ダイヤモンドはいらない
30歳になりました。
半年前くらいの記事で、
「ダイヤモンドが欲しい。」
なんて書いていて、その時は
「30歳の記念に絶対買おう。」
と決めていて、一時期はかなり本気で
ティファニーを覗いたりしていたのですが、
やっぱやめ。
貯金はあります。
でもね、半年前と状況が変わってきたのです。
習い事が増えた。
これからかかる出費を考えると、
のんきにダイヤなんて買ってられません。
それと、体調がだいぶ良くなってきている。
旅行大好きなので、ダイヤを買うお金があったら
それで旅行に行きたいかな。
それが自分を広げてくれるでしょう。
そうやって磨かれた内面があるなら、
あえてダイヤで飾らなくても良いんじゃないの?
と、気持ちが変化してきたわけです。
40歳になった時、お金に余裕があったらにしよう。
(無期限延期になったら笑えますね……。)
落書き帳より
先日、友達とミニライブに行きました。
私達のふるさと、南国出身の歌い手さんです。
友達がその歌い手さんが好きですきで。
ラジオで彼女のデビュー曲を偶然聴いたのが
きっかけらしいのですが、
とにかくはまって、デビュー記念ミニライブから、
南国で歌う機会には必ず見に行っているらしい。
好きなんだなぁ。
で、私もおつきあい。
そしたらですね、すごく良かった!!
思わずCDを買ってしまったほど。
声に力があって、すごくきれいで、うっとりしました。
うっとりしたのはその容姿にも。
手足が細くて長くて、ロングの黒髪はさらさらと揺れて、
肌も抜けるように白くて、美人さんだったのでした。
美人を見ると描きたくなります。
CDを聴きながら、思い出しながら、楽しくお絵描きしました。
いつも描いている絵とかなり違うので
ボツにしようかとも思いましたが、
偶然通りかかった姉が
「悪くない。」
と言ったので載せることにしました。
残念なのは彩色の時にインクがにじんでしまった事と、
細く長い印象的な指を描き忘れたことです。
「笑い」の効能
10年近く前の話になりますが、
卒論は「笑い」についてのことをやりました。
「笑う」ということは人間の体にはかなり重要で、
例えば笑うことでガン細胞が小さくなったりするのだとか。
内科や外科のお医者様で
患者さんに落語を披露される方もいると、
TVで見たこともあるし、
「日本お笑い学界」(だったかな?)というところで
ちゃんと研究されている事だった……はず。
柳田國男先生によると「笑い」には様々な使用法があって、
逆境におかれた人間が、自分をしいたげる人間の欠点を
あげつらい笑うことで自分の自尊心を回復したり、
(こういう書き方じゃなかったけどこういう風に解釈しました)
仲良くなりたい人間同士が笑い合うことによって親和の情を
増したりするそうです。
ユーモアをもって
日常を笑いのあるものに変えてゆければいいけど、
あいにくとそんなセンスに乏しい私は、
心がささくれている時や自信がなくなりそうな時、
お笑いのビデオや落語のCDを聞くことにしています。
前にも何度か言ったかもしれないけれど、
特に笑福亭釣瓶さんの「スジナシ」DVDがオススメです。
内容は、釣瓶さんがゲストと台本なしの即興芝居をする、
というだけのものなのですが、それがすごくイイ。
ダウンタウンさんやビートたけしさんの笑いって、
理不尽さ、残酷さ、凶暴さを含むじゃないですか。
自分がある程度元気であれば、
それも含めて笑うことができるけど、
その部分で傷ついてしまうほど
心が弱くなった時にオススメ。
「スジナシ」には絶対に誰をも傷つけない笑いがあります。
その上でゲストと釣瓶さんの真剣勝負なの。
人によってサスペンス、人情物、コメディと
変わるのもいいし。
あら、何の話をしていたんだっけ?
