教育に関連するニュースをお届けしています。
今日お届けするのは、定期テスト廃止に関する記事です。
定期テストを廃止する中学校が増えています。
教員の業務削減の話もあって、単純に中間テストをなくして期末テストだけにする学校はかなり増えていますが、これは「定期テストの削減」ですから別の話です。そうではなくて、本当に定期テストをなくしてしまうという話ですね。
記事内にもあるように、東京都から始まって、石川県、静岡県、佐賀県、高知県、岐阜県、北海道と、あちこちの地域に広がっています。
ところが、定期テスト廃止を最初に導入した麹町中学校が、定期テスト廃止を廃止しそうな流れです(笑)
要するに、校長の退任後の方針転換ですね。
できる子供とできない子供の格差が生じるという、予想されたはずの弊害が生じている状態です。そこをどう補って、うまくいかせるかが腕の見せどころとなるわけですが・・・途中でトップが交代するとさすがに厳しいです。最後まで責任を持ってやり遂げてほしかったところですね。
また、ここより条件が厳しい(指導するのが難しい)はずの他の学校ではどうなのでしょうか。もちろん、弊害があると言っても、指導力次第で補えるものですからね。うまく補いながら継続して成果を出す学校が出るのか、反対に流れが逆転して定期テストの復活が続くのか。今後の動向が楽しみです。
ただし、振り回される子供たちや保護者の立場からするとたまったものではありません。
新しい取り組みや革新的な教育は、うまくいけば良いのですが、空回りする可能性も高いものです。最近は、何でも新しいほうが評価されやすいわけですが、特に子育てや教育においては、単純に新しければ良いとは限らないことも踏まえておきたいですね。
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