白峰神宮 (スポーツの守護神・武道上達の神・上昇氣運の神 ) | 尚吾の「人生七転び八起き」

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座右の銘「人生七転び八起き」の如く、日々のさまざまな出来事を書き込んでいきます。

バレーボールと体の鍛錬、休日は、秘仏拝観、社寺仏閣巡りを楽しみ、美味しいお店に出没しています。(*^_^*)

 今週(20日)は滋賀県に

右矢印石山寺 御開帳

右矢印皿そば 渚庵

 

次の目的地は、今年のテーマ「天皇陵巡り & 神宮巡り」にもどります。

 

京都市上京区にある

 

白峰神宮 に到着ビックリマーク




御祭神は配流されてその地で歿した

 

第75代 崇徳天皇
第47代 淳仁天皇 を祀る。

 

幕末、121代孝明天皇は、保元の乱(1156)によって悲運の運命を辿られた第75代崇徳天皇の御霊を慰め、かつ未曾有の国難にご加護を祈らうとされ、幕府に御下命になり四国・坂出の「白峰山陵」から京都にお迎えして、これを祀らうとされましたが叶わぬままに崩御されました。

 

明治天皇は父帝の御遺志を継承・心願成就され、宮地を和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に求められ、慶応4年(明治元年)9月6日、社殿を現在地に新造。奉迎鎮座されました。続いて明治6年に第47代淳仁天皇の御神霊を淡路島南端の御陵からお移して、御併祀になりました。

 

当初は神祇官員が日々ご奉仕しましたが、明治の新制度により官幣中社としての待遇をうけ、昭和十五年には官幣大社に御昇格・「 白峯神宮 」となりました。(HPより)


 

崇徳天皇(上皇)は「日本史上最強の怨霊」というありがたくない言われ方をされることもあります。

 

1156年。保元の乱で後白河天皇・平清盛に破れ、讃岐国(香川県)に流罪になってしまいました。崇徳上皇は都に帰りたいと願っていましたがその願いは果たせず失意のまま讃岐で亡くなりました。

 

崇徳上皇は死に際に「皇を取って民とし民を皇とする」と誓ったと保元物語には書かれています。この誓いは後白河天皇や平清盛に対して言ったものです。事実、その後は武家の社会になって公家が没落。平清盛の死後は平氏も没落してしまいます。そしておよそ700年続く武士の時代になりました。

 

明治維新で武士の世の中を終わらせるときに崇徳上皇の霊を慰めて祟りがおきないようにしました。讃岐の白峰山陵に葬られていた崇徳上皇を京都にお迎えして祀ることで崇徳上皇の呪いを断ち切ろうとしたのです。


 

ここに祀られているのは魂だけで、お墓(天皇陵)は今も香川県坂出市の白峰山陵にあります。

後日香川の天皇陵にも訪問するつもりです。

 


 

神宮の裏に駐車場が有るとの案内でそちら停めましたが境内にも6台ほど駐車可能でした。

手水舎 使用可能でした。


 

境内の真ん中にあるのは

 

舞殿


 

白峯神宮の社地は、蹴鞠の宗家であった堂上家(公家)・飛鳥井家の屋敷の跡地にあります。

 

TVで良く見る蹴鞠の様子が写真パネルで紹介されています!

 

ここで行われているんですね

 


毎年4月14日と7月7日に境内で蹴鞠の奉納が行われています。 


 

「御霊信仰」右矢印悲劇的な最期をとげた人は凄まじいパワーを持っているという考えです。人々はそのパワーが恨みになって戻ってくるのを恐れたのです。だから神様としてお祀りして怒りを鎮めます。

天神様となった菅原道真もそうです。そうした怨霊の中でも最強といわれたのが崇徳天皇。

 

しっかりお詣りしてその力をいただきます音譜



拝殿右にあるのが「狩るい鈴」

 

左にあるのが「重い鈴」

 



 

ガラガラと音を立てるように振ってお詣りラブラブ


 

サッカー、球技全般およびスポーツの守護神とされ、社殿に奉納されたボールの数々。

(バレーボールの日本代表チームや、Jリーグに所属する選手などから奉納されたボールなどが見られるそうです)

 

ざっと見た所、高校・中学校の部活動ポイ名前のボールが目立ちます。



 

拝殿の横にもズラリとチーム名や式に写真などの奉納。

 

私的にはもう少し綺麗に奉納していただき、神宮としての威厳が欲しい所です。



 

境内はそう広くは無くササっと10分弱で回れます。



地主社

 

球技・スポーツの神様「精大明神(せいだいみょうじん)」が祀られています。

 

HPより、

 

飛鳥井家の祖先である藤原成通(ふじわらのなりみち)が、1000日の間、鞠を落とさずに蹴るということで願をかけた際に現れた神様を飛鳥井家の守護神「精大明神」としてお祀りされました。藤原成通は、その後も蹴鞠の達人として長く語り継がれています。 現在では白峯神宮境内東側にある地主社(じしゅしゃ)に「精大明神」が祀られており、球技を始めとするスポーツの上達を願う人々が絶えず参拝しています。

こちらにもボールの奉納がイッパイです。


 


崇徳天皇欽迎之碑

崇徳院が詠んだ百人一首77番目の歌、「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」という百人一首にも選ばれた名歌の碑も。

 

崇徳院は良縁・恋愛祈願の神様としても信仰されています。


 

伴緒社 (とものおしゃ)

 

弓道・武道の神様

保元元(1156)年の保元の乱において白峯神宮の御祭神である崇徳上皇側についた源氏の棟梁・源為義(みなもとのためよし)と、弓の名手として知られる源為朝(みなもとのためとも)の親子が弓道・武道の上達の神として祀られています。




 

【潜龍社】 (せんりゅうしゃ)

 

昭和30(1955)年、白峯神宮の本殿で御火焚祭を行っていた時に火の中に水の神が現れたことから創建された社。水の神である龍神をお祀りしています。


 

可愛い龍の手水汗があります








 

こちらにもたくさんボールが奉納されています。

 

サッカー、野球が多いようですが・・・、

 

バレーをやっている私は当然バレーボールに目が行きます!

昨年春高バレーで優勝した京都洛南高校の試合もTVで見ました。

 

 


 

お守りもボール型音譜

 

各球技、スポーツごとに守りがあるようです。


 

御朱印をいただきました音譜

 

書置きのみです。御朱印帳にはいただけません!

 

神門から見た境内が写されています。


スポーツの守護神 白峰神宮右矢印HP


住所 京都市上京区飛鳥井町261番地
電話 075-441-3810

参拝 8:00~17:00 (授与所は16:30迄)

 

 

 

【神宮巡り】

2020年7月右矢印近江神宮

2020年6月右矢印伊邪那岐神宮

2020年3月 右矢印橿原神宮

2020年1月 右矢印水無瀬神宮

2020年1月 右矢印新日吉神宮

2020年1月 右矢印平安神宮

2019年12月右矢印伊勢 内宮

2019年12月右矢印伊勢 外宮

2019年11月右矢印吉野神宮

2019年11月右矢印明治神宮