光影共鳴 ~ゆるかわふうの光彫り世界と柴廣義の中国の影絵人形
7月20日土曜日に行こうと思って中華料理店の閉店のショックで行きそびれた日中友好会館美術館の『光影共鳴』 7月26日の金曜夜に鑑賞しました。
展覧会サイト
開幕式も動画になっています。光彫りの説明もあります。
『三国演義』の豪傑たちの皮影
左から、孔明、劉備、関羽、張飛。
趙雲、馬超、黄忠…豪傑も影絵芝居ではどこかかわいい…アニメのルーツの一つかな。
同じく『三国演義』の『鳳儀亭』。董卓の愛人になった貂蝉と
呂布の密会の場面なのですが…
子供に見せても大丈夫な感じ。
密会の現場を押さえた董卓も何だか先生みたい…
蛇の精と人間のラブストーリー『白蛇伝』の一場面
人物が生き生きしているのはもちろんですが、
化粧道具や花がいけられた瓶、香炉なども見事。物語世界に心が誘われます。
ゆるかわふう氏の光彫り、の『たまゆらの 春のしじまの 夜散歩』(2018)
猫との散歩で見た風景とのことですが、どこか壮大な世界観を感じます。
本当の月夜のようです。
ゆるかわふう氏に『ウルトラマンA,』、『南夕子』をテーマにした
作品を作っていただきたいですね。
夜に観て正解だった展覧会でした。眠ると美しい夢が見れそうな気分に
なりました。
セントラルプラザのウェンディーズでひさしぶりにバーガーを食べて帰りました。
不忍池ハス日記?2024年7月
7月8日、朝、不忍池のハスです。
ようやく芯が見えるまで開いているところを撮れましたが
暑すぎてちょっと花びらが元気ない気が…
7月11日、満開状態です。
7月12日、珍しく二日続けて行くことができました。
咲きかけ?
7月17日、自治会の用事があったので11時半に出勤にしました。
しっかり開いている花が見つかりませんでした。
11時近く、つまり昼が近づいているせいか、花が閉じかけつつあるのでしょうか。
まあ、これはこれできれいですが…
7月19日、開いた花とつぼみ。
つぼみに止まるトンボ?
蜂も仕事中?
7月22日、この頃になるとさすがに花が多いですね。
7月25日、ようやく給料日? この夏はまだ弁天様
の加護?がなく、「これがベストショットかな?」と
納得がいく写真が撮れません。
写真を撮ろうとやっきになるのではなく、
一番大事なのは2分でも3分でも花とむきあって幸せを感じることですね。
あまり欲にとらわれず、この夏を乗り切ることができますように。
7月の記録、女ヤプールのタチアオイ?ムクゲ、ショックな閉店、ウィリアム・モリスグッズ
もうタチアオイは終わりかな?と思っていたのですが、7月8日の朝、上野公園の桜並木で深紅に咲いているのを見つけました。
ちょっと暗めの赤で妖艶…先月アップした白いタチアオイが南夕子とすれば、
これは北斗隊員を狙った女ヤプールの歯科医かしら?…筆者の書いていることがわからない方は『ウルトラマンA』第47話をご覧ください。ご家族で歯磨きをさぼっている方がいたら一緒に視てくださいね。
7月の三連休初日、近所の公園で父を散歩させた時、咲いていたムクゲ。
ムクゲは夏の間中、長く咲いていますが、かぶりつきで写真が撮れる高さで
きれいに咲いてくれることはなかなかありません。あまりに暑いし、
父が母ほど喜ばないので、しばらく車椅子散歩はお休みにしようかと思います。
7月中旬、勤め先近くの中華料理店で同僚の一人の送別会がありました。同僚と申しても非正規雇用でしたが…とてもいい方でした。久しぶりの四川料理を楽しんで家に帰り、実感したのは帰宅途中の買い物と自分の夕食準備、
後片付けがないとずいぶん体が楽だということ。
大病をわずらっているわけではないのですが、暑さと仕事や自治会のプレッシャーでへたり気味なので、お金を使い過ぎないように気を付けつつ、
外食も生活に取り入れて心身を休めていこうと思うのです。
そして土曜日、図書館に行くついでにその近くの中華料理店でランチを
いただこうと考えていたら…三か月ほどかしら、行かないでいた間に
なくなっていました。建物はそのまま、看板もついたままなのに、
心理療法のセラピールームに変わっていたのです。
食事の後、都心へ展覧会を観に行こうと思っておりましたが、
ショックのあまりそのまま帰宅。
ちなみこれは図書館近くの淡いピンクのムクゲです。
お給料が出たので? セリアでウイリアム・モリスのハーフサイズのボトルとランチバッグ、ナプキン、スタンドミラーを買いました。ランチバッグは『いちご泥棒』柄のを買って良かったので花柄のも購入。
持ち手がかわいいピンクで気分が上がります。
ナプキンの『レモンとすもも?』の柄、大好きなのですが、洗濯が面倒そうで、気軽に使えるかどうかわかりません(笑)。
『いちご泥棒』の折りたたみスタンドミラーもとても素敵…ですが、ボール紙に千代紙貼ってある感じなので、これも気軽に持ち歩けるかどうか?
