ブラックジャックによろしく
なんとなく古本屋に入ったら、
「ブラックジャックによろしく」の1~10巻がセットで1300円で売っていました。
昔ドラマも見たし、友達に借りてちょろっと読んだりしたことはあるので
あらすじとかはだいたい知ってはいたのですが、
想像以上の安価に刺激され、思わず買ってしまいました。
そして帰宅後、4時間かけてイッキに読破。
私は単純なので、正直いってだいぶ感化されています。
特にがん闘病編の告知とか治療方針の決定とかのことは、
今、外科病棟にいてかなり身近な話なので、
いろいろ考えさせられました。
うちの病棟(病院?)では、
大抵の場合、本人に告知はされているようです。
でも家族の希望があったりすると未告知という場合も多々あったり、
がんということは告知しても、
病気の進行具合や転移については
本人には正しくないことを伝えてる場合もあります。
医師が患者や家族に
治療方針や手術について説明する場面に立ち会うこともありますが、
「その説明じゃ、理解できないだろう」と思うようなこともあります。
手術・抗がん剤・放射線などの治療をどうするか、
決定するのは患者側ですが、
医師がやるべきだと思っている場合はやる方向で話が進められ、
患者が拒否の意思表示をしなければ、
どんどんその方向で準備が進んでいきます。
なんだかなぁと思うわけです。
患者の意思決定権なんてあってないようなものに見えます。
インフォームドコンセントなんて形だけのように思えることが多々あります。
患者や家族ももっと自ら勉強する必要もあるとは思いますが、
医療者はもっともっと分かりやすく事実を伝える必要があると思います。
難しいことを分かりにくいまま説明することは簡単ですが、
本当に必要なのは、
難しいことを分かりやすく説明することだと思います。
それは難しいことであるということは分かりますが、
今の現場に欠けていることだと思います。
ひさびさ夜勤
昨日は久しぶりの夜勤でした。
10日ぶり。
しかも実は1月からチーム移動をしていて、
移動後初の夜勤でした。
異様に疲れて、家に帰ってから12時間くらい寝ちゃいました。
幸い私のチームの患者さんは
状態が悪い人も含めて基本的には落ち着いていて、
コールも少なくて、余裕もっていけそうだなぁなんて思ったものの、
結局は全然うまくまわらずテンテコマイ。
相変わらずリーダーさんや反対チームの先輩には
たくさん迷惑をかけてしまいました。
振り返ってみると、そういえば受け持ち11人、全員点滴。
おまけに抗生剤が大量。
これって地味に大変なんですよね。
まあ私は点滴苦手だから余計にそう思うのですが。
滴下を合わせるのに時間がかかり、
自信がないからこまめに確認に行き、
それでも予定よりも落ちが悪くてまた調節して、
お願いだから腕まげないでなんて思いつつ、
なんだかんだで何回も部屋に行かないといけなくなり……、
とそんなこんなであっという間に時間が過ぎていきます。
はぁ、これから次の10日ほどは夜勤三昧なのでガンバリマス。
給食 思い出話
私は野菜がキライです。
小さい時から今でも変わらず。
最近はキライなものでも食べられるようにはなりましたが、
自分から進んで食べたいとは思いません。
特に苦手なのは、トマト。
今は日勤の時は職員食堂でお昼ご飯を食べていますが、
おかずのプレートに付け合せとして無言でのってたりするトマトは
同期のお皿へポンと瞬間移動させてます。
小学生の好きな時間トップを争う「給食」の時間ですが、
私には最もキライな時間でした。
なんといっても栄養バランス満点な学校給食ですから、
毎日必ず野菜がたっぷり入っています。
小学校1年生の頃のことです。
