6月10日、朝から巡礼にお出掛け、今日は近い所を中心に回ります。
ほんたき 山のカフェ (山奥のお寺でいただく「薬膳カレー」と「ロールケーキ」)
ランチを済ませ、今日最後の西国寺院に
駐車場に穴太寺の見どころが書いてありました。
・山門の屋根 鯱の守り
・300年前の境内の様子
・御本尊は身代わり観音菩薩
・諸病を除く涅槃像
1728年(享保13年)に焼失した本堂は、7年後の1735年に再建
本堂の内部には正面須弥壇に三つのお厨子があり、三尊を安置しています。真ん中には御本尊薬師如来、向かって左側には札所御本尊聖観世音菩薩立像、右側に御前立札所本尊聖観世音菩薩立像です。
ただし、この薬師如来と観世音菩薩は秘仏で厨子の扉は閉まっています。観世音菩薩は三十三年毎の御開帳、薬師如来に至っては完全な秘仏で、今まで御開帳した記録はありません。
3つの丸い額が目に入ります。この額の両端の二つは観世音菩薩、そして真ん中は薬師如来
300年前の境内の様子を拝見し散策
≪特別拝観≫
内 容: 安寿姫・厨子王丸肌守御本尊特別拝観
期 間: 6月1日(水)~6月30日(木)
安寿姫と厨子王丸の悲話の伝説に語られる「安寿姫・厨子王丸肌守御本尊」が特別拝観されます。
山椒太夫に捕らわれた二人が過酷な責めを受けた時、肌に当てると傷が癒えたと言われる仏さまと言われています。穴太寺は厨子王丸をかくまった寺の一つと言われ、厨子王丸が立身出世した後、こちらに奉納し供養したと伝わっています。
本堂内は写真撮影禁止ポスターで。
お布団をかぶっている「釈迦如来涅槃(ねはん)像」があります。このお釈迦さまは撫で仏としても知られ、自分の患っている場所を撫でると病を取り除いてくれると言われています。
夏布団をそっとめくって触らせて頂きました。
また、御本尊お前立ちの前に置かれた小さな厨子に納められた・・5cm程の小さな御本尊でした
この角度が一番いいかな 庭園から見える多宝塔がイイ感じです
「夕陽の沈む西庭の景観もまたすばらしいものです。」と、西国33カ所のHPにも書かれていました。座敷からパチリ 良い季節にゆっくりと訪れたい古刹です。
西国巡礼、12番目の御朱印を頂きました。「聖大悲殿」
菩提山 穴太寺(西国三十三ヶ所 第二十一番札所)
住所 京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
電話 0771-24-0809
拝観 8:00〜17:00、本堂, 庭園: 団体400円 個人500円