そういえば、アンヌ隊員の部屋にもかわいい鏡台があったなあ…などど
思い出にひたるペガッサ星人です(笑)
私ってこんなにウィリアム・モリス好きだったっけ?と首をかしげつつ、
ランチタイムがちょっと楽しくなりました。
アガサ・クリスティ『愛の探偵たち』より『四階のフラット』―オムレツとポワロの女性の好み?
ハヤカワ・クリスティ文庫2004年
宇佐川 晶子訳
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BSイレブンで放送中のデビット・スーシェ主演の『名探偵ポワロ』を見るのが今の楽しみの一つ。日本語吹き替え版は今まで何度も視ていますけど、
字幕版だとまた味がちがいます。例えば、このブログでも取り上げた
ことのある『砂に書かれた三角形』のダグラスの声は日本語吹き替え版は若々しくておっちょこちょいそうですが、字幕版、つまり演じている俳優は渋くて落ち着いた声なのです。
スーシェ版のドラマがあまりに秀逸なので、先に視てから原作を読むと
物足りなくなるとネットのレビューでおっしゃる方もいます。
『四階のフラット』(ドラマでは『4階の部屋』)もドラマといっしょに楽しむのがお勧めのエピソード。
ポワロと同じマンションの4階に住むパトリシア。親友のミルドレット、ドノバン、ジミーの4人で観劇を楽しんだ後、部屋のカギがバッグの中にないことに気づきます。そそっかしい彼女はこの日も何度もバッグを落としていたので、どこかでカギをなくしたのか…ともあれドノバンとジミーは石炭用のリフトでしのびこみ、中からフラットを開けようとします。ところが最初まちがって3階の部屋へ入ってしまいます。ようやくパットの部屋を開けて女性二人を無事帰宅させますが、パットはドノバンの手に血がついているのに気づきます。ケガもしていないのに…3階の部屋で何かが…ドノバンとジミーはリフトでさっきまちがえた部屋を入ることにします。その時の会話。
「パットにはどうする」
「だまっておこう。パットはいまからエプロンをかけてオムレツをつくるところだ」
オムレツを作っている彼女に不安を与えまいとする…そう彼らは二人とも
パットを愛しているのです。そして再び忍び込んだ3階の部屋には女性の
他殺体が…。
「ミルドレットは思慮深く、話を脱線させない、衝動的ではた迷惑なパットの魅力の前では影がうすかった」と描写されるパトリシア、うっかり屋でしょっちゅうなくしもの、下の階の住人から「会いたい」という手紙をもらってもたぶん騒音の苦情だと思い、「頭の上でピアノを弾いてもらいたくない人はフラットに住むべきじゃない」と考える…なのになぜかオムレツ作りは得意…こういう個性豊かな女性が異性にもてる?現実ではわかりませんが、クリスティの世界ではそうなっています。筆者もかなりそそっかしくカギはあまりないけど、日傘とポイントカードをしょっちゅうなくしますがパトリシアのように愛されません。オムレツを作らず、冷凍食品を用いるからでしょうか?