先生の目を盗んでどこかへ瞬間移動させるなんて技を持たない
マジメで素直だった私は、
それなら堪忍してガッと食べてしまえばいいものですが、
覚悟が決まらず毎日にらめっこばかりしていました。
どれだけにらめっこしてもなくなるわけもなく、
ちょびちょび口に運んでも一向に減りません。
給食時間後の昼休みはもちろん、
その後の掃除の時間になっても一人で食べていました。
いつからか、
給食当番の子に野菜を極力入れないでもらうように頼んだり、
苦手なメニューはほんのちょっとだけにしてもらったり、
「いただきます」の直後に瞬間移動させたりと、
いろいろとテクを身につけていきました。
おかげで野菜嫌いは全然治らないまま卒業してしまいましたが。。。
一人で残って食べつづけていた給食も今となっては懐かしい思い出です。
2006年
遅ればせながら、今年の初記事です。
もう6日なので控えめにご挨拶を。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
去年の今頃はまだ学生で、
国試という地味ながらも大きなプレッシャーに苛まれながらも、
自由で恵まれた環境だったなぁなんて思います。
無事に国試をクリアし、4月から看護師として働きはじめ、
学生時代の何倍も勉強勉強の毎日。
まだまだ未熟なところばかりですが、
幸い、病棟の人間関係も大きなトラブルなく、
先輩方にもかわいがってもらいながら
なんとかやってきています。
去年1年を振り返っての率直な感想は、
「疲れたぁ」って感じです。
もちろん楽しかったことや、新しい出会い、感動などなど
良いこともたくさんありました。
でも学生の頃との大きな違いである
「責任の重さ」と「時間の足りなさ」で、
リフレッシュしてもなかなかスッキリしきれない感じです。
今年は公私両面で、
余裕をもって自分の幅を広げていけるようにしたいなぁと思っています。
年末年始入院患者
年末年始は基本的に手術は行ないません。
なのでうちみたいな外科病棟に術直後の患者さんはいなくなります。
最近ももう大きな手術はしていないです。
ヘルニア(脱腸)、腹腔鏡でとる胆石、
白内障、ごく早期の乳がん、くらいのようです。
(どれも問題なければ2、3日で退院できます。)
なので年末年始に残る予定なのは、
少し前に手術したけど回復の思わしくない人、
そして、家族が帰したがらない人
ということになります。
病院側としても年末年始体制としてスタッフを減らします。
患者が減るからというのが理由ですが、
基本的に患者を減らす方向で働きかけています。
退院できそうな人にはどんどん退院してもらうし、
退院までは無理でも、
外泊できそうな人にはどんどん外泊してもらいます。
患者さんにとって年末年始というイベント期間を
家で家族と過ごしてもらった方がいいだろうという考えのもとにです。
しかし、超高齢化社会といわれる昨今、
手術患者も高齢化が進んでいて、
もともと家では子供や嫁が面倒をみていたというケースも少なくありません。
手術自体はうまくいって回復もしてきているけれど、
家で面倒をみるのは大変だから、
年末年始くらいまでは病院に入院してもらいたい
と考える家族もやはりいるわけです。
しかも患者さん自身の方も、
家族に迷惑をかけたくないからもう少し入院させてほしい、
手術してからそんなに日も経ってなくて心配だから入院させてほしい、
と言ったりすることが多々あります。
気持ちとしては分からなくもないことなんですけどね、、、。
ここはあくまで急性期病棟。
なんだか荷物の押し付け合いみたいになって
患者さんには申し訳ない気持ちになりますが、
働く側としてはやっぱりちょっとなぁと思う今日この頃です。
忘年会おわりました!
