実以のブログ -41ページ目

桜のまとめ2 山桜とマイヒメ

上野で働くようになって数年になりますが、上野公園の噴水脇に「吉野の

山桜」があることを今まで知りませんでした。ソメイヨシノが普及するまで、

日本の桜の主流は山桜だったとのことです。だとしたら、あの西行が愛したのもこの桜なのでしょうか。

野生種とあって丈夫なのか、3月末の嵐の日でソメイヨシノがかなり散った後もわりとしっかりしていました。

上野駅公園口近くでさいていたマイヒメ。ヤエベニシダレが親の一人とのことで、ソメイヨシノより濃いピンク。

こちらは2012年に発表された新種とあって今風?の愛らしさ。

もう少し若かったらこれを髪につけて踊りたいです(笑)

桜のまとめ1 しだれ桜、御車返しの桜

ポンペイ展を見た日に咲き始めていた清水観音堂のヤエベニシダレ、

数日後の夜には満開になっていました。

上野両大師、山門前のしだれ桜の大木。周りの竹垣もみやびな感じ。

同じく両大師の境内にある『御車返しの桜』。

 

 

御水尾天皇が京都の常照皇寺に花見に行った帰り道、あまりの美しさに引かれて牛車を戻して再びご覧になったことからこの名前がついたとか。同じ樹に

一重と八重の花が同時に咲く不思議な桜。上野公園の桜マップの品種名は

「リョウダイシミクルマガエシノサクラ」。くるくるとした複雑な枝ぶりも他ではみかけません。御水尾天皇の第六皇子守澄法親王が下向し、東叡山・日光山の貫主となったことからここにあるとのことです。

 

桜並木とポンペイ展

5月3日夜、この春、スマホに撮ったいろいろな桜の花の写真を整理しながら、お花見の追体験をしていたら、時間を忘れ、徹夜しそうになってしまいました。これもまた楽しい連休の過ごし方と言えるでしょう。

 

話はさかのぼりますが、3月下旬、友人と東京国立博物館の特別展

『ポンペイ』を鑑賞しました。ちょうどソメイヨシノの花盛り。予約入場の

時間が来るまで上野公園の桜並木を歩きます。

今回の展示品のうち、入手できるなら家にほしいと思うのが、

「ブドウ摘みを表した小アンフォラ」(通称「青の壺」)。

展覧会の記念にこれと同じ柄のマスクケースを買いました。

この「青い水差し」もほしいです(笑)

衣装のひだが美しい『エウマキア像』

テーブル天板『メメント・モリ』とても有名な品ですが、想像していたよりも

小さく、こたつ板にできそう(あまり家にほしくないけど)。

この天板ばかりでなく、富裕層の邸宅の広間や回廊つきの中庭を再現したコーナーなど、もっと広大なのかと思っていましたが、わりとこじんまりしていて住み心地がよさそう。日本でもいくら裕福な人なら作れそうな感じ。それだけに自分たちと同じような人間が2000年前の噴火の犠牲になったことを実感。

 

これもまた有名なアレキサンダー大王の画像が「ファウヌスの家」の談話室の床のモザイクだったとはびっくり。こんな床の部屋で暮らしたら毎日、世界史の試験を受けてる気分(笑)。

 

不思議だと思ったのはモザイク画『ナイル川風景』に描かれたハスの花が

散りかけみたいなこと。

季節的にハスの花期が終わりなのかと思えば、ちゃんとつぼみも描かれています。

異国への憧れを描いたというこのモザイク画。2000年前のポンペイの皆さん、ハスはもっと花びらがたくさんあって、きれいな花ですよ(笑)。

 

展覧会で見てよかったと思うのが『葉綱と悲劇の仮面』。新聞の画像やテレビの画面では悲劇の仮面ばかり印象に残りますが、脇に描かれているブドウや

オレンジ?や葉の描かれ方が素敵でした。

彫像で一番魅せられたのが最後の方にあった『ヒョウを抱くバックス』。

上半身が見えてきた時、美女の像かと思いましたが、全身を見たら

男性でした(笑)。

 

信州弾丸の旅―お土産編その1

今回の信州行はあまりにも弾丸で、恒例の善光寺にも上田城にも行けず、

なんだかモヤモヤしているのですが、友人からたっぷりとお土産をもらい、

余韻を楽しんでおります。

なぜ、ういろうもあるかと申しますと友人のご主人が名古屋方面に再就職した

からなのだそうです。

 