それにしても深夜に帰宅したらオムレツを作る…不思議な習慣ですが、観劇の前に4人で夕食を済ませていて、でも若いからお腹すいちゃって寝る前に
ちょっと食べたいけど炭水化物じゃ太るので卵なのかしら?
上の階から助けに来たポワロもパットのオムレツを絶賛。そしてポワロは見抜いていました。パトリシアのなくしものをきっかけに偶然発覚したかに見える
事件が実は仕組まれたものであることを。
スーシェ版のドラマは昼間のフラットの場面から始まります。パットとミルドレットが大音声でレコードをかけてダンスの練習をしている4階、それを一人の女性が見上げている3階…引っ越してきたばかりの彼女こそ被害者に…
そして風邪をひいたポワロが喉に蒸気?をあてて治療中の5階…。
ドラマのパトリシアは金髪のおかっぱ風ヘアスタイルのいかにも当時(1930年代)の今風?のおきゃんなタイプ。ドノバンとジミーが部屋の開錠作戦に取り組んでいる間、階段に座ってミルドレットと歌を歌っています…夜更けなのに!?
そんな女性二人をポワロとヘイスティングはいかにも目の保養だとほほえましく眺めています。さらには観劇用の赤いひらひらしたドレスのまま、エプロンもつけずにフライパンに向かってオムレツを作っています。ポワロはジミーに「私が君の年頃ならまちがいなくパトリシアに恋しただろう」と語るのです。
プライドが高く、身なりも部屋の整理整頓もいつもきちんとしているポワロは
何となく女性の好みももっと昔風のおしとやかなタイプを好みそうな気がします。もちろん秘書に雇うのはミス・レモンのような事務が得意で落ち着いた人、でも雇用関係でなく、依頼者や友人としてはパットのようなちょっと型破りな女性とウマが合うようです。『砂に書かれた三角形』のパメラもスキャンダルに興味深々なのを隠さない性格ですし。
ドラマ版では最初に3階の部屋に入った時に男性二人は死体を発見、
服に血がついてしまうのはドノバンではなく、ジミー。それによって死体が
移動されたことがわかるのです。
この短編集の表題作は最後におさめられているクィン氏ものですが、この『四階のフラット』もまさに『愛の探偵たち』という題にぴったり。若者たちの愛が巻き起こす事件なのです。
木製の?りんご、及び不思議なバレッタなど
”アガサ・クリスティ『ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕』”の本レビュー、
わりとご好評をいただいています。
このブログにりんごの写真をアップしましたが、我が家には木製の?りんごも
あります。
学校を出てすぐ働いた職場の同期が旅行好きで、たぶんどこかりんごの
産地へ行った時に買ってきてくれたもの。30年ほども前のものなので、
おかっぱの女の子の顔がちょっとくすんでいます。でも可愛くて
見るたびになごみます。
これもずいぶん昔に、現在の職場の同僚に誕生日プレゼントにもらった
バレッタ。そのころは職場の女子たちでお金を出しあって誕生日プレゼントをするというならわし?があったのです。今とちがって皆、いろいろと余裕があったのですね。そして当時の私にはこの布製の木の実?がぶらさがったデザインが似合ったのです。
プレゼントしてくれた同僚のうち、今も一緒に働いているのは一人だけ…。
そしてこの可愛すぎるぶらぶら?デザインが現在の私には似合わなくなっている上に留め金が不具合になり、
そろそろ廃棄処分でもいいのですが、これもなかなか捨てられません。
頭で何かをぶらぶらさせるのは無理でもこんなふうにスカーフを束ねるのなら使えるかしら?
