『三破風館』ジェレミー・ブレット主演 シャーロック・ホームズの冒険 第36話 ドラマと原作
『三破風館』は本レビューにも書いた通り、グラナダテレビのドラマで初めて知ったお話です。90年代の初回放送時から幾度か視ていますが、原作を読んでから視るといろいろなことに気づきます。
ドラマの解説はこちら

小説は家の中の全ての物となら法外な高値で買うという三破風館売却話と窃盗事件の背後にある「恋」とその相手、砂糖王の未亡人イザドラ・クラインをホームズがつきとめるまでが読ませどころなのですが、ジェレミー・ブレット主演のドラマではイサドラはエピソードのヒロインとして冒頭に登場。スペイン風の曲が流れるダンスパーティで闘牛士ごっこ?をするダグラスが牛役を倒し、牛の仮面の毛をむしって愛するイサドラに捧げます。ところがイサドラは牛役に扮した金髪の青年=ローモンド公爵と視線をからませて…最初からロマンスが悲劇につながったことが視聴者に示されるのです。次のシーンはイサドラの寝室。赴任地への同行を断られた上、二人のならず者にひっぱりだされてボコボコにされたダグラスの姿。その後に原作の冒頭と同じく乱暴者のボクサーがホームズを脅し、三破風館に住むメイベリー夫人の相談に関わるなと窓に押し付けているシーンへ。
原作ではダグラスの母親のメイベリー夫人は息子が陰鬱な人間に変わってしまった原因をはっきりとは知りません。しかしドラマのメイベリー夫人は母から祖母に設定が変えられ、ダグラスが弱る体で書いていたこと、その内容も知っていましたが、「あまりにスキャンダラスなので忘れようとした」とのこと。忘れようとする、家を高く売った金で世界旅行をすれば忘れられる?それができると考えるというのが腹を痛めて産んだ子ではなく、孫のことだからなのでしょうか?母ならなりふりかまわず?息子の原稿を発表して仇討ち?
最初はホームズたちにも話さず、奇妙な三破風館売却の話が「あのことと関係がないことを祈っていた」。しかし危険が迫っていることを知ってダグラスの原稿を三破風館に泊まったワトソンに見せようとしたところを侵入者に奪われてしまうことになっています。賊の中には最初に登場したボクサーがいてワトソンを打ちのめします。
最初の闘牛ごっこパーティ?でりっぱな身なりで金色の背もたれの椅子にかけた中年男性が映ります。威厳を感じさせるから貴族みたいに見えますが、原作には名前しか登場しない情報屋ラングデール・パイク。ホームズは彼と交渉して真相をつかみます。
花火のあがる宮殿?の夜のガーデンパーティ。仮装に興じる貴族たちに交じってパイクも現れ、ホームズに貸しができたと語ります。小説では名前だけしか出ない若いローモンド公爵とイサドラのラブラブな様子。それを苦々しく見つめる公爵の母ローモンド夫人も登場し、ホームズと話します。華麗な館や宴、イサドラと恋人とのからみなどは原作にはなく、ドラマを先に視て小説を読むと地味にも感じられるかも。
ダグラスの死因となった肺炎はならず者の暴行による脾臓の破裂から起きた、つまり刑事責任が問えること、イサドラ自身の出自も公表通りではないことをホームズから指摘され、イサドラは公爵との婚約を破棄、スペインへ去ります。とんでもない女が公爵夫人として英国社交界におさまることは防がれました。原作の不足?部分を補うような工夫、華やかな演出が加えられ、このエピソードではそれが成功しています。
イサドラの顔はしばしばアップになり、美貌ではあるものの若くはないこと、それなのに若い男を夢中にさせる逃れがたい魅力も感じさせます。演じているクローディーヌ・オージェは元ミス・フランスでボンドガールを演じたこともあるとか、色香の裏にある欲深さ、えげつなさ、羽振りよくふるまっていても現状では満たされず、不安なことも見事に表現していて目が離せません。
ドラマでは生まれ育ちも人格もレディとは言えないことは露呈していますが、原作のイサドラは結末のホームズとの対話でダグラスを手荒な方法で追い払ったことを反省しつつも、その後ダグラスが自分たちをモデルにした小説を出版しようとしたことを「まっとうな紳士のすることでない」と評し、「将来がかかっているというのに他にどうすればよかったの」と言います。とここで、ダリアの品種名「浮気心」の写真をアップしましたが、原作のイサドラにすれば、ダグラスを捨ててローモンド公爵と婚約したのは浮気心ではなく、人生設計。
