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ステップあやです。>昨日の記事で取り上げたペンネームダイエット難民からのご相談の後半部分についてのお返事です。
 
 
*体重記載ありますので自己責任で読み進めてください。
 
 

 

でも、私より綺麗な人で豚バラもスイーツも食べます。でも私より痩せています。でも、私より痩せている人で私よりヘルシーな人もいます。その人は私より元気です。

 

 

私にはこの違いが理解できません。なぜ私はこの人たちのようになれないんでしようか?なぜ太るんですか?(今は食事管理してるので太ることは無いですが)普通に食べて痩せていることは無理なのでしょうか?

 

ちなみに私はいま160センチで44キロです。

 

 

 

 
 
 

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今日は赤字部分について、私からのお返事です。
 
といっても直接の質問内容とはちょっと違う返信になります。
 
 
 
直接の質問の"自分より自由に食べていても痩せている人と、そうでない人の違いは何か"ということについては、色んな答え方があるけど、栄養学や体の仕組み的なことは、一言で説明できないので、昨日の段階では、本のご案内をしました。
 
 
ご紹介した本は

○脂質=太る、炭水化物=太る
 
○摂取カロリーが多いほど=太る、少ないほど=痩せる
 
○食欲を我慢して"痩せる食べ方"に従うほど=痩せる、従わずに自分の食欲で自由に食べていたら=太る 
 
○痩せるためには=ダイエット
 
…などの考えが”当たり前じゃない?”と"思い込んでいる人には、ちょっとその当たり前を覆すきっかけになりそうな説明を入れていると思います。
 
 
今日はそれ以外に、いただいた文章から気づいたことを以下に書いてみるね。
 
 
もしかすると、ダイエット難民さんの中には以下のいずれか、または、複数の思い込み""当たり前"があるのかな? 
 
 
① 160センチ44キローー無理して作ってるこの体重や体型もヘルシーだという思い込み
 
②”ヘルシー”とは何か?”の価値観の歪み
 
③痩せている=キレイ,とか、自分より痩せてる=自分よりキレイ、に限定されちゃってる美の価値観の歪み(思い込み)
 
④SNSや周りの友達に見る”ポジティブな一面が事実のような気がして”自分以外はみんなうまくいってる”って思い込み
 
 
…など。
 
もちろん、文章だから、100パーセントあなたこうでしょうっていってるのではなくて、あくまでも短い文章からわたしがもしや?と感じたことにすぎないので、まちがってたらごめんねあせる
 
 
 
ハッピーな思い込みは持ってていいけど、生き辛さにつながるものは、思い込み(事実ではないけど自分がそう捉えたんだな)って気づくことが、回復の一歩だよ
 
 
 
まず最初のふたつから見ていこう。
 
① 160センチ44キローー無理して作ってるこの体重や体型もヘルシーだという思い込み
 
②”ヘルシー”とは何か?” --ここにもおそらく思いこみがあると思う。
 
 
書いてくださった身長と体重が、モデルにも痩せすぎでなれない低体重だっていう自覚が、ご本人にあるかどうか。たぶん、ないよね。。
 
 
BMIについて調べてみたらわかると思うけれども医学的に低体重=不健康、なんです。もちろん、遺伝子的に”太れない体質”の人にとっては、痩せすぎが自然な形ですからすべての人にとってそうとは思わないけど、一般的な体質の人がその体重に頑張ってなったらそれ、不健康なの。
 
 
ごめんね、説明が難しいところなんだけど、
責めてるのではないからね。
 
私も摂食障害の時は、それくらい痩せすぎと思わなかったしさ。
 
 
だけど、自分にとって不健康な痩せを維持するということは、食欲や代謝機能も不健康になる可能性、
 
つまり
 
過食衝動に悩まされるようになったり、
 
食べ物が一日中頭の中をグルグルするようになったり
 
たいして食べなくても太りやすい省エネ体質になったり
 
という可能性も高くなるということでもあるってことは知っておいて欲しい。
 
 
*、私の本にも書いたけど、私もこうなって、無理なダイエットで激やせした15年後には"小太りの拒食症"に本当になっちゃった💦 体の仕組み的なものは、私の本や記事冒頭のリンク集にたっぷりうらづけあります。
 
 
 
もちろん、それだけじゃなくて、体の病気になる可能性も高く確率も増えるから不健康とされてるのだけど,不健康だって自分が痩せたいなら別に自分だけの問題だしいいんじゃん、って思うかもしれない。
 
