ファーマーズマーケットで、今朝また野菜を買い込んだ。 グリーンビーンズ、ジャガイモ、トマト、ズッキニ、アナハイムペッパー、それに オクラ。 全部で8ドル。 オフィスにもって帰るのが気が引けるくらい、両手にいっぱいになりました。 オクラはなるべく若いのを選んだ。 塩もみして刻んで納豆とあえて食べたり、おそばの上に載せたりする。 ちょっと湯がいてお酢とだしとおしょうゆにつけたり。 こちらではコーンミールをまぶして揚げるのしか見たことがない。それとガンボ。 ここまで暑いとそういうものを作ろうという気にならない。 カレーに入れたりもするけど、それも暑そう。


今夜やっと待っていた夏の嵐、すごい風が吹いて、雷が鳴っている。これで一雨来ると涼しくなりそうと期待している。 もう暑いのはたくさん。 早く秋が来ないかな。 明日は高校の登録日。あと2週間で学校が始まる。 もう夏も終わり。

いつの間にか私のコンピューターのデスクトップにGoogle Earthというのが現れた。 子供たちの誰かが、インストールしてくれたのだろう。 アドレスや目印になる建物などを入力すると、サテライトの写真の画面があらわれる。 すごいというしか言いようがない。 これで隠していたミサイル基地、戦闘飛行機の離着陸道など見えてしまうのだ。 早速自宅のアドレスを入れる。 近づいて見ると裏庭に物置小屋がある。 これってずいぶん古い写真じゃないか。 ハナがいなくなって取り壊してしまったから。 日本の実家宅はアドレスをどうやったら入るのかわからず、直接には行けないので、まず県庁のある町のJRの駅を見つけ、それから、東に2駅越えて、それからそこの駅からまっすぐ南へ、どうやらたどり着いた。 日本は道も家もごちゃごちゃしていて、見つけにくい。


プライバシーの侵略と言う危惧もあるが、今はただ、科学の進歩に圧倒されている。 インターネットにskype、10年前からいや5年前でも考えられない。 国際電話に5分しゃべって20ドル払っていた学生時代が遠い昔に思える。


サンフラワーゲームが今年も行われた。 リュウザエモンとサイノスケは例年のごとく空手の武器と型に出場。 サイノスケは名前どうり、武器はサイ、 リュウザエモンはまたしても棒。 年齢別に分けてある。14歳から17歳まで、これはリュウザエモン、過去2年間サイノスケと同じカテゴリーだったのが、今年は、ひとりになった、兄貴と争わなくてもいいとはかなり精神的にラクなのでは、少なくとも親はラクです。 サイノスケは18歳から34歳までのグループ。 厳しいことに、黒オビのグループでは道場の先生もこの年齢層に入っている。 


例年どうりエアコンのない、古いジムでのトーナメント。 見物席で汗を流しながら、応援。  リュウザエモンのパーフォーマンスが終わると、サイノスケが近づいて手を出し、握手している。 よくやった、Good job といっているようだ。 それを見ていて、心温まる。 リュウザエモンが武器でも、型でも銅賞を取りました。 サイノスケは何にもなし、まあしょうがないか、ウイルソン先生が銀賞。 35歳以上の部ではウェスト先生が金賞を取りました。


兄弟でライバル意識を超えて、お互いに認め合えるのにはかなりの年月と精神的成熟が必要だと思う。 私が妹に対して、あと10年以上かかったことを、この2人はもう達成していると、親として、誇らしい。 こんなことを言うとまた親バカ丸出しと言われそうだけど、メダルをもらうとか、成績がいいとか言うよりも、こういうことがもっと大事だと思う。  子供に教えられることの多いこのごろ。

次の日、家にジムから電話があって、 ツレアイの鍵束が届いているという。 結構大きい29通りの道端に落ちていたのを、誰かが見つけたらしい。 名前も住所も書いてないけど、この町にあるジムの会員タグがついていたのだ。 見つけた人は郵便物としてポストに入れて届けください、とある。 でもわざわざ届けてくれたらしい。 タグをコンピューターでスキャンすると、ツレアイの写真、名前、住所、電話番号など読み取れるので、それで、連絡が来たのだ。 うちは家族みんなで会員になっていて(そのほうが格安だから)、毎日というぐらい誰かが通っている。行く度にそのタグを受付に渡して読み取ってもらうのだ。 誰がいつ来たという情報がしっかり保存されているわけ。


デジタルカメラもそのまま無事について帰ってきた。 人間の善意を信じてしまうなあ、ラッキーだったなあとツレアイ。 ぜんぜん教訓になってないじゃないか、と私は一人こっそり思う。 カメラは早速はずしたらしいけど。  

朝起きてダイニングに行くと、ツレアイがうろうろしている。 探し物をしている様子。 またかという顔を隠し、知らない振りをするのが一番と朝ご飯のしたくをしていると、 鍵をなくしたんだという。 今朝これで2回目だという。 一回目に見つけた後、今日はなんだかついてない日になりそうだと思ったんだって。 それで、30分して、またなくす。 自分のトラックのなかに見つけてやれやれ。 何しろ、車の鍵、家の鍵、仕事場のオフィスの鍵など、あらゆる鍵が一緒になってあるのだ。 かさが小さいから目に留まらないのだろうかといって、デジタルのカメラを鍵のチェーンに取り付けることにするんだという。これでもうなくさないぞと。


お昼前に仕事場に電話、ツレアイが鍵をなくしたと。 なぜか、サイノスケの車のトランクの上においたままにしていて(どうしてそんなことをしたか未だ不明)サイノスケが車でリュウザエモンを大学に迎えに出かけてしまったらしい。 途中におちているはずと道をたどって探してみたけど、見つからない。


