※少し暗い話なので、苦手な方はスルーしてください。※

 

私の誕生日のお祝いとして、『Thyme Square(タイムスクエア)』というおしゃれなレストランに行ったことを、前回の記事で書きました。

料理の味はもちろん、お店の雰囲気やスタッフの接客も素敵で、とにかく満足なディナーでした。

 

 

その時に食べた料理の名前や値段を調べようと、ブログを書きながら、レストランのインスタグラムをチェックしてみたら。

 

「空き巣に入られたため、今日は休業します」という写真が載っていました。

 

びっくりしてネットでいろいろ調べてみたところ、オンラインのニュースのサイトにて詳しいことが記事にされていました。

 

私たちがレストランで食事をしたのは、先週の水曜日の夜。

レストランが空き巣に入られたのは、その2日後、金曜日の早朝(5時頃)でした。

 

犯人が現場にいたのは約10分のみ。

ですが、その短い時間の間に、レストランにあった食料や飲料などをすべて盗んでいったそうです。

店の近くのゴミ箱に捨ててあった食材も見つかったそう。

捨てるなら、なぜ盗んだのか。

空き巣自体はもちろんのこと、盗んだ食品をゴミ箱に捨てて無駄にするという、あまりにも愚かな行為に、ニュースを読みながらとてつもなく腹立たしい気持ちになりました。

 

盗まれた食品は少なくとも数十万円の価値はするとのこと。

それに加え、クリスマスや年末の一番忙しい時期に店を閉めなければいけないことを考えると、実際の被害額は相当な金額と言えそうです。

 

保険には入っているようですが、どこまでカバーされるのかは分かりませんし、レストランのオーナー兼シェフ、そしてスタッフ一同が受けた精神的ダメージは、保険でどうにかなるものではありません。

また、いつ営業を再開できるかは、今のところ未定だそうです。

 

コロナ渦でただでさえ苦労しているであろうというのに、この仕打ち。

しかも、このレストランは、去年の10月にも同じような被害にあったそうで、まさに踏んだり蹴ったり。

ニュースを読みながら心が痛みました。

 

幸いなことに、私たちは『Thyme Square(タイムスクエア)』で美味しいディナーを楽しむことができました。

が、もし私の誕生日が2日遅れていたら、レストランから予約のキャンセルの電話が入っていたんだろうなぁ、と考えると、なんか切ないような、なんとも言えない気持ちになります。


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ニュージーランドで見聞きした、または、経験したヤバい話を数カ月前にまとめて書いてみましたが。

 

 

それ以来、ニュージーランドの治安は悪くなる一方。

 

今回のレストランの事件のことを読み進めているうちにも、私が住んでいるハミルトン市内で起きた事件がいくつか目に留まりました。

 

※かなり暗い話なので、もう一度警告しておきます。※

 

先週の土曜日の朝7時半頃。

小さな食料雑貨店に強盗が入ったというニュースがありました。

 

4人の強盗犯のうちの1人はなたを持っていて、店員がなんの抵抗もせず、奥の部屋に逃げようとしたのを追いかけたそうです。

強盗犯は無抵抗の店員の頭に向かってなたを振りつけ、防御するために手を挙げた店員の指2本を切り落としたとのこと。

その後、強盗犯は150万円相当のタバコなどの商品を盗んでいったそうです。

 

店員はすぐに病院に運ばれ、切り落とされた指を繋げる8時間に及ぶ手術も無事に成功したそうですが、言葉では言い表せないほどの恐怖を感じたと思います。

本人はもちろん、店のオーナー、店員の奥さん(妊婦さんだそうです)や家族にとっても、トラウマになるような出来事です。

ちなみに、犯人はまだ捕まっていません。

 

 