小説のホームズはダグラスには書く権利があり、この事件で彼女が「いい猟犬」として使ったバーニー・ストックデールとスーザン夫婦がいずれ飼い主の手をかむことになると警告します。ですが、この現代から見るとこの勝手すぎるイサドラの主張をホームズらも一応は容認しているように読めるのです。まあ上流の恋多き未亡人とはこんなもので、それに入れ込みすぎたダグラスの方が困ったものだというか?おそらく原作者のドイルもそうなのかもしれません。
ドラマの人物の中で私が一番気になるのは息子夫婦が山で遭難死した後、育ててきた孫が早世するという悲劇に見舞われながら、ホームズたちに自分が焼いたケーキを振る舞い、亡き夫の思い出、世界旅行の夢を眼を輝かして語るメイベリー夫人の存在感。その明るい振る舞いの裏には深い悲しみ。ダグラスがこんな風に生涯を終えたのも日本風に言うと「これも何かの因縁か」、あるいは「じじばば育ちの甘さで悪い女にひっかかってしまったのか」といったあきらめも感じさせます。老後にこんな生き方、運命の受け入れ方もあるのか?といくらか今後のヒントになるような。演じているメアリ・エリスという女優さん、芸達者でいらっしゃいますね。
ダグラスは物心つく前に両親は失っても快活で優しい祖父母によって立派に育った青年、ローマ赴任を命じられるということは仕事もちゃんとしていたのでしょう。彼には復讐に燃え尽きるのではなく、もっと自分を大切にしてほしかった、命さえ長らえれば、彼にふさわしい本当のレディと巡り合い、幸せをつかんだかもしれないのに。若く、次代を担うべき存在が、外側は美しくても中身は退廃している者によってつぶされてしまう悲劇。当時の英国でも、もしかしたら現代の日本でも現実にあるのかもしれません。
恋はしたけど結婚は望まないなんて勝手だとは思いつつ、自分も若い頃、私は交際した上で結婚を判断するつもりだったけど、向こうは将来を誓ったつもりでいたなんてことが…あの時は私の方がならず者としか思えない先方の両親に暴言でぼこぼこにされたのですが、そのお話はまたどこかで…。
デタラメな鏡餅―イチゴを載せてみました?
好きないちごスイーツは?
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いちごスイーツでぱっと思いつくのはいちごショート。
そう、昨年のクリスマスの日、『展覧会・岡本太郎』を見た後、
一番食べたかったのはいちごショートだったのですが、友人が行きたかった店が
営業していたのものの、喫茶部は休業していたのでしかたなく、
ベイクド・ショコラに―あれはあれでおいしかったけど。
この時期、家の近所のファミレスでも勤め先近くのショッピングモールでも
いちごフェア。いちごパフェにもいちごゼリーにも心ひかれるのに、
なぜかここ数年食べていないような―今年は味わってみようかな。
鏡開きを過ぎたので、鏡餅を仏壇からおろし、岡本太郎に敬意を表して
デタラメに飾ってみました。
背景はガンダムファクトリーのお土産のお菓子の箱―ファクトリーには行ってませんが、
駅のおみやげコーナーで友人に送るついでに自分用にも買いました。
わかってはいたけど私には芸術の才能ないみたい。
てっぺんに載せたのは昨年暮れに郵便局でインクジェット
年賀状を50枚買った時におまけにもらったクリップ。
これがもらえて50枚買ってよかったと思いました。
鏡餅の下に敷いたのは未使用の五本指靴下。ずいぶん前に
買ったのですが、いちごを散らしたデザインに五本指の上の
フルーツがかわいすぎて使えないでいました。でも今年は
仕事以外の時に履いてみようかと思っています。
いちごは食べるのもおいしいけど、こうしてデザインに使っても
かわいいですよね。まああまりに子供っぽいものは身につけると
笑われるかもしれませんが。
『三破風館』『シャーロック・ホームズの事件簿』(光文社文庫)より
シャーロック・ホームズの事件簿 新訳シャーロック・ホームズ全集
A・C・ドイル/著 日暮雅通/訳 光文社文庫 2007年
光文社サイト
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334761820
