションと進んでおり、特にヨーロッパでの経験のすくない私はコツコツやるしかありません。いろんなコンクールでもうまくいかないことが続き、ヨーロッパオケ共演まで4年もかかっているのです。だからこそ嬉しいです。またこれが次への橋渡しになることを願ってやみません。チャンスは本当に思いがけないときにやってきて、それをつかむのも非常に難しいです。何年ものスパンで次いつ来るかわからないチャンスのために努力するのはときにつらいものです。でも、それでも動き続けること、挑戦し続けることでしか得られないこともあります。とまったりすすんだり、自分に負荷をかけすぎないように、自分は自分のいいお友達でいなければならないな、と思います。小さなこと、今日も大切に過ごしたいと思います。アルゲリッチが今日バーゼルでベートーヴェン一番をひくので行こうかなと思います!