コーヒーを飲みながら、皆さんのブログを読んだり、自分のブログ記事を書いたり、まったりしていたある日の正午。

お昼休憩に入った彼から電話がかかってきました。

 

午前中、何してた~?デレデレ

 
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洗い物して、洗濯して、後は、ブログ読んだり書いたりしてた。照れ

ふ~ん。今度のブログは何について書くの~?デレデレ

 
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アンタの顔のこと。ニヤリ

は?真顔

 
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ということで(?)、今日は彼の顔について。

 

前回の記事にもチラッと書きましたが、年末に彼の従姉一家に会いました。

彼の従姉には、もうすぐ3歳になる娘さんと3か月の息子さんがいます。

子供好きな私は、3か月の赤ちゃんに会えるのを楽しみにしていました。

 

従姉一家が到着した直後。

挨拶をしにラウンジに行くと、彼のお母さんが赤ちゃんを抱っこしていました。

「可愛い~!ラブ」と彼と一緒に近づくと、赤ちゃんがニコニコ顔ほんわかに。

「あら、数独のことが好きみたいね、この子!指差し」と彼のお母さん。

 

でも、私は気付いてしまったのです。

赤ちゃんが見ていたのは、私の顔ではないということを。

赤ちゃんが笑顔を向けていたのは…、

 

そう、私のすぐ隣にいた彼。

 

しかし、その時は特に気にせず、抱っこさせてもらったり、赤ちゃんの可愛さを満喫しました。

 

その日の午後、彼と2人でベッドの上でゴロゴロしていると。

彼のお母さんが「ちょっと子守りしてくれない?ニコニコ」と赤ちゃんを私たちのもとに連れてきました。

 

とりあえず私たちのベッドに寝かせ、寝返りを打とうとしているのを観察したり。

ぐずったら、私が抱っこしてあやしたり。

「なんか踏ん張ってるけどウンチしてるのかな?ガーン滝汗」と彼と焦ったり。

 

そんなこんなしてる間に、私はまた気付いたのです。

 

彼の顔を見ると、赤ちゃんがニコニコすることに。

私相手だと、こちらがいくらあやそうとしても、無表情なのに。

彼が赤ちゃんにニコッと笑いかけると、赤ちゃんもニコッと返すのです。

 

まさに、『彼→目がハート、私→不満』といった感じ。

 

彼が最後に従姉に会ったのは約10年前。

なので、彼も私も、この赤ちゃんに会うのは今回が初めてです。

 

にしても、このギャップ。

明らかに、私の顔よりも彼の顔を好んでいるようです。

 

「彼の顔に良く反応するのは、ニュージーランド人の顔に慣れているからじゃない?」と思ったそこのアナタ!(誰も思っちゃいない)

確かに、赤ちゃんの両親、祖父母、親戚…、み~んなニュージーランド人です。

見慣れないアジア系の顔にびっくりしているだけかも、と思いたくもなります。

 

しかし!

この仮説を覆す事例があるのです。

 

それは、日本に一時帰国した4年前のこと。

当時、私の甥っ子は5、6か月ぐらいでした。

 

もちろん私の甥っ子は日本人。

私の彼に会うまで、外国の方に会ったこともないと思います。

 

それなのに!(落ち着け)

私の甥っ子は、彼の顔を見てよくニコニコしていました。

まぁ、おかげで甥っ子の可愛い写真がたくさん撮れたのですがえー

 

彼と甥っ子、見つめ合ってニコニコしている写真。

 

甥っ子をあやしながら彼が撮ってくれた一枚。

 

顔隠しの加工をするのがもったいないくらい、ニコニコ顔の可愛い甥っ子。

彼の顔を見るのが好きだったようなので、子守りの時は、私が抱っこし、彼があやす、という担当に分けていました。

 

