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パースくん2…初めてのアート(笑)〜vol.2

 元祖「パースくん」について、以前使っていたSo-netのブログで製作プロセスを20回くらいに渡って書いた。
 最初の記事が2007年の11月15日だが、実際にはもっと早くから作り始めている。

 最初の記事↓
http://studio7.blog.so-net.ne.jp/2007-11-15

 ちょこっとプラモを作った経験があるくらいで、フルスクラッチなんてやったことがない。
 事実上初めての経験に試行錯誤の連続だった。
 

 今回の学校の授業も「初めての経験」だらけだった。

 まず、彫刻の歴史や「レディ・メイド」なる芸術分野について、スライドを使ったレクチャーがある。
 正直言って、現代アートの世界はよくわからない。

 私はレクチャーを聴いて、「よくわかんないし、とにかく“アート”という土俵にどこまで“お笑い”を持ち込めるか」ということを自らのチャレンジ目標にした。


 レクチャーに続いて「小手調べ」の課題が出る。

 「手持ちの品や教室内にあるものを組み合わせて何か作れ」と。
 30分くらいで素材を探し出して構成を練って作る。

 何か作れ、ったってなあ。


 他の学生さんは凄い。

 モップとホウキを柄に付いているヒモでまとめ、「逆Vの字」というか「人」というか「入」というか「λ」というか、の状態で立たせた人がいる。しかも、それに『サボタージュ』というタイトルまで付けている。「サボタージュというのは“サボる”の語源ですが、そもそも労働者が経営者に対しての抵抗として…」という解説まで入る。
 本来「掃除という仕事をするための道具」を組み合わせて「掃除が出来ない状態」にしちゃったわけである。

 他にも、スケッチブックの上に色々な物を並べてオブジェのようにする人や、筆記具を壁に貼付ける人や、大小の木製のドアストッパー(って、木片を三角に荒く切っただけのものだが)を尖った方を上に向けて並べる人など、とにかく何だかアートっぽい。

 それらの作品についての先生からの講評も、「教室という空間にこの形状が現れる凶暴性」とか「存在自体に感じられる恐怖感」とかアートな言葉で語られる。


 で、私はどうか。


 
 …恥ずかしいので、写真は省略。



 先生は「有り合わせの物で作ったというスラップスティック(=ドタバタ感がある)でユーモラスな作品」と、全然アートっぽくない言葉で講評してくれた。
 良いんだが悪いんだかさっぱりわからないが、「ユーモラス」と感じてもらっただけで一応は成功(笑)


 今度はいよいよ本チャンの課題となる。
 校舎内や街の中を「取材」して、デジカメで色々なものを撮影してくる。
 教室に戻ったら、撮影した素材を眺めながら組み合わせや構想を考えてスケッチに落とし込む。

 以下、私がデジカメで撮影したものを動画風にしたもの。





 さ~て、何をどう組み合わせますかね。

 (つづく)

パースくん2…初めてのアート(笑)〜vol.1

 48歳、通信教育の美大生である。
 で、「プロダクトコミュニケーション~立体」という通学授業(スクーリング)に三日間通った。

 毎日9:00~18:00で、一応90分×五時限。実際に立体を作る授業なのでそこらへんはアバウトと言うか、トイレタイムや食事時間は各自テキトー。

 私は「パースくん2」を作った。

 元祖「パースくん」(正式名称は“満田監督、佐々木明先生、黒部進さん、古谷敏さんサイン入りウルトラマン変身シーンパースフィギュア”)はこれ↓。

studio7の映像実験室-パースくん

 2007年10月から2008年1月にかけて、約三ヶ月半を費やして自作したフィギュアである。
 「パースくん」という愛称は、ウルトラなお友だちの一人であるマック&シュンカナさんが付けてくださったもの。
 仲間内ではフツーに「パースくん」で通用する(笑)。


 残念ながら、美大の授業でウルトラマンは作らせてもらえない。
 今回の課題は、ぶっちゃけ「室内や街の中にあるものを複数組み合わせて意味の無いモノを作る」こと。
 しかし、「おお、この電柱を使おう!」と引っこ抜くわけにもいかないので、(素材をデジカメで撮影したものを資料にして)油土で作るってわけだ。まあ、よくわかんないのだが。

 評価基準は…

 1. 受講態度および授業への参加度(制作への探究度含む)
 2. 発想力・構成力
 3. 具現化する力
 4. 習熟度
 5. プレゼンテーション力

 …だそうです。

 受講態度以外、「それを学ぶために学校に行っている」わけである。
 にも拘らず、そんな難しいことを実製作をしつつ三日間で学び取って評価を受けるというのは無茶と言えば無茶。

 普通の大学は入試によって一定のレベルに達していない人はふるい落とされるが、通信教育は書類選考のみで入学できる。義務教育の図工や美術の授業しか受けていないような人(←オレだ!)でも美大生になれちゃうのだ。

 そんなレベルの人間(くどいようだが、私のこと)が三日間で学び取れるわけがない。
 だが、それで及第点を取らないと当然単位は貰えないんだから、普通の美大とは違った意味で厳しい世界ではある。

 それでも、「買わない限り、宝くじは当たらない」のと同じように「授業に出ない限り、単位は貰えない」ことは明らか…って、そんな確率かよっ!