二葉堂の『りんご三姉妹』=りんごの生菓子3種。家族3人で帰ってすぐに頂きました。一番、おいしかったのは『りんごの小径』=長野県産りんごの果実煮をはさんだ四角いバームクーヘン。次回は自分で買うかもしれません。

 

連休に入り、普段は買わないブルガリアヨーグルトを買い、ナガノパープルの

フルーツソースをかけて頂きました。

これは杏のフルーツソース。こうしてシャンパングラスに入れてみるとまるで

バニラアイスクリームみたいに見えますが、カッテージチーズです。牛乳を

温めて酢を入れて分離させたもの。杏ソフトを食べそこなったけど、

これで大満足。

時節がら柏餅が食べたくなりますが、このGWはおみやげスイーツを味わうだけで十分ですね。
 

信州夜行日帰り弾丸?の旅

4月15日深夜に川崎駅から出るバスで2019年夏から2年半ぶりに信州に墓参に行きました。勤め先を出た後、キャスター付のリュックをひいて神田にあるスーパー銭湯で入浴してからバスに乗ります。以前はこの入浴も旅の楽しみの一つだったのですが、今回は雨が降っていたせいもあって、ひどく疲れてしまって…。深夜バスは新幹線より安いのですが、こうして外で食事したら風呂に入ったりする費用を考えるとどうなのか?

 

それでも関東深夜発、長野早朝着のバスを使うのは…朝のうちに墓参を済ませてしまいたいから。そのつまりなるべく人に会いたくないのです。お寺の人も近所の人もいい方たちばかりなのですが、そういうのがあまり得意ではないのです。故郷に錦を飾っているとはおせじにも言えないので。ちなみに弟は地元の人との交流が苦手ではないらしいので、今後、墓関係は弟に積極的にやってもらいたいのですが…。

ともあれ長野駅東口到着後、駅のトイレで洗面を済ませてしなの鉄道で
屋代駅へ。2019年春に訪れた時は駅前にある杏の樹が花盛りでしたが、
今回は盛りを過ぎていました。墓は山のふもとにあるので、ひょっとしてクマ?が出る?のが怖いので持ってきたラジオをつけながら墓を掃除し、除草剤を撒き、いろいろあったこの2年半、何とかやって来られたことを感謝し、拝みました。

墓のある寺の庭の隅でハナカイドウが咲いていました。母がここを管理していたころ、ハナカイドウの巨木があり、母にとってはきれいで好きな花だったようです。しかしその後、寺の事情で庭をコンクリート敷きに、それまであった桜や梅、そしてハナカイドウも伐採。そんなこともあって母は管理を続けたくなくなり、父の定年を機に関東へ移住。

失われたハナカイドウが小さな樹ではありますが、再び植えられて咲いていますから、母が喜んでいるような気がしました。私にしても勤め先近くの寺に咲いているのに気づきながら、行ってみる時間が取れないうちに散ってしまったハナカイドウ、ここでちゃんと見られてよかったと思います。そう今回の旅の一番の喜び。

長野駅に戻って駅ビルの土産コーナーで友人二人にジャムときのこ瓶詰を送る手配をした後、高校時代の友人の車で松代の大本営跡へ連れて行ってもらいました。私が長野県在住だったころは公開されておらず、その後、関東の友人から「一度行くとよい」と勧められていました。

ヘルメットをかぶっての見学。地下壕の中をただただ歩くだけなのですが、歴史の重みを感じました。言葉にするのは難しいのですが、この感じたことをこれからの生き方に反映させなくてはと思います。地下壕入り口近くの「もうひとつの歴史館・松代」も見学。

 

ガイドの方からいわゆる松代大本営計画の全貌について説明を受けます。大本営跡として知られていますが、現在、立ち入りができている象山地下壕は政府機関や放送局にする計画だったところ。大本営つまり皇居を移転させる計画だったのは地震観測所のある舞鶴山だったとか。歴史館の建物は当時、工事人足たちの慰安所として使われていたとのこと。技術者として韓国から日本へ渡り、ここで働き、戦後も帰国せず松代で暮らし続けた人の話がとりわけ心にのこりました。

 

地下壕見学の後、近くの恵明禅寺に入りました。花を咲かせる樹がたくさんあり、寺の方が「もう2、3日早くお越しになればとてもきれいだったのですが」とおっしゃいます。でもまだしだれ桜がすてき。

