ごく稀に、趣味についての記事を書くかもしれません。気まぐれなので、時々いなくなります。
本書の説明にある「現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した」というのが、まさにぴったりな短篇5篇を収めた一冊。どれも、令和の現在を舞台にしていて、そこに、ミステリ的な要素を入れた構築で、すごくよくできていて楽しめた。この時代にリアルタイムで読むのが一番楽しい本だな。「ヤリモク」と「#拡散希望」が特に好き。読みながら考えて、もしかしてって思って、その通りに進むけど更にもう一歩、伏線の回収があるので、毎回、騙されてしまった。「三角奸計」は、タイトルの付け方も好き。もひとつ、もしかして、協力者も主人公に思うところあったのか?と勘ぐってしまうけど、それはどうなんだろう···。現在、kidleでは「#拡散希望」全文が読めるお試し版が無料配信中。コミカライズ版は1巻が発売中。また、Audible会員なら追加なしで朗読が聴けます。#真相をお話しします [ 結城 真一郎 ]楽天市場1,705円#真相をお話しします【電子書籍】[ 結城真一郎 ]楽天市場1,705円#真相をお話しします 1巻【電子書籍】[ 結城真一郎 ]楽天市場660円#真相をお話ししますAmazon(アマゾン)1,534円#真相をお話しします 1巻 (バンチコミックス)Amazon(アマゾン)594円
4月の読書メーター読んだ本の数:43読んだページ数:6222ナイス数:861微笑む人 (実業之日本社文庫)の感想うーん。モヤモヤ。すっきりしないラストだけど、全体の展開は面白かった。仁藤という男は本当に周囲に思われているような良い人なのか?自ら認めている妻子殺しの他に、作家である「私」が見つけ繋いだ死は、事故なのか?はたまた?。こういうタイプの終わり方は好き嫌い別れるところだろうけれど、本書に関しては、私は面白い作品だと感じた。特に、ささいな理由で人を殺せる人間を理解できるのか?という問いかけは、最後の最後に読者に向けて投げかけられた質問という感じで、考えさせられる。読了日:04月30日 著者:貫井 徳郎怪談実話 盛り塩のある家 (幽BOOKS 怪談実話)の感想福澤徹三先生が書いているだけあって、とても読みやすい。その話を聞いている場面が浮かぶような描写があったりして、面白かった。特に印象に残っているのは、「静かなマンション」「斧」「黒い帽子の男」。「贈りもの」は素敵な話だった。「ベランダの箱」は、何が起きたのか気になる。読了日:04月29日 著者:福澤徹三これがおばけやさんのしごとですの感想小学生ながら、家業のおばけやさんをしっかり運営しているたもつくん。たもつくんのおやがわりのポンポーソ·ミステリオーソとはいったい何なのか?有能なうえに、たもつくんのメンタルケアもしてるよ。すごい。本書は、便利屋としておばけを派遣するたもつくんの毎日。1話目は宝石店の留守番してどろぼうも捕まえるオバケ。2話目は、運動会で大玉運びの玉に扮するオバケ。両方ともオバケの頑張りでめでたしめでたし。たもつくんは、頑張ってるし、素直でかわいい。読了日:04月28日 著者:おかべ りか[現代版]絵本 御伽草子 象の草子 (現代版 絵本御伽草子)読了日:04月27日 著者:堀江 敏幸,MARUU都会のトム&ソーヤ(6)≪ぼくの家へおいで≫ (YA! ENTERTAINMENT)読了日:04月27日 著者:はやみね かおる,にし けいこ#真相をお話ししますの感想短編集。どれも、令和の現在を舞台にしていて、そこに、ミステリ的な要素を入れた構築で、すごくよくできていて楽しめた。この時代にリアルタイムで読むのが一番楽しい本だな。「ヤリモク」と「#拡散希望」が特に好き。読みながら考えて、もしかしてって思って、その通りに進むけど更にもう一歩、伏線の回収があるので、毎回、騙されてしまった。「三角奸計」は、タイトルの付け方も好き。もひとつ、もしかして、協力者も主人公に思うところあったのか?と勘ぐってしまうけど、それはどうなんだろう···。読了日:04月27日 著者:結城 真一郎ねむねむごろん読了日:04月25日 著者:たなかしん[現代版]絵本 御伽草子 木幡狐 (現代版 絵本御伽草子)読了日:04月25日 著者:藤野 可織,水沢 そら団地ともお (4) (ビッグコミックス)の感想お姉ちゃんに昏睡の友達がいたのか。青戸さんってことは、妹さんなのかな。なんか切なかった。ともおのおとうさんは、顔が出てこない。運動会も、着ぐるみだったwともおのこと下にみてる人もいるが、ともおのおおらかさ故か、みんなそのことに自分で気付き、変わろうとしてくるところがすごい。アニメでちょっとだけみた記憶あるけど、イメージしてたのより、ともお深いな。読了日:04月22日 著者:小田 扉団地ともお (3) (ビッグコミックス)の感想3巻もおもしろかった。2組と3組の対立の中で心をいためる根津とみつおの話とか、おとうさんの単身赴任先の麻雀好きの隣人の話とか、善人の弟の死後弟に間違われる玉川兄の話とか、ともお以外の人たちの話も面白い。母がイメチェンでストレートにした後あんまり出番ないなと思ってたけど、ゴキブリの回でまだストレートだった。読了日:04月22日 著者:小田 扉団地ともお (2) (ビッグコミックス)の感想相変わらず勉強はできないともおだけど、発明に凝ったり、菌について考えたりと、頭のなかは成長している感じだな。吉本との口論の後や、お姉ちゃんの失敗については責めないとか、おおらかな性格は良い。子供を亡くした上野さん夫婦との交流の回では、自分が子供であることを使って上野さんに良くしてもらってると悩んだり、すごく優しい子なんだろう。団地というある種の独特の社会で、様々な事情を持つ人たちとの交流の描きかたも、好きだな。読了日:04月22日 著者:小田 扉傲慢な婚活の感想なんだかんだハチャメチャでも、ラストはちょっと萌えた。芸術一辺倒の男が、パトロンを失い、生きるために都合の良い結婚相手を探すのだが、バックにすごいのが着いてる資産家の娘に出会ってしまってからの展開が、めちゃくちゃで笑える。でも、そのめちゃくちゃな中で、友情に熱いところを見せはじめたりして、傲慢なのに、なんだか憎めないキャラなんだよな、この男。ラストはちょっと恋を応援したくなったし、キュンとした。この一瞬のキュンのために380頁の助走があったのだろう。読了日:04月21日 著者:嶽本 野ばらへんしん!おばけちゃん (あかちゃんがよろこぶしかけえほん)の感想しかけを動かすと、おばけがバナナになったり、ソフトクリームになったりして、楽しい。おばけもかわいい。赤ちゃんがいるおうちに持っていく本を探してたらこれを見つけました。おばけの絵本が好きって言う子供もよくみるので、これは楽しんでくれると嬉しいな。読了日:04月20日 著者:ひらぎ みつえ都会のトム&ソーヤ(5)IN塀戸下 (YA! ENTERTAINMENT)の感想山奥の廃村を舞台にしたR·RPG、『IN塀戸(インベイト)』の解決編。ゲームかと思いきや!?の展開にハラハラ。でも、これももしかして···?な『クラインの壺』みたいな気持ちになったわ。栗井栄太の今後も気になるな~。卓也の活躍をもっと。あと、父たちの出会い、真田女史の短編もよかった。読了日:04月19日 著者:はやみね かおる都会のトム&ソーヤ(5)IN塀戸上 (YA! ENTERTAINMENT)の感想栗井栄太のR·RPGに参加する創也と内人。SCRAPによるリアル脱出ゲームを彷彿とさせる内容をこの時代にここまで描いていたとは。本シリーズならではの大がかりな仕掛けや、内人サバイバルも活かされてて面白かった。後編に期待高まる。読了日:04月19日 著者:はやみね かおる団地ともお(1) ビッグコミックスの感想笑った。留守番の回とか、特に。お姉ちゃんとお母さんは、なんだかんだ言っても、ともおを可愛がってるのが伺えて楽しい団地の家族って感じだな。全体に漂う空気が懐かしい。読了日:04月18日 著者:小田 扉あくてえの感想主人公 ゆめの置かれた状況と、ラストの一文が非常に重い。ずしりときた。彼女の力ではどうにもできない、クソ親父と優しい実母きぃちゃんとの関係。そして、クソ親父の母親なのに後妻とうまくいかずに転がり込んできた"あくてぇ"をつくババアとのあくてぇの応酬。こんだけ言えたらすっきりするかとおもいきや、どんだけあくてぇを言っても、フラストレーションが溜まるばかりの主人公に同情しか出てこない。なんか、重かったわ。この作者の文章は読みやすくて好きだった。読了日:04月18日 著者:山下紘加秋葉原先留交番ゆうれい付きの感想頭が良い権田と見た目が良い向谷のコンビのカラーがよく、面白かった。足だけの幽霊(足子さん)という出発から、メイド襲撃事件、子供が居なくなった事件を経て、足子さんが幽霊になった事件までを追う話。