赤毛のアンで英語のお勉強 -845ページ目

ゆとり教育と学力低下?2

ゆとり教育が学力低下の原因だとしても、その証
拠としてOECD生徒の学習到達度調査(PISA)によ
る日本の順位低下をあげるのは妥当なのだろうか。
順位低下は「ゆとり教育と学力低下?1」で書い
たが、それが妥当だとしても、次の疑問がでてくる。

PISAの調査とは何を測ろうとしているのか。
昔から言われている「読み・書き・そろばん」に
代わる、科学の進んだ現代で生きていくのに必要
な知識、すなわち、正しく読み取り、数学的に思
考ができ、科学的知識を駆使して判断できる、と
いうところかな。

本来ゆとり教育はまさにこうした生きる力を育も
うとしたのではなかったか?

それなのに、学力低下という事実(?)を突きつ
けられてあっさりと以前の知識偏重に帰っていく
とは!

ゆとり教育の理念は間違っていなかったが、それ
を実行することのできる状況がなかったし、そう
いう状況を作ろうともしなかったのではないか?
現場は混乱するだけで終わったのかも。

そして今、ゆとり教育は終わりを告げ、再び知識
偏重の時代へと移っていくのかな?
それでは少しばかりPISAの成績が上がったとして
も、期待通りにはいかない可能性が強いのだが。

それよりは、ゆとり教育を実践できる状況を作り
上げていくほうがよかったのかもしれない。




赤毛のアン5章45

Don't you think it would be nice to wake up at
sunrise and swoop down over the water and away
out over that lovely blue all day; and then at
night to fly back to one's nest? Oh, I can just
imagine myself doing it. What big house is that
just ahead, please?"

wake up:目を覚ます
swoop:サッと舞い降りる
nest:巣

いいなって思いませんか。日の出とともに目を覚ま
し、海面に向かってサッと舞い降りてはまた美しい
青空に舞い上がる。一日中ね。そして夜になるとね
ぐらに帰るのよ。自分がそうやているのが目に見え
るよう。向こうに見えてきた大きな家は何なの」

ゆとり教育と学力低下?1


ゆとり教育によって学力が低下したと言われ、
その結果、ゆとり教育が再び見直されることに
なった。

歴史的には、知識偏重から経験や考える力を学
ぶようにと動いた振り子が、再び元の知識重視
に戻っていくのでしょうか。

知識重視の期間は長く、経験重視の期間は短い
のかな。

なにしろ、知識を重視した教育というのは成果
が目に見え易いが、それに反して経験とか考え
る力というのは、成果が出てくるのが遅いし、
ましてその成果を量る目安が判然としない。

そんなわけのわからない教育をされてはたまら
ない、というの一般的な考え方になるのでしょ
う。

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)、要するに世
界の国の子どもの学力を見るものですね、それ
で日本の順位が下がった、というのが学力低下
の証拠のように扱われています。

それが何をどのようにして測っているかは別に
して、とにかく順位が下がった、それが問題に
なるようです。

PISAの過去3回のテーマが同じなら、学力が下
がったともいえるが、テーマは同じではない
みたいで、

2000年は読解力、2003年は数学的リテラシー
(数学の生活への応用)と問題解決能力
2006年は科学的リテラシー(科学的知識を用
いて問題を解決する能力か)

という風に、少しずつテーマが変わってきて
いるので、3年毎に行われるこのテストによっ
て学力が上がったか下がったかが分かるのか
どうか。もう少し長い期間にわたってみない
とわからないでしょうね。

2009年は再び読解力になるとか言っているの
で、2000年との比較ができるかもしれません。

私にしても、日本の順位が下がったと聞けば
うれしいはずもなく、やはりね、という思い
を持ちました。

しかしこれってゆとり教育のせいなの?