BBQ!BBQ!BBQ!
久しぶりに仲間で集まってバーベキューに行きました。
皆さんにお見せできないのが残念なほど、
きれいな山と川の真ん中で肉を焼き、食べました。
(mixiには写真UPするのでマイミクさん見てやってね☆)
焼けるペースが非常に早く、少なくない量の肉が炭に。
乳がんの友達がそれをよけながら、
「こんな炭食べちゃったら病気になっちゃうよ~。
もう病気だけど。」
と、命がけのギャグを飛ばしていたのには、
「さすが☆」
と、感動したのでした。
また、ホストをやっていた友達が、いつの間にか
ヒラのホストから店のマネージャーに昇進していて、
かげで私達は
「30歳にしてその方向性は間違ってるけど
好きなように突き進むがいいさ!」
と、言い放ったことでした。
人間したい事をするのがいいのさ。
暑くなった私達はその後カキ氷を食べに喫茶店に行き、
さらに花火を買って海へ。
アホほど花火をぶちかまして、華々しく今年も終了。
来年も会えるといいな。
それまで皆様、どうぞお達者で。
長くもがなと思ひぬるかな
ヨーダさんが、会うたびに弱ってゆきます。
抗がん剤の影響で髪が抜け、
元々薄っぺらかった体がさらに細くなる。
立っていられずにイスに座り込むことが多くなり、
口にしまりがなくなってよだれが垂れるため、
口元を常に押さえて話をされるようになりました。
絵も最近は描いていないそうです。
でも、お話ぶりは極めて元気なものです。
政治経済から、地球温暖化にいたるまで、
自分なりの視点で分析し、ユニークな意見を述べます。
「私、あと5年はヨーダさんにお世話になりますよ。」
ふとした会話の折に、私はそう言いました。
ふふ、とヨーダさんはいたずらっぽく笑います。
80歳を過ぎた年配のがん患者が
趣味を楽しみつつ、元気に齢を重ねていくなんて……
全く面識がなかったなら、
無理だよ、と、切り捨てたかもしれません。
でも、多少でも親しくさせていただいた身としては、
「大丈夫ですよ!」
と、言いたい。
私は統失で3度再発しました。
1度目より2度目、2度目より3度目で、
回復は遅くなります。
一日中起き上がれなかったり、
暗いことばかり考えてしまったり、
体がだるくてしょうがない時期が続きました。
ブログしかできない時期が長かったのです。
もう回復できないんじゃないかと思った時もありました。
今だって無理をすれば再発する可能性が高いです。
でも、そのたびに自分に言い聞かせます。
「大丈夫!」
と。
言葉には力があると思います。
言い続けていればその言葉は力を持つと思います。
魔法がかかるのです。
そんなことを思いながら、
未来の約束を重ねる私なのです。
それで走ってしまった
「あんたが本を出しても、中途半端。」
たしなめられました。母に。
「病気から立ち直って就職できた訳でもない、
工芸がモノになった訳でもない、
いつ再発するかもわからない、そんな人の文章を
誰が買ってまで読みたいと思う?」
……正論です。
実は先日、お葬式に行きました。
小・中・高と同級生だった子のお葬式でした。
雨の日に困っている子がいれば、
その子に無言で傘を差し出し、
自分は濡れて走って帰るような、そんな優しい子でした。
中学・高校ではサッカー部に所属し、
キャプテンを務めていました。
「成績優秀・優等生」ではなかったけど、
リーダーシップがあって、周りに人が絶えない人だった。
20歳で早い結婚をして、子どもは女の子2人。
会社の帰りに、免許取り消しの人が飲酒運転をしていた、
その車にはねられて命を落としたのです。
彼には何の非もありませんでした。
毎日真面目に働いて、空き時間には同僚と冗談を飛ばし、
休みの日にはささやかに家族と旅行。
釣りが趣味で、
大物を釣り上げて魚拓を取るのを楽しみにしていた。
ただ、夜道を歩いて家路を急いでいただけなのに。
ある日突然奪われる明日。
と、以前私はブログに書きました。
(これは「模倣犯」のキャッチコピーでしたね。)
統失で仕事や彼氏を失った事をそう表現したのですが、
死というのはもっと圧倒的に全てを奪う。
泣いている奥さんやご両親、
暗い目でうつむくお子さんを見て、
言葉が見つかりませんでした。
そして思ったのです。
「明日、私が何かの間違いで死んでしまったら、
のこるものがないや」
と。
夫も子どももいない、
当分工芸でも一人前になれなさそうな私が、
のこせるものって何だろう、と。
……それで、唐突に出版のことを思いついたのです。
「えっ、なんで突然?」
と、思われた方も多いと思います。
ので、言い訳させていただきました(苦笑)。
予定は未定なのですが
ここ数日のブログのアクセス、ズバリ、増えています。
みなさま恋バナがお好きなのでしょうか。
期待されても進展なんてしませんよ~。
だってタイプじゃなかったんですもの。
さて。
遠い未来の予定で、まだ全然確定ではないのですが、
「いずれこのブログを自費出版で本にまとめてみたい」
と、思い出しました。
それで、ご希望の方がいらっしゃればお分けしたいな~、と。
残念ながら私がお金持ちではないので、
印刷代と送料をいただく形になると思うのですが(汗)。
買ってあげても良いよ、という方、
コメント欄へ一言いただけないでしょうか。
実際印刷する時、部数の参考にしたいと思いますので。
何度もしつこく言いますが、でも、予定は未定です。
実行しないかもしれません。
その時はコメントくださった方、すみませぬ!