読みやすくて、楽しかった。作者は、時代物が多いが、お蔦さんシリーズなど、現代モノでも、人情溢れるミステリーの良品を書いているので、どっちも続けてほしい。読了日:04月17日 著者:西條 奈加オニババ対ヒゲの感想奇想天外で、非常におもしろい。tupera tuperaと『サマーウォーズ』の細田守による協作。オニババにくっつきたいヒゲと、ヒゲにくつかれたくないオニババの壮絶な戦いが続く。文章はなく、擬音だけががめんいっぱいに展開されていて、面白い。最後は、ヒゲの優しさで和解する流れがおもしろい。絵だけですべてを伝えるという技術もすごい。読了日:04月11日 著者:tupera tupera,細田 守おとうさん! おとうさん! (こどもえほんランド)の感想大好きなお父さんは、なんにでもなってくれる!ワニ、馬、キリン、滑り台、ブランコ…。お父さんと子供の心温まる交流が、中川ひろたかの豪快であたたかみのあるイラストで描かれる。読了日:04月11日 著者:中川 ひろたかおしりたんてい (単行本)の感想最初の本をはじめて読んだ。まだ、おしりを○個探そうとかは導入されていないけれど、依頼人に聞いたヒントから、誰が犯人かを捜すのは、やっぱり楽しいよね。読了日:04月11日 著者:トロルピヨピヨ はじめてのキャンプの感想今回もかわいらしいピヨピヨたち。森で薪を拾っていたら迷子になってしまった…。迷子になったときの顔が、わらっちゃう。かわいすぎた。困っていたら河童ファミリーに助けられ、最後は、2家族で楽しい夕飯。森のごはんと、町から来たピヨピヨファミリーの交流がステキだなって感じた。読了日:04月11日 著者:作・工藤 ノリコ999ひきのきょうだいのおやすみなさい (【2歳・3歳・4歳児からの絵本】)の感想999ひきのカエルの兄弟。一番上のお兄ちゃんは、まだ秋なのに、もう眠い…。弟たちは、冬眠で見れない雪を、今年こそ見たいと思って、お兄ちゃんも起きていてもらおうと必死。だけど、お兄ちゃんは、蛇の巣穴で一緒にぐうぐう。このシリーズ、毎回蛇に追い回されたりしているのに、お兄ちゃんは、全然学習しないな~。今回もハラハラしたよ。読了日:04月11日 著者:木村 研ぱっくんおおかみ おとうさんににてる (ぱっくんおおかみのえほん)の感想最近、お父さんに似ているといわれるぱっくんおおかみ。でも、お父さんは家ではダラダラしているし、もじゃもじゃだし、傷だらけだし、似てると言われるのはちょっと嫌みたい。でも、病気の弟を助けるために、必死に頑張る姿を見て、感動する。家の外のお父さんって見る機会ない子供にとって、お父さんは外でがんばってるんだよって伝える作品。読了日:04月11日 著者:木村 泰子ぱっくんおおかみとくいしんぼん (ぱっくんおおかみのえほん)の感想木村泰子さんの絵が独特で、印象的。どこまでも続く道を走って行ったら、”くいしんぼん”の口についちゃった!大ピンチをぱっくんおおかみの大きな口で切り抜ける!作者の木村泰子さんは『三丁目の夕日』などで知られる、西岸良平さんの配偶者とのこと。キャラクターの輪郭など、西岸さんに似ているね。どこかで見たとおもったら、NHKみんなのうたの「オランガタン」の絵がこの方が担当されていたらしい。読了日:04月11日 著者:木村 泰子おっちゃん山の感想導入はおもしろいけど、最後切ないよ!登山で変な虫にかまれて、からだがどんどん大きくなってしまう。家にはいりきらなくなり、つめかけたマスコミに辟易して山に入るおっちゃん…。おっちゃんは、妊娠中の妻と小さい子供を置いて一人で登山した罰にしては、運がわるすぎる。最後、まるで山のように大きくなったおっちゃんのもとに登山に来る奥さんと子供たち。3人を見ておっちゃんが流した涙わ小川になる…。悲しすぎる!読了日:04月11日 著者:椎名 誠こんなおつかいはじめてさの感想自転車にのって、おばあちゃんちへのおつかい。ワニの橋、穴に落ちたときはコウモリたちに助けられたり、イルカやクジラに運ばれて空に行ったり、飛行機の翼にのったりと、楽しい場面が続く。おつかいっていうより、冒険ってかんじ!読了日:04月11日 著者:オームラ トモコタマゴ イスにのり (チューリップえほんシリーズ)の感想イスに乗せてもらって、楽しくお外の散歩するタマゴ。楽しそう。読了日:04月11日 著者:井上 洋介うさぎちゃんつきへいく (せなけいこのうさぎちゃんえほん)の感想宇宙人に連れられて月に行ったのに、うさぎがいなくて大泣きのうさぎちゃん~。困った宇宙人は、うさぎちゃんが月にきた記憶ごとけしちゃった・・・!読了日:04月11日 著者:せなけいこうさぎちゃんスキーへいく (せなけいこのうさぎちゃんえほん)の感想家族のスキー旅行に、荷物にもぐりこんでついていくうさぎちゃん。スキー場でのアクシデントから野うさぎたちと友達になれてよかったね。読了日:04月11日 著者:せな けいこぼくの☆をしりませんかの感想富士見市の図書館にあった、市政50周年イベントの一部で、地元のキャラクターふわっぴー誕生10周年の絵本。胸の☆を無くしたお兄ちゃんと、それを一緒に探す妹。双子の冒険。富士見市の自然や、名所が背景に描かれているみたい。読了日:04月11日 著者:つかまい子[現代版]絵本 御伽草子 付喪神 (現代版 絵本御伽草子)の感想石黒亜矢子の絵は、和風テイストな妖怪図でなかなかかわいらしい。そして、町田康の文体がノリノリでめちゃくちゃおもしろかった。器物派が人間を襲っていくシーンはちょっとグロい。器物派と人間派の合戦がクライマックスなのだが、ビームで攻撃する器物派と、念仏で防戦する元数珠の一連入道人率いる人間派の熱い戦い。野次馬している人間たちは、ビームの流れ弾でバタバタ死んでいく。勝負の行方にハラハラしながら読んだ。ところで、ここで描かれる人間は非道なのばかりなのだけど、結局人間派が勝利なんだよね~。少しもやる。読了日:04月10日 著者:町田 康,石黒 亜矢子[現代版]絵本 御伽草子 うらしま (現代版 絵本御伽草子)の感想日和聡子の流麗な文体と、ヒグチユウコの美しい絵で描かれた『うらしま太郎』。よく知る物語を、失踪したうらしまの家族の目線で描く。後半は、荒廃した竜宮城的な場所に迷い込む物語で、兄の面影を持つ少女との出会いなど、幻想的な不思議な話。”私”が戻ってきたところで話はおわるけれど、もしかして、”私”も生きていた世界では”失踪”扱いになっているのでは…?と不穏に思った。読了日:04月10日 著者:日和 聡子,ヒグチ ユウコ都会のトム&ソーヤ(4) 四重奏 YA! ENTERTAINMENTの感想自主制作映画の応募の締め切りに間に合わない!同級生たちのために、学校のマラソン大会を抜け出し、フィルムを届けに走る内人と創也。創也は最近、内人に言えばなんとかしてくれる感が強すぎじゃない?ボンボン育ちだから、他人を使うことに抵抗がないのか?内人はすごいけど、お人よしだから心配~。後半は、斑屋敷でのプロ犯罪集団との直接対決…!これまでになく一番命の危機でびっくり!今回も内人が大活躍の裏で、創也は、ただのトラブルを持ち込んでくる人に見えてしまう…w好きなんだけどね。読了日:04月09日 著者:はやみね かおる[現代版]絵本 御伽草子 はまぐりの草紙 (「現代版」絵本御伽草子)の感想40歳まで独身のまま母親を支えてきたシジラの親孝行に感心した観音様が、若い美女を遣わし、彼女が作った布を売って、一生暮らしていけるお金を得る話。本筋は御伽草紙のものをなぞっているが、現在だったら感じる「怪しいと思った」「なぜ従うのか」などという感覚をツッコミ入れつつ、でもシジラはそのように行動していくのであった…。ラスト、観音様も回りくどい事せずに、はまぐりに美女と大金を入れて送ってくれたらよかったのに…、でも、それだと美女と金に溺れて親孝行を忘れてしまうからそうしたって…観音様そんな疑いながら褒美を?w読了日:04月09日 著者:橋本 治,樋上 公実子たまわりの月 一の感想続き気になりすぎる。こわいし、不気味。過去に何があったのか?今何が起きているのか···そして···。と、気になることが多い。煤たちはどうなっているの?気になる~。読了日:04月07日 著者:界 賀邑里メンタル強め美女白川さん2(メディアファクトリーのコミックエッセイ)の感想メンタル強めっていうか、色々な事を乗り越えて、自分をポジティブにするための考え方を身に付けた人なんだなって思った。見習いたいけど、ここまでの道のりは厳しそう。周りの仲良したちが、白川さんとの交流で、ポジティブになれているところが本当に素晴らしい。読了日:04月07日 著者:獅子みがいてあげる (たべてあげるシリーズ)の感想衝撃のラストの『たべてあげる』の続編!好き嫌いしすぎて、何者かに自分を乗っ取られた僕が、本物に戻るための話なんだけど、前の話に比べると先がわかりづらくて、ハラハラした。