以前、ブログで書きました通り、父が読みたいという和久峻三が新刊書店で見当たらないので、勤め帰りに行ってみた古本チェーンで見つけたので買ってみました。ドイルが最後に出版したホームズ短編集です。脳内にコナン・ドイルが現れていうのです。
「君はクリスティのミス・マープルものを全て持っているね。ホームズものもいくらか買ってもバチはあたらないのではないかね?」
そう「バチは当らない」その考えの元にどれだけお金とスペースを取られていることやら(笑)。

少女時代、学校の図書館が一番の友達だった私は、ホームズものもかなり読んでいましたが、これはグラナダTVのドラマで初めて知ったお話。真相が男女の愛欲、それも真剣な愛からではなく、恋はしても結婚はどうもといういわば勝手な?考えから起きた事件だからジュニア版にはできないのでしょう。
ワトソンがホームズとの冒険のうちでもっとも唐突なはなばなしい始まり方をしたと評する事件。大きな顔につぶれた鼻を持つ巨漢の黒人がいきなりベーカー街の彼らの部屋に現れて「ハロウのことに首を突っ込むな」と脅すのです。ホームズは彼がプロボクサーのスティーブ・ディクシーであると看破し、弱みを握っていることを話して非暴力で追い返します。ホームズは脅されたことで調べてみる気になったのがハロウ・フィールドにある三破風館に住むメイベリー夫人から相談された件でした。
推理小説の題名になっている館とついている家はたいてい豪邸ですが、三破風館は上の階の窓の上部にちょっとした出っぱりが名前の言われにかろうじてなっているという程度の建物。家の裏手はわびしげなマツの林でみすぼらしくて気の滅入る感じがしたが家の中のしつらえが立派でメイベリー夫人はたしなみと教養を備えていました。ホームズは彼女が
以前から知っているダグラス・メイベリーの母で、ダグラスが赴任先のローマで肺炎で死んだことを知ります。夫人がいうには「自慢の息子だったダグラスがほんの一月のあいだにぼろぼろにくたびれて世をすねた男に変わっていた」。
しかし夫人がホームズに相談するのは息子のことではなく、三破風館の売却話。三日前に訪ねてきた不動産屋が市場より高い値でもいいので買いたい人がいるというのです。それも建物だけでなく家具調度も含めて。しかし弁護士に契約書を見てもらうと売却と同時に何一つここから持ち出せなくなるとのこと。不動産屋は家だけではなく、全てでなければ契約が不成立だと言うのです。ここまでの話を盗み聞きしていたのが女中のスーザン。ホームズはスーザンが事件の黒幕の回し者であることを暴露。謎は先週イタリアから送られてきたダグラスの遺品にあると感じ、夫人に中身をチェックすること、弁護士のスートロに館に泊まってもらうことを勧めます。しかしその夜、三破風館に強盗が押し入るのです。
ホームズは賊が奪っていった「紙の束」からメイベリー夫人がもぎ取った一枚を手掛かりに黒幕の元へ乗り込みます。あまり書くとネタバレになりますが、全ては屈託のない愉快な人間だったダグラス・メイベリーがどんより、むっつり、くよくよしてばかりいるようになってしまった原因、破れた恋から起きたこと。

読み終わった後、私としてはどこか釈然としないものが残ります。母親なら明るい青年だった息子が鬱々とした人間になってしまった理由を知りたいはずです。息子の遺品の中に本人が書いたものがあれば、早速読んでみるのではないでしょうか。そうすればこれが狙われていることに気づいたのでは?それとも息子の死がつらすぎて遺品が見られなかった?
ホームズもなぜ、三破風館を訪問した当日に遺品をチェックし、安全な場所に移動しなかったのでしょうね。そしてホームズの導いた解決というのも黒幕…ダグラスと恋に落ちながら彼が自分の「人生設計からはみ出した」から傷めつけた相手からメイベリー夫人の世界一周の船旅の費用を出させるというもの。ダグラスは殺されたわけではなく、直接の死因は病気、強盗の実行犯以外は法で罰せられる犯罪はないからなのでしょうか。もし私がメイベリー夫人なら世界旅行より息子の仇を取る、つまり書いたものを公にすることを望むような気がしますが、それは忠臣蔵の国の人間だからかしら? この顛末はそんな女を真剣に恋してしまった、ダグラス自身の恥でもあるし、復讐のためにスキャンダルを起こすなんて下品なこと。英国の上流階級はしないのでしょうか?