 ま、とにかく、三日間通った。

 疲れた。

 以下次号(ホントに“次”かどうかわかりません…)。
 

今月、けっこうキツいな〜…

 8月は、毎週末に大学(通信教育部)の通学授業…スクーリングがある。
 それぞれ前後の課題があったりする。
 で、及第点が取れていれば単位取得。

 ってコトは…よく考えたら、今月、ず~っとテストを受けているのと同じこと…。

 通信教育部というのは入学試験が無いわけであるからして、「全く基礎的なことが出来てないジャンル」というのも多々ある。美術大学だからスクーリングと言えば創作そのものをやる。情報デザインコースという得体の知れないコースを選んでしまったので創作分野も色々。


 先週は以前記事に書いたのだがAdobe Flashを使ったWEBコンテンツ作成だった。今日から8月15日にかけて、その事後学習ってことで、大学の専用サイトにログインして「自作のプレゼン」だの何だのをやる。

 で、昨日・今日・明日は学校に行って9時から18時までよくわからんアート分野の立体物(彫塑)作成に拘束される。幸いにしてこれは事後課題は無い。

 来週は広告のプランニングで、そっちは事前課題がある。

 その次が絵本を作るってんで、事前に絵コンテを作って持参しなければならない。


 確かにそれぞれの授業内容は楽しい。

 だが、このテストなシチュエーションを一ヶ月続けるのは精神的&脳みその体力的にキツい。
 何と言うか、義務教育~普通の通学制の大学に通っていた時のテスト時期よりキツい気がする。…大学はほとんどサークルの部室に“通って”ただけだったが(だから卒業できなかった)。

 それに、何たって若くない。

 まあ、仕事が悲惨にごちゃごちゃしてた時よりはマシか。
 
 それはいいから、ブログ更新に逃げるなよ!

ウルトラマン 毒舌怪獣ドクマムシサンダユウ登場!

 そんなわけで、TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』、毒蝮三太夫さんのコーナー(毒蝮三太夫のミュージックプレゼント)にウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏さん、そして数々のウルトラ作品を手がけた満田かずほ(「禾(のぎへん)」に「斉」)監督が登場!

 しかも、池袋のサンシャインで開催されている「ウルトラマンフェスティバル」会場からの生放送である。


 …のだが。


 いっつもこんななのか? このコーナー????

 それともなまじゲストがいたことで中途半端になっちゃたのか?


 私が(勝手に)期待していたのは、マムシトーク炸裂のウルフェス参加者&ゲストとのやりとりだったのだが、何だか今ひとつ。

 
 まずは、その前のコーナーに登場していた成城大学ラグビー部の松尾雄治さんとラグビー話で盛り上がるマムシさん。それでずいぶんと(ウルトラファンにとっては)余計な時間を食われた。さっさとウルフェス会場に入れよ、マムシ!



 子どもたちや会場スタッフとちょこちょこっと会話をして満田監督や古谷さんとちょこちょこっと会話をしておしまい。



 さらに、スタジオから「曲、入ります」と、『ウルトラマンの歌』(初めて聴いたアレンジ)と、中西圭三さんの『誓い』 
 (ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルのテーマ曲)が流れたのだが、タイミングがめちゃめちゃ悪くて全く「ミュージックプレゼント」になっとらんじゃないか!


 放送には登場しなかったものの、現場にはフジアキコ隊員役の桜井浩子さんもいらっしゃったらしい。
 ウルフェス会場は大いに盛り上がったのかもしれないが、ラジオを聴いている身としてはフラストレーション溜まりまくりだった。


 …まあ、ちょびっとだけ古谷さんに「今度、本も出るんだってな」と言ったのが“古谷派”としてはせめてもの救いだったが。

 
 あ、それからね、マムシさん。
 「ジェットビートルやウルトラホークでM78星雲まで行ったんだから」とおっしゃってましたが、あなたはそこまで行ってません!

若さゆえの自主制作!

 …YouTubeの自主制作紹介ブログと化しているが…。

 一本一本の映像が長いのでダイレクトには貼らないが、こんな若者たち がいる。


 どれも既製作品のパロディで、超低予算&少人数で作っているのだが、他に無い妙な勢いを感じる。

 もちろん、こういう映像をYouTubeにアップするというのは(例によって)色んな意味でアレなのだが。

 彼らは、間違い無くアホである(誉めている)。

 制作時期を順番に観て行くと、「見せ方」に対する意識の変化みたいなものが感じられて面白い。
 それでいて、「デタラメ」&「楽しんでいる」&「勢い」は失われていない。

 デタラメ、と言っても、少なくとも私が高校時代に関わった8mmフィルムの映像よりは、はるかに観られる作品になっている。

 また、キャラ(全ての作品の出演者はほとんど同じ)が、必要以上に立っている。
 この「やり過ぎ」感も魅力である。

 ある人から彼らの作品を紹介されて、全ての作品を一気見してしまった。
 
 ん~、こいつら、変にオトナになってこぢんまりとまとまって欲しく無い。
 メンバーの中で、もし映像専門の道に進む可能性があるとすれば、ほとんどの作品で監督を務める「世界の寛人」という人だと思う。
 彼がプロになったとしても、仕事と別にこういうハチャメチャな作品を作り続けてほしいな。
 
 「イイ歳こいて、もうバカな映像なんて作ってられるかよ」などと言うなかれ。
 ふふふ。おじさんたちは作ったよ。
 完成時点で、35歳、36歳、40歳、47歳という顔ぶれが、6歳の子供をダシにしておバカをやったのだ。
 浜辺で怪獣ごっこをやったのだ。
 
 でも、今の彼らの勢いにはかなわない。つい「映像として、きちんとまとめよう」という計算が(成否は別として)働いてしまった。
 
 残念ながら彼らは今年、活動休止宣言をしてしまったが、一部で「ピンク色のオリジナル怪獣」が登場する映画を作るのではないかとの噂も出ている。

 是非、作り続けてくれ~~~。
 …ただ、著作権は気をつけた方が良いと思うぞ。