まあ、よかったね~。これからは好き嫌いなくたべるようにってお話なのかな。読了日:04月05日 著者:ふくべあきひろ,おおのこうへい人類やりなおし装置: 世界平和のためには多少の犠牲はやむをえん!の感想コミカルだけど、皮肉な児童文学。「人間は神様になろうとしてはいけないのです。きっと」というラストのメッセージが胸に届く。儲け話にしか興味がなかった、プロフェッサーPが、「世界平和のために」と、”人類やり直し装置”という名の、すべてを植物に変えるビームを出す機械を作り始める。助手は、植物になったら困るものをピックアップして、装置の除外対象に入力する日々…。この助手の立場は、信じられないプレッシャーだよね。人間を除外するのを忘れていたが、スイッチを押す直前に気づくんだけど、気づかなかったら人類滅亡装置だよね。読了日:04月04日 著者:岡田 淳都会のトム&ソーヤ (3) いつになったら作戦終了? YA! ENTERTAINMENTの感想デートの予行演習は思わぬ事態になり、楽しい話に。後半は文化祭前、夜の学校に忍び込む内人とクラスメイトたちの話。文化祭では銀行強盗が潜んでいるのがわかり…。文化祭前の楽しい雰囲気はなつかしかった。そして、並行して犯罪捜査と、栗井栄太との対決などもりだくさんで楽しい巻。インタルードでは、夜の公園で保育をシャドーで練習する姿が目撃される。シャドー保育ってwwwおもしろい。そして、4巻の巻末には、映画のロマンチックなセリフを連発する創也がおもしろかった。ところで、内人は、堀越美晴をデートにちゃんと誘えるのかな…?読了日:04月04日 著者:はやみね かおるグレイスレスの感想AV業界で化粧師として働く女性の生活を切り取った作品。郊外の古い屋敷で、祖母と暮らす日々と、都内の撮影現場での仕事や、女優とのやりとりを描く。主人公が空虚な分、母や祖母がいきいきと描かれており、それを主人公の目を通して見るという不思議な印象がある。そこは、ちょっと面白かった。最後の主人公の選択は面白い。祖母の反応が見たかったかもしれない。小説の後半は時系列が複雑なので、迷子になってしまったり···。また、一文中に装飾が多いため、個人的には目が滑ってしまうことが多かったかもしれない。読了日:04月04日 著者:鈴木 涼美都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン! YA! ENTERTAINMENTの感想前半は夜のデパートでのスネーク的な話。後半は、前作からに栗井栄太とのガッツリ対決。後半は特にリアル脱出ゲーム要素が多く、結末としては、脱テレビゲーム、からリアル脱出ゲーム的なR(リアル)RPGへのシフトを語られる。初版が2004年夏で、ニンテンドーDSがこの年の12月に発売される。SCRAPがリアル脱出で台頭してくるのは2010年。星新一やBTTFなどの未来予知感も感じる2巻。卓也の活躍が少ないのが残念(暗躍はしている)。読了日:04月03日 著者:はやみねかおる特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想シリーズ3冊目。いままでの中で、一番ハラハラしてぐいぐいストーリーに引っ張られた。犯人が極悪で、更に現在進行形で誘拐されている子供がいるなか、次々事件事故が起きて、どうなっちゃうの!って、一気読みだった。カールが、チームの二人に気を使いはじめていたり、信頼を寄せ始める変化も良かった。ローセの真意が気になるなぁ。この先明らかになるのかな?読了日:04月02日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン読書メーター
2023年3月読書まとめ(リンクのみ)3月のお気に入り本■常識のない喫茶店(僕のマリ)「他人を変えるのは難しいから、わたしは自分が変わることを選んだ。」この一文がすばらしく、印象に深く残った。店員に無礼な態度をとる客は出禁な喫茶店で働く20代女性目線のエッセイ。客の観察日記としては、迷惑客への辛辣な部分と、良いお客様との交流や温かい目線がバランス良く、お店の素敵な雰囲気が伝わってきた。この喫茶店に行ってみたいな、ここに行けなくても個人経営の喫茶店に行きたいな。と、思わせるエッセイだった。客の恋愛の定点観測がすごく面白かった。常識のない喫茶店 [ 僕のマリ ]楽天市場1,540円常識のない喫茶店【電子書籍】[ 僕のマリ ]楽天市場1,540円■グッゲンハイムの謎(ロビン・スティーヴンス 著/シヴォーン・ダウド 原案)前作から3ヶ月後のNYを舞台に、テッドとカットとサリムが、絵画盗難事件の謎を解く。テッドの考え方は、彼の生きづらさを感じさせながらも、前作以上の成長ぶりで、周囲の人を慮る姿を度々見せたりするので、感動した。本作では、謎解きにサリムも大活躍しており、そこも良かった。作者のロビン·スティーヴンスが、亡くなったシヴォーン·ダウドの雰囲気をしっかり描き出していて、でも、更に明るい雰囲気がましましな感じで、こっちも良いな~と思った。グッゲンハイムの謎 [ ロビン・スティーヴンス ]楽天市場2,090円グッゲンハイムの謎【電子書籍】[ ロビン・スティーヴンス ]楽天市場2,000円■ぼくのいえにけがはえて(川北 亮司)いえに毛が生えてしまった!さてどうする?床屋さんが様々な人に電話をかけ、協力してもらう。床屋さんの発想力がすごい。そして、手伝ってくれる、消防車やおすもうさんも一生懸命協力してくれるのすごい。奇想天外で面白かった。ぼくのいえにけがはえて [ 川北亮司 ]楽天市場1,320円■余命一年、男をかう(吉川トリコ)女性がお金のために金持ちの男のところに嫁ぐ話は数多いけれど、男女逆になるとこんな感じなのかな···。病気を知らされた唯に悲壮感がないのでからっとしている。ホストの瀬名も明るくて、何より良いやつなので、読んでいて安心。ホッとするラストで、泣けた。こういう展開は好き。余命一年、男をかう [ 吉川 トリコ ]楽天市場1,650円
2023年2月読書まとめ(リンクのみ)2月のお気に入り本■リリアンと燃える双子の終わらない夏(ケヴィン・ウィルソン)ラストの展開に胸が熱くなった。リリアンが真面目一辺倒でないから、子供たちとちょっと悪いたくらみをする時はなんか応援してしまった。前半のリリアンの過去語りはちょっと食傷気味にも感じたし、高校時代に1ヶ月だけルームメイトだった親友のマディソンになぜそこまで心酔しているのか不思議に思うこともあったけれど、リリアンがマディソンをどれだけ好きかは伝わった。リリアンがシッターとして以上に双子を思うのは、自分の境遇と重ねているところもあるのではなかろうか···。そんなリリアンに、共感しながら読んだ。双子はかわいかった。リリアンと燃える双子の終わらない夏 [ ケヴィン・ウィルソン ]楽天市場2,750円リリアンと燃える双子の終わらない夏【電子書籍】[ ケヴィン・ウィルソン ]楽天市場2,750円■誰かがこの町で(佐野広実)ハラハラして一気読みした。セレブ向けの住宅街で 起きた19年前の一家失踪事件を巡るサスペンス。同調圧力の恐怖。それにしても、街の中に犯罪はないから、犯人は外の人!街の外ではやりたい放題っていうのが見えるたびに、ゾワゾワした。誰かがこの町で [ 佐野 広実 ]楽天市場1,925円【中古】誰かがこの町で /講談社/佐野広実(単行本(ソフトカバー))楽天市場479円■今宵もお待ちしております3(北川みゆき)過去の話に登場した人が出てきて、その後の活躍が見れたりして、良かった。仕事や恋に頑張ってるけどどうしても上手くいかない時があって、それを癒してくれる「更」みたいな場所があったら良いなぁ~。って感じた。彼氏にふられて、部署移動になって、積み上げてきたものが無くなった気がするっていう不安さがあっても頑張る主人公に泣けた。理解ある上司と、更でほっとしたときの安心に泣けた。全体通して、最後はほっとできる流れなのが良いよね。今宵もお待ちしております(3) (フラワーコミックス) [ 北川 みゆき ]楽天市場550円今宵もお待ちしております(3)【電子書籍】[ 北川みゆき ]楽天市場528円