どうぞよろしくお願いいたします。
連れ出してあげる夜のデートへ
mixiで知り合った男の人と焼肉屋へ行きました。
初対面とはいっても
前々からmixiでメッセでやりとしていたので、
そんなに緊張したりはしません。
スムーズに会話は弾み、
彼の仕事や将来の話、ふられたばかりの彼女の話などで
楽しませてもらいました。
最後に、彼は聞きました。
「普段自分の話はしないタイプ?」
「ううん、全然するよ?したでしょ?」
「してないよ~!ぽこちゃんってド天然だね~!」
……あんたがそれ以上に自分の話ばっかしてたからね!
「天然」て、
『会話が優しい』『雰囲気が柔らかい』『幼く、かわいい』
という意味も持つけど、
『状況が読めない』『仕事が甘い』『人の気持ちが汲めない』
これを意味する言葉でもあるよね。
だから、
30過ぎた女に安易に「天然」というレッテルを貼るのは、
とても失礼なのだぜ、坊や。
ついでに、食事に行くというのに、
そのつけすぎの「サムライ」はいかがなものか。
「良かったらまたご飯とかお茶とかしようね。」
と、言ってくれたけど、残念☆次はないかな。
波乗りなら良いけど。
と、思いつつ消えていくテイルランプを見送りました。
……さて、次を探さなくちゃ。
おっぱっぴ~☆
「この病気になったのは、2番目の彼氏のせいだよな。」
思考がぐるぐる回る時があります。
「あの彼氏にあれほどひどいふられ方をしなかったら、
病気になるほど自分を追い詰めなかったはず。」
「病気になっていなかったら、フルタイムの仕事を
続けることができた。」
「病気になっていなかったら、この間別れた彼氏とも
(ややこしい話で恐縮ですが、
病気の原因になったのは2番目の彼氏で、
この間別れたのは3番目の彼氏です。)
別れずにすんだ。」
「私が障害年金で生活をしているこの瞬間にも、奴は
大阪・梅田の中堅企業のMRとして偉そうに仕事して
いっぱしの口をきいているに違いない。」
……一回、母に聞いたことがあります。
「裁判したら勝てるかね?」
と。
母は言いました。
「勝てるだろうけど、学生時代の友達に知れ渡るよ。
共通の友達が多かったんでしょう?」
……だから、最近の私は思考がぐるぐるしだしたら
こう唱えることにしているのです。
誰も周りに人がいないなら、
体をやや前に傾け、リズミカルに足と腕をゆすりながら。
……多少スッキリします。
色々抱えてらっしゃるアナタ、どうぞお試しあれ。
舌先にかすかな痺れが残った
出先でお薬を飲まねばならないことになり、
お水なしでエビリファイと副作用止めを飲みました。
なかなか飲み込めず、
口の中で錠剤がどんどん溶けてゆきます。
「甘っ!苦っ!」
まず~い!
慌てて飲み込みます。
ごっくん。
ところが、飲み込んだ後も、口の中がぴりぴり。
(……私、こんなに刺激の強い薬を毎日飲んでいたの?)
愕然としました。
こんなのを処理していたら、そりゃ内臓もダメージ受けるわ。
道理で、診察のたびに、
「最後に血圧を測っておいてください。」
と、言われるはずです。
でも、この薬は私の生命線。
この薬がなければ、私はまた再発してしまうでしょう。
人間としての生活のために、
多少の不具合は織り込み済みです。
でも、この不快を思い出さないためにも、
毎日お薬はちゃんとお水で飲もうと思いました。
勉強になりました。
相互リンクを貼らせていただいている
ごん。さんが運営なさっている「balance」の
「また6mg」という日記の後半から紹介されている、
東京新聞の統合失調症に関する記事が
解りやすくてオススメです。
(「Diary」の「気まぐれノート」の中にあります。)
ちょっと長い文章なので、
読み通すのが大変かもしれませんが、
よろしければご一読下さい。
(私はすごくためになりました☆)
咳をしても一人……は、やだな
友達がガンになりました。
まだ20代です。
今週から抗がん剤治療が始まりました。
メールでご機嫌伺いしてみると、
『副作用はそんなにひどくなくて、軽い吐き気がする程度。』
とのこと。
彼女は弱音をめったに言わない人なので、
『夏目雅子の西遊記を思い出したら、
ハゲるのが楽しみになってきたわ~。』
なんて豪気なことも言っちゃう。
(それにしても言うことが古い。本当は何歳なのだ。)
でも、抗がん剤治療の辛いのはここから。
聞く所によると、常に気持ち悪くなるらしい。
そのキツさたるや、死にたくなるほどらしい。
でも、今のところ彼女は明るい。
彼氏とシネコンへデートに行っちゃったりして。
家族とドライブしちゃったりして。
元気だな~。
さて、2週間ぶりにマンドリンのレッスンに行きました。
久しぶりに会うヨーダさん、珍しく寝巻き姿です。
どうしました?
「今日の朝まで抗がん剤治療をやってて、
今朝帰ってきたのよ。」
……ええ?!
「絵とマンドリンで好き放題してたら、
病院の先生に怒られたわ。
それで昨日まで病院で外出禁止じゃった。」
……マンドリン弾いてる場合じゃないのでは。
「好きなこともできんなら、生きてる甲斐がないわ。
朝検査して、数値が良かったら家に帰してくれって
先生に掛け合って、
見事良かったから帰って来た。ふふ。」
ふふ、って……。
ガンなんて、
私の病気に比べたら死に直結する恐ろしい病気です。
なのに私の接するガン患者は恐れを超えて底抜けに明るい。
人柄に負う部分は非常に大きいと思いますが。
この人たちの姿を見て、自分も頑張ろうと思う今日この頃です。