今週の水曜日には、ハミルトン市内のガソリンスタンドに強盗が入ったそう。

上の事件と同じ強盗犯かどうかは分かりませんが、こちらも4人の男の強盗犯で、1人はなたを持っていました。

午前5時頃、開店の準備をしていたのは、女性の店員1人のみ。

強盗だと分かったと同時に鍵付きのバックルームに逃げ込んだ店員に怪我などはありませんでしたが、ニュースのインタビューによると、震えがずっと止まらなかった、と。

とてつもなく怖い思いをしたことは間違いありません。

 

強盗犯はタバコなどを盗み、数分でガソリンスタンドから逃走したそう。

こちらもまだ犯人は捕まっていないようです。

 

 

私が昔一目惚れした国がどんどん悪い方向へ変わっていくのを見るのは、正直言ってかなり辛いです。

母国ではないにしても、私にとっては特別な国であるニュージーランド。

心が痛むニュースばかりなので、ニュースはあまり見ないようにしていましたが、やはり状況は変わっていない、というより、どんどん悪化しているようです。

 

彼と私が日本に移住することを伝えた際、「ニュージーランドも捨てたもんじゃないよ」と言った友達もいましたが。

過去にオークランドやどこか別の町で起きていた事件が、自宅から車で10分から20分もしない場所で起きています。

犯罪が身近になりつつある今、日本に移住する決断を下してよかった、と思わざるを得ませんでした。

 

 

ニュージーランドからこんにちは。

イベント続きでバタバタしている数独です。

 

先週のイベントの一つは、私の誕生日。

33歳になりました。

 

私の誕生日に有休を取ると言ってくれた彼でしたが、私の職場が人手不足なので、私は出勤。

結局2人とも仕事だったので、仕事の後におしゃれなレストランに行くことにしました。

 

彼が事前に調べて予約してくれたのは、『Thyme Square(タイムスクエア)』というレストラン。

アメリカのニューヨークにある『Times Square (タイムズスクエア)』という有名な交差点にかけた名前です。

 

 

 

小さなコテージを改装したレストラン。

店内はアットホームな雰囲気で、改装工事の様子を撮った写真が飾ってありました。

 

 

テーブルに通され、ドリンクをまず注文。

 

私はサフランと洋ナシのノンアルコールカクテルを注文しました。

途中でソーダ水(サイダー?)を加えると味が変わって、より一層楽しめるとのこと。

 

 

彼が頼んだのは、シナモンとスモモのノンアルコールカクテル。

味変用にジンジャーエールがついてきました。

 

 

ノンアルコールカクテルなので、ただのジュースと言えばジュースなのですが。

サフランとシナモン、それぞれの香辛料と果物の風味がうまく混ぜ合わせてあって、普通のジュースよりもちょっとおしゃれな感じ。

どちらのカクテルも最後の一滴までおいしくいただきました!

 

 

前菜に私が頼んだのは、スモークチキンのシーザーサラダ。

 

 

 

運ばれてきた時には「なんじゃ、こりゃキョロキョロ」と思いましたが、タワー状になっていただけで、崩したら確かにシーザーサラダでした(そりゃそうだ)。

スモークチキンは味がしっかりついていて、濃い味が好きな私にはピッタリ。

パルメザンチーズも、生ハムも、上に載っていた半熟卵のフライも、ドレッシングも、どれもこれも美味しすぎました。

 

彼の前菜は、クリスピーポークリブ。

カリカリの衣、柔らかいお肉、何のソースか分からないけど(!)おいしいソース。

前菜では物足りないぐらいの1品でした。

 

 

メインは、ビーフ・ウェリントン。

牛肉をパイ生地で包んで焼いた料理です。

 

 

 

 

有名なイギリス料理の一つで、私の好きなテレビ番組「Hell's Kitchen(ヘルズ・キッチン 地獄の厨房)」に毎回登場する料理だったので、一度は食べてみたいなぁ、と思っていました。

 

テレビの中でしか見たことのない料理を食べてみた感想は…。

 

もちろん美味しい!ラブ

 