2023年1月読書まとめ(リンクのみ)1月のお気に入り本■コワい話は≠くだけで。1(影山五月/原作:梨)実話怪談をマンガにしている風だが、この作者の作風からして、全体を通しての仕掛けが今後なにか出てくるのでは…?と、思えてしまう、不気味な余韻がある。1巻で、それぞれ不気味な話が複数+マンガを描いている人の身にも?的なにおわせだけだが、単話でもそれなりにホラーしている。完結してから真価がわかる感じかな?コワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS) [ 景山 五月 ]楽天市場726円■99%離婚 モラハラ夫は変わるのか(龍たまこ)ネットでオススメ出てきたので読んだ。モラハラ夫の話なんだが、モラハラ夫が自分でNoMAという会を見つけて、自分に向き合って変わっていく過程が描かれており、非常に分かりやすく、良くできた本だった。「女性は自分がやっていることが加害だと自覚しやすいのに対して、男性は(略)自覚しづらい」など、実際の現場のコラムも興味深く読んだ。99%離婚 モラハラ夫は変わるのか [ 龍 たまこ ]楽天市場1,210円■名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件(白井智之)人民寺院の集団自殺事件という実際の事件をベースにしたフィクション(実際の事件がベースのフィクションは大好物)。これでもかというくらいの数の推理が次々に語られ、後半の怒涛の展開。すごい。立場によって成立する推理がそれぞれ用意されているなど、なぜ複数の推理が出てくるかの理由も語られているので納得感もある。ネタバレはだめなタイプの作品なのだけど、MRCのネタバレトークショーは面白かった。名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件 [ 白井 智之 ]楽天市場2,090円■城の少年(菊地秀行 著/ Naffy 絵)菊池秀行先生による物悲しい、孤独な少年と流浪の少女の出会いと恋の話。広大な城でたったひとり暮らす少年。彼はいったい何者なのか?物語の中にヒントは散らばっていて、少しずつ見えてくるものがある。吸血鬼のなりそこないだったさらわれた少年は、ロマニーの少女に魅せられて吸血鬼となり、追われる身になってしまうが、少しの間戻ってきた彼女と時を過ごす事ができたようで良かった。それでもなお寂しい。子供の絵本コーナーにあったけど、大人の方が楽しめそう。城の少年 [ 菊地秀行 ]楽天市場1,760円■遠い町から来た話(ショーン・タン)ショーン·タンによる、幻想的な絵と短編。独立して出版されている「エリック」をはじめ、様々なテイストの作品が並ぶ。「備えあれば」「棒人間たち」「底を流れるもの」「葬送」は社会風刺もあった気がする。「名前のない祝日」は、ちょっとやだなw。「ペットを手作りしてみよう」「遠くに降る雨」はコラージュっぽくて、ページが楽しい。少年の日の冒険、おじいさんとおばあさんの冒険など、ノスタルジックさもあって、印象的。遠い町から来た話 [ ショーン・タン ]楽天市場1,980円■たべてあげる(ふくべあきひろ)めっちゃコワイ!なかなか可愛らしい男の子の表紙と思ったけど、救いのないラストに戦慄した。本当にコワイ。好き嫌いの多い男の子の前に、小さい自分が出てきて「たべてあげる」っていうから、嫌いなもの全部あげてたら、いつのまにかその子が自分よりも大きくなってしまって···。後悔して泣いてるけど、救われなかった!なんてラストだー(泣)たべてあげる [ ふくべ あきひろ ]楽天市場1,320円
多重解決ミステリーの傑作。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件 [ 白井 智之 ]楽天市場2,090円名探偵のいけにえー人民教会殺人事件ー【電子書籍】[ 白井智之 ]楽天市場2,090円名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―Amazon(アマゾン)1,881円
横浜を舞台にしたハートフル連作短編集。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿横濱エトランゼ (講談社文庫) [ 大崎 梢 ]楽天市場726円横濱エトランゼ【電子書籍】[ 大崎梢 ]楽天市場726円横濱エトランゼ (講談社文庫)Amazon(アマゾン)726円
小島監督がオススメしていた本。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿プリンシパル [ 長浦 京 ]楽天市場2,310円プリンシパル【電子書籍】[ 長浦京 ]楽天市場2,310円プリンシパルAmazon(アマゾン)2,310円
この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿「白い巨塔」の誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 平居 紀一 ]楽天市場779円「白い巨塔」の誘拐【電子書籍】[ 平居紀一 ]楽天市場780円「白い巨塔」の誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon(アマゾン)125〜2,262円
この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 平居 紀一 ]楽天市場880円甘美なる誘拐【電子書籍】[ 平居紀一 ]楽天市場880円甘美なる誘拐 (宝島社文庫)Amazon(アマゾン)792円
電子端末で、100冊以上の児童文学が読める。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿小学館世界J文学館 [ 浅田 次郎 ]楽天市場5,500円小学館世界J文学館Amazon(アマゾン)4,400〜11,000円
『蟻の棲み家』の木部美智子シリーズ。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿殺人者 (新潮文庫) [ 望月 諒子 ]楽天市場825円殺人者(木部美智子シリーズ)【電子書籍】[ 望月諒子 ]楽天市場715円殺人者 (新潮文庫)Amazon(アマゾン)289〜2,310円蟻の棲み家 (新潮文庫) [ 望月 諒子 ]楽天市場825円蟻の棲み家(新潮文庫)【電子書籍】[ 望月諒子 ]楽天市場825円蟻の棲み家(新潮文庫) 木部美智子シリーズAmazon(アマゾン)742円
貧困も描く、骨太社会派サスペンス。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿蟻の棲み家 (新潮文庫) [ 望月 諒子 ]楽天市場825円蟻の棲み家(新潮文庫)【電子書籍】[ 望月諒子 ]楽天市場825円殺人者 (新潮文庫) [ 望月 諒子 ]楽天市場825円殺人者(木部美智子シリーズ)【電子書籍】[ 望月諒子 ]楽天市場715円蟻の棲み家(新潮文庫) 木部美智子シリーズAmazon(アマゾン)742円殺人者 (新潮文庫)Amazon(アマゾン)289〜2,310円
紀伊國屋書店新宿で昨年12月2日に行われた、島本理生先生のトークイベントにいってきました。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿憐憫 [ 島本理生 ]楽天市場1,540円憐憫【電子書籍】[ 島本理生 ]楽天市場1,500円憐憫Amazon(アマゾン)1,350円
元航空機設計者が描く、自衛隊と民間航空機のメーカーが繰り広げる物語。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿ああああオーバースペック [ 未須本有生 ]楽天市場1,980円オーバースペック OVERSPEC【電子書籍】[ 未須本有生 ]楽天市場1,980円オーバースペックAmazon(アマゾン)1,980〜4,750円
1月の読書メーター読んだ本の数:79読んだページ数:5649ナイス数:1125どうぐのおばけ (せなけいこ・おばけえほん)の感想古いものを大事にしていたら、付喪神になって、そのおかげで、おばあさんは命拾いしました。ものを大事にするのはよい事だよね。読了日:01月27日 著者:せな けいこパンダどうぶつえん 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPにこにこえほん)の感想動物園を人気にするために、パンダを募集してオーディションをする園長。でも、にせものばっかり集まって…。オーディションシーンは、いろんな形のニセモノパンダが次々現れて、楽しい。ニセモノパンダの展示→パンダじゃないとバレてからの展開が、とってもすてき!読了日:01月27日 著者:おおの こうへいねぎぼうずのあさたろう〈その5〉いそぎたび そばがきげんえもん (日本傑作絵本シリーズ)の感想大事な使命をもったそばがきげんえもんが財布を盗まれ困っているところに遭遇したあさたろうたちは、にきちの暗躍で、財布を取り戻すも、お家騒動に巻き込まれ…。あさたろうはやっぱり強い!おとうちゃんとは再会したけどすぐお別れなんですね。一緒に旅はしないのか~。