聖★黒薔薇学園~恋愛・人間関係・女の性 艶女になる為のテクニックを御紹介~



            蘭子のお勧めカテゴリー

          ★保健室 ★        悩める子羊はこちらへ・・・    

          ★夜の保健室 ★     正しい?性知識 

          ★理科室 ★        脱・セックスレス!(コメント可)

          ★実習室 ★        人生の勝ち組になる知識    

          ★裏・購買部 ★      艶女の必須アイテム       

          ★教員専用トイレ ★    美人保険医蘭子の日常(コメント可)

          ★図書室         女が読んで感じる夜の診察日記

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

蘭子の官能日記 堕ちる女

蘭子の官能日記 堕ちる女


とりあえず、私は1人で考えたくて

引っ張るヒロシの腕を振り解いて家に帰る準備をした。

平衡感覚がない。


「帰る・・・。」

「泊まってけよ。」

「ううん・・・。家に帰るよ。」

ヒロシはそれ以上引き止めなかった。

家に帰れば蘭子の親がいる。

もしかして相談してくれるのかもしれない。

一刻も早くお金の準備もしてほしかったからだ。


実際理恵に使ったお金は

蘭子からもらったお金を含めると500万円じゃ足りない。

今までだって蘭子を騙して理恵に5万、10万と貢いできた。

食事代、プレゼント代、果ては理恵を乗せるための車代・・・

理恵という女からの快楽を得るために。


「気をつけてな。」

ヒロシはベッドの上から手を振った。

もう深夜だ。

タクシーを拾えるとはいえ

自分の彼女をこんな時間に1人で家に帰らせるという神経が信じられない。

普段ならここで爆発するポイントなのだが

今の蘭子には、目の前に迫り来る恐ろしい現実に

全く気が回らなかった。

「鍵、かけといて。」

背中でヒロシの声をぼんやりと聞いていた。


ヒロシのような未成年者にいくら暴力団でもお金は貸さないだろうという冷静な判断が

その時の蘭子には出来なかった。

そう、全てヒロシの作り話だったのだ。

確かにAZローンに行った事は行った。

しかし未成年の返済能力のないヒロシに

100万円の金を貸すほど

いくら暴力団とはいえそこまでバカじゃない。

門前払いをされたのだった。

誰が見たのかは知らないが

ヒロシにとっては

蘭子からお金を巻き上げる為の

都合のいい噂だった。


タクシーの乗って私は一枚の名刺をカバンから取り出した。

香川さんに相談しようか・・・。

香川さんなら相談に乗ってくれるかもしれない。

暴力団関係の人にも話を通してくれるかもしれないし・・・。


いや・・・。やっぱりよそう・・・。

これじゃあ親に泣きつくのと変わりないじゃない。

私が自分の手でヒロシを救ってあげなきゃ。

明日・・・瑠衣子に相談してみよう。


私は香川さんから貰った名刺をカバンにしまった。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス



蘭子の官能日記 男の嘘泣き

蘭子の官能日記 男の嘘泣き


500万円用意しなければ角膜が取られる・・・。

別にヒロシがアイバンクに登録するわけではない。

500万円でヒロシの角膜を売って借金を帳消しにするということだろう。

私は頭の中で用意できる金をそろばんで弾いた。

こんなことならあの時計もこのカバンも買うんじゃなかった・・・。

当時の私にはリサイクルショップに売るという発想が無かった。


「それ、いつまでに返さなくちゃいけないの?」

「今月末」

ヒロシは煙草に火をつけ、いともあっさり言った。

ヒロシの中では蘭子に話したい以上、何とかしてくれるだろうという甘えが出ていた。

500万円の借金と言う隠れ蓑に理恵をすっぽり収めたことで

内心やれやれと思っていた。

500万円ぐらいなら蘭子が何とかしてくれるかもしれない。

話したことですっきりし、また理恵の事をカムフラージュしたことで

まさにヒロシにとってこの話は一石二鳥であった。

「こいよ。」

ヒロシは蘭子の腕を引っ張る。

「しようぜ。」

ヒロシは蘭子を抱こうとした、500万円の確約を取る為に。

「嫌だっ。」

思いがけず強い蘭子の抵抗にヒロシは一瞬腕の力を緩めた。

その途端、蘭子は自分の腕を引っ張り、思いっきり振り払った。


「なんでだよ。」

「分からないの?あんたがボヤボヤしてると来月には盲目になっちゃうんだよ!