パイ生地と肉、という組み合わせが非常に興味深く、今までにない食感でした。

牛肉は柔らかく、牛肉を包んでいる生ハムやマッシュルームのデュクセル(マッシュルームを玉ねぎ、タイム、パセリなどのハーブと共に煮詰めたもの)も美味しかったです。

 

料理好きの彼は「ビーフ・ウェリントン、作ってみたいなぁ真顔」と興味津々でした。

「作ってみりん!ニヤリ」と食べる担当の私は乗り気。

 

食後のデザートも注文したかったのですが。

メインのビーフ・ウェリントンを食べ終わる頃には彼も私もお腹いっぱいだったので、デザートはやめておきました。

 

お値段のほうですが、ドリンク、前菜、メイン、すべて合わせて、1人当たり7,500円。

「た、高い~ガーン」と思ってしまう私を横に、「数独の誕生日だからちゅー」と彼がスマートにおごってくれました。

 

彼よ、ありがとうラブ

 

誕生日プレゼントはとりあえず保留。

というのも、誕生日プレゼントにピアスを買う予定だったそうですが、一緒に買いに行って、好きなデザインを私が自分で選んだほうがいいだろう、と。

確かに、誕生日前に「こういうピアスどう?デレデレ」と彼がいくつか見せてくれたのですが、「このデザイン、好きじゃないえー」「え、微妙~キョロキョロ」という反応しか私がしなかったので、一緒に買いに行くのがベストでしょう。

 

まだバタバタしているので、12月中に買いに行けるかは分かりませんが、どんなピアスを買おうか考えるだけでウキウキしちゃいますおねがい

 

 

彼のご両親の家の近くに、クリスマスのイルミネーションで有名な住宅街があります。

 

彼も私もイルミネーションを見に行くようなタイプではないのですが、彼の実家で晩ご飯をごちそうになった日に、一緒に見に行かないか、と誘われ。

甥っ子たちがしきりに「来る?来るよね?ガーン」と聞いてきたので、その勢いに押され、一緒に見に行ってきました。

 

たくさん写真を撮ってきたので、1週間早いですが、皆様にクリスマス気分をおすそ分けしたいと思いますおねがい

 

私たちのように車を近くに停めて徒歩で見て回る人もいれば、車で回る人もいます。

 

家全体がイルミネーションされている家が何軒もありました。

 

 

 

 

道の反対側に巨大なくるみ割り人形がびっくり

 

見えにくいですが、ソリが庭においてありました。

 

子供が好きそうなキャラクターが飾ってあったり。

 

こっちは夏なのに、雪だるまが飾ってあったり。

 

ジンジャーブレッドマンが生け垣の向こうから顔を出しています。

 

クリスマスまでのカウントダウンです。

この時点では、クリスマスまで後10日!

 

少しボケてしまいましたが、サクソフォーンを演奏しているサンタのロボット。

かなりリアルだったので、遠くから見た私は生身の人間かと思ってしまいました。

子供たちも真剣に見ています。

 

家の中から映画を映している家もありました。

ご丁寧にイスまで用意してあってびっくりびっくり

映画は「バンビ」っぽかったけれど、違うかも。


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ここからは私が特に気に入ったイルミネーションの写真です。

 

小さなトナカイとキウイが可愛らしいイルミネーション。

 

クリスマスツリーと譜面という素敵な組み合わせ。

 

メインの街道を少し外れたところにあったイルミネーションです。

 

スヌーピーのキャラクターたちがが可愛い!

 

その隣にあった、まん丸のサンタも愛嬌があります!