事件全容の整合性よりも舞台劇のように現れてくる登場人物の個性を楽しむべきお話なのかもしれません。ホームズたちを脅しつけるが過去の犯罪の話で青菜に塩のボクサー、正体を暴かれた女中、息子を失った悲しみの中でも静かに上品に暮らす、どこかのんき?なメイベリー夫人、そして絶世の美貌…だけど暗いところの方がいい年齢にさしかかり、ホームズたちの言うことを最初は
失礼な言いがかりと否認しながら、やがて態度を変えて彼らを紳士だとおだて、媚びるようななれなれしい笑顔を向ける問題の女。見かけは美しくエレガントに保ってはいても、中身は恋の後始末に暴力を用いるほど
堕落している、そんな当時の英国社会の闇が映し出されているミステリーです。
耳鼻科で凍えて?おかゆランチ、七草のおまじない
年明け、体にやさしいもの食べた?
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1月4日、年末年始休みの最後の日、インフルエンザの予防接種を受け、
その後耳鼻科へ。休み明けだから混んでいて待つのは覚悟していたけれど、
困ったのは待合室の寒さ。足が冷えて冷えて。
診療を終え、薬ももらった後、何か体が芯からあたたまるものを食べるべきだと思い、
中華料理店へ。せっかくだから家では作らないメニューにしようと牛肉おかゆセット。
小籠包や春巻、デザートもついてうれしかったけど、
期待したほど体が温まらず、やはり麺類にすればよかったかなと…。
そして本日、1月7日、ネットで買っておいたフリーズドライ七草を
ごはんに混ぜました。父がおかゆが嫌いなので、我が家では七草「粥」を炊いたことはありません。
私が時々冷えたご飯を土鍋に入れて湯を注いで火にかけ、おかゆもどきを作りますが。
今の暮らしではこれが精いっぱい。これでも香りと気分は七草風になります。
これでも子供の頃はこの日、七草らしきことをしておりました。
ちゃんと七種類揃ってはいなかったとは思うのですが、祖母がその辺で
摘んできたナズナやらハコベ、セリ、あるいは買ってきた大根の葉など
とにかく青い草を洗い、その水を皿にためて爪をつけておりました。
草と土の匂いがする水―これは新しい一年の無病息災のためのおまじないとして
広く行われている風習らしいのですが、うちの祖母は
「とにかくこれをしておくといつ爪を切ってもいいのだ」と
言っていました。よく夜、爪を切るとよくないなどと言いますが、
それをしてもOKになると。
成人してから、ふとこの思い出を勤め先のランチタイムに話したところ、
同僚の一人からすごく熱心に聞きかえされました。「つまり七草を
洗った水を爪につければ、いつ爪の手入れをしてもいいってことですよね」
彼女は私とちがって爪を伸ばしてきれいにマニュキュアしている人でしたから、
時間を選ばずに爪切ができるというのは「いいこと教わった」ってことらしいです。
今は別のところで働いている彼女、今日も必死に七草を洗った水に指をつけているかもしれません。
教えた私はと言えば、言い伝えは信奉せず、フリーズドライです。
ちなみに最近爪と指先で困っていることといえば、指先が
アカギレ状態となり、キーボードをたたく時に痛むことです。
薬屋さんで教えてもらった紫雲膏をぬると多少よいようですが。
祖母が教えてくれた七草のまじないは指先の健康、つまり
アカギレにもいいのかもしれません。
まあ、七草の日だけでなく、爪や肌を健康にしてくれる
野菜類はちゃんと口に入れるようにしましょう。
赤い実、白い椿、初詣
母が赤い実がなる樹が好きだったので、見かけると写真を撮ります。
上野両大師の境内にはとてもたくさんのナンテンがあります。
釣鐘が一緒に写っていて時代小説が読みたくなるような情緒のある写真になったかな?
たくさんのナンテンの実は確かに景気がいい感じがします。
両大師にはマンリョウもあります。
今年初めて気がついた高速道路沿いの椿。12月初めから咲いていたので、
サザンカかなあと思ったのですが、散り方で椿とわかりました。
本当にお茶席でも似合いそうなシンプルで清純な花です。
1月2日、父と近所の神社へ初詣。ここのマンリョウの実も
毎年、母が喜んで見ていました。
神社近くの公園で車椅子を止めてひと休み。水仙が咲いていました。
水仙の香りをかぐと正月ぼけの気分が冴えてきますね。
『展覧会・岡本太郎』♪タロウ、Taro、太郎?
話はさかのぼりますが、12月25日、友人夫妻と東京都美術館の『展覧会・岡本太郎』を
観賞しました。友人が岡本のファンなのです。私は特別詳しくなかったのですが、
NHKEテレの『タローマン』を視ていたのでわりと楽しみでした。
発売がはじまった日にコンビニで予約したのですが、既に残席わずかでした。
すごい人気!