あんた薬剤師になりたいんじゃないの?

目が見えなくてどうやって薬を見分けるのよ!!」

「それは蘭子が・・・。」

言いかけたヒロシの言葉が止まった。

これ以上蘭子を当てにするような言い方をして

蘭子の機嫌を損ねては500万円がパァだ。

蘭子はなんだかんだと言っても大病院のお嬢様だ。

蘭子自身に金がなくても、蘭子が親に泣きつけば

500万円や1000万円の金なんてはした金じゃないか!

ここは蘭子の機嫌を損ねてはいけない。

「お願いだよ、俺を助けてくれよ。」

ヒロシは頭を床に擦りつけて泣いた。

もはやヒロシは蘭子が愛した昔のヒロシではない。

そこにいるのは己の保身と色と金に憑りつかれた

ただの自分勝手な男だった。


私はヒロシの泣き顔をこれまでに見たことがない。

それほど悩み、苦しんでいるのだ。

私が500万円用意すれば、ヒロシは立ち直ってくれるかもしれない。

私への愛情が更に強まるかもしれない。

ここで2人の愛を深める為にも

私が何とかしなくては・・・。

このままいけば来月にはヒロシは目が見えなくなってしまう。

お父様にお願いしようか?

いや、それは出来ない。

これまでだって私が自分自身で苦難を乗り越えてきた。

今度だって自分で乗り越えられるはず。

目の前で男泣きしているヒロシを何とか助けなければ・・・。

私はその時1人の男を思いついた。

カバンの中に入っている一枚の名刺・・・。


床に頭をこすり付けているヒロシの目は

涙一粒すら流れていないことを

その時の蘭子には知る由もなかった・・・。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子の官能日記  バブルのしっぺ返し

蘭子の官能日記 バブルのしっぺ返し


「こっちこいよ・・・。」

ヒロシは私の顔色などお構いなしにベッドの布団をめくり

私をベッドに招き入れるそぶりを見せた。

私はそんなに気もなれないと言わんばかりに部屋の電気のスイッチを付けた。


闇から光へ。

ヒロシは一瞬視界を奪われ目を細めたが、すぐに蘭子を見つめ

その唐突な行動にただ事でない事を悟った。

ヒロシは

(どっちがばれたのだろう・・・。)

と一瞬困惑した。

女か

金か・・・。

女なら誤魔化しは利かないかもしれない。

しかし・・・

金なら逆に蘭子を利用できるかもしれない・・・。

この女は俺に惚れている。

しかも田園調布のお嬢様で世間知らずだ。

もしかして上手く言えば

「お父様」からの援助が簡単に受けられるかもしれない・・・。

無利子・無期限・無担保で・・・。

こんな上手い話はない。

ヒロシはずる賢かった。

女か・・・金か・・・それとも両方か・・・。

蘭子の出方を見てみよう。


「ヒロシ、何か私に隠してること、あるでしょう!」

「何がだよ?」

「今日、ある子からあんたが消費者金融に出入りしてるって噂を聞いたのよ!」


金だ!