あるいはこれでクリスマスリース?でも作ってみようかなどと思っております。
おみやげにバレッタ…ということで…これは高校時代の友人がご主人との
旅行…インドネシアだったかシンガポールだったかとにかく東南アジアの
お土産に買ってきたくれた木製のバレッタ。つけて歩くと他の友人たちにも
好評なイルカのデザイン。
ただこのバレッタには不思議な点がありまして…
普通のバレッタと留め金がついている方向がちがうのです。普通のつもりで
つけると柄がさかさになってしまいます
これは単なる製作ミス?なのか?
それともこれが作られた国ではこの方向に留め金をつけるのか?
不思議です。
ともあれ、贈られたものというものは、金銭的価値がどうあれ、
私のことを思って入手してくれた人の気持ちがありがたくてたまりません。
奇妙なことに今は連絡をとっていない人や関係性が変わってしまった人からもらった
ものでもくれた時の気持ちの温かみは消えていない気がするのです。
それでも今後、生活のダウンサイズを考える中で手放していくもの
あるかと思います。手放せるかどうかを考えつつ、思い出と共にブログに書いていけたら
と思います。まああまり皆様に自慢できる価値のあるものはなさそうですが
(笑)
今年初めて気づいた花の続き?及び今年初めてのハス
7月1日、今年初めて撮影したハスです。
この日は雨だったので、おしべがシャワーをあびた後の髪みたいに
なっちゃっておりますが、友人たちに送ったら好評でした。
7月2日、不忍池に急ぐ途中、ふと気がついたピンクのウツギ。白からピンクになるウツギではなく、もともとピンクの花のようです。今年初めて気がつきました。昨年、上越市の春日山で見たタニウツギかとも思いますが、タニウツギより葉っぱが細くとがった形をしているように見えます。
何年も暮らしたり、働いたりしていても気づかぬことはあるものですね。
ちなみにこれが7月2日のハス。この日は晴れすぎて光線が難しい?
これは7月4日、暑すぎて若干花びらがよれている気もします。
夏が終わるといわゆる定年になり、その後も同じところで同じ時間だけ
働くつもりではいるのですが、やせがまんしないで30分ぐらい
遅く出勤させてもらうようにしようかなあ…そうすればハスの写真もゆっくり
とれるかも…しれないし…その分もらうお金は減るのですが…。
世間的にもいろいろ予測不可能なことが起こり、個人的にも
なんとなく「こうするつもりだった…」とか「こうしてきた」ということを
見直す必要があるのでしょうね。
6月の記録、今年初めて気づいた花、新しいスマホなど
6月末やっとスマホを新しくしました。もう5年?ほども使っていて
電池はもたなくなるし、画面はひびが入っていたし…。
そそっかしくてスマホも床に落としてしまうこともある私なので、
カバーも買ってみました。スマホそのものが前のものより厚い上に
カバーをかけたら文庫本ぐらいの存在感になってしまいました。
濃いピンクの皮風のカバーは本体1350「円、隣にぶらさがっていた同じタイプのネイビーブルーは1850円、
店の人にちがいを尋ねると人気がある色は高いのだとか。
それにしてもエレキングでスマホが充電できるといいのですが(笑)。
6月24日、ベランダの植木鉢の朝顔が初めて花を咲かせました。
色が淡い紫なのは栄養が足りないのでしょうか?
ちなみになぜかこのころ、植木鉢に勝手に生えてきた菜の花も季節外れですが咲いてました。
6月9日、父と弟と3人で散歩した日のサンゴジュの花。
母の生前からよく行っている公園なのに、今年初めてこの花に目を奪われました。花そのものは地味ですが、こんなに咲くと壮観です。毎年、こんなに見事に咲いていたかしら?
これもよく行くところなのに初めて気がついた花。花のトンネルと言っていいくらいいっぱい咲いているのに。5月22日の上野公園、桜並木の清水観音堂近く。
正確な名前がわからないのです。花と葉の特徴はオフィスビルの植栽などで近年よく見かけるヒメウツギの仲間かな?と思うのですが。
今まで見たヒメウツギよりは花びらが細く、つぼみがピンク色、茎が赤いのです。
暑すぎるので…思い出すと涼しくなれる初夏の花をふりかえりましょう。
5月22日、まだ真っ白でレースのような上野公園のベニガク。
5月29日、ほんのり紅色。
今年の上野両大師のウツギ
ここのウツギは昨年、真っ白な花だけだったように思うのですが、
今年はピンクになっているものがありました。
6月末から7月初めに見ごろだったのはアガパンサス。
白い花火のようです。
七夕の願い事…父がデイサービスに行ってくれますように
いま一番叶えたいことは?
