18.ディーゼル機関車DE10「冬の釧路湿原号」入線(11:06)
前回アップし忘れなので、このタイミングでアップ
19.SL代走DL「冬の釧路湿原号」車窓(赤線行路)
1)氷結の釧路川
釧路駅を出発するとすぐ釧路川を渡りますが、氷結していました。これは釧路が寒いからだけではありません。気温なら札幌の方が内陸なので低い位です。ブラタモリ🕶で解説がありましたが、釧路湿原🏞は殆ど海抜0mで、満潮の時には釧路川が逆流するぐらいとか…。。。その甲斐もあって、釧路湿原に水が溜まり続け草原化にならずにすむ奇跡の地形だという。。。
2)機関車(DE10)接写(1号車)
Sumioは客車列車の場合、機関車🚂のすぐ後ろ1号車の妻ドアから機関車を見るのが好き。こんなに大迫力で眺められるのです。
DLの方が、SLより面白いかも。。。❔❕SLはテンダー車(石炭,水をためる車両)が黒い壁の如く立ちはだかるので、すぐに飽きてしまうから……。
3)釧路湿原の様子
犬ではありません。角がないので小鹿です。鹿は、相当の数が生息しているようです。釧網線に乗車していると、何度も鹿の群れが線路を占拠し、列車は徐行,停止をします。大音量の汽笛を吹鳴するも、鹿はあまり驚きません。。
雪の湿原はこんなかんじ。。。湿原は、春から夏の方が綺麗かも。。。
4)湿原の主役?釧路川
屈斜路湖を源流にする1級河川ですが、蛇行がすごい❕❕。「大蛇の如く」です。この蛇行によって、湿原は維持されています。DocWikによると、2010年「自然再生事業」として茅沼地区の河岸をわざわざ蛇行に戻したそうです。コンクリート護岸の世界自然遺産はあり得ませんよね。また1級河川でダムが無いのも珍しいらしいです。
20.驚愕❕特別天然記念物 タンチョウ鶴に会える駅「茅沼」(12:17)
1)駅舎とDL発車状況
下車したのはSumio1人。少々不安になる。1度目の行路(18.図面青線)で茅沼駅にタンチョウが居ることを確認しての下車。タンチョウを確認出来なかったら、無人駅にいてもしょうがないので、終点の標茶駅まで行こうと思っていました。。
駅舎と反対の西側にタンチョウが居ます。
DL(DE10)の発車とともに、タンチョウが驚いて?(呼応して?)一斉に鳴き出します。トラロープと鉄筋棒(線路防護柵といいます)は立入禁止を示していますが、線防柵の外側から撮影、ひょっとしてSumioに向かって吹鳴された❔❕
。(線路を日々歩いていますが……)
2)タンチョウ鶴観測
茅沼駅では歴代の駅長👨✈️がタンチョウに餌付けをしていたため、こんな駅の近傍にやってきます。現在は無人駅ですが、地元の方がその意思を受継いでいます。
なので、このように民家のすぐ側まで、降りてきます。写真では分かりませんが全高1.0〜1.5mもあり、子供と同じ位の身長(Wikネタ)。3羽❔よく見ると右側のつがいに左側の1羽は子供のようです。首の辺りがまだグレーの産毛が残ります。
駅の反対の畑❔ではこんなに沢山肉眼ではこんな距離感で見えます。以下の写真は望遠撮影。
もの凄い風速ですがタンチョウツルが動く様子を動画でどうぞ(一部レンズに水滴❔ゴミ❔あり)
日本人の鶴のイメージは「赤・黒・白」ですよね❔❕黒いツルの年賀状はありません。。。しかし、九州をはじめ日本各地・アジアに生息するツルはグレー〜黒色がほとんどだそうです。これはタンチョウツルが雪上で生息するため補色に進化したのしょう(Sumioの勝手な予想)。
美しすぎて❕感動❕
野生の特別天然記念物。レッドリストです。1990〜2000年代、数は増えましたが、1つがい当たり1〜7k㎡必要なので、近年は生息域が広がらず横ばいとか。。。
21.無人駅で1人食べる釧路駅弁「こぼれいくら・サーモンちらし」
暖房設備など、もちろんありません。先日の札幌を襲った大雪により、「もし天気が急変し、列車が不通となってこの無人駅で取り残されたら…
」と、ちょっと恐怖を覚えます。使い捨てカイロだけが頼りです。そんなことは良くて、駅弁
タイムです
本当は厚岸の牡蠣弁当が食べたかったのですが、釧路駅で購入できた代打はこれ
窓から見えるイクラがこぼれています。
実際、サーモンフレークが1/3❔❕
しかし、サーモン🐟の下に錦糸卵と厚焼き卵が隠れています。事前の駅弁のWeb情報では「イクラがこぼれていない❕」と、怒っている書込みがありましたが、1300円ならこんなもんです。コスパ十分です。そんな方は、札幌観光御用達・二条市場の「イクラ丼¥3000〜4000。」でも食べてください。
大変おいしゅうございました。東京駅でも買えるそうです
奇しくも、ブログを書いている最中、NHKニュースでは「ロシアとサケ・マス漁業交渉が決裂の可能性アリ」と放送が……。。。最近は、北海道の川に遡上する鮭がめっきり減っているという。。。。北海道から鮭が無くならないことを願う
ばかりです。
次回Part8は最終回、特急「おおぞら」で札幌へ帰ります。