そうそう、
生活にひとふりの笑いを☆
たまにはお洒落する
GAPで割引されていた(6900円が4900円でした。)
ミニスカートを買いました。
ミニって言っても膝丈ですけどね。
30代ですから。
かわいいバックポケットがあって、
大きなお尻が目立たないのが気に入りました。
レギンスを履いて、またはそのまま生足で。
フラットサンダルと、はたまたヒールパンプスと。
チュニックと、いやいやTシャツと。
鏡の前でひそかにファッションショー。
もちろん、草間Tとも合わせましたよ。
金色のかぼちゃプリントに合わせて、チャイハネで買った
金のブレスレットを合わせると、さらにゴキゲン。
そこで気づいたのですが、草間Tは、パンツだけでなく
ミニスカートにも合うように作られてる!
ウエストがゆるやかにシェイプされていることはもちろん、
すそがちょっと長めなのです。
女子なら既にご存知のこととは思いますが、
ミニに合わせる時は、上のシャツが短いとバランスが悪い。
更に最近のスカートはヒップハングなので、
短いと背中やお腹がぺろ~んと出てしまいますが、
その点、このTシャツなら安心。
また、そでぐりに余裕があるのも
私のようにごんぶとの二の腕を持つ者には嬉しいところ。
ユニクロでは確かXSからXLまでサイズがあったはずです。
長々と書いてきましたが、
要するに何が言いたいかというと、
ユニクロもGAPもあなどれない!ということです。
あとチャイハネも。
チープ万歳!
その輪に入りたい
その日は診察日で、
私は待合室でじっと順番を待っていたわけです。
白いワンピース、
黒髪の清楚な娘さんが隣にいらっしゃって、
ちょっと気にかかっていました。
(かわいい方だな~。付き添いかしら?)
と、思いながらチラチラ見ていたところ、
「○○さん、今日はデイケア?」
と、おじさんがその子に話しかけたではありませんか!
「えっと、今日は診察です。」
口ごもりながら(そこもかわいい。)答える娘さん。
(えええええ!この方ももしかしたらお仲間?!)
私、ビックリしました。
一度デイケアに見学に行ったけど、
ここまで症状が落ち着いていそうな方はいなかったのです。
さらに横から
「○○さん、久しぶり。」
と、男の子が。
この子も、友禅のアロハにエビスのジーンズという
ここをシブヤハラジュクと勘違いしてんじゃないの?
というほどの気合の入ったお洒落ぶり。
さっきから、
目立つ付き添いだな~と感心していた人でした。
(……この人たちも、心の病気なんだ。
そしてこの病院のデイケアに通ってるんだ。
初めて見た……。)
……私は思いました。
(私はおばさんだけど、お友達になりたい!)
と。
でも、イキナリ話かけるような度胸も根性もなく、
時間だけが過ぎてゆき……
「ぽこさん、お待たせしました。」
と、先生が知らせに来てくださって、
私は診察室へ。
通りすがりに彼女にちょこっと、会釈をしました。
すると彼女は少しいぶかしげに、
だけとコクンと顔を下げてくれました。
もうね、すっごく心残りです!
私はデイケアに通っていません。
色々話し合える同病のお友達が身近にいないのです。
まあそれはしょうがないのか、と、今まで思ってきました。
でも、なんだか同じくらいの回復度に見える、
感じの良い人達が、すぐ、そこに!
帰りがけにちらりと見たら、
三人は仲良さそうに話し合ってていました。
ああ、また会えないかなぁ。
(その時は頑張れる……かな?)
価値観の相違
インテリアが好きです。
一人暮らしをしていた時は
イルムスやコンランショップ、ZAKKAなどを巡って、
自分の手に届く範囲の家財道具を買うのを
楽しみにしていました。
いいヤツって、長持ちするんです、これが。
(10年以上前に買ったオーセンティックスのゴミ箱とか、
まだまだ使えそうですもの。)
でも、実家に戻るとそんなことは言ってられません。
大事にしていた食器も母のチョイスした食器と合流。
出番がなくなったと泣いているはずです。
で、ある日。
母と私は大量の布を煮洗いしていました。
「なかなか布が沈まないね…そうだ、おとしぶたをしよう!」
と、母が取り出したのは……私の皿。
どうやら母に北欧デザインの良さは
伝わらなかったようです。
かさばって邪魔だくらいに思っていたらしい。
慌てて救い出しましたが、
見てないところでおとしぶたにされてるんだろうな~。
丈夫なところも魅力のイッタラです。
がんばれ、イッタラ!
