こんにちは、数独です。

気付けばもう8月!

猛暑日が続いているので、皆さん、熱中症には十分気を付けてくださいね。

 

さて、関西外大でのイベントに出席するついでに楽しんできた7泊8日の大阪旅行の記録です。

 

 

Day 5


前日にゆっくり休息を取ったので、旅行5日目のこの日は体調も万全!

天気もよかったので、神戸に遊びに行くことにしました。

その前に、ホテルのすぐ近くにある 新北浜 という喫茶店にてモーニング。

 

隠れ家的な入り口。

 

レトロな雰囲気の店内。

 

 

ホットのコーヒーか紅茶にトーストがついて300円とお手頃な価格。

それにゆで卵を追加したセット(350円)を私たちは注文しました。

久しぶりの紅茶がとてもおいしくて、満足のモーニングでした。

 

神戸に着いてまず向かったのは、人と防災未来センター

彼は初めての来館、私は高校生の時に来たことがあるので2度目の来館となります。

 

 

人と防災未来センターには阪神・淡路大震災の様子や被害が分かる展示品がたくさんあります。

1.17シアターでの映像やリアルなジオラマは少し怖いぐらいでしたが、実際の震災はそれ以上のものだったことを思うと、地震の恐ろしさを改めて実感しました。

また、防災意識の向上にも力を入れており、防災・減災に関する情報(防災バッグの準備、家具の固定など)もたくさん提供されています。

展示物の中には、クイズ形式や体験形式のものがあり、見たり読んだりするだけではなく、実際に体を使いながら自然災害について学ぶこともできました。

 

あるクイズにて、『大雨で避難指示が出ました。あなたはどうする?』といった感じの質問が出され、『A.避難する』『B.家に残る』という選択肢でBを選んだ私(彼は迷わずAを選んでいました)。

私の選択に「え?なんで避難しないの?真顔」と困惑する彼。

「いや、みんな避難所に行ったら迷惑かな~、と思ってさ?口笛」と答える私。

もちろん正解は『A.避難する』でした…。

 

もう一つ面白かったのは、ミッションルームというコーナー。

シミュレーションしながら、自然災害が起きた時にどう行動するべきか学ぶことができます。

私たちが挑戦したのは、『コンビニで買い物中に地震が起きたら…』というもの。

本物のように再現されたコンビニの店内にて買い物をする真似をしていると、「地震が起きました!」というアナウンスが入ります。

が、彼も私もどうしていいか分からずワタワタするのみ。

商品棚が倒れてくるかもしれないと思い、入り口・レジ近くへと二人で移動しました。

その後、私たちの様子を観察していたスタッフの方から説明が入ります。

 

結果は…。

すべてにおいて不合格!ガーン滝汗

 

合格・不合格が言い渡されるわけではないのですが、スタッフの方の説明を聞いたら、何もできていなかったことに気づきました。

私たちが指摘された点は、以下の通り。

  • 持っているカバンや買い物カゴ、雑誌コーナーの本などを使い、頭を守りましょう。
  • コピー機やATMなどの重い機械の前にいると危険です。
  • レジ回りにはコーヒーマシン、揚げ物や中華まんのショーケースなどがあり危険です。
  • お菓子やパンなどの軽いものの棚の前は比較的安全です。
  • 店内の角の部分は比較的安全です。

地震が起きたら頭を守らなければいけないと学校の避難訓練で何度も何度も言われてきたのに、すっかり忘れていました。

コピー機やATMの周りが危ないのも、言われてみれば納得です。

 

正直なところ、彼と2人でおどおど、ワタワタしているのをスタッフの方にジーッと見られるのは、とてつもなく恥ずかしかった!

ですが、その恥ずかしさゆえに、自分たちが取った間違った行動、そして、取るべきだった行動が印象に残った気がしました。

展示品や資料で「頭を守ってください」「〇〇が安全な場所です」と読むのも大事ですが、実際に体験してみて、人前で恥をかいたほうが(!)体で分からせる形になり、より記憶に残るかもしれません 爆  笑

 

人と防災未来センターは、神戸の数ある目的地からなんとな~く選んだだけでしたが、ニュージーランドから日本に移住してきた私たちにとって、とてもふさわしい施設でした。

ニュージーランドでも2011年に南島のクライストチャーチで大きな地震がありましたが、彼と私が住んでいたハミルトンという町は自然災害がほとんどなく、地震や津波、土砂災害などに対する危機感を一切持たずに日々の生活を送っていたとも言えます。

ですが、災害大国とも呼ばれている日本に引っ越してきたからには、もしもの時のために備え、災害発生時に自分たちの身を守れる行動をとれるよう心掛けなければいけないな、と感じました。

そして、ニュージーランド人の彼も、阪神・淡路大震災について詳しく知ることができてよかったと思うと同時に、地震などの自然災害の怖さを実感したようでした。

海外から日本に移住してきた人は絶対行った方がいいと言っても過言ではないかもしれません。

 

さて、人と防災未来センターを出たら、センター前の なぎさ公園 を少し散歩します。

 

『ゆめ・きずな』という名のモニュメント。

 

阪神・淡路大震災が起こった時間を示した時計。

 

一瞬、本物の犬かと思ってしまいました。

 

公園を出て30分ほど歩き、神戸の繁華街である三宮に到着。

少し休憩するため、カフェ パスクッチ(CAFFE PASCUCCI)というお店に入りました。

2時半から5時までケーキとドリンクのドルチェセットが注文できたので、彼も私もチーズケーキのセットを注文。

とても可愛らしいプレートが運ばれてきました。

 

もちろん味も良し!

 

人と防災未来センターにかなり長い時間いたので、チーズケーキを食べ終えた時にはもう夕方の5時を過ぎていました。

が、神戸散策はまだまだ続きます!

続きは次回にて。