 

いろんなイルミネーションの中でも一番統一感があった家がこちらでした。

この家の住人はセンスが良さそう!なんて思っちゃった笑い泣き


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「電気代すごいことになりそうだよね」「どれだけ派手なイルミネーションか、ご近所同士で競い合ったりするのかな?」「イルミネーションを見に来る人がたくさんいるから、迷惑だと思う人もいるかもしれないね」などと、彼と彼のお母さんと現実的な会話ばかりしていましたが。

彼の甥っ子たちはもちろん、すれ違う子供たちの楽しそうな顔を見ると、こういうイルミネーションも悪くないなぁ、と感じました。

 

 

最近彼とよく話し合う話題があります。
それは『やってあげるのは優しさかどうか』という点。

夫婦や恋人、友人、親子など、さまざまな人間関係に当てはまることかもしれません。

 

この『やってあげる』という行為、彼と私の中では2種類あります。

  1. 相手が苦手なこと・嫌なことを代わりにやってあげる
  2. 苦手なシチュエーション・少し難しいシチュエーションを相手が避けられるように手助けしてあげる

どちらの場合も、「苦手な」「嫌な」「ちょっと厄介な」「少し難しい」というのがポイントです。

つまり、体調が悪い時にご飯を作ってあげる、重たいものを運んであげる、など、相手の身体能力からして無理なことを代わりにやってあげる場合は含みません。

危険な、または、怪しいシチュエーション(事故・詐欺など)から相手を助ける場合も含みません。

 

私たちが最近気付いたのは、お互い『やってあげる』ことが多いなぁ、という点。

優しさの象徴のように見える行為ですが、その行為がお互いの成長を実は妨げているのではないか、という話になりました。

 

抽象的なことを書いてもイマイチ分かりにくいので、具体的な例を5つ挙げてみましょう。

 

1.料理

 

ブログでも何度か触れていますが、彼はとても料理上手です。

簡単な料理は私もしますが、ご飯を作るのは基本彼の担当。

 

少し前の週末も、家にあった材料を使って、エビのトマトパスタを作ってくれました。

めちゃくちゃおいしかったラブ

レシピを見ずに、エビの下処理や料理の味付けをしている彼を見て、「私はこんな風にチャチャッとおいしいものを作れるだろうか?」と考えてしまいました。

 

一方の私は、「失敗しようがないですよね?」と言っていた鍋を見事に失敗。

お鍋の白菜が大好きなので、つい白菜を入れすぎてしまい、白菜から出た水分で味がかなり薄くなってしまいました。

キムチ鍋のはずなのに「白菜の味しかしないチーン」と彼に言われたぐらい。

「頑張って白菜切ったのに~えーん」(ってか切り過ぎた)と嘆く私を見て、「大丈夫、何とかするからウインク」と彼。

コチュジャンや醤油などを足して、とっても美味しいお味にしてくれました。

まさに救世主。

 

その後「もう二度と料理しない!プンプン」と拗ねる私をなだめてくれた彼ですが、実際、私があまり料理をしなくても彼は気にしません。

料理上手で、料理自体が好きな彼。

他の人のために料理をするのが特に好きなので、作ってもらうより作ってあげたいタイプのよう。

 

日本にいた頃は、私もいろんな料理に挑戦したり、お菓子やケーキを作って、職場の人に配ったりしていました。

ですが、彼と出会ってからは、彼が全部やってくれるので、自然と料理から離れてしまいました。

ご飯を炊いて、味噌汁だけ作っておけば、「ありがとうデレデレ」と喜んでくれるような彼に甘えている部分もあるかもしれません。

 

でも、果たしてそれは良いことなのか?

もし彼がいなかったら、外食に頼るのか?レトルトに頼るのか?

いくら彼が料理上手とはいえ、私もおいしい料理ができた方がいいのではないか?

彼が『料理してあげる』ことで、私の成長が止まっているのではないか?