俺は運がいい。

笑いをかみ殺してヒロシがガバッとベッドから降り、両手を床に着いた。


「すまん!」

実はお前に内緒でヨシヒサから金を借りてた。

そのお金を返そうと今度は大学の先輩から金を借りた。

返せなくなったので、消費者金融に金を借りた。

そんな借金スパイラルにはまったのだという。

「どうしてそんなにお金を借りることがあったの・・・?」

大学に行くと色々な付き合いがある。

その付き合いについてゆけないと仲間には入れない。

いい交友関係を築き上げるにはお金がいる。

不可抗力だった、と。


当時バブルの波に取り残されたい為に

ブランドの洋服やカバン、高級レストランのVIPルーム、リゾート・ゴルフ会員券、高級車、

争うそうに手に入れる。

その挙句、沢山のカードローンを背負い、自己破産する大学生が激増したという。

楽園の果実の甘い汁を吸えたのは、実はほんの一部の選ばれた人間だけだった。

V・I・P(=very important person)という言葉が流行したのは、まさにこの頃だった。


ヒロシの理屈は

ニンテンドーDSを持っていないと仲間はずれにされてしまう小学生と同じなのだ。


「いくら借りたのよ?」

「元金は100万円だけど、利子も膨らんで500万円。」

「500万円!!」

「どこで借りたのよ!」

「AZローン」

「!!!」

AZローン・・・つまり頭の先から爪の先まで

根こそぎ取られてしまうことで有名な暴力団が経営する悪名高き消費者金融。

私は直接は関わっていないが

瑠璃子経由でその恐ろしい伝説は聞いている。

AZローンでお金を借りて、自分は春を売っている女子大生を知っていた。

AZローンでお金を借りて、今は行方が分からないという同じ大学の子を知っていた。

AZローンでお金を借りて、腎臓が無いというお客さんを知っていた。


利子が元金の5倍というムチャクチャな借金に対し

物凄い憤りを感じるのだが

悲しいかな私にはなす術が無い。

自分でアルバイトをして学費を稼いでいる私には500万円は大金だったのだ。


「俺、このままいくと角膜とられちゃうんだよ・・・。」

「マジで?」


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子の官能日記 そして導火線に火はついた

蘭子の官能日記 そして導火線に火はついた


「いつ、知ったのよ。」

私の口からは瑠衣子を責める言葉が出そうになった。

「・・・・」

(ずっと黙ってたわけ?)

(そんな重大なこと、何故黙っていたの?)

(知ってたくせに、何くわぬ顔して私と会ってたわけ?)