けどね、低体重(医学的に痩せすぎ)のお母さんからは低出生体重児で生まれる確率も増えることも指摘されていて、そのように生まれた子供は糖尿病などの生活習慣病になりやすいのだそうです。
 
 
ここ迄聞いても
 
「いや、痩せ過ぎだけど不健康じゃないよ?私も私より痩せてるあの人も元気だよ? ヘルシー(に見える)よ? 」
 
って納得できないかもしれない。
 
そうだとしても、私もずっとそうだったという意味でそう感じてしまうのはわかる。
 
 
も低体重=ヘルシー=健康的、というのは、もしかしたら思い込みなのかなって見方は持っておいてほしいんだ。
 
 
 
思い込み、価値観の歪みって、
何度も書いたけど
あなたが”オカシい人”って意味じゃないからね。
 
 
鈍感な人でない限り、誰にでも起こりえることなのです。
 
 
 
そもそも、、痩せすぎの体が美のサンプルとして雑誌やテレビで当たり前のようにみせられる世の中にも問題あるし、今の時代だと「健康的で美しい体型のサンプル」としてみせられる体型(肌の質感もなんでもそう)が、そもそも不健康になってるのも事実。
 
 
美意識まで洗脳されてしまうのも本当によくあることなの。
体型以外のことでもそう。
 
 
 
 
低体重についてはこの辺も読んでみてほしい。
 
 
 
snsで”低体重”を維持してる人たちについても疑った方がいいよ。
 
 
 
次はこれ。
 
③痩せている=キレイ,とか、自分より痩せてる=自分よりキレイ、に限定されちゃってる美の価値観の歪み(思い込み)
 
 
これが自分にあるかどうかの点検は、以下の記事を読んでみてください。
 
ミスユニバースの元栄養コンサルタントの方も、目指すならbmi20までっていってるよ。
 
 ↓↓
 
Bmi20って、158センチの人で50キロくらいです。160センチのあなただと、もっとあってもいいってことだ。ありえないって思うかもしれないけれど。
 
 
 
 
 
それと、、たぶん、あなたにはあなたより細く見える人も、そんな細い人ばかりじゃないと思うよ。
 
理由はいくつもあるけどまず
 
体型って細ければキレイに見えるわけでもなくて、バランスで見え方が全く変わるんだということ。
 
どこかが細くなったぶん、他が太く見えちゃうこともあって、
 
逆に全体の肉付けたほうが
スタイルよく見えることも本当にあって。
 
 
一般人がモデル並みに痩せても、骨格の違うモデルみたいにはならず、顔が逆に大きく見えたり、ウエストほそくなったぶん太ももが太く見えちゃったりすることも普通にあるんですえーん
 
 
つまりあなたから見て細く見える人も、細すぎないから細く見えることもあるんだということね。
 
 
↑この原理は、服の着こなしや髪型やヘアセットでもそうだよ。
 
自分の体型にあった、バランスの取れる着こなしをすれば、痩せてなくても痩せて見えるし、逆に太く見える服の着こなしすれば太ったように見えるっていうのも本当にあって
 
つまり痩せなくても
自分を”魅せるファッション”してるから
きれいに見える
 
この状態を、ダイエットを意識しだしてから、キレイになる=痩せる という視点でしか考えられなくなると、あの人キレイに見える=やせてるからだって、なんでもかんでも痩せてるせいのような気がするの
 
 
 
そういうこと、
私も摂食障害の初期はほんとにわかんなくて、
 
痩せてもまだココが太い、
あの人より太いからもっと痩せなきゃ
テレビに出てる人はあの身長であの体重なんだから、
 
 
、、ってなんか、痩せなきゃいけない理由みつけては、"低体重”を目指して痩せることにも、キープするダイエットをやることにも、ぜんぜん疑問をもたなかった
 
 
無理のある体型を維持しようとしていれば、体は防衛反応で過食や省エネ体質を作るから、当たり前だったのだけど、当然、過食が止まらなくなる時がきて、それでも太りたくないからと嘔吐や下剤や生活がままならなくなる運動強迫をしてまで痩せようとしました。

 
*注意) 嘔吐や下剤はその場の体重増加が防げる気がして依存していきますが、結果的に太るし過食は泥沼化しますし、それ以外にも美とは逆方向にいくデメリット一杯ありますので今してないひとは絶対しないほうが治りは早いよ~
 
 
 