私の甥っ子も、彼の従姉の息子も、彼の顔が好きなよう。

つまり、赤ちゃんが日本人だろうが、ニュージーランド人だろうが、関係なさそうです。


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彼の顔を見て赤ちゃんがニコニコする。

実はこれ、私の中では納得できる現象なんです。


だいぶ前のことですが、大学で心理学を勉強していた時。

発達心理学の単位を取っている際、「赤ちゃんは美しい顔立ちを好む」という内容の論文を目にしたことがありました。

 

美人な女性と美人ではない女性の写真を赤ちゃんに見せたところ、研究に参加したほぼすべての赤ちゃんが、美人な女性のほうの写真を長く見つめていたとのこと。

(もちろん、2つの写真の明るさや彩度に違いがないように調整しての実験です。)

 

その理由として挙げられていたのは…。

一般的に言って、「美男美女」と人間が感じる顔は、左右対称で整っている顔立ちであることが多いようです。

そして、人間は生まれつき、左右対称で整ったもの、綺麗なものを好む傾向があるそう。

つまり、赤ちゃんが整った顔立ちを好むのは本能であるということ。

 

また、周囲の環境から常に情報を収集している赤ちゃんにとって、整っている顔のほうが情報を集めやすいとも書いてありました。

グチャグチャ(!)なものからよりも、綺麗に整ったものからのほうが情報収集しやすいというのは、確かにそうかもしれません。


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私としては、赤ちゃんに軽くブサイク判定されたような気分ですが笑い泣き

まぁ、第一印象が「顔立ちが彫刻みたいに整っているハンサムな人だなぁ」だった彼が相手では仕方ない。

もし私が赤ちゃんの立場だったら、確かに、私の顔より彼の顔を見ていたいですもん。

 

彼の顔は赤ちゃんに好かれる顔かもしれませんが、抱っことなると話は別。

私の甥っ子は彼に抱っこされると、緊張した面持ちになっていました。

それが理由で、抱っこは私が担当、あやすのは彼が担当、という子守りのシステムができあがったわけです。

 

顔はともかく、少なくとも赤ちゃんに好かれるカラダを私は持ってるぞ!

(肉付きがよくて、ただ抱かれ心地が良いだけかもしれませんがてへぺろ

 

 

彼のおばあちゃんの家で過ごした年末年始について書いています。

 

前回の記事はこちら。

 

今年で90歳になる彼のおばあちゃん。

そんなおばあちゃんの家には、彼も私も見たことのないような古いものがたくさん。

おばあちゃんの話を聞きながらいろんなものを見せてもらいました。

 

突然ですが、これは何でしょう?

 

 

これは、おばあちゃんが子供の時、九九や音楽記号を覚えるために使ったという器具。

両側にある穴にそれぞれ棒を差し込み、答えが合っていれば、左上にある豆電球が点灯する、という仕組みになっています。

真ん中にあるピンクの紙を差し替えることで、違う問題に挑戦できます。

 

もう壊れているだろうと思いながらも、電池を入れて試してみたら…。

豆電球が点灯!

接触不良なところもありましたが、まだ使えてびっくりしました。

 

こちらは、収集家の人が欲しがりそうな古いカメラ。

彼は「どうやって使うんだろう?」と興味深そうにいじくっていました。

 

 

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おばあちゃんの家から車で30分ぐらいのところにある、マイタイベイ(Maitai Bay)というビーチ。

 

 

とても綺麗でしたが、ランチの予約があったので、ちょっと散歩しただけで撤退。

向かったのは、ビーチから車で10分ぐらいのところにある『Karikari Estate』。

ブドウ園 兼 ワイン醸造所 兼 レストランというおしゃれな場所です。

 

(画像はこちらから引用させていただきました。)

 

彼と私の結婚(今年3月予定)、彼の30歳の誕生日(7月)、彼のお父さんとお母さんの60歳の誕生日(1月末と6月)、彼のおばあちゃんの90歳の誕生日(10月)をまとめて祝おう!ということで、彼のお母さんが予約してくれました。

