ゆとり教育と学力低下?2 | 赤毛のアンで英語のお勉強

ゆとり教育と学力低下?2

ゆとり教育が学力低下の原因だとしても、その証
拠としてOECD生徒の学習到達度調査(PISA)によ
る日本の順位低下をあげるのは妥当なのだろうか。
順位低下は「ゆとり教育と学力低下?1」で書い
たが、それが妥当だとしても、次の疑問がでてくる。

PISAの調査とは何を測ろうとしているのか。
昔から言われている「読み・書き・そろばん」に
代わる、科学の進んだ現代で生きていくのに必要
な知識、すなわち、正しく読み取り、数学的に思
考ができ、科学的知識を駆使して判断できる、と
いうところかな。

本来ゆとり教育はまさにこうした生きる力を育も
うとしたのではなかったか?

それなのに、学力低下という事実(?)を突きつ
けられてあっさりと以前の知識偏重に帰っていく
とは!

ゆとり教育の理念は間違っていなかったが、それ
を実行することのできる状況がなかったし、そう
いう状況を作ろうともしなかったのではないか?
現場は混乱するだけで終わったのかも。

そして今、ゆとり教育は終わりを告げ、再び知識
偏重の時代へと移っていくのかな?
それでは少しばかりPISAの成績が上がったとして
も、期待通りにはいかない可能性が強いのだが。

それよりは、ゆとり教育を実践できる状況を作り
上げていくほうがよかったのかもしれない。