横浜と伊豆急下田の間を走る豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」に乗った話、3回目の今回は食事と飲み物。
ロイヤルエクスプレスの記事は5回の予定。
【3】食事&飲み物←今回
【1】頼んだ飲み物
私が今回利用したのは「ゴールドクラス」だ。
「プラチナクラス」より安いとは言っても、乗車と食事で25000円だから、一通りの飲み物は、追加料金なしで楽しめる。
食事を挟みながら、私は5種類利用した。
《1》スパークリング
最初の飲み物を進められた。泡がたくさん出ていて、舌を震わせてくれた。
《2》ホットコーヒー
カップがロゴ入りで、カッコいい。もちろん、コーヒーの香りが素敵だ。
《3》ビール「伊豆エール」
食事と共にいただく飲み物として、伊豆の地ビールをお願いした。
地ビールは、別料金のことが多いが、追加料金なしは嬉しい。
《4》スパーリングワイン
メニューによると「ラ・クレイル・ヴァン・ムスー・ブリュット」というスパーリングワインだ。
軽くて、気軽に飲める。
《5》手むき みかんジュース
最後にもう一杯お願いするにあたり、有名な飲み物、名物になるような飲み物は何か尋ねた。
担当の方のお勧めということで、みかんジュースにした。適度に甘くて、バランスが取れたみかんだ。
3時間で、食事もとって、飲み物5杯。
かなり楽しむことができた。
全部美味しかったけど、スパークリングワインが、一番雰囲気が出て良かったな
【2】メニュー
この日の飲み物&食事メニュー(ゴールドクラス)は、次のようなものだった。
飲み物のメニューはこちら。ビールやワインを頼んでも、使い料金は不要である。
地元の日本茶など、静岡の魅力が伝わる飲み物も、多数用意されている。
燻製紅茶(河津桜)って、何じゃ? 面白そう。
今回は王道とも言えるメジャーな飲み物を中心にしたけど、次に乗った時は、変わったものを頼もおっと。
メニューがあらかじめ配られたので、助かった。
料理に詳しくないもので(^^♪。
【3】食事
「プラチナクラス」の食事はフルコースだが、
私が利用した「ゴールドクラス」の食事は、2段の重箱に入った料理だ。
私の食事の時間は、結構遅くなった。伊東駅付近から、食事となった。
車内販売を利用しに出かけたり、同じ車両の女性客3人組と話が盛り上がったりしたためだ。
クルースタッフが、乗客のペースに配慮してくれたと言える。
重箱がテーブルに届いた。
キレイな木の重箱だ。
和食だから、箸でいただくことになる。
《上段の料理》
長いも牛肉巻き、ラタトゥイユ、だし巻き、大和芋とグリーンピースの茶巾、
鰆のフライ柚子みそ風味、葉唐辛子、クレソンとこんにゃくの白和え、
みょうがとクコの実ピクルス、ハーブポーク、揚げごぼう。
若干苦手な食材も入っているが、品数が多く、抵抗なく食べられる。
《下段の料理》
牛肉と玉ねぎのマスタード和え、白菜巻き柚子みそ掛け、
ふき佃煮・チョロギ・木の芽・ワサビ菜、金目鯛の焼き物、竹の子煮、御飯
金目鯛は、かなり大きいが、もっと食べたくなった。
全体としては、さほど量は多くないが、品数が多いため、気分的には十分食べたという気分になり、満足できる。
《お吸い物》
大根もち
観光列車には、やはり温かい汁ものが欠かせない。
暖かい5月でも、温かいのが欲しい。
スーッと体に入ってきて、食事を引き立てる。
《デザート》
抹茶のブラマンジェ パート・ド・フリュイ
目で見て楽しめるデザートだ。お皿の線も面白い。
車内販売や、接客も素敵だったが、また近いうちに。
【4】ザロイヤルカフェ
終点の横浜駅に着いた。
「ザロイヤルエクスプレス」は、横浜駅に13:22に到着し、13:50頃に新たな客を乗せて伊豆急下田に向かう。
車内の整備などに人手が必要だから、降りてすぐ解散となる。
横浜駅にある「ザロイヤルカフェ」の飲み物無料券を1枚もらったので、私はそのまま向かった。
室内の写真は、2018年3月撮影。
水戸岡ワールドが広がる空間だ。
「ザロイヤルカフェ」に行った話は、こちら。
暑く感じたので、アイスコーヒーをいただいた。
ブレンドコーヒーは500円。
普通の喫茶店と比べれば高いが、これだけの室内だから順当な価格だろう。
なお、伊豆の高級旅館に泊まるクルーズプラン利用のお客さんは、別室で歓談できる。往きの列車・観光・旅館での宿泊・帰りの列車と、長い時間を一緒に過ごすため、客同士も顔見知りになる。リピーターになってもらうためにも、スタッフを含めた歓談が必要と言えるだろう。
【おまけ】滑り止めコースター
今回利用した飲み物のコースターは、すごい性能だった。
揺れても全く動かない。
アイスコーヒーが倒れて服が汚れでもしたら、高級な列車の印象が台無しになってしまう。
写真のように傾けても、動かない、すごいなあ。
滑らないコースターの話はこちら。