過積載200%の時のピークカット率 | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

最近少し体調が良くなってきて、太陽光関係のニュースにも目を通す余裕ができるようになってきました。ブログなども見ていると題記の話があり(過積載シミュレーション答え合わせ③)、参考になるなと思いましたので紹介します。

 

このブログでは過積載率200%、設置傾斜角度5度のアレイに対して、実際の発電量とNEDOの日射量からシミュレーションした発電量を比較し、ピークカット率を計算しています。

 

もっとも太陽光発電ムラの人達はこれぐらい知っているという方もおられるのでしょうけれど、シミュレーションと実測がかなり良く合っているので驚きです。計算されたピークカット率については、このブログの著者に敬意を表して、ここには書きませんので興味のある人は是非この(過積載シミュレーション答え合わせ③)を見てください。

 

私も昔、同じような計算をしたことがあります(過積載率と発電量増加率)。その時もこのブログと同じように「ピークカット前の1時間発電量シミュレーション値が49.5kWhを超えた時に49.5kWhにカット」してピークカット率を求めていました。しかし、私の場計算結果では、このブログの計算値よりももっと大きなピークカット率になってしまいました。私の場合は、パネル設置傾斜角が15度だったためでしょうかね?

 

この方の計算したピークカット率は、実際の発電量とほぼ一致しているので説得力があります。

 

それにしても過積載率200%で設置傾斜角度5度の場合のピークカット率は意外に少ないですね。この200%、5度の組み合わせはよく見ますが、理屈に合っているわけですね。

 

 

 

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