読了日:01月27日 著者:飯野 和好ねぎぼうずのあさたろう その4 (日本傑作絵本シリーズ)の感想浪曲風とあるが、落語や歌舞伎など日本の古典芸能に多いようなストーリー展開が、ねぎぼうず主演の絵本になっていて、とても良いシリーズだなと思っている。その3ではどうやら、胸がいっぱいで、父のながきちに声をかけることができなかったらしいあさたろう。あさたろうは偶然から、ながきちに縁のあるおてつさんを助け、更にはおてつさんの父親の敵討ちを、ねぎ汁でお助けする。それを見ているながきち…。二人の再会はいつ~?読了日:01月27日 著者:飯野 和好ねぎぼうずのあさたろう〈その3〉人情渡し舟 (日本傑作絵本シリーズ)の感想(その2未読)。いつの間にか、ニンニクのにきちと二人旅になっているあさたろう。行倒れのおみつを見つけ、近くの寺に運ぶと、おみつの奉公先からの追手が現れ…。ピンチに現れ、追手に金を渡して追い払い、名前も名乗らずに去っていったあの人は…どうやらあさたろうのとうちゃん??なかなかアツい展開になってきたな~。読了日:01月27日 著者:飯野 和好ねぎぼうずのあさたろう その1 (日本傑作絵本シリーズ)の感想村の悪者”やつがしらのごんべえ”から、おようちゃんを助けたことで、村を出ることになってしまった、主人公あさたろう。旅の途中で、ごんべえに送り込まれた刺客に襲わるが、母が持たせてくれたわさびと唐辛子で勝利!でも、村にはしばらく帰れないので、旅は続くのだった…。手書きの文字も楽しい。浪曲風の節で読むと最初にあり、地の文ではなく、会話中心に書かれているので、声にだして上手に読めると楽しそうだけど、二代目広沢虎造風浪曲節って、すごく難易度高そう!!!読了日:01月27日 著者:飯野 和好ぼくはたまごにいちゃん (おはなしのくに)の感想まだまだ甘えていたいので、卵の殻から出ないことにしているたまごにいちゃん。そのせいで起こる不都合もあるけれど、努力もあって、まだからは無事。両親、ひよこになった弟たち、ニワトリになっている友人たち、みんなが、たまごにいちゃんの主張を尊重しているところが良い。子供の成長は、それぞれで、無理強いすることなく自分が思ったタイミングで成長してくれればよいという、お母さんの気持ちにじーんとした。読了日:01月27日 著者:あきやま ただしはらぺこゆうれい (せなけいこ・おばけえほん)の感想幽霊になてもはらぺこなんて、幽霊の世界も大変だ~。前半は中国の『幽明録』という話がしたじきになっているそうだ。ラスト、もうはらぺこじゃないなら、めでたしめでたしなのかな?読了日:01月27日 著者:せな けいこドラキュラーってこわいの? (えほんひろば)の感想どうやら『ドラキュラーだぞ』(未読)の続編らしい。うさぎの兄弟にびんに閉じ込められて、風船にくくられて、空に飛ばされてしまったドラキュラーさん…。前の話でどれだけ悪者だったのかによるけれど、この話ではひたすら不運…。読了日:01月27日 著者:せな けいこおばけいしゃ (せなけいこ・おばけえほん)の感想ある夜やってきたひとつめ小僧を治療したら、おばけの間で評判になり、夜ごといろんなおばけがやってくるようになってしまったお医者さんのお話。患者さんたちの様子がかわいそうではあるが、どこかユーモラスで、楽しい。読了日:01月27日 著者:せな けいこエレベーター (ゾッとする怪談えほん)の感想ひとりで古いエレベーターに乗る時の不安な感じがよく描けている。読了日:01月27日 著者:有田奈央ふしぎなあおいふく (ポプラ社の絵本)の感想一目で気にって買った青い服を着ておでかけする女の子。きっとこれは魔法の服で、ボタンをおしたらこんなことがおきるんだ!新しい服を着たときの無敵な感じが、すごくかわいかった。東京事変の歌にも「女の子は誰でも魔法使いに向いてる」とある。女の子はみんな魔法が使える。読了日:01月27日 著者:サトシンみーんなパンダ (おひさまのほん)の感想パピプペ村のパンダ。みんなにせがまれて「パンダ!」と唱えると、あら不思議、みんな白と黒のパンダの柄になっちゃった。うさぎパンダ、かえるパンダ、ねこパンダ…。特徴は残しつつの変身がなんだかかわいい。いたずらっこたちは、ワニやライオンまでパンダにしてしまい、村は大騒ぎ。でも、雨がふったら元通り。不思議な村の人気者、パンダさんのお話。ライオンが猫を捕まえている絵が、すごく好きだった。かわいかった。読了日:01月27日 著者:石井 聖岳モモンカ゛のはいたつやさんとミーちゃんへのフ゜レセ゛ントの感想どんぐり森の配達屋のモモンガ。ある日、配達屋のゴイサギさんが、虫食いの宛先でみーちゃん宛のおもちゃを持ってきた。ところがミーちゃん一家は送り主に心当たりがないようで…?誤配達から生まれる子ネズミとハリネズミのおじいさんのあたたかい交流を描く。そして、ふたりをつないだのは、モモンガの配達屋さん。森の風景、動物のイラストがあたたかいタッチで描かれていて、読後に笑顔になる。読了日:01月27日 著者:ふくざわ ゆみことしょかんのよるの感想ネズミをおいかけて、夜の図書館に足を踏み入れたキツネ。本なんて存在さえ知らなかったけれど、ネズミの言葉たくみな誘いに、はじめて本を読む。字は読めないけれどなんだか楽しい…!次の夜も、また次の夜もやってきては本を開き、やがては、字が読めるようになりたい!となる。キツネが本とであって、自分の世界をどんどん広げていく様子が、かわいい絵で表現されている。最後のページのほのぼのとした様子が、とても印象に残る。読了日:01月27日 著者:ローレンツ パウリうさぎ小学校の感想1924年にドイツで出版されてから、現在まで長く読み継がれている絵本。学校に石板を持っていくなど、多少の古さはあるが、初登校へのワクワク感、授業で新しいことを知るおどろき、休み時間に怒られてしまう姿などが生き生きとうさぎの姿で描かれていて、子供のころの気持ちをを懐かしく思い出させる作品だった。読了日:01月27日 著者:アルベルト ジクストゥス14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)の感想外は吹雪の白い世界。あたたかい家の中で、14ひきはゲームを作ったり、おまんじゅうを作って過ごす。完成したら、おまんじゅうを食べながら、家族全員で楽しくすごすのがステキ。キーンとした寒さを描く白い外の世界と、あたたかみを感じさせるオレンジの室内の両方が見れる、すてきな絵本。読了日:01月27日 著者:いわむら かずおまあちゃんのながいかみの感想3人の女の子。一番髪がみじかい、まあちゃんは、ロングヘアが自慢の二人のお友達に負けないように、仰天のロングヘア活用法を次々プレゼンする…!せんたくもの干したり、牛を捕まえたり、ユニークで楽しい。ケアについて、(これから生まれる予定の!?!?)10人に妹たちが並んで溶かしている姿は女の子の夢~って感じが特にした。お友達もまあちゃんのプレゼンに「それいいかも!」って言っていて、すてきな子供の世界。読了日:01月27日 著者:高楼 方子城の少年の感想菊池秀行先生による物悲しい、孤独な少年と流浪の少女の出会いと恋の話。広大な城でたったひとり暮らす少年。彼はいったい何者なのか?物語の中にヒントは散らばっていて、少しずつ見えてくるものがある。吸血鬼のなりそこないだったさらわれた少年は、ロマニーの少女に魅せられて吸血鬼となり、追われる身になってしまうが、少しの間戻ってきた彼女と時を過ごす事ができたようで良かった。それでもなお寂しい。子供の絵本コーナーにあったけど、大人の方が楽しめそう。読了日:01月26日 著者:菊地 秀行くまの木をさがしにの感想誕生日に"自分がかわいい!"と思うくまのぬいぐるみが欲しい「きのみ·きのこ」ちゃんは、誕生日の神様に手紙を出す。返事には、くまのぬいぐるみがたくさんなっている木までの地図があり、自分でかわいいのを選ぶようにとあった。きのこは行動力がある。長い道のりの中で、動物たちと交流しながら、自分の願いを叶えるためこわい洞穴も越えていく。宝物を自分で見つけることができた誕生日は、何よりも素晴らしい日になったことだろう。読了日:01月26日 著者:佐々木 マキ名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の感想人民寺院の集団自殺事件という実際の事件をベースにしたフィクション(実際の事件がベースのフィクションは大好物)。これでもかというくらいの数の推理が次々に語られ、後半の怒涛の展開。すごい。立場によって成立する推理がそれぞれ用意されているなど、なぜ複数の推理が出てくるかの理由も語られているので納得感もある。ネタバレはだめなタイプの作品なのだけど、MRCのネタバレトークショーは面白かった。読了日:01月25日 著者:白井 智之遠い町から来た話の感想ショーン·タンによる、幻想的な絵と短編。独立して出版されている「エリック」をはじめ、様々なテイストの作品が並ぶ。