お昼ごろには少し曇り空になっていましたが、外のテーブルで食事をするにはちょうど良い天気でした。

 

 

 

彼のお母さんとおばあちゃんとシェアした、シーフードの盛り合わせ。

エビフライ、イカフライ、カニクリームコロッケ、茹でたエビ、ムール貝、牡蛎などなど。

他にも、フライドポテトやガーリックトーストを注文し、お腹いっぱい。

胃袋がブラックホールのような甥っ子たちも、フライドチキンやフィッシュアンドチップスを頬張り、大満足の表情でした。

 

食べ終わった後、彼と私の結婚を祝って、彼のお母さんが短いスピーチをしてくれました。

結婚おめでとう、日本に移住してしまうのは寂しいけれど、新しい一歩を踏み出そうとしている2人を誇りに思うし、心から応援しているよ、と。

彼も私もその場では照れて笑うことしかできませんでしたが、後でちゃんとお礼を言いました。

 

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私の祖母に似たのか、私はジグソーパズルが大好き!

ですが、買うほどではない…。

そんな私にとって嬉しいことに、彼のおばあちゃんの家にはジグソーパズルがたくさんありました。

 

赤ちゃんが人魚という可愛いパズル。

 

青い部分が意外と難しかった…。

 

赤ちゃんがカタツムリ?!

 

灰色の部分が厄介でした。

 

500ピースの面白いイラストのパズル。

 

『WASGIJ?』というシリーズは、完成品のイラストが分からないジグソーパズル。

ヒントになるイラストが箱に描いてあるので、そのヒントと自分の想像力を利用して、解いていかなければなりません。

 

ジグソーは英語で『JIGSAW』。

それを反対から読むと『WASGIJ』というのが、このシリーズの名前の由来です。

 

ヒントはピクニックをしている一家のイラスト。

何かに驚いているようです。

 

完成品は、クマの一家。

 

ヒントは水漏れ修理に来た男の人たち二人。

こちらも何かにびっくりしている様子。

 

水漏れ修理だけでは済まないかも…?

 

WASGIJのクリスマス版です。

一家は何を見ているのでしょう?

 

すごいクリスマスデコレーション。

サンタが多くて苦労しました…。

 

こちらは「サファリ サプライズ!」というタイトル。

 

動物がたくさん!イラストもかわいい!

私はこのパズルが一番好きでした。

 

今回の休暇、とにかくジグソーパズルをたくさんしました。

100ピースのパズルを4つ。

500ピースのパズルを1つ。

1000ピースのパズルを2つ。

2週間で7つのパズルをしました。

私が1つ完成させるごとに、彼の甥っ子たちも「すごい!おーっ!おーっ!」と感心していました。

 

パズル好きの私は大満足。

今年一年分のパズルをやったぐらいの気分です爆  笑
 

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私たちがおばあちゃんの家にいる間、彼の叔父さん夫婦、彼のいとこ一家(2歳の女の子と3か月の男の子)も遊びに来てくれました。

彼の叔父さん夫婦は「日本に遊びに行くね!」と日本に来る気満々。

彼のいとこの子供たちも可愛かったラブ

もうすぐ3歳になる女の子は、最初は恥ずかしがっていたものの、少し話しかけてみたら、「こいつは大丈夫!お願い」と認識されたのか、一生懸命お話ししてくれました。

3か月の赤ちゃんも抱っこさせてもらいましたが、お腹が空いていたのか、私の胸にかぶりついてきて。

「そこからはおっぱい出ないよ~笑い泣き笑い泣き」と彼と爆笑。

やっぱり赤ちゃんは可愛いなぁ~。

 

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1月6日が私の仕事始めだったので、前日の1月5日におばあちゃんの家を後にしました。

 

出発する前、おばあちゃんの家のバルコニーにて。

 

