🔷 シドニーで3人子育て中の現役ママ 🔷
40歳からの人生に迷いを無くす
最幸人生戦略カタリスト・ミエルカパートナー

田草川かおるです
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子育てに特化した情報はこちらのブログから



42歳の誕生日に向けて
カウントダウンが進む中
初めて「自分史」なるものを書いています。

その1 幼少期アメリカ編

その2 帰国、受験、不登校編
その3 シドニー高校留学編
その4 大学編
その5 就職編
その6 大学院編
まで書くことができました。

次、いよいよ政経塾についてなんですが
こちらは2つの記事に分けます。

①政経塾生ってどんなことするの?

②そこで何を感じたの?
の二つにしますが、
②は非公開にします。

 

というのも、あまりに濃い内容であり

しかも関係者が
現役の議員さんであったりするので

私個人の一方的な解釈だけ書くのは

よくないと思ったため

非公開(アメンバー限定)であることを

ご理解ください。

 

そもそもこの部分は、
まだ書ける気がしないし、、、💦
 

私は今、自分の経歴の中に
松下政経塾のことを書くことは
ほとんどありません。

卒塾生の多くが、
政治家や社会起業家、

研究者として活躍する中

塾生だという意識があって、

活動していたのは20代まで。

 

結婚して、子どもを産んで、

ママになった自分が
政経塾にいたという

ことが信じられないし

私の周りに政経塾のことを

知っている人も

ほとんどいないと思います。

でも、私自身が今の自分に

なるまでに、

塾で過ごした3年間と

塾主である松下幸之助の考え方は

切り離せないものだから

自分史では事実に焦点を当てて

振り返ってみたいと思います。


 

ラジオ体操で始まる寮生活

京都でのシェアハウスを
経験していましたが
政経塾は寮生活。

これは入塾前の試験でも
体験ていたので驚かず。

 

私の同期には女性が3人。

一期上に1人いたので

個室が4つある部屋を

二人で使う感覚でした。

 

真ん中には共有の和室。

 

基本食事は食堂で取ることに

なっていますが、

部屋に小さな冷蔵庫も

あります。

 

政経塾では一年目は

ずっと寮で暮らし

2年目からはそれぞれの

活動に応じて、

寮に残る人も出る人もいます。

 

私は実家が近かったので

週末は帰宅して

月曜の朝、始発で湘南に

戻ることも。

 

毎朝6時に
ラジオ体操があるので

そこに戻っていることが規則です。

そう、

政経塾の朝はラジオ体操で始まり

敷地内の清掃

鵠沼海岸までのウォーキング

から始まります。

 

雨が降っても、

一人しか寮にいなくても

必ずすることになっています。

 

食事は3食ともに
食堂で取ることもできれば
自室で取る人も。

 

一年目は授業がびっしり入っているので

外出食べるのは

都内の研修がある時くらい、、、

 

一体どんなことを学ぶのかといえば

範囲が広すぎてなんとも言えないのですが

 

その分野の第一線で活躍されている

一流の先生をお呼びしたり、

先生のところにお邪魔して

講義を受けて、レポートを書く。

これが基本です。

 

毎週定期的にあるのが

・茶道

・剣道

・書道

・論語

論語の後は、座禅もします。
一年目の半ばには座禅研修があって

朝から晩まで座禅をする合宿に行きます。

 

 

政経塾で教えていただいたことの一つに

お礼状書きがあります。

 

講義をしてくださった講師の方が

塾からお帰りになる時は

全一列になって車が見えなくなるまで

お辞儀をしてお見送り。

 

その後、講義の感想とお礼を

書面にまとめてそれぞれが送ることに

なっています。

 

先生の中にはお返事をくださる方も

いらして、

きちんと読んでいただけているのだと思うと、
講義を聴く時、
さらに真剣に耳を傾けるようになりました。


 

人としての「限界」に挑戦


寮の中でスーツを着て受ける講義の他に

全員参加の研修活動が毎月の様にあります。

 

座禅研修もそうですが、
変わったところだと
✅ 自衛隊合宿

✅ 100km行軍

✅ 熊野古道・伊勢神宮研修

✅ 裏千家での研修

✅ 中国工場研修

それ以外にも大使館に招待されたり
トイレを素手で清掃することもしました!