とりあえずなんとか無事に忘年会そして出し物もおわりました。
出し物の方は、結構相当テキトーでしたが、
最後はもう勢いで押し切りました。
まあとりあえず、それなりに楽しんで、はしゃいできました。
これで一息つけるかなぁというところです。
残るは後始末。
いろんな人に衣装を借りたりとかしたので、
気持ちだけでもお礼をばしなければ。
はぁ、あとちょっと気を使う日々です。
ごぶさたです。
しばらく記事を書いていなかったのに
かなりの勢いで訪問者数やランキングが上がっているんです。
恐縮です。
最近は例の忘年会の準備が佳境な上、
病棟 の患者さんも状態の重たい人が多く、
ちょっとしんどい毎日です。
書きたいネタはいっぱいあるので、
もう少し落ち着いたら
きちんと更新します。
忘年会 出し物準備
よくある話ですが、うちの病院でも忘年会があり、
新人&移動者が中心となって病棟ごとに出し物をやります。
今はその準備も佳境。
こういうの、好きな人がいることは事実ですが、
キライな人・好きじゃない人の方が多いというのも間違いない事実です。
それでも逃れられない現実を受け入れて、
というか諦めて、開き直ってやっているわけです。
私も決して好きなタイプではありません。
なので、文句やグチだって言いたくなる気持ちはよく分かるし、
そういうものは吐き出しちゃっていいと思います。
ただし、時と場所をわきまえて、です。
うちの病棟の同期の中に、
みんなで必死に進めようとしてる最中にグチりだす子がいます。
こういうのって疲れを倍増させるのでホントやめてほしいんですが、
グチり始めたら最後、もうどうにも止まりません。
頑張って奮い立たせている気持ちまで一気に萎えていきます。
もちろんそういう人に限って、
先輩の前では「私たちここまで考えてこれだけ準備進めてるんです」
と先頭にたってアピったりしているわけです。
実際は他の人に丸投げしておいて結果を聞いただけだったりするくせに。
はぁ、私もここでグチってしまいました。
まあ私のブログなんで大目にみてやってください。
クリスマス飾り
12月に入って、病院もすっかりクリスマスモードです。
うちの病棟でもどこからか出てきたクリスマスツリーをドーンと飾っています。
ある別の病棟では、
ボランティアさん手作りのリースが全ての病室の前に飾ってありました。
それを見て、うちの病棟も負けじと、
誰からとも無く声があがり、病室のドア飾り付け大作戦が始まりました。
師長指令により予算は10000円。
病室は全部で35。
つまり1つあたり290円以下で調達しなければなりません。
その日オフの買出し隊長1名と私を含めた夜勤明け3名とで新宿へ繰り出しました。
この時期なのでどこへ行ってもクリスマス用品はいろいろありますが、
今回、最大の壁はなんといっても予算。
安いものはちゃっちいし、かわいいものは高い。
それでも脚を棒にしながら探し回り、
手作りリース売り場にあった柊(?)の枝にマツボックリやリンゴがついた
コサージュのようなものを格安の210円でゲットしてきました。
そして35個というのは意外と大量ということが途中で判明。
たくさんあると思っても数えてみると10個くらいしかなく、
普通は大量買いするようなものではないので在庫もそんなに無く、
最終的にはちょろっと妥協しつつも、数種類を組み合わせて35個を揃えました。
すべてを終えて病院へ戻ったのが夕方6時。
夜勤明けだった私は軽く30時間以上活動し続けました。
(うちの病棟は2交替で夜勤は定時で16時から8時半の16時間。
だいたいお昼頃には起きて、15時には情報収集のために病棟に行ってます。
夜勤中は5名ほど(多っ!)の頻コール患者に翻弄され、
先輩がたくさんフォローしてくれたにも関わらずまともな休憩は取れませんでした。
珍しく全体的に状態は落ち着いてたのに……涙)
それでも買ってきた飾りを見て、みんながカワイイと喜んでくれたので嬉しかったです。
「ちょっとショボくない?」とか言われたらどうしようかと心配していたので。
まあそこは皆さん大人でした。
喜んでくれるのが最大のねぎらいになりました。
あとは殺風景な廊下に花を咲かせて、
入院中の患者さんが少しでも何かプラスに感じてくれれば言うことないです。
そして私的には好きな先輩と仕事以外の場でいろんな話をできたのも
滅多にない貴重な時間だったので、嬉しかったし、楽しかったです。
とは言うものの疲れ果てたことには変わりなく、
家に帰ってからは15時間以上爆睡しました。
社会人
もうすぐ11月が終わろうとしています。
もう年末。
「早いね」という会話をよくします。
去年の今頃は、のん気で気楽で幸せで楽しかったなぁなんて思います。
部活に一生懸命になれる、
これって本当に恵まれた環境だったんだと再認識しています。
やっぱり社会人って大変だと感じてます。
人の人生、生死に関わる看護という仕事の大変さももちろんそうですが、
大して共通点のないいろんな人と一緒に働くというのも
なかなか大変なものだと思います。
いろんな人と話してその人の知らない一面に触れたり、
自分にとって新たな考え方を開拓したりするのは楽しいですが、
学生の頃と違ってそういう時間は本当に限られてる感じがあります。
楽しいと思える時間があんまり無いような気がします。
まあ確かに職場は友達を作る場ではないですけどね。
でもやっぱりなんかそれだけじゃ寂しいなぁとも思ってしまいます。