「来てくれてありがとう、一緒に年末年始を過ごせて楽しかった!」とおばあちゃん。

そして、恒例の「数独は本当に素敵な人よ飛び出すハート」と私への褒め言葉。

彼のおばあちゃんが私のことをこんなにも好いてくれている理由は謎ですが、可愛がってくれるのはありがたいもの。

彼も「うん、本当そうだよね。俺は幸せ者だよデレデレ」と返していました。

 

照れながらハグをし、こちらからもお礼を言おうとすると、急に私の涙腺が…。

日本に移住する前にもう一度会いに来るのは難しい、と分かっていたからかもしれません。

頑張って持ちこたえたので、泣きはしませんでしたが、ウルウルしながら別れを告げました。

 

帰り際に、彼のおばあちゃんとも来たことがある、思い出のアイスクリーム屋さんに寄りました。

 

 

私はモカチーノ。

彼はチョコミント。

これでもシングルサイズ(1スクープ)です。

 

おいしいアイスを食べ終わったら、6時間のドライブ開始。

特に渋滞もなく、無事にハミルトンに到着しました。

 

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寝不足と疲れのせいか、大晦日から3日間ほど私は体調を崩してしまい、年越し自体は悲惨でしたが、充実した休暇となりました。

 

何よりも、彼の家族とたくさん時間を過ごせてよかった。

遠くに住んでいてなかなか会えない彼のおばあちゃんともいろいろ話せたし。

甥っ子たちともより一層親しくなれた気がします。

 

年末のある日。

話の流れで、叔父/伯父さん・叔母/伯母さんの順位付けをし始めた甥っ子たち。

彼はおじさんの中では堂々の1位とのこと。

そして、「おばさんの中で一番好きなのはね~、数独!ウシシ」と可愛いことを言ってくれました。

そんな可愛いことを言ってくれたら、お菓子やアニメグッズを日本から送らないわけにはいきませんね(もしかしてそれが狙いだったりして?!爆  笑)。

 

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最後になりましたが、更新頻度について。

去年は3日に1回のペースで更新していましたが、今年は不定期更新とさせていただきます。

 

ニュージーランドにいる間は日本移住の準備で忙しく、3日に1回の更新は難しそう…。

逆に、移住後は、彼と私の日本での生活についてもっと頻繁に書いていきたいなぁ、と思っています。

内容も更新頻度もハチャメチャになりそうな予感ですが、よかったらお付き合いくださいませ。

 

では、最後まで読んでくださりありがとうございました。

次の記事でお会いしましょうおねがい

 

 

いろいろバタバタしていて、気付いたら前回の記事から二週間も経っていました。

 

お正月にご挨拶ができませんでした。

遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、皆さんはどんな年末年始を過ごされたでしょうか?

バタバタモード(?)から通常モードに切り替わり、皆様のブログに遊びに行く時間も作れそうなので、またゆっくり読ませていただきますねおねがい

 

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彼の年末年始のお休みは、12月22日(木)から1月8日(日)までの2週間半。

私のお休みは、12月24日(土)から1月5日(木)までの2週間でした。

 

前回の年末年始は我が家でダラダラ過ごしましたが、今回は彼のおばあちゃん家に行こう!とかなり早い段階で決定。

日本に移住する前に、彼のおばあちゃん、ご両親、甥っ子たちとできるだけ時間を過ごしたいと思っていたので、私が休みの12月24日から1月5日まで、おばあちゃんの家に泊まることにしました。

 

彼のおばあちゃんが住んでいるのは、北島の先端にある『Coopers Beach(クーパーズビーチ)』という小さな町。

私たちが住んでいるハミルトンから車で5時間半ほどです。

 

 

クリスマスイブである24日にハミルトンを出発。

私たちより一日先におばあちゃんの家に着いた彼のお母さんから、「24日は渋滞がひどくなると思うから、朝の5時ぐらいに出発したほうがいいわよ指差し」というアドバイスをもらいました。

が、そのアドバイスを完全無視し(!)、渋滞に巻き込まれる気満々で正午に家を出ました。

 