これは塾内での個人活動の一環として

いろいろ縁重なり、、、

イエローハットの鍵山社長は

「掃除道」という本を出版されている

ことからもわかるように

日本を美しくする会というNPO法人の

相談役もと務められています。


その鍵山社長とご縁をいただき

公衆トイレを素手で掃除するという

会に参加しました。

 

 

全体的に塾の活動を振り返ってみると

体力を使うものが多いですね(笑)
 

100km行軍は

24時間で100km歩くという

一年生の登竜門。

 

チーム生で脱落者が出ると

全員翌年も歩くというペナルティがあるので

絶対失敗できません。

 

私は体力が無いことに自信があったので

同期のKさんにお願いして事前練習を

2回してもらいましたが

それでも100kmは辛かった、、、

 

途中コンビニの灯りがどれだけ

心強かったか。

 

ラスト数キロ、先輩達の叱咤激励が

あったからこそ、歩き通せた気がします。

 

キツさで言えば、

この後行った熊野古道往復も

辛かったですけど、、、

 

この時の体験があったからこそ

のちに富士山に登ったり

フルマラソンに挑戦できたり

したのかもしれません。

 

今までずっと運動できないと思ってた

自分の殻を破る

大きなきっかけでした。

 

 

 

 

個別活動で東奔西走

 

私が院卒後の進路として
政経塾を選んだ

一番大きな理由は

終わりのない環境問題、
中でも地球温暖化や

持続可能な社会というテーマを

いろんな切り口から調べてみたい

という思いがあったからです。

 

塾生は2年目から
自分のテーマを持って、

それを講堂でプレゼンし

その時の成績によって
「活動費」をいただいて

個別活動に進みます。

 

多分、今人前で話すのに

全く抵抗がないのは

塾で鍛えられたからです。

 

20分(だったかな)のプレゼンをして

その後試験管の質問に答えることを

年に何度もしているうちに

心臓に毛が生えてきました(笑)


私が最初に選んだ行先はアメリカ。
2年生になってすぐの4月に

どうしても参加したい国際会議があって

 

4月の1ヶ月は全塾生が寮に戻って

新入生を迎えること

という規則を破って渡米したことは

後々問題となりました。


 

でも、行ってよかった

 

 

その会議に参加して見聞きしたことを

毎日発信して、帰ってきてからも

日本語と英語のレポートにまとめて

いくつかの雑誌に掲載してもらったことで

 

行かせてもよかった

 

という評価になったと思います。


そこをきっかけに、北は北海道から

南は九州まで

2年間の個別活動時代に

1箇所にまとめていたことは

ほとんどありませんでした。

 

 

持続可能な農業

小規模自家発電

バイオディーゼル

地域通過

環境教育

自給自足の生活

個人資産を持たない共同体

 

数え出したらキリがないくらいの事例を

国内外で見せていただきました。

 

1日に何件も

現場をはしごすることもあったし

 

出先から出先へそのまま

移動もしたし

 

泊まり込みもあれば

夜行バスで移動もしました。

 

 

あれだけの活動ができたのは

20代ならではの若さと

エネルギーがあったから。

 

今同じことは絶対できないし

する必要も感じないけれど

 

何かを知りたかったら

まず現場に身を置くべき

という感覚は塾生時代に

培った価値観だと思います。


 

異端児の進路

 

卒塾生の4割が政治活動を志し

4割が経済活動として経営者や専門職に

なる中で、

私はもしかすると4%の「その他」に

入っているのかもしれません。

政経塾に3年間身を置き

何度も選挙活動のお手伝いを

してきましたが

ついに自分が政治の道を志そう

という気には

一切なりませんでした。


だからと言って

就職活動をするのも難しく

同期のように「研修生」として

塾に残る道も選ばず

とにかく一度卒塾して

そこから考えることにしました。

なんとかなる。

 

在塾中に共著で本を一冊書かせて

いただいたことや

ドキュメンタリー映画を撮って

渋谷のUPLINKという映画館で

自主上映したこともあったので

 

いざとなったら文章を書くか

何かしらの発信で

仕事をしていこう。


そんな思いを胸に

政経塾を卒塾しました。
 


次は
卒塾後の進路〜フリーランス編〜
です。

期間としては長いけど

1記事にまとめられるかな、、、

 

 

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【プロフィール】

田草川(たくさがわ)かおる

田草川かおる たくさがわ
 

6歳から11歳まで、アメリカのNYで育つ。
15歳から17歳までシドニーに留学し、
飛び級して高校を卒業。
慶應義塾大学法学部、
社会人経験を経て京都大学大学院へ。

結婚前は
「持続可能な社会・ライフスタイル」
のデザインをテーマに
翻訳・通訳、執筆、講演などに従事。

2011年よりオーストラリア、シドニー在住。
10歳、5歳、3歳の子どもたちを
モンテッソーリで子育て中。

長女が2歳の時モンテッソーリに出会う。
その後、オーストラリアで唯一
大学卒業の資格が取得できる
モンテッソーリグラデュエイトディプロマを取得。

シドニーにある
モンテッソーリ幼稚園で親子教室を担当。
第二子出産以降は
プライベートレッスンを中心に
モンテッソーリの普及に務める。

2019年より、
自宅で学べる「おうちでモンテッソーリ」主宰。
日本、シドニー、アメリカ、
ヨーロッパ、アジア、南米のママを対象に、
家庭内で実践できる
モンテッソーリ子育て法を伝えている。

2020年、ミエルカパートナー第一号に認定。
2ヶ月で100人にミニセッションを
提供した後に、
現在世界各地のクライアント様に
単発、継続のセッションを提供中。