「備えあれば」「棒人間たち」「底を流れるもの」「葬送」は社会風刺もあった気がする。「名前のない祝日」は、ちょっとやだなw。「ペットを手作りしてみよう」「遠くに降る雨」はコラージュっぽくて、ページが楽しい。少年の日の冒険、おじいさんとおばあさんの冒険など、ノスタルジックさもあって、印象的。読了日:01月24日 著者:ショーン タンエリックの感想不思議なテイストの絵本。エリックは何者なのか?エリックが残して言ったものを見ると、例えようもないくらい胸が温かくなった。読了日:01月24日 著者:ショーン・タンふたごだよ (ポプラ社の絵本)の感想世の中にある、2つセットで使われいるものが次々出てくる。手袋とか、スニーカーとか、自転車のタイヤとか、ヘッドフォンとか…。意識したことなかったけど、確かにペアっていっぱいあるな~と、楽しく読みました。ラスト、そっくりだけど、僕らは双子じゃない…。え!!!って考えちゃいましたw読了日:01月20日 著者:サトシンへぇこいたのだれだ?の感想タイトルからもう笑っちゃうよ!暗い部屋の中にひびくオナラの音「へぇこいたのだれだ?」「俺じゃない」と言い合いになる3人兄弟。へぇをこいた犯人がわからぬまま、げっぷなども飛び出て…。「げっぷをしたのはオラだけど、へぇはオラじゃない!」とのこと。兄弟の身体の色に合わせて、セリフの文字に色がついており、セリフだけで話が進んでいくのが楽しい。カーテンをあけて明るくなった部屋に再度響く、オナラのぶー音の出どころは…。あはは((´∀`))読了日:01月20日 著者:平田 昌広もっとひつじぱん (たんぽぽえほんシリーズ)の感想シリーズ2冊目らしい。ぱんぱかぱーんと、かわいいひつじさんが、いろんなパンを焼いていく。歌うようなリズミカルな言葉が楽しい一冊。作者は『たまごにいちゃん』シリーズのあきやまただしさん。読了日:01月20日 著者:あきやま ただしポーチとピース-とうしについてかんがえるえほんの感想たぬきのポーチは食べ物をあるだけ食べて、冬になると困り顔。一方リスのピースは食べきれない分の食料を保存して、冬に困っているポーチに相談を受けると「秋になったらその分返して」という約束をして食べ物を分けてあげることに。ピースは次の秋には木を植えて、更に安定した木の実の確保をはじめ、食べ物を借りに来た動物たちに労働の協力をとりつけたりと、経営手腕を発揮。なぜピースは豊かに暮らしているのか?と、ポーチが考え出すところまでが描かれていた。なるほど~。小さい子たちはこの本から何を感じるのかな?絵はとってもかわいい。読了日:01月20日 著者:倉橋隆行ほげちゃんとおともだちの感想ほげちゃんは、ゆうちゃんがお友達のおうちに遊びに行くのに同行。初めて見るおもちゃたち。ゆうちゃんたちがお出かけしている隙に動き出すほげちゃん。対してお友達のおもちゃは最初はピクリともせず…。だんだん傍若無人に振る舞うようになるほげちゃんに、おもちゃたちも動き出し…。家の中はしっちゃかめっちゃかに…。でも、今まで動くことなくすごしていた、おもちゃたちにとって、ほげちゃんとの出会いは新しい扉をひらいたのでは…?歌ったり、はしご車(のおもちゃ)を運転したり、おもちゃたちの楽しそうに遊ぶ姿は、ほっこりした。読了日:01月20日 著者:やぎ たみこオレ、おおきくなるのいやの感想元パフォーマーの小林賢太郎さんが訳。「おおきくなるのはいや」というカエルの男の子。だからごはんは食べないと主張。大きくなることのデメリットを次々展開。対するお父さんは、ブタさんなどの援軍を得て、大きくなることのメリットを戦わせます。セリフでのディスカッションのみで展開される絵本は、アメリカなテイストの動物たちのイラスト、吹き出しのなかの文字もおしゃれで、楽しかった。最終的に大きくなるためにご飯を食べることを受け入れたカエルの少年だが、泥まみれのまま「お風呂に入るのはまた別問題」と言い放つラスト。笑った。読了日:01月20日 著者:デヴ・ペティふしぎなふうせんの感想おじいさんが道におちていた風船を膨らましたら、風船が歌いだして、おじいさんを空に…。慌てておばあさんが止めに来ると、風船はまた歌って更に膨らみ空へ…。犬も猫もみんなまとめて空へ…。どうやったら風船の歌は止まるのか?ちょっとハラハラしました。無事にみんな地上に帰れてよかった。助けてくれたのは、たくさんのネズミたちの、へたっぴ~な歌声というのが良いラスト。巻末に、風船が歌っていた歌の楽譜もついていました。読了日:01月20日 著者:中川 ひろたかほうれんそうは ないています (ポプラ社の絵本)の感想原発の事故と食品についての絵本。考えさせられた。ほうれん草は食べてもらうことができなくて泣いているという事を切々を訴えかけてくる。読了日:01月20日 著者:鎌田 實ブタヤマさんたらブタヤマさん (えほんのもり 9)の感想蝶をおいかけるのに夢中なブタヤマさん。背後には、おばけや怪物が迫っている…。まさに、「志村うしろうしろ!」状態ではありますが、当のブタヤマさんは、背後のピンチに気づくこともなく、前を向いて、蝶を追い求める。不思議で味わいがある絵が、比較的怖いシチュエーションを、ユーモラスな図にしていて、そこが良かった。読了日:01月20日 著者:長 新太パンやのろくちゃん でんしゃにのって (おひさまのほん)の感想シリーズものみたいだけど、これがはじめて。パンやのろくちゃんは、おじいさんと一緒に電車にのって、田舎のおばあちゃんにお届け物をしに行きます。でも、おじいちゃんは、若い女の子とのおしゃべりに夢中になってしまい…。ろくちゃんは、知り合いに出会ったり、知らない人ともお話したり、ちょっとした一人旅気分も味わえて、楽しそうだった。しかし、トンネルに入ると、森の動物たちがぎゅうぎゅうに乗ってきてしまい…。ろくちゃん、ピンチな後半だった。読了日:01月20日 著者:長谷川 義史からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)の感想カラスのパンやさんの四羽の子どものうちのひとり、赤い鴉のりんごちゃんが主人公。お友達のイソちゃんと一緒に、お友達の農園のやさいを売るため、近くにやおやさんを開くことに。値段を決めたり、売り方の工夫をしたりしながらやおやさんを展開していると、畑の野菜はあっというまにからっぽに…。そこに、野菜を売りたい別の団体が現れ…。有名なカラスのパンやさんに、こどもたちそれぞれの独立した話があるはついこの間まで知らなかったので、楽しく読めてよかった。時代の流れか、結婚して終わる話ばかりだね。読了日:01月20日 著者:かこ さとしキャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)の感想道で出会ったキャベツくんと、ブタヤマさん。おなかがすいているブタヤマさんは、キャベツくんを食べようとしますが…。「ぼくを食べるとキャベツになっちゃうよ」、空に浮かぶのは、鼻がキャベツになってしまったブタヤマさんの姿。そこでブタヤマさんは、他の誰かがキャベツくんを食べたらどうなるか聞きました。ネズミやライオン、クジラまで、ありとあらゆるキャベツ・トランスフォームが楽しめる一冊。最後は、キャベツくんのやさしさにほっこりした。読了日:01月20日 著者:長 新太999ひきのきょうだいのおひっこしの感想999匹のオタマジャクシが、カエルに成長。今まで住んでいた池では、ちょっと手狭なので、お引越ししましょう…。999匹のカエルの子どもたちと、父母の長い長い引っ越しの列は、天敵に狙われてしまいはるか上空まで持ち上げられてしまうのでした…。でも、1000匹以上のカエルが連なったら、こりゃたまらん。鳥がおっことして絶対絶命かと思いきや???瓢箪から駒って、こういう感じ?でも、めでたしめでたしなので、良かった。読了日:01月20日 著者:木村 研999ひきのきょうだいのはるですよの感想春がきて、子供たちを起こしたお母さんカエル。でも、大きいお兄ちゃんだけは、まだねむくてねむくて…。寝坊して、起きたら起きたで、問題を起こすし…もう!でも、カメさんはカエルに起こしてもらったから、例年は見れない満開の桜が見れたんだね!それはよかった。読了日:01月20日 著者:木村 研ぎょうれつ いろいろの感想行列がリンクしていく、楽しい絵本。動物園の行列、車の行列、ありの行列と、日々の生活の中でみかける行列を様々紹介してくれる。今見ている行列の近くにある別の行列が次々出てくるので、次は、どんな行列がでてくるのかな~とわくわくしながらページをめくった。絵がとても、シンプルでかわいかった。読了日:01月20日 著者:accototoかいじゅう たくはいびん (講談社の創作絵本)の感想あるひ突然ぼくの前に届けられた、”大事な卵”。お世話して、ぼくが卵を孵化させることに…。