大人の蘭子ならぐっとこらえる言葉が

子供だった私は次から次へと口から出てきた。

「いつ言おうか迷っていたんだよ。」

瑠衣子はシャンパングラスを口につけると、ドンペリをほんの少しだけ口の中に入れた。

「友達でしょ??知ってたんだったら言うのが友達じゃないの??」

「まだ確実な情報じゃないし・・・。変に悩ませて蘭子を困らせたくなかったし。」

「じゃあどうして今言うのよ!」

言ってほしくなかったのか、言ってほしかったのか

自分でも分からない。

かーっと頭に血が昇っているのだけがわかる。

その時の私は瑠衣子を責めるより先に

ヒロシに会って事の真相を確かめたかった。

私はガタンと席を立ち、側にあるシャネルの黒のキルティングを手に取った。

「あんたを悩ませたくなかったんだ。」

私は彼女の声を背中で聞いて、その場を立ち去った。


ディスコの外には「出待ち」の男達が自慢の車から顔を出し

ディスコから出てくる女達を値踏みしていた。

このディスコはメンバー制なので紹介がないと入れない。

高級ディスコに入れない2流の男達が

次々と声をかけてくる。

「お姉さん~今からどこに行くの???」

「俺達と遊ぼうよ~~!」

「楽しいことしようよぉ~。」

私が聖徳太子じゃない限り、全ての男達の言葉を判断するのは難しい。

私はその2流の男達を無視して

3流の男の家に向かった。


タクシーから降りる時、お釣りを貰い忘れていた。

それぐらいどうでもいいこと。

早く確かめたかった、真実を。

たった一つのヒロシの現実を。

鍵を開けノブを回そうとした。

あれだけ、一刻も早くヒロシの部屋に行きたかった自分の気持ちとは裏腹に

ヒロシの部屋の前に来ると

中々部屋の中に入れない自分がいた。


私を悩ませたくなかった・・・

瑠衣子はそう言った。


悩む、でもない。

怖い、でもない。

ただ私の心臓の音だけが早くなった。


「ヒロシ・・・?」


真っ暗な部屋の中でヒロシの姿を探す為目をこらした。

車の通るライトの明かりで裸でベッドで寝ているヒロシを見つけた。


「ヒロシ!!」


ヒロシは寝返りを打って、薄目を開けて私のほうを見た。

「なんだよ、こんな夜中に・・・。」


面倒くさそうな、けだるそうな、不機嫌そうな声で私の悲痛な声に答えた。


おそらく今の私なら、

証拠を掴むまで話をしないだとか

様子を見て落ち着くまで待つとか

それなりの冷静な対処ができたはず。

しかし若かった私の持ち玉はストレートしかなかった。

フォークも、カーブも、シュートも、投げ方を知らない19歳の少女だったのだ。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子のセクシーランジェリー②これで貴女も艶女

蘭子のセクシーランジェリーコレクション②

これで貴女も艶女!


こんばんは、蘭子です。

ここで蘭子のお気に入りのランジェリーをご紹介いたします。

といっても蘭子がそのランジェリーをつけたお写真をUPすると確実にストーカーが20人ほど増えてしまうのでランジェリーだけのお写真で我慢してね!(笑)

今から御紹介するランジェリーは実際に蘭子が使っているランジェリーです。

女はやっぱりランジェリーに命を懸けなきゃ!!

ランジェリーはベッドの上で貴女を艶女に演出させるための重要なアイテムなのよキス


バラ【サルート】ベルサイユバラ

まるでベルサイユ宮殿のような豪華な薔薇のレースがあしらわれた贅沢なランジェリー。

パットが入っていないんだけど、寄せ上げる形なので谷間メイクも完璧です!!

↓興味のある人は画像をクリックしてみてね↓


バラブラジャーバラ

                


 バラパンティバラ


バラガーターベルトバラ 


  バラキャミ&スリップバラ 


あなたが一番キレイに見えるランジェリーを探してみない?

新しい恋が始まりそうな今、新しい下着を揃えてみたい ランジェリーとインナーの専門店
「白鳩わくドキBOX」 品揃えは常時3000品目以上!>

ワコール、ヒミコ、スタディオファイブなどブランド派の貴方もきっと大満足。


↓蘭子のセクシーなランジェリーが見たい方はポチッとしてくださいね↓

          ランキングに参加しています

    キスセクシーランジェリー キスエロティックランジェリー キス

                 

蘭子のセクシーランジェリー①これで貴女も艶女

蘭子のセクシーランジェリーコレクション①

これで貴女も艶女になれる!


こんばんは、蘭子です。

ここで蘭子のお気に入りのランジェリーをご紹介いたします。

といっても蘭子がそのランジェリーをつけたお写真をUPすると確実にストーカーが20人ほど増えてしまうのでランジェリーだけのお写真で我慢してね!(笑)

今から御紹介するランジェリーは実際に蘭子が使っているランジェリーです。

女はやっぱりランジェリーに命を懸けなきゃ!!

ランジェリーはベッドの上で貴女を艶女にさせるための重要なアイテムなのよキス


バラ【サルート】ネージュバラ

白雪姫をイメージし、雪が舞っているかのようなレースに、可憐なガーベラをモチーフに飾ったしたロマンチックなコレクションです。

↓興味のある人は画像をクリックしてみてね↓

                       バラブラジャーバラ

                 


                       バラパンティバラ 


                      バラガーターベルトバラ 

                 


                        バラスリップバラ 

                 


あなたが一番キレイに見えるランジェリーを探してみない?