ここには松代藩第3代藩主真田幸道の妻、豊姫の霊屋があります。この豊姫が宇和島藩から嫁入りに持ってきた杏の鉢植えがこのあたり一帯でのあんず栽培の始めと言われています。安茂里や森が杏で有名になったのも…杏ジャムや杏ソフトが楽しめるのもこのお姫様のおかげ。今回も杏ソフトが食べたかったけど、わりと寒かったので見送り。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、今年は真田信之が松代に入府して400年とのことでその旗があちらこちらにありました。

 

友人お勧めのカフェテリア風の店で「鶏の山賊焼き」や揚げ出し豆腐のランチ。その後、茶臼山のいくらか標高の高いところで名残の桜を眺めました。



寒いままで咲いたせいで花びらが育たなかったのか、この小さいまま咲いている花が不思議。

 

その後、アグリパークで枝にフクロウがいる熱帯植物のそばのテーブルで杏ジュースを飲み、友人と介護などなどの問題をおしゃべり。上田まで車で送ってもらいました。

 

飯島商店でみすず飴、駅前の土産店で「真田幸村ベイクドチョコ」を買い、夕方の新幹線へ。

いつもは真田の城下町の上田ですが、今年の大河ドラマに登場する木曽義仲に占拠?されてます。駅の中の旗は六連銭と真田氏の旗に替わって笹竜胆の紋と木曽義仲のものに、駅前バス停の幟も義仲でした。

 

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で義仲は頼朝とその周辺の人々にはない

純朴さを持った人物として描かれているのが信州人としてはうれしいですね。
 

 

白いハナモモ、ブルーベルなど

このごろ、父が自分から進んで散歩に行くようになってうれしいです。

 

近所で咲いていたおそらくは白のハナモモです。先日アップしたピンクのものとはまたちがった清純な魅力

先週末、父を車椅子で家から徒歩8分のドラッグストアに連れて行こうとしたら、「歩いて行く」と申します。「大丈夫?」といいつつ…途中のファミレスの駐車場の縁のブロックに腰掛けて休んだりしつつたどりつきました。

 

買い物の後、生前、母をよく連れてきた公園のベンチでひと休み。

 

口紅水仙が咲いていました。

ブルーベルと紫蘭も咲き始めています。

家に帰って歩数計を見た父は「4000歩も歩いちゃった」

一日2000歩と整形外科の先生に言われているのでちょっと

歩かせ過ぎ?

 

次回から片道車椅子で片道歩いてもらうことにします。

野村胡堂 銭形平次捕物控傑作選 2 より『花見の仇討』

文春文庫2014年

文春サイト

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167901233

 

上野両大師で梅や桜の花を見ていて江戸を舞台にした時代小説を読みたくなり、本棚から出しました。
 


飛鳥山の桜を見た帰り、息せき切ったガラッ八に言われて引き返す平次。殺されたのは巡礼姿の糸屋出雲屋の若主人宗次郎。この時代のお花見では花に浮かれて茶番、つまり何かの仮装をして芝居したりすることも行われていたようで…今ならハロウィーンのような楽しみ方。若い二枚目の宗次郎は巡礼しながら敵を探すヒーロー役、虚無僧姿の敵と竹光で立ち回り、そこへ留女役が入って用意の酒肴を開こうという手順だったはずが、なぜか虚無僧が真刀で巡礼を返り討ちにしてしまったのです。

 

銀鼠色に暮れ行く空、散りかけた桜…陰惨な、そのくせ妙に陽気な、いいようもない不思議な花の山で茶番仲間を尋問する平次ら。虚無僧役の油屋の兼吉は扮装して茶番に出かける途中で家から使いが来て引き返したのですが、帰ってみると女房は使いを出してはいなかった…つまり虚無僧役をニセの知らせで手間取らせ、その間に虚無僧に扮した何者かによる犯行といいます。虚無僧の編み笠は顔がすっぽり隠れますから。

たくさんの花見客が見ていたはずですが、この時期にはよくある茶番、血糊の使い方と巡礼の死に方がうまいと思いつつ、誰も本当の殺しだとは気付かなかったようです。最初から見ていたのは茶店の老人、虚無僧は背の高い男だったといったところから特徴が一致し、宗次郎に借金があった兼吉が拘束されます。しかし留女役の良助、酒肴を出す六部役の倉松、出雲屋の食客の浪人もそれぞれに怪しい…思案にくれる平次に声をかけたのは女巾着切のお滝。犯人は本当に敵持ちの虚無僧ではないかといいます。真犯人は思わぬ人物。そしてお滝の言葉通り、本当の仇討でした。