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七夕の短冊に書きたいことといえば…
父が新しいデイサービスに行ってくれますように(笑)。
4月で今まで行っていた「リハビリ専門」のデイサービスをやめた父。
ひたすらリハビリという時間はそろそろきついかなと私も思っていたのですが、
そのまま、どこにも行きません。
そういうところは好きではないと主張するのです。
私としては母が亡くなる直前まで行っていた通所デイサービスと同じようなところに
水曜か木曜に行ってほしいのです。
朝、10時頃に行って、ちょっとした体操と入浴、その後昼食で3時ごろ帰宅…
父がデイサービスに行きたくない気持ちは…たぶん私が小学校に行きたくなかった時のものと
同じなのではないか…そう集団行動が苦手、心地悪いのですね。
小学生もちゃんと学校に行って、ちゃんと勉強した方が将来のためにいいのですが、
どうにも私には毎日つらすぎた…不登校にはなりませんでしたけど。
父もデイサービスに行った方が今後のためにいいとケアマネさんと説得しても…
「好きに出歩けないなら死んだ方がいい、お母さんが死んでから自分も死んだのと同じなのだから」と言います。
今後のことなんかどうでもいいと…
死んだのと同じ人のわりにはケーキとかつけものとか食べたがりますが(笑)。
父は来年90歳になります。これは私が知っている限りわが家系の最長寿!
今までの記録?は私が5歳の時に亡くなった父方の曾祖母の87歳でした。
最近読んだネット記事には老親のある人は親が100歳になるまでのプランを考えておけば安心とありましたが、
とても考えられません!
話はさかのぼりますが、今後は弟にも協力してほしいので6月9日、3人で近所の公園を散歩しました。
その時咲いていた母が大好きだったアジサイとガクアジサイの写真です。
父は母とちがって散歩も面倒くさがります。
この夏は勤め先でも支店の統合があり、しかも自治会役員も
やっています。とにもかくにも無事に秋を迎えられますように…
星に願うにはロマンがなさすぎますね(笑)。
アガサ・クリスティ『ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕』
山本やよい訳
2023/8 早川書房 クリスティ文庫31
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ポワロの親友のミステリー作家、アリアドニ・オリヴァが友人ジュディスに
招かれてきたウドリー・コモンは土地はロンドンまで通勤可能で新しい家が
どんどんできているという土地。
子供たちのためのハロウィーン・パーティが開かれる「りんごの木荘」に準備を手伝いに来たアリアドニですがカボチャの種類もわからず、あまり役に立っていない様子。集まってきたこの街の学校の先生、薬剤師、主婦たちは有名人のゲストだからかそんなアリアドニをとがめもせず、てきぱき動いています。
「おばさんは人殺しのお話を書く人でしょう」「私、人殺しを見たことがあるの」と話しかけてきたのはがっしりした13歳の少女ジョイス。日頃から嘘つきだと評判のジョイス、周囲の人は本気にしません。
ハロウィーンの楽しさ、りんごのおいしさが感じられる序章。読みながら思わず近所のスーパーでニュージーランド産のりんごを買ってしまいました。プリンスりんごというそうです。ハロウィーンのゲーム、アップルボビング(Apple Bobbing)に向いた小さなりんご。水に浮かせたりんごを手を使わずに口にくわえて(かみついて?)取ります。行うと床が水浸しになるのだそうで。下記のサイトに写真が出ています。
日本でよく見かける「ふじ」などは大きすぎてこのゲームは無理(笑)。
紅玉なら何とか使えるかしら?
