外部生と内部生の違い〜外部生の悩み〜 | 学生のための役立つブログ

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今日はちょっと遅めの更新ですが、僕が個人的に感じた「外部生と内部生の違い」について書いていきたいと思います。

簡単に用語の説明ですが、今回ボクが書く「外部生」とは付属校のある大学に大学から受験して入った学生のことで、「内部生」とは付属の高校、中学、もしくは小学校・幼稚園から入った人たちのことを言うとします。

もちろん、例えば中高一貫校の高校生にとっての「外部生」とは高校から受験して入ってきた人たちのことで、「内部生」とは中学以前に入学している生徒のことです。「外部生」と「内部生」はそれを語る人の学年によって変わりますが、僕は1番状況として多い大学における「外部生」と「内部生」について書いていきます。

もちろんこれは僕の個人的な見解であり、決して一律に「外部生はこうだ!」だとか「内部生はこんなのしかいない!」みたいに断定した話ではありません。あくまで「こういう感じの人が多いな~」っと一学生として感じた程度です。なので、かる~く参考にしてもらえればと思います。これはもしかしたら中高生をもつ親御さんの方がもしかしたら参考になるかもです。

公平を期すためにそれぞれのメリットとデメリットについて書いていきます。

まずは僕自信がそうだった「外部生」についてからです。

・メリット
まず最初に浮かんだメリットは意外かもしれませんが「受験をした」ことです。もちろん受験をするというのはプレッシャーもあり、不安もあり大変な経験だとは思いますが、受験が終わり数年が経つと、「あの時勉強しといて本当に良かったな~」って思います。受験で嫌な思いしかしなかった人にとってはもっと複雑かもしれませんが、それでも「若い時の苦労は買ってでもしろ」というのは実際あるなーと思います。正直生きていれば嫌なこと・苦労することって受験以外にもたくさんありますが、それでも「受験生の時よりはマシだ!」ってメンタルが鍛えられます。

また、大学受験で得た学力は大学入学後も何かと役に立ちます。これはまた別の機会で少し書きたいと思っていますが、例えばTOEICの試験のレベルは大体センター試験の英語と同じくらいのレベルです。なので、しっかりと受験勉強していたら、TOEICの勉強はほぼしなくても良い点が取れます。というか、センター試験の勉強がそのままTOEICでも使えると言っても過言ではありません。もちろん、他にも簿記などの資格においても基礎学力があることは強い武器です。また、大学受験(一般受験)を経験していると塾や家庭教師のバイトに就きやすいという利点もあります。特に文系学部で理系科目が出来ると塾では非常に重宝されます。

これに関連して最後に。中高生の中には大学に受かればもう中高で習ったことは忘れても良いんだ!って思う人いるかもしれませんが、それは大きな間違いです。もちろん大学に役に立つというのは言うまでもないですが、もっとみなさんの関心の高いこととして就職活動です。

就職活動と聞くと面接対策やグループ・ディスカッション対策のことばかりハイライトされますが、それよりも先に1次試験としてSPIやテストセンターなど、中学・高校レベルの英数国の試験があります。これで企業が定める最低点以上をとらないとそもそも面接にも、グループ・ディスカッションにも呼ばれません。「大学フィルター」と言って、いわゆる偏差値が高い大学に行っていると、この1次試験は有利という話も聞きますが、それでもやはりある程度点数を取れなくてはダメです。そう考えると、大学受験までしっかりしていると勉強しているとこれらSPIやテストセンターはそんなに難しく感じませんし、この2つ以外にも企業が独自に課す筆記試験などもあまり苦労せず対応できます。

夢のない言い方かもしれまでんが、みんさんが何か人と「競争」しなくてはいけない状況に立たされる時、必ず「学力」というのが求められます。最近は大学付属校に行く以外にも受験をしないで指定校推薦だったり、AO推薦だったりで大学に行く人も増えていますが、僕の個人的見解はやはり勉強はするべきだということです。どこかで楽をすればどこかで絶対そのしわ寄せがあります。それは肝に命じておくべきです。

・デメリット
さて、ここまでで予想外に長くなってしまいましたが次は「外部生」であることのデメリットです。これはやはり最初友達がいないことです。内部生は高校、もしくは中学から一緒の友達がいます。先輩も、後輩もいます。入学式からして一緒に参加し、そのあとのサークル選びも相談したり一緒のところに行こう!っと決められるような友達がいます。それに引き換え外部生は基本的に最初は一人です。もちろん進学校とかであれば同じ高校から何人か同じ大学へという人もいますが、それでもやはり親密度で言えば内部生は圧倒的に親密です。極端な話ですが大学によっては「外部生入部禁止」とするサークルがあるという話も聞きます。

また、これも大学に、そして人によりますが最初内部生からすると外部生は文字通り「よそ者」として仲良くなってくれなかったりするかもしれません。外部生のボヤキとして「内部生はいつも内部生同士でつるんでる」というような話を聞いたりもします。やはり最初は大なり小なり内部生と外部生の間には壁があるように感じます。

ただ、だんだんその壁もなくなっていくというのが僕の実感です。誰だって大学に入ったからには自分の交友関係を広めたいと思っているものですし、内部生にとっても学部もサークルも違う内部生の友達よりも、同じ学部のクラスだったり、同じサークルやゼミだったりする外部生との方がだんだん仲良くなっていきます。

中には内部生でも内部生同士でつるんでるのが嫌で積極的に外部生と仲良くなろうとする人もいます(そして数で言えばこういう人のほうが圧倒的に多いです)。慶應の場合、男子校の付属校(慶應義塾高校、志木高校)の内部生たちは女の子の知り合いが欲しいというのもあると思いますが、ものすごくフレンドリーです。

そういう意味ではこのデメリットは正直そんなに気にしなくてもいいといえばいいかもしれません(笑)

なんかこう書くと外部生であったことに関してメリットはあれどデメリットってないかなーとも思います。こういう風に思えるのもフレンドリーな内部生が多かったからかなーとも思いますし。

内部生からしたら「いやいや、外部生とかうぜーよw」って思うこともあるかとは思いますが、外部生の僕から言わせると、別に外部生で嫌な思いしたことも、露骨な嫌がらせされたこともないので問題無いです。


ということで、ちょっと最後は駆け足でしたが外部生であることのメリット・デメリットでした。

予想以上に長くなってしまったので、「内部生であることのメリット・デメリット」は次回に回したいと思います。お楽しみにしててください。