東洋の踊り子・伊東紅蘭さんについて、2020年3月結の大和ミュージックでの公演模様を、四作目「Flower fairy」を題材に、「どんな花より君は美しい」という題名で語ります。
2020年3月結の大和ミュージックに顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①葵マコ(DX東寺)、②新井見枝香(フリー)、③eye(道劇)、④六花ましろ(道劇)、⑤南美光(TS)、⑥伊東紅蘭(東洋) 〔敬称略〕。
伊東紅蘭さんとは先週の大阪東洋ショー劇場で会ったばかり。二週連続でお会いできて嬉しい限り。紅蘭さん自身、今回が初の連投になる。
東洋の新人さんの中で、唯一、大阪東洋と関東の劇場に出演してくれている。昔はたくさんの東洋の新人さんが関東の劇場に乗ってくれていたので、伊東紅蘭さんの活躍が心より嬉しく感ずる。私は紅蘭ファンとして、東洋の看板は水元ゆうなさん⇒あらきまいさん、そして次は伊東紅蘭さんだと信じて疑わない。それだけの華を持っている。
さて、新作「Flower fairy」は先週の大阪東洋で初出しされ、既に拝見済み。今回の大和にてゆっくり観劇レポートさせて頂こうと思っていた。
今回の作品は、全身に花を飾っているので、「花の妖精」だろうとすぐに見当が付いた。衣装が水色系統なので、風をイメージしているのかな。だから「風と花の妖精」でもいいかなと一人で思っていた。だから、タイトル「Flower fairy」と聞き、合点がいきました。
紅蘭さんから次のコメントを頂く。「お花の演目やりたいと私が言い出した(笑)」「今回の選曲は一緒にいろいろ考えたが、あおい先生が見つけた曲!!(笑)」そして「振付もあおい先生!! 」
さっそく新作「Flower fairy」のステージ内容を紹介します。
花がたくさん付いたドレスに身を包み、お花畑のような傘をさして登場。
髪は白とピンクと黄色の花がついた紐で後ろにひとつ結び。さらに頭にはキラキラ輝く白と銀のヘアバンドをし、右側に水色の花飾りを付ける。
衣装は肩出しで、肩から下にロングドレスを吊るす。生地はメロウグリーン。胸元はV字に割れて白い紐でクロスさせ、臍部に白いリボンを結ぶ。スカート部は前が割れている。手首にメロウグリーンの布かせ。
左側の胸元から、白と黄色の花が顔を覗かせている。
傘は花畑のように華やか。赤やピンクや黄色の花々が付いている。
音楽にのって、軽快に踊る。
1曲目は、名曲「君の瞳に恋してる」(原題: Can't Take My Eyes Off You)。フランキー・ヴァリが1967年に発表した楽曲。数多くの歌手にカバーされているスタンダード・ナンバー。 作詞・作曲はボブ・クルーとボブ・ゴーディオ。彼らはフォー・シーズンズをはじめ、当時の様々な歌手グループに多数の楽曲を提供したが、この歌は彼らの作品の中でも最もヒットした代表作の一つとなった。
音楽が変わり、袖のところで着替える。ドレスを脱ぐと、下にはブルーのブラ、白いパンティの上に薄いブルーの布を腰に巻く。ブラとパンティに絡み金線が入る。手かせ布も取ると、左手首に青い花。
ポイントは身体に巻き付いた白い紐である。右腕にクロス巻きし、それが左胸の方に伸びる。先ほど胸元から顔を見せていた白と黄色の花がその白い紐に付いている。また、左足に白い紐をクロス巻きしており、それにはピンクやオレンジの花びらが点在している。
頭は、水色の髪飾りのみ外す。キラキラした白と銀のヘアバンドがキレイ。
音楽に合わせ、銀のハイヒールを履いて、踊る。
二曲目は、軽快なインスト曲で、DANCE MUSIC COMPANY の曲「Spread Your Wings feat. Piano Master」。
音楽が変わり、ブラを取る。ピンクのリボンが付いた黄色の花を一輪もって舞い踊る。
三曲目は、クリスハートが歌う「やさしさに包まれたなら」。ユーミンの名曲も男性ボーカルだと一味違うね。なにせ彼の歌声は伸びやかで、しかもしなやかな声がとってもいい。
アルバム「Heart Song Ⅲ」収録。
クリス・ハート(Chris Hart, 1984年〈昭和59年〉8月25日 – 現在35歳)は、日本の男性歌手(J-POP)。アメリカ合衆国、カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア出身で、2017年(平成29年)に日本へ帰化した。
音楽が変わり、盆に移動し、銀のハイヒールのまま、ベッドショーへ。
白いパンティを脱いで、左足首に巻く。逆三角形に広がるヘアにそそられる。
透き通るような白い肌とビーナスの輝きをもつヌード。
近くで紅蘭さんを見て、その美しさに唖然とする。たくさんの花々に包まれているが、どんな花も彼女の美しさには叶わない。目線が合っただけで天国にいける。
アクセサリーも華やか。ヘアバンドの他に、純金のピアスがキラリ。手足のマニキュアが素晴らしい。白の上に金のコーデ。
ベッド曲は、KOKIAの「光をあつめて」。KOKIAの通算31作目のシングル。2012年1月25日にFlyingDogから発売。作詞・作曲:KOKIA。アニメ映画『ドットハック セカイの向こうに』主題歌。