新しい恋が始まりそうな今、新しい下着を揃えてみたい ランジェリーとインナーの専門店
「白鳩わくドキBOX」 品揃えは常時3000品目以上!>

ワコール、ヒミコ、スタディオファイブなどブランド派の貴方もきっと大満足。


↓蘭子のセクシーなランジェリーが見たい方はポチッとしてくださいね↓

          ランキングに参加しています

    キスセクシーランジェリー キスエロティックランジェリー キス

蘭子の官能日記 爆弾投下数分前

蘭子の官能日記 爆弾投下数分前


「香川さん、どうだった?」

私は次の日瑠衣子とディスコにいた。

前日は中々寝付けず、結局朝になってもヒロシは捕まらず

昼過ぎに部屋に電話をしたら、ずっと大学の友人のヨシヒサ君と飲んでいたという話だった。

嘘かホントか聞くのも怖くて

私はヒロシの言葉を鵜呑みにすることで

自分の中にあるドス黒い不安感を拭い去ろうとしていた。

気持ちが滅入っていたので彼女を誘って飲みに来ていた。


「香川さん?」

ああ・・・オッサンか・・・。


「蘭子、あの人に送ってもらったんでしょ?どうだった?

あの人って無口で全然話さないでしょ??

ちょっといい男だけどあんなつまらん男いないわよね。」

瑠衣子は口を尖らせて言った。


「香川さんとなんかあったの・・・?」


私は彼女の何かモノを含んだ言い方が気になったので聞いてみた。


「ちょっと前にね、良い男だから口説いてみたわけ。

そうしたらノラリクラリとはぐらかさせて。

初めてだわよ、男に婉曲的にでも断られたのって!

あの男、女に興味がないんじゃないかしら??」


「・・・そんなことないと思うけど・・・。」


「そぉお?アレ、絶対ホモよ!」


「ところであの後萌子達はどうなったの??」


私は瑠衣子のプライドを傷つけたくなくて、その話は逸らそうとした。

瑠衣子は不機嫌そうにバージニアに火をつけた。


「え~?美味しい思いしたんじゃないの?」


瑠衣子はそれ以上は詳しく話そうとはしなかった。

イライラするように、脚を組み替えてつま先をトントン床に鳴らした。


「それよりヒロシくん、見つかったの?」


今度は瑠衣子が話を逸らしてきた。何かお互いに牽制しあっているようにも見えた。

ディスコのVIPルームに女2人。

ガラス越しに男達の視線が注がれていた。


「ヒロシね、大学の友人と飲んでたらしいわ、朝まで。」


ふ~んと何か知っていそうな、興味のなさそうな返事をしたかと思うと、

また瑠衣子はオッサンに話を戻した。


「香川さん、蘭子に興味があるんじゃないのかな?

だって蘭子が席を立った時、ずっと蘭子の方を気にしてたし。

蘭子が帰るって言った時、送っていくって言ってたじゃん。

あれ、絶対に蘭子に気があるよ!

香川さん、結構お金持ってるから、いい見返り期待できるかもよ!!」


と瑠衣子は親指と人差し指で○を作り、「お金」のサインをした。

相変わらず、この女は目ざとい!誤魔化しが効かないのだ。

でもお金を持っていると知っているということは

オッサンガあの有名な議員さんだということを

知っているのだろうか・・・?

ガラスを男達がトントン叩いた。

瑠衣子は気がつき

右手で「シッシッ」と男達をいなしたかと思うと、

煙草を灰皿に押し付け、黒服にドンペリを一本注文していた。


「香川さんって何してる人なの?」


「知らないけどぉ・・・。でもこの間のお金も香川さんモチだったし、

車はベンツだし、時計もフランクミューラーとかしてるじゃん。

秘書だっているし。あれ、絶対にどこかの社長だよ、きっと!!」


・・・やっぱり瑠衣子はおバカさんだった・・・。

でもやっぱり彼女の洞察力はあなどれない!!