次の章で場面はポワロのフラットに変わり、雨の中、漁師が着る本格的な防水服を着たアリアドニが助けを求めにやってきます。パーティの最中、ジョイスはアップルボビング用の水を入れたバケツに顔をつけられ、命を絶たれたのです。
家族からさえ「人の注目をあびたくてうそをつくめちゃばか」といわれるジョイス。しかしこの夜にいた人々の中に殺人犯がいて犯行をジョイスに目撃されたと思い、殺したのでしょうか?
一方でこのパーティに招かれてきた年少者たちの誰かによるいたずらのような犯行という意見を言う人も…つまり精神の未発達ゆえの?
ポワロはかつて一緒に仕事した元刑事のスペンスやその妹エルスぺスの
協力を得てこの土地のジョイスが目撃している可能性のある未解決事件を調べていきます。その中でパーティ主催者のロウィーナ・ドレイクが夫の伯母で資産家のミセス・ルウェリン・スマイスの遺産を相続した際に起きたことを
知ります。
ミセス・スマイスの遺言書では最晩年の故人に仕えていた外国人のオリガ・セミーノフに全財産を遺すとありましたが、オリガが平素から体が不自由になった故人の代筆をしていたことから遺言書偽造の疑いをかけられ、その直後に失踪、悪事を見破られた故の逃亡?
このブログにも取り上げた『あなたのお庭をどうする気』と同じ、
実子のない財産家の相続問題…愛情ばかりでもないかもしれないけれどとにもかくにも面倒を見てきた甥や姪から相続権を取り上げて、海外からきた使用人?に与えようとする、そんなケースが当時のイギリスには現実にあったのでしょうか?
船旅でアリアドニと友人になったという水の精のようなジュディスとその娘でシェイクスピアの『テンペスト』のヒロインと同じ名前を持つ森の妖精のようなミランダ。デビット・スーシェ主演のドラマでは美少女の女優さんが
ミランダに扮していましたが、原作の中でもポワロに「美しいお嬢さんですな」と言わせています。美しいのですが、この物語の段階ではまだ容姿を利用して注目を浴びたいなどとは考えない無垢な心の持ち主。
人の注目を浴びるためなら見え透いた嘘をいうジョイスはあまり皆に好かれないタイプですが、なぜかミランダとは仲良し。
つまりミランダのような子は「インドに行ってきた」とかいうジョイスのほら話を
ただ面白がって聴くだけで、他の人のように不快がったりしないのですね。
ジョイスのようなタイプは老若男女問わず、日本でもよくいます。
実は私の知り合いにも一人、例えば…
銀座ブロッサムのすてきなランチ会に参加した話を彼女にすれば、
「銀座ブロッサム? 私、昔、あそこで婚約式をしたの」といいそうです。
著名な画家の旧宅で舞踏を観たと言えば、画家の卵とつきあっていたと
語るかも…推定50代、現在は独身なので婚約は果たされなかった…
とそこで悲劇のロマンスが始まる?…金品をだまし取る嘘ではなく、とにかく今彼女が私に話したいことなのだから、真偽をあれこれいうのって、なんだか無粋な気がして、私は彼女の創作?楽しむことにしています(人が悪い?)。また彼女はルックスが良く、娘盛りの頃はもてたと思われるので、飲み会などで過去のコイバナを始めると居合わせた人はたいてい数分は耳を傾けてしまいます。彼女を嘘つきだと攻撃する人はこれがゆるせないようです。つまりウソで皆の注目をだまし取っていると。
閑話休題、ともあれクリスティのミステリーに人気があるのは、こういう現実のあるあるを物語に織り込むのが上手だからではないでしょうか。
そしてガーディニングを愛するミセス・ルウェリン・スマイスが作り始めた石切り場庭園のハンサムな造園家マイクル・ガーフィールド。ジョイスらが通う学校の校長ミス・エムリンと教師のエリザベス・ホイッティカー。ミセス・スマイスの遺言状についてアリアドニに話す掃除婦のミセス・リーマン等々…さまざまな人々の話を総合し、さらに事件当夜の状況を冷静に分析したポワロがたどりついた真相は…恐ろしいものでした。