 

 

数年前に買った3冊セットの第2巻。子供の頃、放送されていた大川橋蔵主演のドラマで親しんでいた銭形平次。でも原作を読んでみるとドラマとはかなりちがいます。ドラマのように毎回投げ銭はしません。もともと平次の武器、投げ銭は「血を流さずに敵を倒す」手段として著者が考えたとのことですが、ドラマでは平次が銭で悪人の眼を狙って流血させたりしています。いつの放送された、どのエピソードかは記憶していませんが、衝撃的でしたからこんなシーンがあったことだけは忘れることができません。銭でそんなことができるのかという疑問と共に。

原作の平次は捕物名人でありながら、犯人をつきとめても悪人ではなく、共感できる事情があれば逃がしてしまったりもしています。映像の平次も好きですが、著者野村胡堂がこの町人ヒーローに託した平和、反権力、非暴力への願いがこれからも多くの人に伝わりますように。


 

春の果物とお菓子 いちご、はるかに「茶屋の餅」

家計がきびしくなかなか買えないイチゴ。安いものを見つけても、

平日には食べる時間もとれません。先日、土曜にやっと通院している

心療内科近くのスーパーで小粒なのをゲット。眼も舌も癒されました。

他にこの春の果物で好きになったのは、近所のスーパーに出ていた

「はるか」。ごらんのようにあまり見栄えはしませんが(笑)、香りがよく、

サイズも手ごろ、外皮もむきやすく、温州ミカンのように薄皮ごとムシャムシャ食べられるのも好きです。

 

リピートしたかったのですが、2回ほど買ってその後は売られていません。本来、はるかの旬は2月までだとか。もちろん通販ならまだ入手できるようですが、そこまでする気もありません。

 

加入している生協で甘夏を注文。久しぶりです。

おいしいのですが、弁当といっしょに持って行って会社で食べる時、何となく思わぬところまで汁が飛ぶのではないかと気になりました。ですので、

周囲の商品に覆いをかけて…ちょっと面倒。ランチデザートには向かないかも。

 

近所のショッピングセンターの福引で「お菓子のつめあわせ」が当りました。

パッケージの絵がかわいくて子供に戻った気分。特にベビーかきもち…

「王さまのおやつ」とのことですが、この王さま、マントの下はパンツ一丁?!

もしかして「はだかの王様」?

 

勤め先近くで開催されていた青森の物産展で買った「茶屋の餅」。

この浮世絵風で物語風?のパッケージが気に入りました。

中身はきなこのお餅で特にみちのくに行かなくても食べられそうな気もしますが、美味でした。

こういうお菓子を頂くと時代小説が読みたくなります。そのあたりのブックレビューを近いうちに書きたいと思います。

 

 

今年の沈丁花―忙しい花活 その2

朝の出勤時にはバスを使う道、母とよく眺めた沈丁花が咲いている時だけは、歩きます。

一枝だけ純白の花をつけるのも変わりません。

しかし昨年と比べると2月の雪のせいなのか、葉の状態が悪いようです。

 

沈丁花といえば…3月15日夜、上野公園でソメイヨシノがまだ咲かないのは

わかっていたのですが、咲いている品種もないかなあと歩いていると…

どこからかよい香りが…。

とても幸せな気分になりました。

 

カエルの噴水近くのオオカンザクラが満開でした。

大きく枝を張っていて、圧倒される迫力。この樹はいつごろからここに

あるのか、知りたいものです。

 

 

今日はさくらの日

桜の写真見せて

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まだ寒さがあるうちから、春の訪れを告げてくれるのが勤め先近くの
カンヒザクラの濃いピンク。冬眠?から目覚めさせてくれる鮮やかさ。
カンヒザクラの写真はなぜか難しくて、ともすると黒く映ってしまうのです。
下を向いて咲くせいか、つつましげにも見えるのですが、近寄ってながめているとどこか情熱を感じさせます…中国南部や台湾、日本でも鹿児島や沖縄に
多い桜ときくせいか、南国の雰囲気。
 
これは最近、見つけたアカバザクラ。丸いつぼみもかわいいですね。
アカバサクラの別名はベニスモモ。ということは花が終わると実がなるのでしょうか。楽しみ。
 
ソメイヨシノより繊細なコマツオトメ。振袖を着る時にはかんざしにしたいです。振袖持ってませんが(笑)
今年これまでに見たソメイヨシノより早く咲いた桜の写真を集めてみました。