言うべきか言わないべきか・・・。

黒服が瑠衣子に傅き、シャンパングラスにドンペリを注いだ。

瑠衣子はそのドンペリを一気に飲み干したかと思うと、

私の顔を見据え、こう言い放った。


「そういえばヒロシくんって言えば

新宿の怪しい消費者金融に出入りしてるらしいって聞いたことあるんだけど・・・。」


突然瑠衣子が爆弾を投下した!


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子の官能日記 最初で最後の名刺

蘭子の官能日記 最初で最後の名刺


「ここ・・・?」

「ええ・・・。」

まるでローマの休日のクライマックスシーン。

グレゴリーペックが、ヘップバーンを最後にお城に送るシーンのようだった。

私のお城はすぐそこに見えている。

玄関の電気だけが煌々と照らされている。

私の帰りを待つ家族の気持ちが表れていた。

2人は黙ったまま。

車内は静まり返っていた。

私は言葉を探していたが、何を話したらいいのか分からなかった。

「今日は、有難うございました・・・。」

やはりお礼の言葉だろう。

私は一番無難な言葉を選択し、車から降りようと思った。

ドアを開けようとする私の腕をオッサンは掴んだ。

ぐい、と私の体を自分に引き寄せ

まるで今からキスでもするかのように

オッサンは私に顔を近づけてきた。

ドキッとした。

こういうシチュエーションには慣れているつもりだったが。

大人の男の香りがした。

香水の香りがプン、とした。

初めて乗った時に匂ったあの香水の香りだった。

私はキスを拒むように顔を下げた。

オッサンは察しがよく、思いとどまって顔を離し私にこう言った。

「蘭子ちゃん・・・。さっきの名刺、持ってる?」

「あ、はい。」

「あの名刺、一枚しか作っていないんだ。」

「え・・・?」

「馬鹿かもしれないけどね。

実は恋ってのに憧れてるんだよ。

私はお見合い結婚だからね。

恋をしたことがないんだよ。今まで一度も。

いつか恋をする時が来たら、その相手にこの名刺を渡そうと思って

一枚だけ作っておいたんだ。」

オッサンはテレながら頭をかいた。

「蘭子ちゃんがあの名刺を捨てるも持っていてくれるのも

それは君次第だから。」

「そんな・・・。たった一枚しかない名刺を私に渡しても・・・。

私、好きな人いるんです。」

「うん。でも何年でもいいから連絡してくれるの待ってるよ。

おじさんのささやかな夢だと思って。

当選発表のない宝くじだと思って待ってるよ。」

そう言って私の腕を放した。

私はこくんと頷いて、この親切なオッサンの夢に付き合ってあげようと思った。

「良かった・・・。」

オッサンはため息一つつき、安堵の微笑を浮かべると、

車から降りて私の助手席のドアを開けた。

「じゃあまた。」

今度いつ会えるかどうか分からないが、オッサンは敢えて私にこう言った。

「お気をつけて。」

その言葉に対してYESともNOとも答えない言葉を選び、私は車から2、3歩離れた。


遠くなる車のライトを見ながら私はバッグに無造作に入れてあった名刺を取り出した。

車のライトが二回赤く点滅した。

私は頭を下げた。

もう一度名刺に目を落とす。

名刺は印刷したばかりのものは、インクの臭いがするし、扱いを間違えると紙で指を切ってしまう。

オッサンガ手渡した名刺にはそれがない。

おそらく何年も名刺入れに忍ばせていたに違いない。

最初で最後の一枚を自分が貰ってもいいのだろうか・・・。


本来ならヒロシの事で落ち込んでいたり情緒不安定になっている状態の自分が

不思議と落ち着いているのに気がついた。

オッサンの優しさのお陰で

乾いてひび割れた心がすーっと水を吸い込ませたように潤っていた。


私の名刺入れには

沢山の名刺が入っていた。

自称青年実業家

自称不動産王

自称成金御曹司・・・

その肩書きはそうそうたるものだ。

中には金箔で作った名刺もある。

利用価値のある名刺達。

そして捨てられない名刺達・・・。


そしてオッサンから貰った何の変哲もない明朝体だけの名前の文字と電話番号が入った名刺。

しかし今まで貰った名刺の中で一番重みのある名刺だ。


結局私はオッサンの誠実さに惹かれてその名刺は私のシャネルの名刺入れに入れた。


その名刺をすぐに利用することになろうとは

その時の私は夢にも思わなかった。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子の官能日記 溺れる牝猫