(彼のおいしい料理のおかげで、違う意味で成長してますが笑い泣き

 

日本ではちゃんと料理していたので、レシピさえあれば私もまだまだ大丈夫、とも思っていましたが、鍋を失敗してからちょっと自信をなくしてます。

 

2.車の運転

 

運転が嫌いな彼。

運転はそんなに嫌いじゃない(というか好きなほうな)私。

遠出の運転はだいたい私が引き受けます。

オークランドまでの1時間半の道のりはもう慣れたもの。

彼の親族が住んでいる町までの4時間半の運転も、途中で休憩を挟めば余裕です。

 

ただ、長時間の運転を毎回私がやってあげるのは、彼にとって良いことなのでしょうか?

もちろん彼は普通に運転できます。

でも、長距離・長時間の運転に慣れていないと、いざ自分が運転しなければいけないという時に気疲れしそうですよね。

だとしたら、慣れるためにも、彼に長距離・長時間の運転をさせた方がいいのでしょうか?

 

車絡みでもう一つ。

彼は立体駐車場が嫌いです。

そして、私は縦列駐車が大の苦手。

 

目的地で縦列駐車をしなければいけないと分かっている場合、彼に運転してもらいます。

逆に、立体駐車場を利用すると分かっている場合、私が運転します。

 

お互いの苦手なことを『やってあげる』のは優しいジェスチャーのように見えますが、苦手なことを克服するまでに至っていないので、やっぱり相手にとってマイナスなのかもしれません。

 

3.英語と日本語

 

以前にも書きましたが、英語での電話が苦手な私。

彼は英語が母国語のくせに、私の代わりに電話をかけてくれません。

昔は「なんでいつも私が電話しなきゃいけないのムキー」と思っていましたが、そのおかげか、今では英語での電話に抵抗を感じなくなりました。

彼の『やってあげない』が、良い結果に繋がったわけです。

 

一方、彼の日本語ですが。

日本に一時帰国した際、彼が日本語を喋らなきゃいけない状況はほぼゼロでした。

というのも、レストランやお店での注文、交通機関の利用、出会う人とのちょっとした会話など、私が全部『やってあげた』から。

まだ学習中の日本語を試行錯誤しながら使うよりも、私に全部任せた方が彼にとっては「楽」かもしれません。

でも、それは日本語を喋れるようになりたい彼にとっては、あまり良いこととは言えません。

 

私が英語を喋れるようになったのは、英語を使わざるを得なかったから。

もしも彼が、私が英語を使わなくていいように、いちいち助け舟を出してくれていたら、今の英語力には到達していなかったと思います。

 

これは、彼も私も重々承知の点なので、日本に移住したら、私が『やってあげる』のではなく、彼にどんどん日本語を使ってもらおう、と決めてあります。

 

4.お互いの家族との関係

 

これは、「少し難しいシチュエーションを相手が避けられるように手助けしてあげる」に当てはまるかもしれません。

 

彼は、彼の家族・親族・友人の中に私を放り込みます。

私が緊張するだろうと分かっていても、「ほれ、行っておいで」と稚魚を激しい川に放流するがのごとく、私を荒行に向かわせます(大袈裟)。

 

もう5年前のことですが、彼のお母さん、おばあちゃん、叔母さん、従姉妹たちで、女子会をすることになり。

本当は行きたくなかったのですが、彼に「行っておいで」と背中を押され、緊張したまま、買い物とランチという名の女子会に参加しました。

その後も何度か、私一人で彼の家族・親族とお付き合いするイベントがあり。

頼みの綱である彼がいないと、とにかく緊張しますが、回数を重ねるうちに慣れてきて。

おかげさまで、彼の家族・親族といい関係が築けたのかな、と今では思っています。

 

一方の私は、彼が私の家族と関わる場合、過保護になりがち。

のほほんとしている彼はどちみち緊張しないようですが、彼が緊張しないように、彼にとってストレスにならないように、と彼のことを常に気に掛けてしまいます。

また、彼が一人で私の家族と接しなくていいように、気を張っていた状態。

彼とはほぼ正反対ですね。

(母が義兄のことをグチグチ言っていたのを聞かされていたので、ちょっと神経質になっていたのもあるかもしれませんが…。)