被害者の死因となったアップルボビングの他、ナッツにブランデーをかけて火をつけるスナップドラゴンに小麦粉削りなどこのお話に出てくるゲームは個人的にはあまりやってみたいとは思いませんが日本には欧米とは同じ形では定着していない行事ハロウィーンの雰囲気、わくわく感を味わえるミステリー。でももし現実に起きたらと想像すると身の毛がよだつお話。モンスターや魔女や骸骨などの仮装と楽しむ日の集いに、人間の皮をかぶったモンスターが潜んでいたのですから。
パーティ中に起きる殺人といえば、このブログで以前に取り上げた
『鏡は横にひびわれて』があります。事件のカギが被害者の性格にあるという点も同じ。その場の主役になりたいために関心をひきたい相手、ここでは著名なミステリー作家のアリアドニに殺人を目撃したと言ったジョイスの性格にあるのです。もしも身近にこの手の人が居て、気になるのであれば、この本を勧めて読ませると薬になる?かもしれません。ジョイスはこの性癖ゆえに身を滅ぼしたとも言えるので。
ただ『鏡は横にひびわれて』の犯人には同情できる面もありますが、この事件の犯人はそうではありません。自分の欲のために、幼い命を平気で犠牲にするのです。ですのであまり残忍だったり、ドロドロしているのが苦手という
方は読む前にちょっと考えることをお勧めいたします。
涼しい夏至、アートな靴下、レンジゆたんぽの意外な利用法
今年の夏至、6月21日は朝は雨で涼しい日でした。
白魔術の本によれば、夏至にもらった花、買った花をドライフラワーなどにして保存しておくとこの夏を守るお守りになるとのことなので、スーパーで
アリストロメリアとピンクの小菊のサービス花束を買いました。399円。
一週間たち、アリストロメリアは散っていますが小菊はまだ元気。菊の花を
乾燥させてお守りにしましょう。
ちなみに家に帰って同じ本を見たら「夏至に降る雨は生命を育て実りを
もたらすちからがあるので傘をささずに濡れてあるくとよい」とあります。
せっかく雨の夏至でしたが、これは実行に勇気が要りますね。(笑)
夏至の少し前にアメリカンチェリーを買いました。今年、最初で最後の
さくらんぼ。
先月、勤め先近くのセリアでウィリアム・モリスの「いちご泥棒」などの柄の
靴下を売っていたので、思わず2足ずつ買ってしまいました。足元が
アート?
その翌日にランチバッグとボトルを…買いました。他にもいろいろ買いそうになったけど、必死にこらえ? その後はセリアに行かないようにしました。どんどんものを増やしてしまいそうなので(笑)。
『いちご泥棒』柄のランチバッグは100円ショップでよく出回っている他の
ものよりランチボックスを入れると小さめな感じがします。
ただ100円ショップのランチバッグはすぐに使っているとわりとすぐに
どこかが裂けてしまうのですが、これはひと月ほどたった今も
大丈夫みたいです。
夏物の服をひっぱり出していたら、ずいぶん前にローソンのおまけ?
でもらったリラックマのミニポーチが出てきました。何かを買ったおまけだと
思うのですが思い出せません。
おまけですからいつまで使えるかはわからないけれど、リラックマとコリラックマのティータイムの図柄がほっこりするので、毎晩服用する錠剤を入れるのに使うことにしました。こういうふうに持っているものちゃんと把握し、使っていかないと、ここでまたウィリアム・モリスのミニポーチとか買ってしまいそうです。100円ショップだからとて油断は禁物?
これは今月発見したこと…寒い間利用していたレンジであたためるタイプのゆたんぽをしまわないままパソコンの下に放置していたのですが…
商品としては下記
パソコン作業をしながら、足を載せてみると意外にも触感が冷たくて気持ちがいいのです。もしかして夏用のクールジェルマットの代用になる?かもしれません(笑)。




















































