家にほしいなと思う作品は『夜』。本当、夜に静かに眺めたいです。
岡本作品で一番気になるのは『傷ましき腕』。たくましい?腕なのに頭にリボン?
苦悩しているのは女性?
『樹人』も好きです。
一番特撮と親和性が高いと思う『未来を見た』
『作家』は父、岡本一平がモチーフと解説にありましたが、右下に赤いリボンをつけた
帽子があるところをみると母のかの子も描かれているように思います。
一緒に行った友人が家にほしいと言っていたのはこれです。実際に植木鉢?として
商品化されているようです。
『タローマン』コーナーもありました。
『タローマン』効果のゆえか、子供連れがたくさん来ていました。
小学校高学年から中学一年ぐらいの少年が一人、とても熱心に見ているのに気がつきました。
もしかして、将来、岡本のような芸術家になりたいのでしょうか? 私もきっと8歳ぐらいの
時に『タローマン』を視たら、こんな風にデタラメやベラボーなものを作り、トゲトゲした
銅鐸を叩いで叫んでお金がもらえる仕事につけたらいいなって思ってしまいそうです。
たた、子供が芸術家を志すのは岡本一平、かの子夫妻のようなご両親でないと歓迎できるかどうか?
もっと堅実な職業を選んでほしいと思ってしまうのではないでしょうか? この問題でお困りの
お父様、お母様がいらしたら、まずは岡本が兵役時代に書いた『師団長』の絵、『眠る兵士』、
そして自画像のデッサンをじっくり見せましょう。
そして「あなた、このくらいデッサンできる、できるようになるまで修業する覚悟ある?」とお子さんに
訊いてみて下さいね。
展覧会の後、上野の中華料理店で食事。友人が以前一緒に働いていた神田へ行きたいというので、
地下鉄で神保町へ。喫茶店でおいしいベイクド・ショコラを頂きました。
そんなわけでこの正月は録画しておいた岡本の伝記ドラマ『Taroの塔』を視ながら、ウルトラの父と母と
ウルトラマンタロウの指人形で遊んでいました(笑)。脳内のウルトラゾーンではウルトラの母が
「タロウ、あなたは絵描きにおなんなさい」と言っています。
#2023年のおみくじの結果は…今年もよろしくお願いいたします
奇想天外な体験ができる?…いいことだといいなあ。
何か新しい視野が開ける…できれば還暦後の見通しがつくような…
「目の前にある本を読むべし」
そうなんです。読んでブログの本レビューにアップしたいという本が何冊もあります。
今年の鏡餅は100円未満の何もついてない特売品を買い、
もともと家にある模造?のミカンとありあわせの紙で作った裏白、
金と銀の折鶴で飾ってみました。
松などの入ったお正月用の花束が高いので、菊とセンリョウを一枝づつ、
買いました。菊の花と葉の香りには元気が出るし、母が赤い実をつける樹が好きだったので。
年末年始休み初日には家族で上野駅の物産展で買った仙台駄菓子
「月の輪」を頂きました。きなこの味わいが上品な甘さ。
ブログを読んで下さる皆様、旧年中はありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
『ウルトラマンA』放送年に生まれた赤ん坊
何と申しましょうか…特に暮らしに困ったとか、病気になったとかはないのですが、
いろいろあって…例えば勤め先の新入社員が居つかないとか、偽サイト問題とか…
個人的にももっとゆっくりレジャーすべきだったと思ったり…振り返るのが怖いというか、
振り向くと落ち込んでしまいそうなので…。
150周年とか50周年とか歴史的?なことをちょっと書いてみましょう。
鉄道開業150周年で上野駅中央広場のクリスマスツリーのARで遊んだり…
パンダ来日50周年で上野公園の大きなスクリーンを見たり。
特別パンダファンでもないのだけれど癒されました。
今年中にぜひブログに書きたいと思っていたのは
『ウルトラマンA』放送50周年。
『ウルトラセブン放送50周年』の時のような展覧会がなくてちょっと
さびしいのですが…。
『A』放送の年に生まれた弟です。顔がはっきり写っていないということで
本人の了承を得てアップいたします。
1972年2月に生まれ、田舎のことで月遅れの端午の節句の写真。
生後4か月。
以前保育園でアルバイトした時、この月齢の赤ちゃんはまだ
お座りさせてはいけないのだと言われました。
確かにちゃんとお座りできずにくにゃんとなってますね(笑)。
母が申しますには母乳だけで足りず、粉ミルク混合で育てたら