 

彼が私にしたように、ちょっと大変な状況に彼を突き落としてやった(!)ほうが、彼にとってプラスになるのかな、私の家族と彼の距離が縮むのかな、と考えてしまいます。

 

5.ピアス

 

突然ですが、1か月前、ワタクシ、初めてピアスを開けまして。

(その時のことはまた記事に書くつもりです。)

 

ただ、ピアスを開ける時の痛さが怖いのと、ピアスを開けた直後のトラブルが怖くて怖くて。

約5年前からず~っと、ピアスを開けたいとは思っていたのですが、なかなか行動に移せていませんでした。

 

そんなビビりの私の背中を、優しく、そして、(かなり)強く押してくれたのは彼。

最後の最後まで「怖い~えーん」とビビっていた私でしたが、今は「ピアスを開けてよかったなおねがい」と心底思っています。

鏡を見るたびにニヤリとしてしまいます。

 

『やってあげる』とは違うかもしれませんが、あの時「怖いならいいよ」と甘えさせてくれたなら、今の状態はなかったわけなので、私に逃げさせてくれなかった(?)彼に感謝しています。


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以上、彼と私の『やってあげる』『やってあげない』の例でした。

  1. 相手が苦手なこと・嫌なことを代わりにやってあげる
  2. 苦手なシチュエーション・少し難しいシチュエーションを相手が避けられるように手助けしてあげる

『やってあげる』ことは優しさに見えても、本当は相手の成長を止めてしまっているのでしょうか。

かわいい子には旅をさせよ、とも言いますし。

といっても、ついつい甘えちゃうもの。

難しいですよね。


彼いわく「共依存になっちゃうと危ないんじゃない?相手がもしいなくなった時に、自分一人だと何もできない、とかさ。」と。

 

この『やってあげるのは優しさかどうか』という点に関しては、私が読ませていただいているブロガーさんがいつも書かれている通り、答えは人それぞれで、正解なんてないのかもしれません。

 

 

日本に移住するまで残り3か月ほど。

それまでに済ませなければいけない手続きはたくさんありますが、それ以上に面倒なのが私たちの所有物の選別。

日本に持っていくかどうか、一つ一つ吟味しなければいけません。

 

「断捨離がなかなか進まない~!えーん」と少し前にぼやきましたが、その後も事態は変わらず。

このままじゃいかん!と焦りを感じ始めたので、12月から『一日一捨』を導入してみました!

 

だいぶ前に、どなたかのブログで目にした『一日一捨』という言葉。

文字通り、毎日一つものを捨てる(手放す)習慣のことです。

 

私個人のルールを設定してみました。

まず、あからさまなゴミ、ちょっとした紙切れや資料、再度購入するであろう食品などは一日一捨とは見なしません。

ただし、ず~っと手付かずで、食品棚の中で眠っていたような食品はオッケー。

 

また、手放すものをフリマサービスに出品する場合、一日一捨としてカウントするのは、出品した日にすることにしました。
売れたかどうかが基準になってしまうと、「今日出品しても、売れるのはいつか分からないしえー」とやる気が湧かないのが目に見えているので。

「今日の一日一捨には、これを出品しよう!ニコニコ」というやり方のほうが、前向きな姿勢になれる気がします。

フリマに出品した=実際に手放した、というわけではないのですが、自分に甘い基準でいきます。

 

そんなこんなで始めた一日一捨。

「今日は何を断捨離しようガーン」と毎日悩んではいますが、今のところ続いています。

ということで、昨日までに手放したものをご紹介。


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まず手放したのは、手作りめんこ用の材料。

 

 

2枚の厚紙に絵を描き、段ボールを中に挟んでテープで巻きます。

教育実習の時、日本の文化に触れてもらおうと、子供たちにめんこ作り・めんこ遊びを体験してもらいました。

 

