ザ ロイヤル エクスプレス【2】豪華な内装 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

横浜と伊豆急下田の間を走る豪華観光列車「ザロイヤルエクスプレス」に乗った話、

前回は、申込&車両の外観について。

今回は、落ち着きがあり、豪華な車内について。

 

ロイヤルエクスプレスの記事は5回に分かれる。

【1】申込&車両の外観

【2】豪華な内装 ←今回

【3】食事&飲み物

【4】車内販売

【5】おもてなし・接客

 

★2種類のクラス

まず基礎知識として、この「THE  ROYAL  EXPRESS」は、2種類のクラスに分かれる。

「ゴールドクラス」と「プラチナクラス」である。

「ゴールドクラス」は、運賃・食事込みで25000円、

「プラチナクラス」は、運賃・食事込みで38000円となる。

なお、伊豆の高級旅館の宿泊と、現地の観光を含んだ「クルーズプラン」もあり、座席は「プラチナクラス」が用意される。

「プラチナクラス」は、高いだけあって、くつろぐ座席と食事をする場所が違う。1人が2ヵ所を占有することができる。

 

伊豆急下田駅発は、10:22発ではあるが、かなり早い9:30に乗り込むことができた。

平日運行で満席ではなかったこともあり、クルースタッフ(客室乗務員)から、プラチナクラスの車両を「探検OK」と言っていただくことができた。

 

★ゴールドクラスの座席★

【1号車】展望車~ゴールドクラス

1号車の半分は、展望車のような造りになっている。

私が座った2列目までは、鉄道マニアの心をくすぐる席だ。

私の席は、赤い矢印の席。前面展望が開け、海側の席は素晴らしい。

基本的に当日まで、どこの席になるか分からないので、感激した。

この日は、天気が悪かったが、海が良く見える。

ワンポイントの灯りが、雰囲気を出しているのも素敵。

その後ろは、海側を向いたカウンター席になっている。

その後ろは、水戸岡車両でよく見られるソファー席だ。

1号車は、全体的に明るい雰囲気の席になっている。

 

【1号車】ファミリーシート~ゴールドクラス

1号車の半分は、親子で座る席だ。

食事は、水戸岡車両定番・折り畳み式のテーブルでとる。

この親子席は、窓際が子どもで、通路側に親が座る設計になっている。

窓際の子ども席は、体が小さい子ども向けに、足を乗せられる台がついている。

親子席には、2人用と4人用がある。

 

1号車の親子席の隣には、子ども用「木のプール」がある。

窓が丸くて、潜水艦から外をのぞくような雰囲気がある。

キャラクター「青がめ」のイラストが、すごくカワイイ。

近くに、絵本が置いてある。

低いソファーに座って、絵本を読むことができる。こういう列車なら、親子で伊豆の温泉に行きやすいかな。

 

【2号車】落ち着きある座席~ゴールドクラス

ゴールドクラスでも、2号車は落ち着きある車両になっている。

上の写真は2人用、4人用のテーブル席。隣の席と色合いが違う。

下の席は、海を向いた席。カウンター席とソファー席。

こういう落ち着いた席で、コーヒー飲むと、美味いハズ。

 

★多目的車両&厨房★

【3号車】多目的車両

3号車は、多目的車両になっている。

音楽の演奏など様々なものが、行われる。

今回は運よく、私のようなマニア向けの企画?があった。

こちらは、また近いうちに。

 

【4号車】メイン厨房

4号車全体が、料理をつくる車両になっている。

通ることはできるが、中をのぞくのは遠慮した。

デザイン画が飾られている。タッチは水戸岡風。

 

★プラチナクラスの座席★

いよいよ、ワンランク上のプラチナクラスの車両になる。

7・8号プラチナクラスの客は、コース料理を食べる時だけ、5・6号車に移動する。

・・・いかんな。言い換えよう!

7・8号車のプラチナクラスにご乗車のゲストの皆様は、コース料理を5・6号車で召し上がる。(たいして変わらんか)

【5・6号車】食事用席~プラチナクラス

ゴールドクラス(2号車)のテーブルは2+1の3列だが、プラチナクラスは1+1の2列になっている。

そのぶん、ゆったりした食事ができるわけだ。

食事に使う食器は、すでに配置されている。

さすがにプラチナクラスは、一段上だぜ。

2つだけ、4人用テーブルがある。

5号車の4人テーブルは、個室風になっている。↓

5号車、6号車共に、ピアノが設置されている。

生演奏があるかも。(日によって異なるらしい)

ここまでレベルの高い列車だから、ピアノがインテリアに溶け込んでいる。

飲み物などを提供するキッチンは、こちら↓。

何か所か、地元の工芸品を展示してある。

水戸岡車両でよく見られるスペースだ。

 

【7・8号車】~プラチナクラス

食事の時以外に、くつろぐ車両だ。

こちらも1+1の2列の席で、余裕ある贅沢な配置だ。

5.6号車と同様の凄い造りだ。

壁に絵が飾られている。

私には絵のセンスが無くてよく分からないが。

天井も、輝く豪華な造りだ↑

足元も、寄木細工の模様で、丁寧に作られているのが分かる↓

 

【8号車】前展望が開ける図書席~プラチナクラス

プラチナクラス8号車の先頭は、図書席となっている。

「指宿のたまて箱」などにも、本が置いてあるが、こちらの方が数段落ち着きがある。

でも鉄道マニアなら、内装や展望が気になってしまい、落ち着いて本を読むのは無理だ(^^。

鉄道マニアが先頭かぶりつきを長時間するスペースではないんだけど。

「ザ ロイヤル エクスプレス」の話は、まだまだ続きます。