「今どこら辺?ニコニコ」と彼のお母さんからお昼過ぎに電話がかかってきたので、「今、家を出たところ」と彼が答えると、「えぇ!?不安」とショックを受けていました。

彼も私も、休みの日に早起きしたくないんだも~ん口笛

 

どこで渋滞が始まるのかなぁ、と呑気に考えながら運転すること6時間。

夕方6時に彼のおばあちゃんの家に無事到着。

交通事故の影響でちょっとした渋滞が1か所だけありましたが、それ以外はスムーズな道のりでした。

 

私たちが到着するのは夜になるだろうと思っていた彼のお母さんはびっくり。

渋滞に巻き込まれる気満々だったので、私と彼も少し拍子抜けでした。

日頃の行いが良いおかげかしら(関係ない)。

 

彼のおばあちゃんの家に泊まるのは今回で2回目。

家に入ると、なぜかとてつもなく懐かしい気持ちに襲われました。

数か月ぶりに会うおばあちゃんに温かいハグで歓迎され、私と彼の休暇が始まりました。

 

時系列順ではないですが、休暇の間、どんなことをしたのか、備忘録として書いていきます。

 

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おばあちゃんの家はビーチのすぐ真横。

家から徒歩30秒でビーチに行けちゃいます。

 

(家のバルコニーからの景色。)

 

 

 

散歩やジョギングはもちろん、海で泳いでいる人もたくさんいました。

 

私が海で泳いだことがないと知った彼のご両親と甥っ子は「一緒に海に泳ぎに行くぞ~!」とノリノリ。

その勢いに押され、真夏日のようなある日のお昼過ぎに、初めて海で泳いできました。

 

初めての海水浴の感想は…、

 

水がめちゃくちゃしょっぱい(当たり前)。

 

彼とキャーキャーはしゃいでいる甥っ子たちを見ながらプカプカ浮いたり、彼に水の中に投げ入れられて溺れさせられそうになったり(!)。

結構楽しめました。

 

でも、海水浴後、髪はギシギシ、肌はベタベタ感があり。

個人的にはプールで泳ぐ方が好きかもしれません。

 

彼のお母さんは「数独はすごいわ!ためらうことなく海に入ってたもの指差し」と彼に言っていたそう。

海水浴をする機会が今までなかっただけで、海で泳ぐこと自体に抵抗があるわけではないのですが。

まぁ、私のことを誇らしく思ってくれるなら良しとしましょうウインク

 

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おばあちゃんの家の庭には、バナナの木が2本あります。

 

 

 

(まだ熟していないバナナがついています。)

 

 

彼とおばあちゃんでバナナを収穫しました。

バナナの樹液が服につくと、染みになって取れないそうなので、2人ともカッパを着ての作業。

枯れた葉っぱや枝を取り除く彼に「助かるわ!」と大喜びのおばあちゃんでした。

 

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彼のおばあちゃんが、雛の時から育てた鳩たち。

 

 


 

手からエサを食べますし、撫でることもできます。

「鳩に触れた!」と甥っ子たちも嬉しそうにしていました。

 

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家から車で5分ぐらいのところにあるMangonuiという小さな港町。

みんなでカフェに行きました。

 

 

 

 

写真はありませんが、ハム、チーズ、パイナップルのホットサンドイッチをメインに。

デザートには、チョコレートムースケーキ(私)とチーズケーキ(彼)をいただきました。

おいしかった!