その際に私が作っためんこはこちら。

 

 

ひっくり返ると違う絵柄に…。

 

(ピカチューがピカチューに見えない…笑い泣き

 

段ボールや厚紙を切るのに結構時間を費やしたので、悩みはしましたが、ニュージーランドでめんこを作る機会はもうないだろうと自分に言い聞かせ、手放すことにしました。

 

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お次は、36色入りのクレヨン。

大学生の時、「無料でどうぞ」と置いてあったのをもらってきたものです。

 

 

ほぼ未使用で良い状態なので、私の勤務先である公文教室に寄付しました。

 

上司に渡したところ、「ものが良さそうだけど、いいの?驚き」と変にビビられましたが、タダで手に入れたこと、我が家では使い道がないので生徒たちに使ってほしいことを伝えたら、気持ちよく受け取ってくれました。

その日から、子供たちが親の迎えを待つ間、このクレヨンを使って塗り絵をしているのを見かけ、ほっこりした気持ちになりました。

 

 

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その次の日は、「捨てないと!」と以前から思っていたスケジュール帳を廃棄。

 

 

青緑色の手帳は、大学時代の友人からのプレゼント。

黄色の手帳は、2019年に日本に一時帰国した際に購入したもの。

どちらも使いこなせていません…。

黄色の手帳の方は、店頭で相当悩んだというのに、なんと1ページしか使っておらず。

その買い物に付き合わされた彼は「え、あんなに時間をかけて悩んだのに、結局使ってないの?チーン」とあきれていました(そりゃそうだ)。


手帳の中の情報は写真を撮ったり、グーグルカレンダーに移して保存し、手帳自体はゴミ箱へ。

その時に決めました、もう手帳は買わない、と。

だって、使いこなせないんだも~ん。


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お次は、彼が友人から誕生日プレゼントとしてもらったボトル。

ボトル口の部品が古くなっていて、あまり使っていなかったので、資源回収に出しました。

 


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最後は、日本語のテキスト GENKI(げんき)のコピー本。

私が数年前に日本語を教えていた生徒さんから、「このテキストを使って日本語を教えてほしい」と渡されたものです。
私も同じテキストを持ってはいたのですが、最新版ではなかったので、生徒さんが自分のテキストを全ページコピーし、本の状態に綴じ、私にプレゼントしてくれました。

 

 

 

お互い仕事の関係で予定が合わず、中止になってしまった日本語のレッスン。

生徒さんに返そうかなぁ、とも思いましたが、本人はテキストの原本を持っているわけだし、プレゼントされた時に「これ、数独先生のものね!」とも言われたので。

日本語を勉強したい方に譲ることにしました。

 

日本人向けのフェイスブックのグループにて無料で出品したところ、日本語を学んでみたいというご主人様がいらっしゃる日本人の方からメッセージを頂きました。

向こうで郵送の手配までしていただき、私は梱包し、我が家に来た配達員の方に受け渡すだけ。

貰い手のご主人様、日本語の勉強頑張ってください!


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上記の他にも…。

  • アルコール消毒剤(彼の職場へ寄付)
  • 脱毛クリーム(数年前試しに買ってみたものの肌荒れがひどかったので放置→廃棄)
  • 化粧品やシャンプーなどの試供品(数日間かけて使い切りました)
  • 掲載されている数独パズルをやろうと取っておいた新聞の束(資源回収)
  • 彼のお母さんから借りていたシーツ(彼のお母さんに返却)
を手放しました。
 
彼のお母さんから借りていた冬用の厚めのシーツ。
「シーツを貸していたなんて忘れてたわニコニコ」と彼のお母さんは言っていましたが、それもそのはず。
「新しいの買ったら返すね~」と言って借りたのは、3年以上前のこと!
そりゃ~、誰でも忘れてしまいますよね(ってか、もっと早く返せ)笑い泣き
 
さて、今日は何を手放そうかな~。