警察に届け、仕事場に連絡し、替えの車の鍵を調達し、私はまたかと仕事場で、ため息。 まあこういう時、ツレアイは誰にも八つ当たりしないというのがえらいところ。 性格の強さを感じる。 私なら、絶対誰かに当たるぞ。 


道端に鍵がいっぱいとデジタルカメラが落ちていたら、ひろって警察までとどけるかなー。 名前や住所は何も書いてないし、ネコババするよなーフツーと思う。 ストレスで健忘症か。 本人が一番落ち込んでるから、私がいまさら言い足すこともないか。 かわいそうに50前にして、早アルツハイマー。 (この話続く)


家の近くの道べりでカメを見つけた。15センチくらいの甲羅の結構大きいやつ。子供たちが早速持って帰って、まずスミを家の中に入れて、それからカメを裏庭の落ち葉の下に隠すように埋めてやる。 レタス、ニンジンなど近くに置いておくと、いつの間にかなくなっている。 スミは数日してだいぶなれてきたのか、見つけて興味を持ったのか、ほえかかったらしくカメの甲羅にスミのよだれがついているのを見つけた。  


もとからいたウサギとあわせてカメとでレースをさせようとはなんとわかりやすい連想。 といっているうちに、いつの間にかカメがいなくなった。庭中探してもいない。 隣の家との境の金網のしたから逃亡したモヨウ。 残念、あれだけ、食べ放題のビュフェをあげたんだから、そのうち、お腹がすいて帰ってくるよと慰めあっている。


リュウザエモンは12-3歳のころから、ベーキングにこり始めた。 クッキーやケーキをちゃんとレシピを見て焼いたりした。 私はもっぱら箱入りのインスタント専門だけど。 初めてチーズケーキを作ると言い出して、必要なもの、クリームチーズのパッケージを3つとか、グラハムクラッカーの砕いて粉になったもの(周りの皮になる部分)とか、スーパーで買いあつめた。 その時、別に何も思わずに、サワークリームも買った。


台所中大奮闘の末、やっと、チーズケーキの形になったものがオーブンに収まった。 これであとは焼けるのを待つばかり。 家族みんなの期待の中、焼き立てを取り出す。 うん? 真っ白な中に何その青い点々みたいなものは? あわてて、空のサワークリームの容器を見ると、なんと、チャイブ入り、と書いてあるではないか。 べークトポテトに付け合せするのに便利なように、チャイブが入っている。 これはちょっと。


甘いことは甘いのだが、何しろきつい香草のおかげで、さすがのツレアイでさえ、ちょっと食べるのは無理。  これは後年に残る逸話になるとリュウザエモンを慰めた。 でもそのおかげで仕事場に行って同僚をかなり笑わせてもらったけどね。 

ツレアイは着るものにこだわらないといえば聞こえはいいが、気にしない人である。 家族で行くジムに、長さの違う白いジムソックスをはいて現れて、さきに来ていた子供たちのヒンシュクを買ったりする。 短パンは洗濯のし過ぎで色がはげて、お尻のところだけ丸く色が残っているのを、着ていたりする。 黒のソックスは漂白剤を入れて洗濯したらしく片方が微妙に色がはげていたり、シャツを裏表に着ていたりする。 


そのツレアイのお父さん、私の舅に当たる人は、学生時代、ニューヨークの地下鉄に乗っているときに、向かいの人から、変わったソックスをはいてますね、といわれたそうだ、片方が黒、もう一方は黄色だったそうな。 そういわれて、そうなんですよ、家に帰ると同じペアがありますと言ったんだって。 めげない人だ。


その舅はその同じ学生時代、毎週洗濯物を小包で実家に送っていたんだって。 いやー、すごい。 のどかな50年前の話。

サイノスケはミシガンで、友達の家族みんなと献血を生まれて初めてした。 数日したら、血液型とか、ほかに異常がなかったかどうかなどを知らせるはがきが来るんだと楽しみにしている。 僕血液型なんだろー、クマゴローに知っているかと訊いている。 ダレも知らない。 こちらでは大人でも自分の血液型を知らない人がいっぱいいる。 ツレアイは軍隊にいたことがあるので、知っている。 あのドッグタッグという首から下げているのに、打ってあるから。 私は小さいときから知っていたような気がする。 日本人の常識? 占いができるくらいだから知らない人はいないだろう。 


ところで、 ツレアイも私も O型である。 はっきり言って、家の子たち3人ともO型でないと困るのだ。 もし僕がB型なら、病院で取り違えたってことになるのかな、とサイノスケは少し期待してる? 遺伝子ののろいから逃れたくてもそうは問屋が卸さない。 まあ、郵便配達の人との子供だったのかなどど、くだらない冗談を言わなかっただけ、良しとするか。 

サイノスケがミシガン州の山小屋でのキャンプ旅行から帰ってきた。 10日の大旅行。少し日に焼けて、ちょっと大人になって。 楽しかったといいながら、私の手料理が食べたかったよなどとうまいこといって。 早速ご飯を炊いて、ステーキと野菜いための夕食。 よしよし、おいしいもの食べさせてあげるからね。


帰りのミシガン州からカンサス州までの約12時間のドライブ、退屈だったので、運転してない人が交代で最新のハリーポッターの本を音読したんだそうだ。すごく良かったと、言ってた。 


今夜はリュウザエモンは女友達数人とで映画を見に行って留守。 チェ、勝手にしてくれ。 この子は私の手料理より、ピザとか、ハンバーガーのほうがいいらしい。 明日はクマゴローの引越し。 忙しい週末になりそうだ。