こんにちは
もはやタイトルの数字になにか意味があるのか、自分でもわからなくなってきた今日このごろです(笑)
ということで今日は続きで、ダラダラ勉強脱却からの速く正確に解く勉強へ変えていったプロセスを書いていきます。
前に述べたとおり、僕は浪人時代(フリーター時代?)はZ会の通信教育と四谷学院の55段階授業を1つとっているだけでした(夏期講習はもう少し講座をとりましたが)。この両方の教材・講座で共通するのが速く正確に解く力の養成でした。
まずはZ会から話していきます。
Z会は教科別・レベル別・大学別に本当に様々なコースが用意されています。僕は英数国社小論文のコースを取っていました。これらのコースで主に記述式の問題(国立2次や早慶レベル)を解く力をもっとつけようと考えたからです。というのも、浪人で予備校に通わないでいると記述式の問題の添削をしてくれる人が誰もいないという状態にあったからでした。
Z会は定期的に送られてくる問題集や毎月送られてくる課題の教材を解くのが基本です。そしてこの毎月送られてくる課題にはテスト形式で回答し、Z会に送り返して添削してもらうというものがあります。このテスト形式の課題はもちろん自分で時間を計ってやるものですので人によっては時間を計らないでじっくり解きたいという人もいるし、設定されている時間よりも短く決めて自分で解くことができます。
僕はこれを毎回本番の入試試験問題だと見立てて、設定した時間以内に解くよう心がけてやっていました。時間を計らないでやると今まで散々言ってきたダラダラ勉強になってしまうおそれがあったからです。いつも本番さながらの緊張感を持ってやろうということでZ会の添削サービスは入試形式と位置づけて解いていました。この時は今ほど意識していたわけではないですが自然と速く正確に解くという心掛けを持つことができていたと思います。問題量・問題難易度を考慮した設定時間になっていたので、毎週やっていた提出課題は本当に毎回いい感じに得意な範囲であれば時間ギリギリに完答でき、苦手だったりなかなか解けないでいると完答出来ないという風な、一分一秒争う戦いでした(笑)この演習でかなり実践力がついたと思います。
通信教育は強制力がないから緊張感が保つことが出来ない、悪い意味でマイペースになってしまうなどという人がいますが、僕の場合は毎回の課題をやるのが楽しみで、いつも緊張感を持ってやることができていました。
次に四谷学院です。
前も書きましたが、四谷学院の55段階授業は授業というよりも演習です。講習時間中はひたすら問題を解きます。1段階ごとに5~10問くらいある問題用紙をコピーして、それを解き、先生に丸付けをしてもらう→合格点以上なら次の段にあがり、合格点未満だとまたその段の問題をやる、といったことを55段階分繰り返すといった内容です。
これってもはや塾として手抜きすぎじゃね?って感じがしないでもないですが(笑)毎週の授業で一段階ごとに就寝しても55段階上がるにはまるまる一年必要になってしまうので、理論上1日2段階、3段階と昇段していかないと科目の全単元を終えることが出来ません。なので、授業中はダラダラ勉強しないで、かなり必死に速く正確に解いて、合格点を取ろうとします(もちろんやる気のない人は1週間で1段も昇段しないなんてこともザラです)。
ここでも意図せず、というかそもそも僕は55段階授業というものを誤解していたわけですが(笑)、ダラダラ勉強するのではなく速く正確に解くという力を養うことが出来ました。塾のおかげで合格できました!!なんて大声で言うことが出来るほど別に四谷学院におんぶされたわけではないですが(笑)、それでもこの55段階授業や自習室、赤本コピーでは非常にお世話になりました。また夏期講習・冬期講習では小論文の添削授業を受けたのも非常に役に立ちました。家から通いやすいという理由で、近所の四谷学院は現役館でしたが、浪人だった僕を快く受け入れてくださり、本当にありがたかったです。やっぱり現役生(若い子達)と一緒にいるほうが何かと楽しかったですw
ということで、今ほど体系的・有機的に「速く正確に解く勉強をしよう!」と思っていたわけではないですが、偶然に偶然が重なり、僕は速く正確に解く力をつけることが出来ました。
おかげさまで浪人時代の受験の結果は一番最初の頃のブログで書いたとおりです。
これにて長くなりましたが、塾選びに関しての僕の経験談は終わりです。次回は総括としてまとめを書いていきたいと思います。