こういっても、全然響かない時は響かないのもわかる。
だけど、それでも、そうなのかな、かも?でいいから、思ってみてほしい。
 
本当に、周りの人でキレイだなって思う体型の人も結構、50キロ台の人は多いんですよ。
 
 
ジムの仲間と体重や体脂肪率などの結果を見せ合ったりしてるとき、私があの人細くていいなって思ってる人も体重はけっこうあって驚いたことあるけど、健康診断で毎日人の体重はかってる看護師さんも同じこと言ってた☺
 
 
そりゃそうです。
 
ちゃんと体のガソリンともいえる炭水化物食べてて、
 
細胞膜やホルモンの原料になる脂肪も食べていて、
 
体が元気に動き食欲安定するために必要な糖質の貯蔵もあって、
 
60兆個の細胞を潤し肌をきれいに保つ水分も十分行き届いてて
 
生理も順調で骨密度もしっかりしている、
 
そんなぎゅっと詰まった健康な体は重くて当たり前なんだ。
 

*↓参照
 
 
摂食障害になると、その症状として自分より痩せてる人ばかりを目に追ってみんな痩せてる気がする、って症状も、全員一人残らずとはいわないけど多くの人にあるもので、それは病気未満のダイエット依存症の人もそう。
 
自分の体が実物の10倍太く感じる

痩せすぎても痩せすぎに見えないのも同じことだよね、。
 
 
治そうって決めて食べて良くなってきた人は、そんな時あったなーって振り返れるようになってゆきます。そこに達するまでは、とても辛いけれどもその日が来るのです。
 
 
↓ここで紹介した方もいってた
 
 
 
 
それと、最後にもう一つ、
 
 
④SNSや周りの友達に見る”ポジティブな一面が事実のような気がして”自分以外はみんなうまくいってる”って思い込みもあるのかも。
 
 
 
もしも、あなたが比べている”みんな”の意味が、SNSでみるお友達やダイエットアカウントのキラキラ投稿だとすると、
 
 
その比べている対象がそもそも
”真実でないもの”であることも多い、、
 
っていうか、
 
殆どは、”嘘”ではなくても
見るままそのままの真実じゃないよ。
 
 
他人のことって、そこに見るほんの一面だけしか私たちは知らない。
 
 
クリーンと信じるものを食べる自分が好きでやけ食いなんてダメと思ってる人は、わざわざ自分の見せたくない面を人に話したり、snsに載せたりしない。
 
過食や拒食やオルトレキシアで苦しんでいても、本人がイイことしてると思って気づけてないことも多いし、気づいても大部分のひとはそれわざわざSNSに載せたり、誰でも彼でも話したりはしない。
 
 
だから本当に、そこに見る一面がすべてじゃないのにそこしか見なくなると、
 
自分以外のみんなはそこで見せてるキラキラした部分ばかりのような気がして
 
なんでみんなはできてるのに自分は、
とか
皆みたいに頑張らなきゃ
とか、
 
っていう気持ちが煽られて、敏感な人ほど、どんどん誰かや何かとの比較して自己否定、それが真実と思い込む、そんな暗示にかかってしまうの。
 
 
このブログでも紹介したけど、
 
SNS上では糖質制限のカリスマも
 
ファッションリーダーでも
 
ダイエットジムのトレーナー側だった人でも
 
医師や看護師や栄養士として指導してる方でも
 
ボディメイクの大会に出てたひとも
 
実は苦しんでた人もいて
気づいてもポジティブ以外は見せられない人もいて
まだダイエット依存症で回復段階の人もいて、、
 
自分が発信してる”キラキラした私”に苦しんでることに気づいてるけど、もうどう抜け出せばいいのか分からずもがいてる人も少なくないんだ。
 
 
ここのブログでも、許可貰えたものは紹介したこともあります。
 
 
そして当たり前だけど、ダイエット本やダイエット情報は、売るための情報なので、売れなそうな内容は出したがりません。
 
以下は私の出版企画で売り手ともめて没になた時の話。

 

 

 
 
 
 
当たり前
思い込み、
価値観の歪み
固定観念
 
色んな言葉でいうけど、辛いなって思ったら、自分を苦しめてる思い込みをほんとかな?って疑ってみてください。
 
痩せているのが美しいも
痩せているのが健康的も

刷り込まれた価値観なのではないか
無意識のうちに受けた洗脳なのではないか

 

 

 

 
って。
 
 
ちょっとリンク多くなっちゃった。
 
少なくしようと思ったけど絞れなかった。今のあなたに何が届くかわからないけど、今のあなたに少しでも一つでも響く言葉、考え方のヒントを見つけていただければ幸いです。
 
 
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
 
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