KOKIA(コキア、1976年7月22日 – 43歳)は、女性シンガーソングライター・ボーカリスト。本名は吉田亜紀子(よしだ あきこ)。ヴァイオリニストの吉田恭子は実姉である。内閣府「災害被害を軽減する国民運動」のサポーター。
立ち上がり曲は、ユニット「I’iwi(イイビィ)」が演奏するJ.S.バッハの「G線上のアリア」。
「I’iwi(イイビィ)」は、TOKYO GIRLS COLLECTIONの音楽を担当するなどで注目を集めている永山学氏と、元akakageのメンバー佐藤豪、Free TEMPOのゲストボーカルや元気ロケッツプロジェクトにメインボーカリストとして参加し話題の宮原永海によるスペシャルユニット。定番クラシック曲をハウスミュージックなどにアレンジした音楽CD『CLASSIC meets HOUSE』を2010年1月27日にリリース。
こんなに近くで、しっかりと紅蘭さんを感じられなんて、なんて幸せなの♡
改めて、大阪東洋とは全く違う興奮度。東洋は踊り子と客の距離があるのと、なんと言っても照明の明るさが違う。ここは近くで照明がいいのだから興奮度が全く違う。ストリップファンとしては嬉しくてたまらない。やっぱり東洋の綺麗な踊り子は関東の劇場で見たい。昔のようにね。今回、その要望に応えてくれた伊東紅蘭さんには感謝・感激である。これからもたくさん関東の劇場に乗ってほしい。
いつもポラタイムが終わりOPショーに入る前に「あっ! おしっこに行きたい気分」と言いながらOPショー入る。紅蘭さんのその言葉を聞くと私はなぜか「萌えっ!」とする。そして、近くでOPしてもらうと「おしっこ掛けてくれないかなぁ~」と内心良からぬことを思いながら自然と口が開いてしまう。(笑)
そのためか、こんな童話を思いつく。題名は「サボテンの花」です。
2020年3月 大和ミュージックにて
童話『サボテンの花』
~伊東紅蘭さん(東洋所属)の作品「Flower fairy」を記念して~
ある国に冒険好きの王子がいました。王子は飛行機を自分で操縦して遠くまで冒険することができました。
ある日のこと。
王子は広い砂漠の上を飛行機で飛んでいるときに、飛行機の調子が悪くなり、砂漠の真ん中に不時着してしまいました。
見渡す限り、砂ばかり。王子は海の方角は概ね見当がつきましたが、歩いていくには何日もかかります。途方にくれましたが、とにかく海の方向に向かって歩き出すしかありませんでした。飛行機に積んでいた非常用道具をかつぎ、一人で歩き出しました。
四五日歩き続け、水や食料が底をつきました。
日が暮れかかったとき、王子は体力の限界を感じ、その場に蹲(うずくま)りました。
目の前に、一本の小さな小さなサボテンの木がありました。
「サボテンの木を切って、内の水分を頂こう」と思って、ナイフを取り出しました。
ふと、小さな小さな一輪のサボテンの花が、王子の目に止まりました。花はまるで王子に向かって微笑んでいるようでした。
「なんてキレイなんだろう。。。こんな美しい花を咲かすサボテンの木を切るわけにはいかないな。。。」と思いとどめると、王子は急に疲れを覚え、サボテンの木のそばに横たわり、そのまま眠ってしまいました。
美しい娘が、大きな瞳をキラキラさせながら、愛くるしい笑顔で王子を見つめていました。妖しい美しさをもち、どこかコケティッシュな雰囲気を漂わせます。娘は、王子を見つめたまま優しく声をかけてきました。
「私は、あなたに助けられたサボテンの花です。助けて頂いたお礼に、私があなた様が無事に帰還できるようお助けいたします。」
そう言って、娘は身に着けていた衣装を脱ぎ始めました。上下続きのドレス、肩ひもを外すと、張りのあるバストが現れました。王子はドキドキして見つめていました。そのままドレスが流れるように下に落ちました。きれいにきゅっと引き締まっているウエスト、そのため形のいいヒップラインが妖しいまでに大きく見えました。下半身の草むらはまるでオアシスのようです。この世にこれだけ美しいものはあるだろうか、王子は思いました。娘は王子の目の前に美しい裸体を晒しながら、「あなた様が助かるためのエネルギーを差し上げます」と言って、大切な秘部を王子の口元に近づけ、雫を飛ばしました。
王子は口の中に満たされた愛の雫を味わいました。温かく無味無臭の不思議な味でした。でも王子はたまらないほどの幸福な気分に満たされました。
娘は、「これから毎日エネルギー補給してあげますから、サボテンを携えて旅を続けて下さいね」と話して、そして消えました。
朝、目覚めたとき、王子は身体がほてってエネルギッシュになっているのに気づきました。王子は、小さなサボテンの木を根元からきれいに抜き取り、土のついた根本を布で包みました。そしてサボテンの木を携えて旅をつづけました。
サボテン娘は毎晩、王子の夢の中に現れ、愛の雫を捧げました。お蔭で王子は歩き続ける元気を保持することができました。一方、サボテンの木は少しずつ細くなっていきました。
サボテン娘と出会ってからちょうど十日目、王子は海辺に近い人里に辿り着きました。もう大丈夫です。
すると王子の耳元に「さようなら」というサボテン娘の声が聞こえました。王子は、急いで携えていたサボテンの木を見たら、木はすでに枯れていました。
王子はサボテンの木を抱きしめ、「ありがとう」と何度もつぶやきながら、枯れたサボテンの上に涙をこぼしました。
王子はサボテン娘のことを一生忘れることができませんでした。
おしまい