Studio Forest ・・・ 森に暮らす -4ページ目

新雪のあとで


春の陽光に 輝く新雪

それは純白というよりむしろ

まばゆく光る白金のようだ

去りゆく季節に別れを告げるように

一歩一歩、ゆっくり登る






~~~~~

一昨日、うちのあたりは雨でしたが、山は雪だったようです。
幸運にも、新雪にトレースを刻むことができました。

新雪に真っ先に足跡を刻む。この冬何度目だろう。
思いがけない山のプレゼントでした。

真冬の乾燥粉雪とはちがう、クリスピーな感触は春山ならではです。
今日からは登山客が大挙して訪れるでしょうから、私が新雪を踏めるのは今シーズン最後でしょう。


降雪量は10センチ程度でしょうか、氷化した残雪の上に新雪が乗った状態で、キックステップの効きが悪かったので、アイゼンを装着しました。
春山の氷雪技術は、厳冬期のそれとは違うものが要求されます。
日照や時刻によって大きく変わる雪質。安定しないフリクション。
身のこなしやアイゼン・ピッケルワークは、場合によっては厳冬期より繊細さを要求されます。
加えて、天候。真冬から初夏まで一夜にして変わることもめずらしくありません。
雨に降られた後、寒気の流入で冷え込むのは春山の定番の天気変化。濡れた装備で寒気をやり過ごすのはそれなりの技術と経験が必要です。

無題

たくさんの思い出に彩られて その人は旅立っていきました

縁を結んだ人々に そっとお別れを言って


送る人々の思い 

あふれんばかりの 「ありがとう」

正直言って 僕のカメラでは受け止め切れなかったかも知れない





大きなのっぽの古時計

おじいさんの時計

百年いつも動いていた

ご自慢の時計さ

おじいさんのうまれた朝に

買ってきた時計さ


今は もう動かない その時計



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I'm so tired, I haven't slept a wink
I'm so tired, my mind is on the blink
I wonder should I get up and fix myself a drink
No, no, no

今の気分、まさにこの歌詞・・・

ふう。。。

I'd give you everything
I've got For a little peace of mind


流星群の夜


ほろ酔い加減の身体にも 寒すぎる空気の中

空の広いところに椅子を出して

星が流れるのを待つ


間もなく満ちる月が照らす夜空

負けないで落ちてこい

流れ星


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今日はこと座流星群の極大日だそうです。

さすがに空が明るくて、流れ星はみられませんでした。
というか、うとうとしていました(汗

気温は氷点下。
グラスに注いだウイスキーもいい感じに冷えて、ちびちびやりながら星空を見上げています。

星なんか流れなくても、ちょっとぐらい寒くても、ゆったり座れる椅子と張りつめた空気、うまい酒があればいいや。。。






雪の朝


目覚めると、大粒の雪が舞っていた。


あとからあとから落ちる春の雪は 積もりもせず

ただ黒ずんだ地面に吸い込まれていった


外に出てみる

冷たい風がほほをよぎる

襟から入った雪に きゅっと首をすぼめて

小鳥の餌台にヒマワリの種を載せる



やってきた一羽のシジュウカラが

餌台の上で じっとたたずんで

降りしきる雪を見ていた



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寒い。
今朝は雪、いまは晴れているけど気温は氷点下3度を切りました。

真冬と同じように、羽毛服を着込んで手袋をして、それでもテラスで一杯やってます。

この時期のマイナス3度は、厳冬期のマイナス10度にも匹敵するくらい寒く感じます。
春の暖かさに身体が慣れたせいでしょうか。

まだまだ、薪ストーブに活躍してもらわないと・・・


Stars   〜ミュージカル「レ・ミゼラブル」より

レ・ミゼラブルのなかで、シャベールの歌う「Stars」

バルジャンを追う警吏の、すざましい執念。




どんなに季節が巡っても

間違いを犯したものは

業火に落ちる


自由への扉の前で 躊躇し振り返るものは

自らの行いを 償わなければならない


神よ!

彼はどこにいるのでしょう

彼を捕らえずして 私に安らぎはない

この夜空の星々に 誓って・・・


And each in your season
Returns and returns
And is always the same
And if you fall as Lucifer fell
You fall in vain!
And so it must be
And so it is written
On the doorway to paradise
That those who falter and those who fall
Must pay the price!
Lord let me find him
That I may see him
Safe behind bars
I will never rest
Till then, this I swear
This I swear by the stars!




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シャベールの「きかせどころ」だと思います。
歌詞の内容はすごいですが、私、この曲けっこう好きです。

なにしろ、「熱い」
レミゼは、熱いところがいいんだと思っていますから、多少大げさでもいいじゃないですか。

手元にある10周年記念コンサートでは、どーんと歌いあげたシャベールが、額に汗をにじませながら観客に向かって微笑むんです。