 

 

外のテーブルには、カモメを追い払うための水鉄砲が置いてあり、甥っ子たちは大興奮。

食べ物を狙ってくるそうですが、幸い私たちのテーブルにはカモメは一羽も近づいてきませんでした。

 

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長くなるので、続きは次回。

 

 

2023年の3月中旬にニュージーランドから日本に移住することを決めた彼と私。

 

私の家族(両親、姉夫婦、兄夫婦)は、私たちが日本に引っ越してくることをとても楽しみにしてくれています。

 

一方、彼の家族、特に彼のお母さんとおばあちゃんは、日本への移住を応援してくれてはいるものの、私たちがニュージーランドを離れることを悲しく思っている様子。

日本に長期間住みたいという私たちの計画は、以前から彼の家族に伝えていました。

しかし、1年ぐらいで私たちがニュージーランドに戻ってくると思っていたそうで、日本に本格的に移住することを伝えた時には、明らかに寂しそうな表情でした。

 

彼のご両親とは1年ほど同居していたこともありました。

お互い困った時は、助けてあげたり、助けてもらったり。

7年前までは、お互いの存在さえ知らず、赤の他人だった彼のご両親、おばあちゃん、甥っ子2人。

気付いたら、私にとって大切な存在になっていました。

 

だからこそ、日本に移住することを考えると心が痛む。

 

彼のご両親にとって唯一の子どもであるような彼を、私がまるで日本に連れ去って行ってしまうような、変な罪悪感を感じます。

「数独と出会わなくて、たとえ独身だったとしても、何かしらの方法で日本に移住してただろうけどね~ニヤニヤ」と彼は言っているので、私がいようがいまいが彼は日本に移り住んでいたとは思われますが。

それでも、彼の家族の寂しそうな表情を見ると、心がチクリと痛みます。

 

そんな時に思い出すよう心掛けているのは、国際結婚の先輩に言われた言葉。

 

日本への移住を考えたことさえなかった3年半前。

日本人の旦那さんを持つ同僚(ニュージーランド人)がいました。

その人は40代ぐらいで、気さくなおばちゃまといった感じ。

中学生から高校生ぐらいの3人の子供と共にニュージーランドに住んでいました。

 

仕事の合間に、国際恋愛・国際結婚の話題になった際。

 

いずれは彼と日本に住んでみたい。

「日本に移住したい理由=私の家族」というわけではないけれど、それでも、日本に住めば、今まで離ればなれだった私の家族と近くなる。

一年に一度の一時帰国の時にしか会えなかった可愛い私の甥っ子にも、もっと頻繁に会える。

その反面、彼の家族とは離れてしまう。

懐いてくれている彼の甥っ子たちともそう簡単には会えなくなってしまう。

 

私の家族と彼の家族に対する想いに挟まれて、ちょっと苦しく感じる時がある、とその同僚に伝えました。

「彼の家族が嫌いだったら楽なんですけどねニヤリ」と冗談交じりに言ったのを覚えています。

 

国際結婚の先輩であるその同僚は、「その気持ち、分かるわ!指差し」と共感してくれた後、一つのアドバイスをくれました。

家族を大事に思う気持ちは大切なこと。

でも、大きな決断をする時は、あなたとあなたのパートナー、2人の気持ちを優先しなさい。

将来子供を作るなら、あなたたちと子供にとって何が一番なのかを考えて行動しなさい。

 

このアドバイスを聞いて、「そんなの自己中心的だ!」と思う人もいるかもしれません。

 

ただ、日本に移住すると決めた今、国際結婚の先輩に言われたこの言葉を私は意識するようにしています。

そうでもしなければ、彼の家族を離れる罪悪感に襲われて、自分の道を見失ってしまいそうだから。

 

それに、日本に移住=縁が切れる、というわけではない。

彼のお母さんは日本に遊びに来る気満々。

彼の甥っ子たちも「日本に行く!」と今から盛り上がっています。

実際、甥っ子たちがもう少し大きくなったら、夏休みの間預かる予定もあります。

ニュージーランドとは文化が非常に異なる日本での生活を体験するのは、甥っ子達にとって良い経験になりそう。

だから、彼と私がニュージーランドを離れるのは、良いことに繋がるわけでもあります。

 

それに、結局、彼と私の人生は私たち二人が決めるもの。

 

