先日(1月9日)、韓国政府は『慰安婦合意』に関する今後の方針を発表しました。
それについて韓国の要求受け入れは亡国の道でも触れましたが、完全に国家間の合意を反故にするもので、しかも合意で謳った『最終的かつ不可逆的解決』を覆すものです。
慰安婦問題の日韓合意に基づく元慰安婦への現金支給を、日本政府が拠出した10億円から韓国政府が出す予算に振り替えるという方針は、要はこういう事を言いたいのでしょう。
日本政府が出したお金は韓国政府のお金に切り替えるから、日本政府のやってきた「元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置」は無効ね。
だから日本は『慰安婦合意』を履行した事にならなくなるから、改めて『慰安婦』に対して彼女たちが心から満足するための行動を、自発的にやってね。
日本政府が即座に受け入れ拒否したのは、当然です。
受け入れれば日本も合意違反になりますから。
そもそもこういう事になることを予測していたからこそ、合意で『最終的かつ不可逆的解決』とわざわざ謳ったのに、わずか2年で覆して来たのですから、厚かましすぎて話にならないレベルです。
しかも日本が出した10億円は、『慰安婦記念館』に化ける模様ですから、日本の税金で日本を貶める教育がなされる施設が作られる事になります。
日韓関係改善のために、オバマ前大統領が良かれと思って日本政府を説得し、日本政府が折れる形で多くの日本国民が反発する中、合意が結ばれ、日本国民が出した税金がそのために使われた事になるのです。(大事な事なので、強調します)
結果的に日本政府が行った施策は、日本国民の期待を裏切ったわけで、その失策を雪ぐためにも韓国政府が望む『自発的謝罪・追加措置』など、受け入れられるはずがありません。
第一そんなことをしたら、国家間の合意を一方的に破った韓国の行為を追認する事になり、国際的にいい笑いものになるだけです。
どうにも日本側が主張する事と、韓国側が主張する事が、いつまでたっても平行線です。
真実は一つのはずです。
日本側としては、豊富に存在する過去の資料やデータ、写真等を元に、『慰安婦』の実態は旧日本軍を顧客とした売春婦としか捉えていません。
提供されたサービスに対し、顧客(この場合は旧日本兵)として対価を支払って成立していた商行為以外の何物でもないのです。
『慰安婦』の募集も、慰安所(売春宿)を経営していた業者(朝鮮半島出身者多数)がすべてを取り仕切っており、それに旧日本軍が介在した事実は見出せません。
第一『慰安婦』募集の新聞広告(下に画像あり)があったという事実だけで、軍による慰安婦狩りが無かった証明になります。
軍が本当に『性奴隷狩り』を行っていたなら、わざわざ広告費を払って新聞広告など出さずに、黙って女性をさらって来ればよかったはずです。
あるのは吉田清治なる人物が主張した証言だけで、それを裏付ける客観的証拠が見出せない上に、現地住民の証言で真っ向から否定される内容である事からも、それが「嘘証言」と結論付けられた物にすぎませんでした。
これに対する韓国の主張は、『慰安婦』の証言だけで、それを客観的に裏付けられる証拠が一切ありません。
普通なら両者が証拠を元に話し合えば、(両者が納得できるかどうかはともかく)1回の話し合いでおしまいになる程度の問題だったはずです。
ところが韓国側は、いつまでたっても日本側の説明を否定し、受け入れようとせず、それどころか何の証拠も提示せず『自分たちの信じる事実』の受け入れを迫り続けています。
基地外じみていると思いつつも、見た目は正常な状態で主張していますから、日本人としてはそれが謎でした。
ところがこちらの方の記事で、韓国での朝鮮戦争に関する教育内容を説明した内容を見ると、その謎が氷解します。
http://2ch-dc.net/v5/src/1403107968605.jpg
