次の日、家にジムから電話があって、 ツレアイの鍵束が届いているという。 結構大きい29通りの道端に落ちていたのを、誰かが見つけたらしい。 名前も住所も書いてないけど、この町にあるジムの会員タグがついていたのだ。 見つけた人は郵便物としてポストに入れて届けください、とある。 でもわざわざ届けてくれたらしい。 タグをコンピューターでスキャンすると、ツレアイの写真、名前、住所、電話番号など読み取れるので、それで、連絡が来たのだ。 うちは家族みんなで会員になっていて(そのほうが格安だから)、毎日というぐらい誰かが通っている。行く度にそのタグを受付に渡して読み取ってもらうのだ。 誰がいつ来たという情報がしっかり保存されているわけ。
デジタルカメラもそのまま無事について帰ってきた。 人間の善意を信じてしまうなあ、ラッキーだったなあとツレアイ。 ぜんぜん教訓になってないじゃないか、と私は一人こっそり思う。 カメラは早速はずしたらしいけど。