卵が割れないように、工夫したりして、いっしょうけんめいな男の子がかわいらしい。それを見守る恐竜たちも、頼りないけれど憎めない。みんなで協力してやっと生まれた恐竜の赤ちゃんを見失ってしまい…。この作者が出している他の作品にある、絵から何かを探す要素もあって、楽しめた。読了日:01月20日 著者:澤野 秋文コリンのお店びらきの感想フリーマーケットを通して、いろんなことを学んだり、思い出の品について考えたりして、1年生のコリンが成長する物語。山西ゲンイチさんの絵がかわいい!!コリンは1年生だからいらなくなったものをフリーマーケットで売ることにする。両親のフリーマーケットの横で、自分のお店を開くコリン。ほしいけどお金がない子には物々交換を提案したり、値段についての話などを通して、様々な考えを広げていくコリン。賢くて、良かった。読了日:01月20日 著者:ひこ・田中くろくんとちいさいしろくん (絵本・こどものひろば)の感想くろくんたちの優しさが伝わるお話。くろくんたちの前に現れたのは、小さいクレヨンのしろくん。みんなで仲間を探すけど、見つからず、不安がるしろくんのために、みんなで箱の幅を広げて、仲間にいれてあげることに。くろくんたちは、皆優しい。みんなが眠っている間に、しろくんの仲間たちが迎えに来て…。皆を起こさずに行ってしまったしろくんだったけど、最後には浮き出るメッセージを残していて、しろくんが仲間と再会したことと感謝が綴られていた…。読了日:01月20日 著者:なかや みわくろくんとなぞのおばけ (絵本・こどものひろば)の感想箱の右端からクレヨンが段々いなくなる···夜毎にクレヨンは消えていき···、最後はくろくんだけになってしまった···!と、ホラーな感じで始まるけど、ねずみの家族が病気のおじいさんねずみに向けた優しさのハートフルストーリーだった。見開きいっぱいの夜空のイラストにあたたかさを感じる。笑顔を残して天寿をまっとうするお別れのお話でもあった。読了日:01月20日 著者:なかや みわへびのみこんだ なにのみこんだの感想横長の絵本。へびは、望みがあって色々なものを飲み込む。白い背景に、のみこんだものの影響で一部の形が変わってしまった黒いへびの絵。次のページでは、へびの中になにが入っているかの答え合わせ。ソフトクリームに始まって、獲物は大きくなり、へびも左手ページにちょこんといたやつが右ページまで成長してくる。友達欲しくてベンチに座った子供たちをのみこんだり、大きくなりたくて山々とふもとの村をのみこんだり、スケールでかくて、ちょっとコワイw光を求めたへびは···。太陽はでかすぎw太陽がのみこまれたあとのページは···。読了日:01月20日 著者:tupera tuperaへんなどうぶつ みつけたよの感想佐々木マキさんのイマジネーション。既存の動物にちょっとひねりが入った、空想の動物たちの図鑑。夜になると空をとぶ「ブタコウモリ」、新聞の切れ端に擬態している「カミクズバッタ」、森の仲間の身長をはかってくれる「メモリヘビ」など。「サメモドキ」の顔が絶妙にむかついたw読了日:01月20日 著者:佐々木 マキかいぶつになっちゃった (ぱっくんおおかみのえほん)の感想なんとも不思議なお話!あと、作者 木村泰子さんのユーモラスでちょっとコワイような動物の絵がくせになる。森の中の洋館で怪物に出会った(と思った)小鳥は、その怖さを皆に伝える。森の仲間たちはみんなでくっついて大きくなり、怪物に対抗すべく洋館に乗りこむが···。実は怪物なんていなかったんだ!でも、くっついた皆の体は離れなくなって、いつの間にか大きな怪物に···。洋館にいる怪物って···?面白い。読了日:01月20日 著者:木村 泰子せかいかえるかいぎ (ポプラ社の絵本 48)の感想「せかいかえるかいぎがあるらしい」そんな噂が、カエルたちの間に広がって···。青いカエル、赤いカエル、イボイボカエル、いろんなカエルが集まって···「せかいかえるかいぎってなんだ?」の繰り返しだけど、日本語の楽しい感じがそこかしこで跳ねていた。本文だけじゃなく、ページいっぱいに描き込まれたたくさんのカエルたちの会話も、「会議に懐疑的」「会議は踊る」なんて、ちょっとおしゃれ。作者のカエルへの愛があふれまくってる一冊だった。カエルの絵はかわいいけど、結構リアル。(なので、カエルが苦手な人はだめかも)読了日:01月20日 著者:近藤 薫美子ねこふんじゃった (せなけいこのえ・ほ・ん)の感想おなじみの♪ねこふんじゃった~に、せなさんが歌詞とかわいいイラストをつけている。かわいくて、ちょっと気が強そうな白いねこと女の子のやりとりがたのしい。読了日:01月20日 著者:せなけいこねむいねむいねずみとおばけたち (PHPわたしのえほんシリーズ)の感想ねむいねむいねずみが森の中で寝ようとすると、その度、オバケが邪魔して、眠れない···。どうなってるのこの森は?でも、謎は謎のまま···。佐々木マキさんの描くオバケの造形は、ありそうでない感じがクセになる。ねずみがお母さんを思いだすパートは、いつみても切ないです。読了日:01月20日 著者:佐々木 マキはっけよい! おせちばしょの感想おせち、一の重のセンターをかけたおせちたちの相撲勝負。今年はダークホースの黒豆が勝ち上がって···。ふだんは食べないおせち料理だけど、可愛い絵と説明もあり、子供にもわかりやすいのでは。文章のリズムも良くて、読みきかせする人にも良さそう。柴田ケイコさんの絵が、ユーモラスでかわいいのも良かった。それにしても、黒豆くんの愛しいあの子は、羽子板さん家の羽根ちゃんなのねwはねちゃんがまたかわいらしかった。読了日:01月20日 著者:奥原弘美おじさんのかさ (講談社の創作絵本)の感想おじさんは立派な傘を持っているけれど、濡らしたくないから、雨の中では開かない。ある日公園で小さなこどもたちに出会い、傘に雨があたる音の楽しさを知る。「あめがふったらポンポロロン」楽しいリズム。おじさんと周囲の人の表情の変化もあり、考え方が変わっていく楽しさが伝わってくるお話。読了日:01月20日 著者:佐野 洋子読書メーター
1月の読書メーター読んだ本の数:79読んだページ数:5649ナイス数:1125ベッドのなかはきょうりゅうのくに (絵本・こどものひろば)の感想おやすみ前の絵本の時間、でも、お母さんは赤ちゃんの泣き声が聞こえてそっちに行ってしまった…。「つまんないの」、ぼくはベッドにもぐりこむと…。なんとなんと、ぼくのベッドは、恐竜の国とつながっていた!ティラノサウルスに追いかけられ迷子になったランベオサウルスと出会ったぼくは、その子をベオと名付け、お母さんを一緒に探し始める。他の恐竜に情報をもらったりして、ベオをお母さんのところに連れていくぼく、ピンチも機転でのりきる!おうちのベッドに無事に帰れてよかった。読了日:01月20日 著者:まつおかたつひでたべてあげるの感想めっちゃコワイ!なかなか可愛らしい男の子の表紙と思ったけど、救いのないラストに戦慄した。本当にコワイ。好き嫌いの多い男の子の前に、小さい自分が出てきて「たべてあげる」っていうから、嫌いなもの全部あげてたら、いつのまにかその子が自分よりも大きくなってしまって···。後悔して泣いてるけど、救われなかった!なんてラストだー(泣)読了日:01月17日 著者:ふくべ あきひろあきらがあけてあげるから 【3歳 4歳からの絵本】の感想小さくてお菓子の袋や瓶の蓋をあけられないあきらが、大きくなったら色々開けて、みんなの役にたってる将来を想像。空想も楽しいけど、お父さんが「息子が小さいうちにたくさん開けてあげたい」って思う親の愛情もあって、感動しちゃった。力がないあきらにも開けれるものがわかったし、かわいいお話で良かった。読了日:01月17日 著者:ヨシタケ シンスケおばけだじょの感想絵の力がすごくて、印象に残る。怖いけど、ユーモラスなおばけのアップがたくさん。カエルにとってのおばけは、蛇かぁ~。大人はクスッとするかも。読了日:01月17日 著者:tupera tuperaきみのことが だいすきの感想ふわふわの森の動物たちの絵に、優しい言葉がのっている。疲れた時に、肯定してくれる感じが癒される。すべての言葉が、面と向かった相手に向けて発している肯定的なフレーズなので、ほっこり。読了日:01月17日 著者:いぬい さえこコワい話は≠くだけで。 1 (BRIDGE COMICS)の感想再読。話が進むと不安感が増すので、早く2巻が読みたい。読了日:01月16日 著者:景山 五月特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕の感想2作目も前作同様、犯人がわかってからの展開がすごい。しかし、動機も含めて胸くそ悪い話だった。アサドもカールもクセがスゴい。