蘭子の官能日記 溺れる牝猫


ヒロシは理恵を仰向けにさせる。

待ちかねたように理恵は足を広げ、剥き出しになった秘部をヒロシにさらけ出した。

ヒロシは赤く充血した花芯を指でチョコンと突付くと


「ああ・・・。いやん・・・。」


と理恵は声を弾ませた。

その声と同時にヒロシは吸い付くように舌先を白磁のような脚に這わせ、

シルクのように滑らかな内腿をまんべんなく丁寧に舐めあげる。


あああ・・・。上手くなったわ、この子・・・。


テクニックを駆使しながら、ヒロシは上目遣いに股の付け根を眺めた。


このオマ×コ、ひくひくしてやがる・・・。

男を知り尽くしたいやらしいオマ×コだぜ。


白い内腿を舐めまわす舌の感触を感じてきた理恵は

ヒロシの熱い吐息が最も恥ずかしい秘部にかかって更に興奮してゆく。


ああ・・・。あ、あ、あ。


理恵の喉がくん、と上に上がり、思わず熱い声が漏れる。

理恵の内腿を舐めているヒロシは

舌先をふくらはぎから足首へと移した。

くすぐったいのか理恵は


あん、あ・・・。


とうわずった声を出した。

逃げようとする理恵の細い足首を右手で掴み、

丹念に上から下へ、右から左へと舐めてゆく。


ああああ・・・・くっ、あああ・・・。


足首からふくらはぎ、静脈のうっすらと浮き出る白い内腿を通過し、やがて秘部へと辿り着いた。

理恵の花びらは、既に蜜でぐっちょりと濡れていた。

鼻先で花びらをこじ開けると、かすかな女臭がした。

ヒロシは舌を長く突き出した。

大陰唇を飾る、黒々とした陰毛を指で掻き分け

谷間にねっとりとはみ出しているピンクの花びらを

スーッと撫でるように舌先で舐めとりにかかった。


ああ・・・うううう・・・・・


舌が触れた瞬間、理恵の体が小刻みに震えおののき、

その厚く唾液で濡れそぼった唇から、官能のわななきが聞こえた。


「気持ちいいか?」


ヒロシが聞くと返事をする代わりにヒロシの後頭部をわしづかみにし、

自分の秘所をヒロシの唇に擦りつけた。

ヒロシは花びらを舐めていた舌を谷間に沿って上にすくい上げ、

花びらの奥で息づいている花芯を探り出した。

舌先で触れると、縮こまっていた花芯が

艶やかな包皮から顔をのぞかせ、やがて勃起してピンク色の真珠への変わった。

理恵の興奮が最高潮に達した合図だ。

舌先で勃起したピンク色の真珠を転がし、唇に含み、

また舌先でチロチロと舐めまわした。

女の扱いに慣れてきたヒロシのテクニックに翻弄され

理恵は無意識のうちに妖しい性感の世界へと誘われ始めた。


ああ、イイ・・・イイ・・・


理恵は思わず声をあげた。

ヒロシは花びらをそっと左右に開いた。

ピチャンというわずかな音がして開かれた肉唇から

目に見えるか見えないかぐらいの粘液が

糸を引くようにして現れてはすぐに消える。

艶々とヌメ光るピンクの花園はネバネバした愛液がしたたって

牝の匂いを発散した。

ヒロシは花びらをさらに開き、舌先を蜜壷の中にもぐりこませた。

理恵は切なそうに眉を寄せながら

カチカチに隆起した乳首を天井に反らせた。


あっ、はっ・・・。あああああ・・・・。


半開きになった唇から歓喜の声が漏れた。

理恵の腰がうねる。


いや・・・あああああ・・・・。もう・・・・・。ああああ・・・イ、イク!イク!