こんなに太ってしまったとのことです。私は「ぽちゃし」と
呼んでいました。
1970年に曾祖母が亡くなってからちょっとさびしかった我が家が
弟が生まれて急ににぎやかになったのを憶えています。
今でも『A』を見たり、その関連の話題に触れると赤ん坊の泣き声や
笑い声、子守に四苦八苦したことが思い出されるのです。
そういえば、ちょっと不思議なことがありました。茶の間でコンビラックという商品名の
当時よく使われていたベビーチュアに座っていた弟がいきなりすごく楽しそうに笑いだしたのです。
ちょうど誰かに「いないいないばあ」をしてもらったかのように、でもそばには誰もいないのです。
あれは、もしかして、座敷わらしが弟をあやしていたのでしょうか。
保育園に通うようになると、他の子より発達がおくれている、自閉症気味であることがわかり、
小学校では一時期、普通クラスからはずされるなど、母は大変でした。
私もある時期は「一人っ子だったらもっとお金をかけて育ててもらえたのかな」と思ったりしました。
まあとりあえず今は何とか、家族としてやっております。エリートとは言えないけど、
私よりいい給料もらえる仕事についています。
赤ちゃんの時はぽちゃぽちゃしているのも可愛いものですが、
弟と来たら半世紀たった今も健康診断でメタボを指摘されています。
この年末年始は故郷の長野へ行っています。雪が多いみたいですが。
『A』放送50周年と言いつつ、ウルトラ関係の画像がなくてすみません(笑)
2023年は振り向かず、前を向いて進みたいと思います。
忙中閑あり?クリスマス
12月22日、先日もブログに書いた上野駅中央改札前のクリスマスツリーを
眺めておりますとちょうど夜の7時となり、「鉄道開業150周年~」
というアナウンスとにぎやかな音楽、そしてイルミネーションが始まりました。
列車に乗ったパンダの動画も可愛いですね。
12月23日夜は八重洲の東京キャラクターストリートへ。
M78ウルトラマンワールドではウインダムがクリスマスツリーに。
NHK教育で放送された岡本太郎の作品と世界の特撮番組
『タローマン』を楽しんでいる私。NHKの店で
クリアファイルを買いました。
ウルトラマンワールドではウルトラの父と母の指人形。
それから大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のタイトルが入った
タブレットもなぜか。中身はごくふつうのミント味。
『タローマン』を視ていると脳内にウルトラマンタロウが
現れ、「どうして私に相談してくれないのだろう?」と
つぶやくのです(笑)。
そしてクリスマス・イブには友人が贈ってくれたシュトレンを
味わいます。おいしくて一年の苦労が飛んでいきそう!
何だかあまりいいこともない一年でしたが、
クリスマスはちゃんと楽しめました。
クリスマスツリー2022上野
2019年12月、上野の森美術館で開催されていたゴッホ展にちなんで、
上野駅中央改札前広場のビッグクリスマスツリーはヒマワリでいっぱいで、
パンダがゴッホに扮していました。
今年は西洋美術館でピカソ、東京都美術館で岡本太郎の展覧会が開催中です。
なのでクリスマリツリーがシュールレアリズム風だったり…ベラボーだったり、
デタラメだったりしたらどうしようと思ったのですが…ツリーが毒を持っていたり、
てっぺんにあるのが星じゃなくて太陽だったり、トナカイにジッパーがついていたりは
しませんでした(笑)。
岡本太郎なら芸術でないといいそうなきれいで心地よいツリーです(笑)。
でも赤や青、緑と色が変わっていくので見ていて飽きません。
頭を出している双子パンダが可愛い…
鉄道150周年にちなんでか、テーマは「ぱんだ線」。
車掌パンダが登場。
「ぱんだ線」の動画も可愛いです。
私が行った時は宮城の物産展をやっていて、鯨のジャーキー、
真空パックたらこ、仙台駄菓子「月の輪」を買いました。
そう「月」というネーミングが気になったのです。
主に仕事関係でいろいろ大変で、大変なまま暮れていく一年ですが、
クリスマスは平穏な気持ちで迎えたいです。といっても
特別なことはしませんが(笑)。
25日に友人と『展覧会・岡本太郎』を見る予定です。
年末年始は楽しく過ごせますように。



















