リンク先の記事で紹介されている、韓国での小中高生の教育では、朝鮮戦争を『韓国戦争』として教え、しかもその内容は以下の通り、史実とは全く異なる、架空の歴史になっています。
(以下、リンク先記事から転載)
韓国で実際に教えられている内容
『韓国戦争』(日本名称:朝鮮戦争)
1 朝鮮半島には、古代から同じ民族同士で殺し合う戦争はなかった。
2 昭和20(1945)年8月15日、日本は第二次世界大戦に負けた。
このとき満州にいた日本軍がソ連軍に追われて朝鮮半島に侵入し、韓国を占領した。
日本軍は韓国人の居宅にまで銃を持って侵入し韓国人を虐殺し悪逆非道の限りを尽くし、さらに韓国を占領して居座りつづけた。
3 昭和25(1950)年6月25日に、朝鮮半島から日本軍を追い出す「韓国戦争」がはじまった。
米英仏韓の国連軍が侵略者の日本軍を朝鮮半島から追い出し韓国が勝利した。
4 北朝鮮はソ連軍と中国軍が北朝鮮から日本軍を追い出した。
中国軍と韓国軍は「韓国戦争」で、ともに日本と戦った戦友である。
5 慰安婦とは、日本が「韓国戦争」の時に20万人を強制連行してジープに乗せて売春させていたものである。
6 昭和20(1945)年8月15日は、日本が戦争に負けた日で韓国の建国記念日である。
7 竹島は「韓国戦争」で日本を追い出したときに取り戻した島である。
8 北朝鮮と昭和39(1964)年に国境紛争が発生したが、
同じ民族で殺し合う大きな戦争にならなかった。
また韓国は一度も北朝鮮と戦争していない。
同じ民族同士で戦争する理由もない。
9 日韓条約は過去の植民地支配の謝罪、賠償条約である。
10 韓国は戦勝国で国連設立に参加した当事国であり最初の国連加盟国である。
※ 韓国の小中学校では、週3~6時間この教育をしている。
よくもまあ、こんなウソを平然と子供たちに教育し続けているものです。
日本を敵視するのは勝手ですが、歴史的事象自体を創作して、ウソを教えて敵視し、憎ませるなど、古今東西、そんな真似をしてきたのは朝鮮民族だけでしょう。
シナですら、事象全体そのものの改ざんまでは、していません。
(漏れ伝わってきている北朝鮮の教育も、ウソの産物らしい)
ちなみに朝鮮戦争勃発時(1950年6月25日)時点では、旧日本軍は完全に武装解除の上で解散しており、自衛隊の前身組織さえ、まだ発足していません。(警察予備隊令交付が同年8月10日)
したがって韓国人が何と言おうとも、日本軍が韓国軍と戦争をしたという設定は、100%成り立ちません。
実際に大韓民国が建国されたのは1948年なのに、1919年の3・1運動時点が韓国の建国であると文在寅(ムン・ジェイン)大統領自らが主張している位ですから、歴史の捏造に何ら良心の呵責を覚えないのでしょうが。
韓国政府、トランプ大統領歓迎夕食会に、偽物元慰安婦を招待するでも触れましたが、トランプ大統領がハグさせられた『慰安婦』も、『朝鮮戦争』当時の慰安婦だったと見れば、符号が合う事を説明しました。
上記で紹介した『韓国戦争』教育を踏まえれば、韓国人は架空の『韓国戦争』における日本の責任追及してきていると考えるべきでしょう。
そうなれば日本政府の取るべき道は、単に『慰安婦合意』の忠実な履行を求めるだけでは足りません。
日本を憎むのは勝手だが、ウソを教え、ウソに基づいた責任追及は受け入れないと韓国政府に通告し、正しい歴史的事実を(韓国)国民に明らかにする事を要求すべきです。
その上で日本国民に「韓国ではこのようなウソを教え、架空の戦争責任で日本に理不尽な要求をしてきている」という事実を広く伝えるべきです。
もちろん同時に全世界に向けて、それを発信すべきでしょう。
出来るなら、同時に北朝鮮とシナの架空歴史教育にも触れられれば、なおよいです。
ウソをついて人を騙し、人を陥れてはいけない。
ばかばかしい話ですが、このレベルでコリアンは世界で恥をかかせないと、形だけでも彼らは態度を改めようとしないかもしれません。