「ザ ロイヤルエクスプレス」に乗車してきた。
何回かに分けて、まとめる。今回は「申込」と「外観」について。
ロイヤルエクスプレスの記事は5回の予定。
【1】申込＆車両の外観 ←今回
【1】乗りたくなった
「ザ ロイヤルエクスプレス」は、横浜と伊豆急下田の間を走る豪華な観光列車だ。
東急電鉄が中心になり、伊豆急行などが協力して運行される。
「THE ROYAL EXPRESS」に、乗りたくなった理由はというと・・・
今年は仕事で遠出が困難だからだ。
今年も新しい観光列車が、各地で走り始めた。でも、今年の私は、土曜日曜が1日中、仕事になってしまった。
山陰線の「あめつち」、西鉄の「ＴＨＥ ＲＡＩＬ ＫＩＴＣＨＥＮ」などに乗りに行けない。（新しい観光列車については、「はやぶさこまち」さんのこちらの記事に詳しい）
何か日帰りで乗れるのは無いのか、と調べたら・・・あった！
料金が25000円（ゴールドクラス）とかなり高いけど、「スーパービュー踊り子」から見たことはあるが、カッコ良かった。
走り始めた直後は、満席続きだったが、今なら空席があるのではないかと思い、予約することにした。
【2】ツアーデスクに電話
早速ツアーデスク（予約センター）に電話した。
土曜日曜の乗車は混雑しているらしいが、私は土曜・日曜は仕事だから乗れない。月曜日を希望した。
5月20日（月）の9：30に伊豆急下田駅集合、横浜駅13：22着の列車だ。
人気の日は、約2か月前に申し込んで抽選だけど、平日だから空席があり、1か月前の電話で即申込できた。
その場で、クレジットカードで支払いを済ませた。
何だ簡単に申し込めるじゃないか。
申込の公式ホームページはこちら。
【3】案内が送られる
郵送で、2回に分けて、案内が送られてきた。
カッコいい封筒で、これだけでテンションが上がる(^^)/
集合場所は、伊豆急下田駅の水戸岡待合室だ。
【4】新幹線で熱海に
伊豆急下田に9：30となると、当日は始発電車に近い時刻に、家を出なくてはならない。
でも、この時間は車内販売アリの東京発「ひかり」は、熱海に停まらない。特急料金を払うのに、車内販売ナシの「こだま」は、もったいないというセコイ感覚を持ってしまう。そこで、強引な手を使った。
《1》東京6：26→(ひかり501号)→小田原7：03
《2》小田原7：08→（こだま631号）→熱海7：17
東京～小田原間だけ「ひかり」に乗って、車内販売を利用するのである。
なかなかワゴンが来なかったから、小田原駅に着く少し前に、準備室方向に進み、サンドイッチセットをゲット。
500円で、ホットコーヒーとサンドイッチがセットになった品だ。サンドイッチが少しショボいものの、500円なら及第点だと思う。
小田原からの「こだま」が朝ラッシュで、立ち客多数だったから、やむなくデッキで食べることに😄
【5】伊豆急行線に乗る
結局、東京から伊豆急下田までで5000円かけてしまった。計3万円の出費は痛いなあ（感激したから、結果オーライだけど）
普通列車が途中の伊豆高原に着いた。するとすぐ隣に、乗る予定の「ザロイヤルエクスプレス」がいるではないか！
私が乗っていたのは伊豆高原8：12発の普通列車だったが、すぐ後を下田に向かったことになる。
【6】下田の水戸岡待合室
伊豆急下田駅の改札の隣に、水戸岡デザインの待合室がある。
すごく落ち着きのある素敵な空間である。
普段は一般客も利用できるが、「ザロイヤルエクスプレス」が発車する際は、専用スペースになる。
私が乗った普通列車が着いて5分ほどで、光り輝く「ザロイヤルエクスプレス」が入線した。
受付時間が9：15～9：30だけど、私は一足早く座って待っていた。
すると、こちらから何も言わないのに、スタッフから「清水様ですね、受付開始までしばらくお待ちください」と案内された。
男ひとりで乗る客はおそらくいないからだろうけど、よく把握できたと思う。いいねえ。
（いまさら私の名前を伏せる必要もないか(^^♪）
本当は、下田駅前の足湯の掃除が終わるのを待って、利用しようと思っていたけど、足湯なんて入らなくていいやと期待させる受付スタッフの素敵な応対だった。
【7】鮮やかな車体
「ザロイヤルエクスプレス」は、8両編成。
豪華観光列車としては、かなり長い編成となっている。
海よりも青い鮮やかな輝く車体だ。
高級感に満ちていて、チョーカッコいい。
窓が大きく、車内から景色がよく見える。
丸窓など微妙な違いがある。
私の席は何と最後部、かぶりつき席だ。（下の赤い矢印）
正確に言えば、最前列が空席で、一段高い位置の席なのだが、見晴らしは素晴らしい。
鉄道マニアだろうと読んで、最高の席を確保してくれたスタッフに感謝！
この「ザロイヤルエクスプレス」は、伊豆急行の観光列車「リゾート21」をリニューアルしたものだ。
「リゾート21」はいくつかの車両があるが、アルファリゾート21の5次車を改造したものだそうだ。
同じ「リゾート21」のキンメ車両はこちら↓
（2017年6月撮影）
リゾート21の車両については、こちらの記事に詳しい。
車両の外観も凄いが、内装はもっと素晴らしい。
また近いうちに、続く。