学習方法が分からない小学生が急増中 | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、勉強法に関する記事です。
 


いつもお伝えしているとおり、世の中には怪しげなアンケート調査のほうが多いわけですが、こちらは東大とベネッセが7年がかりで行った、かなり信頼のおける部類に入る調査結果ですね。

 

他の調査でちらほら「学習面に対して、コロナ禍の影響があまりなかった」という結果が出ていましたが、一転してかなり危機的とも言える推移が伺える結果です。

 

特に「上手な学習方法が分からない子供の割合」ついて、小学生(4-6年生)で2019年に40%台だったのが、2022年に60%を超えるという、明らかな急増ぶりです。

 

ついでに、中学生の65%以上、高校生の70%以上が「上手な勉強方法が分からない」と答えているのも、注目しておきたい(=本当なら改善すべき)点ですね。

 

 

また、「学習方法、学習意欲、学習時間、成績」の関連性を分析した結果、「学習方法の理解が進むと学習意欲も高まる」という関係が明らかになったそうです。
 

単純に言うと「勉強のやり方が分かると、やる気も出やすくなる」という、いつも私がお伝えしているとおりの結果ですね。
 

面白いのは、「成績」と最も相関関係が高かったのが、学習意欲でも学習時間でもなく「学習方法」だったという点です。
 

勉強法を改善することが、やる気アップにもつながり、そして成績アップにもつながるということですね。
 

もちろん、そこで悪いやり方をしていたら、やる気もうまく上がらないですし、仮に上がっても成績が上がらずに落ち込んで前より悪くなりかねませんから、必ず良いやり方で進めたいものです。
 

 

 

 

 

 

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