負けるな、イッタラ!
ユニクロのTシャツ
今年のデザインの中に、草間彌生さんのものがあります。
彼女は皆さんご存知、統失者にして著名な芸術家。
彼女の作品はウッてなるようなえぐいものもあるけど、
Tシャツに採用された作品は
彼女独特の毒もありつつポップでキュート。
万人受けするのではないでしょうか。
どちらかというと男性用のデザインが好きですが、
ラインが微妙なので女性用だけ購入しようかな。
統失者として、コイツを着ることでさりげなく自己主張。
今年の夏は、草間Tシャツで行こうと思います。ニヤリ。
make a shirt Without no seams nor needlework
前の文章ですが、
今すぐ先輩とどうこうなりたい、
などと思ってる訳じゃないですよ。
もう卒業してから10年近くたってますからね。
音信不通になってから10年近くたったって事ですものね。
そんな音信普通だった奴がイキナリ出てきて、
とか言われたら引きますって。
少なくとも私がそう言われたらびっくりして、
「冷静になれ!」
と、その人に言い聞かすと思います。
そんな嬉しい事件の起こる気配はさっぱりちっともありませんが。
最近生活に潤いがないから、ちょっと2次元萌え、
という状況に近いです。
先輩はスタイルのいい子が好きだったなぁ、と思い出して
休んでいたジムを再開してみる、とか、
先輩に会えた時、工芸が少しでも進歩しているといいなぁ、
と思って修行に力が入る、とか、
先輩を好きっていう気持ちをダシにして自分にムチ打つ感じです。
先輩がmixiに復活するのを待たずに、
今すぐ連絡を取ろうと思えば共通の知人は何人もいます。
携帯のメールアドレスを調べるのは簡単なのです。
でもね、ムリヤリ知ったとして、
先輩の状況はそれどころじゃないかもしれない。
仕事が忙しいかもしれない。
もっとひどいことを想像すれば、会社が潰れそうなのかもしれない。
そんな風に相手の都合が分らない状況の中
強引にコンタクトを取るのではなくてね、
お互いが充実している時にさりげなく交流を復活させたい。
そうして慎重に先輩との関係を深めていきたいと思っているのです。
そして、何より、このウキウキ感を楽しんでおります。
内向的で恐縮です。
でも、楽しいですよっ。
かれはあこがれ
学生時代のときの先輩で、ずっと彼女がいた人で、
尊敬して後輩として慕っていて、
卒業後は何となく音信不通になっていた先輩に
mixiで再会(ってもこちらが勝手に見つけただけですが)。
彼はとてもやさしくて理性的な人で、ユーモア感覚に溢れ、
常に明るい方を向いているような、そんなすてきな人。
今はとおく離れたまちで会社を起業して頑張っている。
そんな先輩の日記を読んでいたら、
「ああ、やっぱこの人すてきだなぁ。」
という気持ちが盛り上がってしまい、
「是非とも連絡を取りたい!っていうか告白したい(オイ)!」
に気持ちが化学変化。
でも、その先輩は最近mixiから離れているようなのです。
マイミク申請したけど、当分返事来ないだろうなぁ。
じだんだ踏みながらさらに日記を読みすすめるうちに、
気持ちが変化してきました。
「ああ、この先輩の考え方はほんとにすてきだなぁ。
彼の考えの一端に、こんな風に日記を読むという形で
再び触れることができただけでも、私は恵まれてるなぁ。」
こころに火がともるうれしいきもち。
私もがんばろうって思えるうれしいきもち。
その先輩には遠くおよばないかもしれないけれど、
私も成果出したい。
そうして再び連絡が取れたとき、
恥じない私で彼の前に立てたらと思います。
それで、虫のいい話で恐縮ですが、
この日記を読んだあなたが、この私のお気楽な物語で
ちょっとプラスのきもちになれたら。
それは、
うれしいきもちのおすそわけができたという事だから、
私はとても嬉しいです。