読了日:01月16日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン99%離婚 モラハラ夫は変わるのか【電子限定カバー版】 (LScomic)の感想ネットでオススメ出てきたので読んだ。モラハラ夫の話なんだが、モラハラ夫が自分でNoMAという会を見つけて、自分に向き合って変わっていく過程が描かれており、非常に分かりやすく、良くできた本だった。「女性は自分がやっていることが加害だと自覚しやすいのに対して、男性は(略)自覚しづらい」など、実際の現場のコラムも興味深く読んだ。読了日:01月13日 著者:龍 たまこ恐怖箱 怨霊不動産 (竹書房怪談文庫 HO 502)の感想竹書房怪談文庫で活躍の執筆陣による物件怪談のアンソロジー。単著を読んだことがない人のもあったので、楽しめた。つくね乱蔵先生による『○○家』シリーズが読みごたえあって良かった。「幸運の家」は、今まで読んだことないタイプの怪談で、好きだった。他の作家陣のも良かった。読了日:01月12日 著者:加藤 一,煙鳥,神沼三平太,高野 真,住倉カオス,高田公太,橘 百花,つくね乱蔵,戸神重明,内藤 駆,ねこや堂,服部義史,久田樹生,松本エムザ,渡部正和理科室殺人事件 (なかよしKC)の感想懐かしの少女コミックのサスペンス。学園を舞台にほんのり恋心もありつつ、2時間サスペンスばりの殺人事件が展開する。中編2本。読了日:01月10日 著者:高階 良子特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕の感想面白かった。割りと早めに犯人と目的がわかるけど、捜査サイド以外の視点人物のストーリー展開があるので、時間との競争がスリリングさを保っていて飽きさせない。読了日:01月08日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスンあげくの果てのカノン 1 (ビッグコミックス)の感想異星生物に襲来を受けている東京に暮らす、片想い中のカノンの恋と生活。まだ1巻なのでどうなるかわかんないけど、先は気になる。読了日:01月07日 著者:米代 恭屋根裏部屋の公爵夫人 4 (B's-LOG COMICS)の感想ああ。クロード生きてて良かったよ。そこまでの道のりが長かったけど(マンガの中の時間が長かったが、話はまとまってたのでマンガは長くない)、大団円で泣いた。読了日:01月07日 著者:林 マキ屋根裏部屋の公爵夫人 3 (B's-LOG COMICS)の感想公爵がバカすぎるので、最終手段に出ざるをえなかったのよね。仕方ないけど。使用人たちの手のひら返しにちょっといらっとしたけど···。でもまあ、公爵がやっと改心したみたいで良かったよ。読了日:01月07日 著者:林 マキ屋根裏部屋の公爵夫人 2 (B's-LOG COMICS)の感想主人公が賢いのは良いとして、旦那がバカすぎる。読了日:01月07日 著者:林 マキ伊集院月丸の残念な霊能稼業 2 (Nemuki+コミックス)の感想2巻は雨乞いや、マレビト信仰などの話があって、また面白く読めた。みちるのダメっぷりに黒田がほだされる展開がお約束と化してきたなぁ。武衛が雨ん坊などやたら変なものを拾ってくるのは、その優しさ故かな。将来どんなすごい男になるのかなぁ。読了日:01月07日 著者:魚住かおる伊集院月丸の残念な霊能稼業 1 (Nemuki+コミックス)の感想みちるが黒田の弟子になりにいくところからの続編。黒田が仕事で受けている分、危険な案件も増えそう。みちるのダメなところはそのままに、ただ、みちるの影響で黒田が成長してる気がする。鬼姫、エロひげも健在で嬉しい。民俗学的話、事件ものなどのテーマ選びの良さも、オチの秀逸さも健在。読了日:01月06日 著者:魚住かおる悪霊退散大作戦(8) 冥府の花嫁の巻の感想シリーズラスト?かな。鬼姫が珍しく追い詰められた顔をしているのでハラハラしてしまった。エロひげも鬼姫もみちるのために身体はるから、感動するよ。エロひげには泣かされた。座敷童子の回では、黒田画伯の絵が笑わしてくれた。読了日:01月06日 著者:魚住 かおる悪霊退散大作戦(7) 俺が君の太陽だの巻の感想鬼姫が戦う憑きものファイトと、エロひげ活躍のバレンタイン回。7年前たっくんにチョコレートを渡した後消息を断った少女の行方を探す。キザ光とエロひげの漫才みたいなやりとりも結構好き。読了日:01月06日 著者:魚住 かおる悪霊退散大作戦(6) エロひげ★危機一髪の巻の感想M(ムッシュ)エロヒゲ登場の「イノセントドール」が。武衛の落書きのせいで画面がアホに見えるが、素敵な話で泣いてしまった。この作者は、本当に良い話を描きながら、抜いて笑わすバランスが絶妙なんだよ。好みすぎ。読了日:01月06日 著者:魚住 かおる悪霊退散大作戦(5) 花咲かジジイの屋形の巻の感想因縁のブスロリちゃんvsたっくんの関係は進展せずwハッサクの回は、悲しくて泣くストーリーなのに、ハッサクのビジュアルがかわいすぎて力が抜けた。エロスの館の回は、ラストのコマが好きすぎた。読了日:01月06日 著者:魚住 かおる悪霊退散大作戦(4) ねずみ男とねこ耳野郎の巻の感想アニキ(みちるのストーカー)が強かった。みちるに憑いたキツネを家族で飼うメンタルが強いwみちるはペットとして受け入れられてるしw今後もなんやかや登場の美咲との出会いの話も。飢饉の話など、民俗学的要素の取り入れかたが上手くて面白い。鬼姫もかわいい。読了日:01月06日 著者:魚住 かおる悪霊退散大作戦(3) おいてけ地蔵の怪の巻 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)の感想黒田さんが結構活躍する。最初は嫌なやつかなと言う感じだったけど、真面目な霊能力者で、本シリーズの中では良心的存在かな。堅物で失敗することが多いけど、あんなみちるからもちゃんと学びを得てるとこが、徳が高い。振り回されっぱなしだけど。武衛が、今度は水子の霊を可愛がりはじめてしまったり、本当に武衛には驚かされる。そこが面白い。飢饉、誘拐事件など過去の因縁を解決していくのが良い。読了日:01月06日 著者:魚住かおる悪霊退散大作戦 2巻の感想レギュラーとなるブスロリちゃん登場。気高い。みちる自身はなんも考えてないけど、同情したり同調したりでなんだかんだ霊たちを鎮めていってるところが良い。読了日:01月06日 著者:魚住かおる悪霊退散大作戦(1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)の感想霊が見えるけど、へタレでバカな主人公みちるが「伊集院月丸」と名乗り心霊相談を始める。最初の依頼が稀代の悪霊との出会いなのだが、なんやかや仲良くなってから始まる。悪童(生きてる)武衛(たけえ)を伴って、心霊相談先でやらかしまくるが、誰かしらに助けられて成功するところがハッピーで良い。読了日:01月06日 著者:魚住かおる屋根裏部屋の公爵夫人 1 (B's-LOG COMICS)の感想政略結婚で金がない方が偉そうなのがムカつくなあ。読了日:01月04日 著者:林 マキ悪の華道を行きましょう 1巻 (ZERO-SUMコミックス)の感想こういうの好きかなと思って読んだら好きだった。悪と言いながらも、良いことしてるところが好きだなー。おねだりしてるふりして、自力でビジネスして稼いでるし。主人公がんばれー。読了日:01月04日 著者:やましろ 梅太,真冬日読書メーター
暴力と不幸の果て、運命をぶっ壊す女二人の反撃と覚醒の物語。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫) [ 呉勝浩 ]楽天市場968円雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール【電子書籍】[ 呉勝浩 ]楽天市場935円雛口依子(ひなぐちよりこ)の最低な落下とやけくそキャノンボール (光文社文庫)Amazon(アマゾン)935円
文学フリマで買ったブックガイドで沼に沈む。 この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿◆奇書が読みたいアライさんの変な本ガイド(BOOTH通販)kisyo-arai.booth.pm/items/4303023 #booth_pm遠い町から来た話 [ ショーン・タン ]楽天市場1,980円遠い町から来た話Amazon(アマゾン)777〜5,551円
特殊設定、学園ミステリー この投稿をInstagramで見る May(読書)(@hon.ga.suki)がシェアした投稿教室が、ひとりになるまで (角川文庫) [ 浅倉 秋成 ]楽天市場748円教室が、ひとりになるまで【電子書籍】[ 浅倉 秋成 ]楽天市場748円教室が、ひとりになるまで (角川文庫)Amazon(アマゾン)673円