日本での生活が彼と私に合わなければ、日本を離れることになるでしょう。

ニュージーランドに戻る気は毛頭ない彼なので、日本でもニュージーランドでもない国に移住することになります。

もし、日本での生活が合わず、私たちがオーストラリアに移住すれば、彼の家族とは近くなります。

が、私の家族とはまた離ればなれになるわけです。

 

アドバイスをくれた同僚は、「自分の周りの人全員を喜ばすことは不可能」とも言っていました。

違う国に住んでいる私と彼の家族を同等に喜ばすことは実際無理でしょう。

だからこそ、彼と私にとって何が最善か、何が正しい選択か、と考えるのが正解なのかもしれません。

 

ただ、そうとは分かっていても。

彼のお母さんやおばあちゃんの寂しそうな表情を見るたびに私の心がチクリと痛むのは、そこまで完全に吹っ切れていないからだろうなぁ、と感じます。


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さて、今回が今年最後のブログ投稿になります。

ブログを訪問してくださった方々、いいね!を押してくださった方々、温かいコメントを残してくださった方々、フォローしてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。

いいね!、コメント、フォロー、アクセス数、その一つ一つがブログを続ける励みになり、おかげでブログを楽しく書き続けることができました。

本当にありがとうございました。

 

それでは読者の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

二週間前に、今年の漢字が京都の清水寺で発表されました。

 

2022年の漢字は『戦』。

 

戦争を身近に感じた、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射。

円安、物価高騰、電力不足、コロナ渦による、日々の戦い。

サッカーW杯、北京冬季五輪での熱戦、選手たちの挑戦。

 

『戦』が今年の漢字として選ばれたのも納得です。

 

せっかくなので(?)、彼と私も今年の漢字を選んでみよう!と思い立ち。

彼と私にとっての1年間を表す漢字をそれぞれ選びました。

 

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私が選んだ今年の漢字は…、

漢字ペディアによると、『決』の意味は3種類。

  1. きめる。きまる。最終的に定める。「決議」「解決」 
  2. きっぱり。思い切って。「決起」「決然」 
  3. 切れる。さける。やぶれる。「決壊」「決裂」

2022年はニュージーランドから日本に移住することを決めた年。

日本移住という大きな決断の後にも、彼との入籍、ビザの取得、航空券の購入、断捨離などなど、決定しなければいけないことがたくさんありました。

 

決断を下す、決定する、決めるという私たちの行動。

思い切って日本に移住しよう!という私たちの決意、決心。

 

『決』という漢字は、どの意味をとっても、私の1年間をうまく表現していると思います。

 

ちなみに、今年の漢字のもう一つの候補は『食』でした。

でも、おいしいものをいろいろ食べているのは毎年のことなので、却下。

 

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彼が選んだ今年の漢字は…、

漢字ペディアによると、『進』の意味は3種類。

  1. すすむ。すすめる。前へ出る。「進行」「進出」「発進」
  2. のぼる。上の段階へあがる。「進学」「昇進」
  3. よくなる。向上する。「進化」「進展」

彼に『進』を選んだ理由を聞いてみたところ。

 

日本移住に向けて物事が進んでいるという点。

彼の仕事も、日本語の勉強も、順調に進歩している点。

彼も私もお互いの目標に向かって進化(ポケモン?)しているという点。

 

上の3点に加え、日本に移住することを決めた2022年、コロナの影響もありますが、去年まで少し停滞気味だった彼と私の人生が前に進み始めた、と彼は感じているそうです。

 

「今年の漢字を選んでおねがい」と頼んだ時は「え~、難しいよ滝汗」と言っていた彼でしたが、2022年にふさわしい漢字を選んでくれたと思います。

 

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面白半分で決めた私たちにとっての今年の漢字。

今年1年を振り返る貴重なきっかけになりました。

また、彼も私もポジティブな漢字を選んだので、2022年も良い年だったなぁ、と気持ち良く年末年始を迎えられそうです。

 

皆さんにとっての、今年の漢字は何ですか?