理恵の興奮の最高潮を告げるように

部屋中に理恵の喘ぎ声が響いた。

その姿はまるで牝猫のようだった。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

蘭子の官能日記 溺れる陰獣

蘭子の官能日記 溺れる陰獣


理恵はヒロシの上にまたがった。

すぐ目の前に猛々しくそそり立つ肉塊を見て

頭がクラクラした。

理恵は媚びるような目でヒロシを見る。

その目は妖艶に輝いていた。


素敵だわ・・・。私がこの子をこれから思うように調教してあげなきゃ。


理恵は喉を喘がせ、ヒロシの肉塊に指を添えた。

触れた瞬間ジーンと痺れるような快感が秘芯から背筋を走って

理恵の脳天に達した。

胸の白い乳房が弾み、息遣いが荒くなった。

散々突かれまくっても、まだ男をほしがる淫乱な女だった。


このテクニックはどうだ。蘭子とは比べ物にはならない・・・。

もう手放せないぜ、ちくしょう・・・。


理恵はそのぽってりとした唇を大きく開きながら

ヒロシまだ青臭い肉棒を口に含んでいった・・・。


ああ・・・いい・・・。


ヒロシは仰向けで興奮した声を張りあげながら腰を浮かした。

理恵は舌を巻きつくように絡め、チロチロと動かして刺激しながら舐め吸う。

ヒロシは蘭子と知り合うまでは女性経験が無い。

当然フェラチオの経験も殆ど皆無に近い。

この女と知り合ってからというもの

蘭子の目を盗んでは快楽に身を投じている。

理恵に含まれているというだけで

電気にも打たれたような興奮と陶酔感が沸き起こってくる。

舐めしゃぶられているうちにさらにエクスタシーへと高まり、

ヒロシはめくるめく桃源郷へと追い上げられたのである。


すでにヒロシの頭の中には

たった一人で蘭子が自分の部屋で待っているかもしれないという焦燥感も

蘭子からお金を騙し取ってこの女に貢いでいるという罪悪感も

全て理恵によってペニスの先から吸い取られてしまっているのである。


理恵の素性は知らない。

多分どこかのホステスであろう。

年齢も定かではないのだが、

多分ヒロシよりいくつか年上なのは確かだ。

蘭子に黙っていつものように

友人と「女狩り」と称してナンパに出かける。

たまたまそこで引っかかったのが理恵だった。

理恵も本名なのかどうかは分からない。

しかし彼女の本名なんて興味もなかった。

蘭子も綺麗だが

この理恵という女には独特の妖しい美しさがあった。

蘭子の凛とした美しさとはまったく対照的だ。

細くてすらっとした蘭子と、肉感のある美しい曲線の理恵。

まだ開発させていない青い蕾の蘭子と

熟れきった甘い果実。

初めて理恵と結ばれた時

女とは人によってこんなにも違うものなのか

と驚かされるほど、理恵のテクニックもヒロシにとって超一流だった。

処女だった蘭子に対しては愛情はあるものの、蘭子がヒロシに与える快感は薄く、

理恵の経験豊かなベッドテクニックに翻弄され、いつの間にか溺れていった・・・。


ヒロシは理恵の気を引きたくて数々の贈り物をした。

彼女のマンションにある

家具、調度品、バッグ、靴、ランジェリーに至るまで

全てが男から貢がれたであろう高級品で囲まれていた。

他の男達に理恵の与えるあの甘美な経験を

根こそぎ奪われぬために

ヒロシは必死だった。

蘭子を裏切り陰獣と化した。


あ、あ、あ・・・。くっ、イ、イキそうだ・・・。


あん、いやん。私のも可愛がって・・・。


-続く-


↓続きが気になる方はポチッとしてくださいね↓

キスFC2 Blog Ranking キス人気blogランキングへ キス

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>