先日、通院の途中で自宅に立ち寄ることをお願いしたら、
「じゃあ、飲み込みのリハビリが終わったら、すぐに栄養注入しますね♪」
と対応していただけて
『胃ろうにしてよかった~♪』
(胃ろうからの栄養の方が、水分の調整してもらえるので、誤嚥のリスクも下がる)
と、1年ぶりに自宅に立ち寄れたのですが…
玄関…デイケアの練習用階段と違って両サイドに手すりがないから、片手手すりだけだと不安定
両手でつかめる位置に手すりを設置すると、車いすで玄関を通れなくなる、回転できなくなる
何とか歩いて段差を上り(後ろから腿を持ち上げ)廊下に上がったのですが、部屋までの動線も手すりがないので、
車いすを持ち上げ、座ってもらいの移動の間、ちょっと椅子に座っていてね…
廊下…車いすがギリギリ通れる幅(自走は肘が当たって擦れる) 幅75㎝だもの…
洗面所の入り口…車いすの切り返しがジタバタ…幅85㎝の入り口を幅75センチの廊下で切り返しは…
トイレ…ドアの幅が狭く、車いすん車輪が引っかかり、トイレの入り口から柱につかまり中に入るが、介助者四苦八苦
歩行器でならまっすぐ歩けるが、歩行器を外し、狭い箇所での横に移動がふらついてしまい、転倒の危険大!
手を洗う時、蛇口に手を伸ばすとバランス崩れるので支えが必要
車椅子で手を洗うなら、洗面ボールの下は車いすが入れるものが楽
玄関…帰りは通院もあるから草臥れさせすぎないようにとのことで、スロープを設置し屋外に戻る
車椅子+体重…スロープの角度が急だったので、バックで慎重に降りたのですが、腰にずっしりと重みがかかり…
お風呂…狭いのでシャワーだけがいいでしょう!と自宅での入浴より、デイサービスや訪問入浴を、在宅介護検討当時は選択
最初に在宅に移行しようとしたときは、本人は病院で、実際に動きって試してみなかったから、
第1次退院計画時に在宅介護に移行しなくて良かったと、あらためて実感です
第2次退院計画の時は、在宅は厳しいと初めから施設を探し、自分の身体の為にも、今の状況でよかったと感謝しています。
あくまでも、私や、私の自宅の環境ですが、在宅介護の準備のご参考になれば幸いです。
ご本人が在宅介護に移行する際、自宅に一時帰宅の許可が出ないけれど、自宅にという時は、
ケアマネージャーさんや、福祉用具相談員のかたと相談して、利用するものと同じものお借り出来たら
実際に玄関を車椅子に乗った人の体重を感じながら、スロープ使って上げてみたり、廊下をスムーズに通れるか、回転できるか
部屋に入る時の段差解消のスロープで、引っかからないか
手すり(仮に、杖でも、物干しざおでもいいけれど)ご家族様の使いやすい位置がどこか(高さや手すりの形状など)当ててみる
介護用品の展示場やお店で、車いすの重さ(車に乗せるとき乗せられるかとか)とか、色々早めにお試しできると、もっと良かったと反省中です
ご家族が腰を痛めることが少しでも減るように、お試しできるといいですよね。
通院で、自家用車に車いすを積み込み、病院内でぐるぐるし、
時には診察時間がずれて夕食や院外薬局の終了時間との戦いもあり、往復でも結構ヘロヘロです
うっかり気を抜きすぎていて、助手席のシートにお尻がしっかり乗り切っていなくて、とっさに太ももでサポートして脚で押し上げたりと
素人の力業でこなそうとしているからだと思いますが…