これがまた、カッコいい。


それにしても、シャベールの執念はすごい。
こういう人はきっと、土星に木星がスクエアのアスペクト持ってるんだろうな。
多分土星は蠍座、アスペクトする木星はおそらく獅子座じゃないかと・・・

で、このシャベール警部、バルジャンに助けられたあと自殺してしまいます。
バルジャンはきっと、シャベールの木星にオポジションの位置に天王星でも持ってたんじゃないでしょうか。ここにトランシットの火星などがやってくると、、、セーヌ川に身を投げる。。。

などと、妄想膨らむ星空の晩でした。

あ。曇ってきちゃった。









新しいフェーズのはじまり


ひがな一日、テラスで過ごす

本を読んだり うとうとしたり


心に波風が立たないよう 余計なことは考えず

引っ掛かることは 明日にしようと言い聞かせ


ひたすら平穏に過ごす日

春分

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八ヶ岳南麓もずいぶん暖かくなりました。
この時期に一日テラスにいられるというのは、めずらしいかもしれません。
朝晩こそストーブのお世話になりますが、照れば昼間は暖房は不要という日々が続いています。

さて、
星の動きで考えれば、一年の、つまり地球の公転軌道のスタートと言える「春分」

自分のリズムをカレンダーではなくお空の動きで考えている私にとって、今日は一年のはじまり。
つまり元日なのです。
たまたま仕事も入らなかったし、つとめて平穏にしていようと心に決めて
静かに過ごしました。

「新たなスタート!」などと気負うこともなく、かといって「怠惰な寝正月」というわけでもなく
静かに、確かな始まりを実感した一日でした。


ちなみに占星術的には、月曜日に水星が順行、明後日には金星が牡羊座に。
どーんといこうみたいな雰囲気が漂っています。




雲の中


ついこのあいだ、ラッセルに苦しめられた道。

今朝はわずかに残った雪が凍りついているだけ

このところの暖かさで、白からグレーに変わった森を歩きました。


南風に運ばれてくる湿り気は 次々と雲になって

芽吹きを待つ木々にまとわりついています。


さっきから 木々のざわめきが激しくなってきました

思ったより天気変化が早いな・・・

高度をあげるにつれて激しくなる風

頬を打つ氷の粒


今日はここまでにしよう・・・




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もう2週間以上入っていない山。
やっと時間を見つけて出掛けましたが、あいにくの天気で、途中で撤退してきました。
低気圧本体の荒天がやってくる前の、低気圧に向かって吹き込む風が作る悪天に阻まれました。
日本海に低気圧が入ると、南向き斜面のこのあたりではよくあることですが、今日は読みより早くくもがきちゃったみたい。。。というより、意外に風が強かった。
これはつまり、低気圧が強烈だったということ。
その証拠に、夕方から降り出した雨は。まさに「篠つく雨」でした。




冬日

きらきらのお陽さまに誘われて、吐龍の滝にでかけました。

滝までの道はこのところの降雪で、たっぷり雪があったけど

滝の前にたつと 思いのほか暖かくて

しばらくたたずんでいました。

あたりを支配する滝の轟音に混じって聞こえる

微かなささやきに耳を傾けていると

身体がわずかに地面に沈むような感じがします




立春をすぎた太陽にてらされて、滔々と落ちる水

逆巻く流れの力強さは 春が近いことを物語っていました。

$Studio Forest ・・・ 森に暮らす

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今日は平日とあって、滝は貸し切り状態。
ゆっくりと語り合うことができました。

暖かいと言っても、やはり冬の沢です。お出掛けになるなら、防寒対策はお忘れなく。


粉雪

20センチ近い積雪があった翌朝 山に入った

南岸低気圧通過後に急速に強まった冬型のおかげで、八ヶ岳はどんよりと曇って雪が舞っていた


土曜日の朝とあって先行パーティーがいたが、幸い彼らは夏道通しに歩いたらしく、冬ルートは処女雪のまま


足元の雪は砂糖のようにサラサラと崩れ

踏み出すワカンは軋むというより 粉雪に包まれるようにくるぶしまで沈む


森閑とした林に 音もなく舞い降りる雪の精

木立越しに 茫洋とした朝日がのぞいてる




ラッセルで一汗かいて、湯気が上るようになった身体を

雪の上に投げ出してみる

ほてった頬に 冷たい雪が心地よい

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いつでも行けそうなところに住んでいても、新雪を踏んで山を歩く機会ってそう多くないものです。
今年はこれで2度め。

というか、サラサラの乾燥粉雪を踏めるのは、今シーズンはこれが最後かもしれません。





追想


雪が降り出した

細かい雪が こんこんと降る

静けさが 森を包む


「僕の微笑みが 凍りついているのは

 降り出した 雪のせいじゃない」


なんの脈略もなく 思い出す古いフォークソング



「あの人ともう二度と 旅をすることもない」

記憶の糸は こんな歌い出しに辿り着いて

ぷっつりと切れた


いや、切ったのかもしれない

雪はいつまでも 純白のままで


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雪が降っても、テラスで飲んだくれて駄文を書いています。
ネタが切れそうになると引用する、古い曲の歌詞。

「猫」というバンドには、「雪」という名曲もありますが、なぜか思い出したのは「各駅停車」。
イントロが印象的で、好きな曲でした。

それはともかく、心配なのは今夜の雪。
先週とちがって、早朝に出掛けなければいけない用事はありませんが、待ったナシの仕事を抱えている人もいます。
そんなに積もらないことを祈るばかりです。